全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第78話を投稿します。

余談ですが、最近【HUNTER×HUNTER】を読み直して改めて面白いなぁと思いました。

ふと念能力でスパイダーマン等のMARVELヒーローの能力再現する小説とか面白そうだと考えましたが、今は連載中の作品を無事に完結させるよう頑張ります。
それと番外編もGW頃に投稿再開させます。

あとアニメONE PIECE 1015話の作画がエグ過ぎて録画で何度も観てました。東映スタッフさん、あのレベルは最早TVシリーズじゃなくて劇場版並ですよ……。

あと『SPY×FAMILY』と『かぐや様』も面白いです。


72スレ

【飯田視点】

 

「うお!?何か出て来たぞ!」

 

「誰だ!?」

 

「変身した佳面さんと似た形状の鎧を着けてますが……」

 

「俺の黒影(ダークシャドウ)と似た眷属か……?」

 

変身した佳面くんの隣に突如現れた存在、バイス()()に観戦する皆が驚愕する。

 

「変身したね、飯田くん」

 

隣に居る麗日くんがヒソヒソと話し掛ける。

 

「ああ…佳面くんが何とかするだろうが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……」

 

「あはは、あん時はびっくりしたよね」

 

「笑い事じゃないぞ、麗日くん。あの時は佳面くんが止めてくれたから何とかなったが、君は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

苦笑する麗日くんに俺は()()()を思い出しながら注意する。

 

「はいはーい!皆さん、ご注目〜〜!!俺っちはクールでセクシーな悪魔系ヒーロー、"仮面ライダーバイス"!そんで、こっちは来太が変身する"仮面ライダーリバイ"!2人揃って!"仮面ライダーリバイス"!!史上最高のヒーローの登場だぜ!!」

 

するとバイスくんが突然アピールしながらこの場に居る俺たち全員に自己紹介をする。

 

()()()()()()()()()だぁ?その称号は俺ンだわ!!殺すぞコスプレ野郎!!」

 

「かっちゃん……!」

 

爆豪くんが凄い目つきで佳面くんとバイスくんを睨むと、バイスくんが怯える真似をしながら爆豪くんを指差す。

 

「あらやだ、あの子怖〜い!おたく、ヒーローより(ヴィラン)の方が向いてんじゃね?リク○ビとかin○eedに申し込めば?」

 

「アアッ!?」

 

「こら、バイス」

 

すると、爆豪くんを煽るバイスくんに向かって佳面くんがチョップする。

 

「あイテッ!?何すんだよ来太!」

 

「今のはバイスが悪いからね。それより闘いに集中して」

 

「おっと、そうだった!皆纏めて俺っちがギッタギタのメッタメタにしてやるからな!」

 

「その台詞もギリギリだからね」

 

(本当に大丈夫だろうか……)

 

バイスくんの態度に呆れながらも構えを取る佳面くんに俺は少し同情する。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「フッ、ハアーッ!」

 

「ヒャッホー!」

 

俺とバイスは焦凍と切島へ駆ける。

 

「チッ!」

 

焦凍は再びフィールドに手を翳し氷結する。

 

「ハッ!」

 

「よっと!うわ!?冷たっ!」

 

迫り来る氷結をジャンプで回避し、俺は焦凍の、バイスは切島の前に着地する。

 

「ハアッ!」

 

「グッ!?」

 

着地と同時に放った前蹴りが焦凍の腹部に直撃する。

 

「悪魔パーンチ!」

 

「オラァッ!」

 

バイスの拳と切島の拳が交差するも、バイスは僅かに顔を逸らして直撃を回避し、切島の顔面に拳が突き刺さる。

 

「グッ!?」

 

「ハアッ!ハアッ!」

 

少し怯んだ切島にバイスは連続で殴りかかる。

 

「アタタタタタタタタタタッ!」

 

「ホワッターーッ!!」

 

高速連打からの右のアッパーカットが切島の顎に炸裂し、強烈な一撃に切島は宙に浮いた。

 

 

「悪魔百烈恐竜拳(ひゃくれっくすけん)!!」

 

 

「ゴフッ…」

 

「切島!?」

 

クラスでも防御力に優れている切島がフィールドに倒れ、焦凍が叫ぶ。

 

「切島が殴り合いで負けた!?」

 

「タフさならクラスでも1、2を争う奴だぞ!」

 

「圧縮訓練で硬度は前よりも増している筈なのに……!」

 

観戦している皆も切島が倒れた事に驚愕する。

 

「余所見してて良いのか!」

 

「クッ!」

 

俺は尽かさず蹴りを放ち、焦凍はそれを辛うじて回避し距離を離す。

 

「来太〜!俺っちのカッコ良い所見てた!どうだった!どうだった!」

 

「カッコ良かったから手伝ってバイス!」

 

「へへへっ、しょうがないなぁ来太くんは!待ってろ〜!」

 

褒められた事に上機嫌となったバイスは俺の所へ駆け寄る。

 

「いい加減くたばれや!」

 

「そう簡単にやられないぞ、かっちゃん!」

 

緑谷も爆豪の攻撃を何とかいなしつつ、新たに習得したシュートスタイルによる蹴り技で応戦する。

 

「お!デクっちやるね〜!俺っちたちも負けてらんないぜ、来太!」

 

「分かってる。ゲノムチェンジだ、バイス!」

 

俺はそう言ってセットされた【レックスバイスタンプ】を取り外す。

 

「うわ〜!?」

 

すると隣に居たバイスが俺に吸い込まれる様に戻る。

 

そのまま【リバイスドライバー】に備わった携行用ホルダーから【バイスタンプ】を取り出し、起動する。

 

 

『メガロドン!』

 

 

【メガロドンバイスタンプ】が起動したと同時に、再び俺の背後から謎の巨大画面が出現する。

 

 

 

そう言えばさぁ〜もう直ぐ夏が終わるね

 

 

突然どうしたの?

 

 

いやさ、ふと思っちゃったワケでして

 

 

来太は今年夏っぽい事した?

 

 

夏っぽい事か……

 

 

夏祭りのボランティアやったくらいかな?

 

 

俺っち花火やりた〜い!

 

 

それとスイカ割り!

 

 

スイカ割りは難しいけど花火なら出来そうかな

 

 

ホント!?やりたいやりたい!

 

 

折角だし、皆も誘ってみるか

 

 

 

 

「はぁ…」

 

【メガロドンバイスタンプ】の印面に息を吹き掛け、バックル部分に備わったスタンプ台に押印する。

 

 

『Come on!』

 

 

『メガロドン!』

 

 

『Come on!』

 

 

『メガロドン!』

 

 

スタンプ台に押印した【メガロドンバイスタンプ】の絵柄が浮かび上がり、認証したと同時にクラブミュージック風の待機音声が鳴り響く。

 

 

ウハハハ〜!

 

 

更に、バイスが透明で巨大な【バイスタンプ】を持ち上げながら俺の周囲を飛び回る。

 

俺は【メガロドンバイスタンプ】をスタンプ台の隣にあるスロットに装填し、横に倒す。

 

 

『バディアップ!』

 

 

ほいっと!

 

 

倒した【バイスタンプ】に連動してスタンプ台が正面を向く様に回転し、ドライバーから認証音声が鳴ると、バイスは持ち上げていた透明の【バイスタンプ】を俺を覆い隠すように押印する。

 

透明だった【バイスタンプ】は内部からインクが満たされ、重なっている俺の身体に纏わりつき、【レックスゲノム】から今度は絶滅種の鮫の一種であるメガロドンを彷彿とさせる紫色を基調とした特殊スーツを形成し定着する。

 

 

『潜るドンドン!ヨーイドン!ドボン!メガ・ロ・ド・ン!』

 

 

そしてバイスも身体が再び実体化し、【バイスタンプ】から転写されたアーマーがバイスの身体の各部に装着される。

 

 

『通りすがりのハハハハンター!』

 

 

アーマーを装着したバイスが着地したと同時にエネルギー体の【バイスタンプ】は砕け散り、中から変身した俺が姿を現す。

 

【メガロドンバイスタンプ】でゲノムチェンジした姿、【メガロドンゲノム】である。

 

「なるほどなるほど、何となく分かっちゃった」

 

「何が?と言うか……少しディケイドっぽいね、バイス」

 

「いやいや、来太もだからね」

 

「え?……本当だ」

 

メガロドンと他に何処となく【仮面ライダーディケイド】っぽい意匠を感じるアーマーを纏うバイスを見てそう言ったところ、バイスから指摘されたので自分の身体を見てみると、確かに俺のスーツのデザインも少し【仮面ライダーディケイド】っぽいものとなっていた。

 

本家との違いとしては、両腕にブレードが備わっているところか……。

 

「そんじゃあ行くぜ!念能力が使える俺っちたちのコンビネーションに勝てるかな!?」

 

「いや、それ別のハンターだから!」

 

色々ギリギリな発言をするバイスにツッコミを入れながら焦凍目掛けて駆ける。

 

「これならどうだ!」

 

焦凍は左腕から炎を放つ。

 

俺は【メガロドンゲノム】の能力を発揮させ、100ノットの速さでフィールドを泳ぐかの様に回避する。

 

「すいすい〜!」

 

バイスも浮いた状態で腕をかき出す様にして炎を避ける。

 

「ハアッ!」

 

「オラッ!」

 

俺は両腕のブレードで炎を斬り裂き、その隙にバイスがサメの顎のオーラを纏った回し蹴りを焦凍に放つ。

 

「ガハッ!」

 

咄嗟に氷結でガードするもバイスの蹴りによって砕かれ、そのまま腹部に直撃した焦凍がフィールドに転がる。

 

「足引っ張ってんじゃねぇぞ半分野郎!」

 

「グッ……悪い」

 

焦凍が自分の所まで転がって来た事に、爆豪がキレる。

 

 

「一気に行くぞ、バイス!緑谷!」

 

 

「おう!」

 

「うん!」

 

2人にそう言い、【リバイスドライバー】にセットされた【メガロドンバイスタンプ】を1回倒し、スイッチを押す。

 

 

『リミックス!』

 

 

そして【メガロドンバイスタンプ】をもう1度倒す。

 

 

『バディアップ!』

 

 

「バイス!」

 

「あいよ!よっこらせ」

 

突然バイスは逆立ちをし、俺はバイスの両足を掴む。

 

すると、俺とバイスの全身が上下逆の状態で折り重なり、お互いのアーマーが変形する。

 

 

『必殺!何トン?メガトン!メガロドン!』

 

 

上半分の俺は背ビレ・胸ビレ・上顎を、下半分のバイスは下顎・エラ・尾ビレを担当し巨大鮫へと変貌する。

 

これがリバイスの能力の1つであるリミックス変身である。

 

「佳面ともう1人が合体して巨大鮫になった!?」

 

「ギミック搭載し過ぎだろ!」

 

「何でもありかよ!?」

 

「シャーク!」

 

俺とバイスが合体した姿に全員が驚愕する。

 

「何だろうがぶっ殺す!!」

 

「下手に突っ込むな爆豪!」

 

焦凍の静止を無視して爆豪が迫る。

 

「死ねぇ!!」

 

「ハアッ!」

 

爆豪が攻撃を仕掛ける前に空中を高速で泳ぎ、回転しながら尾ビレでカウンターを取る。

 

「グッ!クソがァ!!」

 

「緑谷!」

 

「SMASH!」

 

緑谷の追撃による蹴りが爆豪を捉える。

 

「ハアァァッ!」

 

「グゥッ!」

 

その隙に俺とバイスは焦凍を大きな顎で咥えながら引き摺り回し、爆豪の居る上空へと打ち上げる。

 

 

『メガロドン!スタンピングフィニッシュ!!』

 

 

「「ハアァァァァッ!!」」

 

 

そして勢い良く突進して焦凍と爆豪を噛み砕く。

 

 

「グハッ……」

 

「く、クソがぁぁ……」

 

必殺技を直撃した2人はそのままフィールドに落下し、気絶する。

 

 

「勝負あり!勝者は佳面・緑谷チーム!!」

 

 

審判の相澤先生の判決と共に、模擬戦が終了する。

 

イェイ!イェーイ!!俺っちの大勝利!!皆〜!SNSで拡散してね〜!!『#ナイスバイス』でヨロシク〜!!

 

変身を解除すると、再び半透明になったバイスが調子に乗り出す。

 

「いや、拡散させないから。後、半透明だから皆に聴こえてないよ」

 

そんな〜!?けど良いもん!ニキたちとこれを読んでくれてるファンの皆に拡散して貰うもんね!!

 

(いや、ニキたちに協力を仰がないでよ……あれ?()()()()()()()()()()って何?)

 

俺はバイスのよく分からない発言に首を傾げるのであった。




最強生物の力で戦うライダーくんとバイス
持ち前の戦闘スキルと【バイスタンプ】を駆使した戦法で緑谷との連携攻撃で何とか模擬戦に勝利するライダーくんとバイス。

悪魔との契約はもはやお約束
バイスと初対面した時、ライダーくんはバイスとの間に契約を結んでいた。
内容は【人々を守る為に一緒に戦う事】と【人に迷惑を掛けたり襲ったりしない限り実体化しても良い】と言うもの。
お調子者のバイスを手懐けるのでは無く、共に居続ける事で信頼関係を築いていく方針となった。

※リバイス系のライダーに変身する際、自動的にライダーくんの身体は【ギフの遺伝子】を宿す五十嵐ライダーズと同様の体質となる為、ヒロミさんみたいに寿命が縮むデメリットは起きません。

次回、遂に仮免試験が開始!
登場する仮面ライダーのヒントは「蜘蛛」です。

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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