全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ 作:けーやん
今回は林間合宿の後日談+家庭訪問回です。
林間合宿3日目で起きた
家に帰るとオヤッさんたちが俺の帰りを待っており、心配していた様子であった。
更にLINEでミルコさんやホークスさんからもメッセージが届いていたので無事の連絡を入れて、その日から生徒の俺たちは暫く自宅待機を命じられた。
そして、数日後。
雄英の緊急会見が生中継で放送された。
会見には校長の他にヒーロー科担任である相澤先生とブラド先生が出席しており、今回の事件への謝罪と記者たちの質問に答えていた。
世間では生徒たちが危険な目に遭った事や
記者会見でもそれを問われており、記者の中には"雄英生徒にも問題があるのではないか?"や"体育祭での爆豪の態度が
しかし、校長や相澤先生たちがそれに対して真正面から答えていたのを見て、雄英は俺たちを見てくれている事を改めて知る事が出来た。
それと同時期に、ヒーローたちと警察が動いていた。
神奈川県の神野区に
しかし、連合もヒーローたちを迎え撃った。
TVの生中継で流れたオールマイトと
事件発生場である神野区も含め、日本中が緊迫した。
そして、
普段の筋肉隆々だった肉体はミイラの様に細く、まるで別人と入れ替わったかの様に錯覚する程、本当のオールマイトは痩せ細っていたのだ。
その姿に、日本中は衝撃を受けていた。
日本のNo.1ヒーローは、
しかし、それでもオールマイトは最後の力を振り絞り、
ボロボロになりながらも左手を天に突き上げる姿に日本中がオールマイトを讃えた。
しかし、オールマイトが言った
"次は、君だ"
それは
どちらかと言えば、"後は君に任せる"と言っている方が何処かしっくりきた。
もしそうであるなら、オールマイトは後の日本を誰かに託した事になる。
そう考えながら、俺は中継を観ていた。
そして数日後、雄英から1通の通知が届いた。
内容は、今回の事件を踏まえ"生徒の全寮制を実施する"事が記載されていた。
俺はそれを見て、入寮する事を決めオヤッさんにその事を話すと、直ぐに承諾してくれた。
本当は店の事もあるから反対されると覚悟していたが、その件については何とかすると笑って言ってくれた。
そして遂に、家庭訪問の日が訪れた。
3階のリビングには俺とオヤッさん以外に、珍しく髭を剃り、髪を整えた相澤先生と包帯とギプス姿のオールマイトが対面する様にソファに座っていた。
「我々も普段から募らせていた慢心を反省し、より強い意志で生徒たちを立派なヒーローにさせてみてます。どうか、改めて来太くんを我々に預けて貰えないでしょうか」
「私からも、宜しくお願い致します」
相澤先生とオールマイトが深々と頭を下げる姿に、オヤッさんが口を開く。
「相澤先生、オールマイトさん、頭を上げてください」
オヤッさんの言葉に相澤先生とオールマイトが頭を上げる。
「来太は……私の友人の子です。幼い頃に事故で両親を喪い天涯孤独のこの子を私が引き取り、今まで育てて来ました。これまでこの子がやりたいと決意した事を見守って来ました……今回の件も同様です。この子が雄英でヒーローを目指したいと決めたのなら、私はそれを応援して行きます」
隣に座る俺の頭を撫でながら、オヤッさんは笑って言った。
「ありがとうございます」
「佳面少年の事は我々に任せて下さい」
相澤先生とオールマイトもオヤッさんの言葉を受け取り、決意を固めた表情をする。
「あの、すみません。オールマイト」
「何だい?佳面少年」
「少しだけお話し出来ませんか?」
家庭訪問が終了後し、相澤先生とオールマイトが去ろうとする前に、俺はオールマイトを呼び止める。
「相澤先生、宜しいですか?」
「……5分だけだ。他にも回らないといけないからな」
「すみません。ごめん、オヤッさん」
「……分かった。あまり長引かせるなよ」
「うん」
そう言ってオヤッさんと相澤先生は3階を出る。
「それで、話とは何だい?」
「……この間の神野の件です」
オールマイトはピクリと反応する。
「オールマイトはカメラに向かって"次は君だ"と仰っていたと思いますが……アレは
「あ、アレかい?アレは……」
オールマイトは言葉を詰まらせる。
そんなオールマイトに、
「
「ッ!!」
確信を突かれたのか、オールマイトの表情が僅かに固まる。
「普段から良く一緒に居ましたし、オールマイトは特に緑谷を気に掛けていたので、もしかしたらと思いましたが……」
「い、いや!アレは緑谷少年に言ったんじゃなくて!?」
動揺するオールマイトに、俺はそのまま言葉を続ける。
「
「!!」
神野でオールマイトが闘った
「何故君がその名を……」
「すみません、個性を使って調べました。オールマイトとオール・フォー・ワンとの因縁について、オールマイトの身体に大きな傷を残した事も」
神野事件が生中継された後、俺は【
「君の個性は変身系の筈……」
「その変身の中に情報収集に長けたものがありまして、それを使いました。けど、俺が調べたのはあくまで
「しかし……」
オールマイトは又もや言葉を詰まらせる。
余程他人に話せない内容なのだろう。
「周りを巻き込ませない為、ですか?だけど、今回の神野の件でオールマイトが引退した原因は俺にもあります」
「違う、林間合宿の事は君も被害者だ」
「けど、俺が連合に目を付けられたせいでもありますよね?奴らの狙いに俺の誘拐もありました」
「!!」
オールマイトは驚愕した表情をする。
「オール・フォー・ワンには
「……闘っている間、奴は言っていたよ。"様々な姿に変身し、異なる能力を使う個性に興味が湧いた"っとね……」
オールマイトはオール・フォー・ワンが言ったセリフを口にする。
「爆豪に関しては性格的にヒーローよりも
「それも知っていたのか」
「だから……と言うのは半ば脅迫になりますが、貴方が引退した原因に間接的に俺は関わっています。他人事で済まされません」
俺はオールマイトの目を見て、そう言った。
「……分かった。此処まで知られたら、君にも話さないといけない……だけどその前に、緑谷少年にもこの事を話しても良いかな?彼にも立ち会って貰わないといけない」
「解ってます。……すみません、秘密を暴く様な事をしてしまい」
「いや、今までも周りを騙し続けていた私が悪いよ。すまないね、気を遣わせて貰って」
「此方こそ、気を遣わせてすみません」
話を終えたオールマイトは待たせている相澤先生の元へ行く。
「それじゃあ、日取りが決まったらこっちから連絡するよ」
「すみません、お願いします」
「また学校で」
「はい」
こうして、俺の家庭訪問は終わった。
次に雄英に行く時は、俺がこの家を離れる時となったのである。
ライダーくん、入寮を決める
林間合宿での
ライダーくんは入寮を決意し、育ての親である藤兵衛もそれを承諾する。
ライダーくん、オールマイトの秘密に気づき、共有する
ライダーくんはオールマイトに"次は君だ"の真相を確認する。
最初ははぐらかすオールマイトで有ったが、普段から緑谷と共にいる事が多い事も含め彼に対する態度を含め、後継者は緑谷である事を突き止める。
次回 久しぶりのガチャ回
内容のヒントは「悪魔」です。
今後のピックアップガチャ
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仮面ライダーガッチャード
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仮面ライダーガヴ
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仮面ライダーゼッツ