全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第84話を投稿します。


※今後の活動について【活動報告】に新投稿してますので、少しでも興味がありましたらご覧になって下さると幸いです。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=283740&uid=202117



78スレ

「いい加減にしろ2人共!!」

 

 

俺の怒りが混ざった叫びに、焦凍と夜嵐がハッとした表情をする。2人の間に何があったのか、夜嵐の抱く焦凍への感情は俺には良く分からない。

 

だけど、それが誰かを危険に晒す事なら正しいものでは無いないのだ。

 

「とりあえず」

 

「!」

 

その隙にギャングオルカは焦凍に接近して手を突き出す。焦凍は咄嗟に防御の態勢を取る。

 

「邪魔な風だ」

 

しかし、ギャングオルカは焦凍ではなく夜嵐に向かって超音波を放つ。

 

「ハアッ!」

 

超音波が夜嵐に直撃する前に、俺は超スピードで跳躍し夜嵐を掴んで避ける。

 

「あんたっ」

 

突然現れた俺に夜嵐が驚くも、俺は無視してそのまま焦凍の居る場所へ移動する。

 

「2人は救助者の避難誘導と護衛に行って。ギャングオルカたちの相手は俺だけでやる」

 

「来太ッ!」

 

「待って欲しいっス!自分だって!」

 

2人は食い下がるも、俺は振り向かず()()()厳しい言葉を言う。

 

()()()()()()()()()()()使()()()()()()?だけど2人は自分たちの意地を優先して互いの足を引っ張り続けてた……その結果、救助者と他の受験者たちを危険に晒そうとした。()()()2()()()()()()()()()()()()()

 

「「!!?」」

 

「行くよ、ベルトさん!」

 

『OK!』

 

 

『フォ!フォ!フォーミュラ!」

 

 

立ち尽くす2人を他所に、俺は【アドバンスドイグニッション】を再度回して"レバーモード"の【シフトフォーミュラ】を3回上げた事で【シフトフォーミュラタイヤ】が高速回転し、超スピードで(ヴィラン)たちに突進する。

 

「ハアッ!」

 

「ちょっ!?」

 

「さっきよりも速い!?」

 

(ヴィラン)たちがサポートアイテムの銃口を向ける前に接近し、瞬時に拳を叩き込む。(ヴィラン)たちは何も出来ずに地面に沈み、残ったのはギャングオルカのみとなった。

 

「圧倒的なスピードによる制圧……想像以上に脅威な存在だな」

 

驚愕するギャングオルカに、俺は構えながら言う。

 

「悪いけど救助者や他の受験者たちに手出しはさせない……ひとっ走り付き合えよ!

 

俺は超スピードでギャングオルカとの距離を一気に詰め、パンチとキックによる高速ラッシュを叩き込む。

 

「グゥゥッ!?」

 

ギャングオルカは俺のスピードに付いて来れずに地面を転がる。

 

『来太、先程シフトカーたちのサポート作業が終わった。タイプトライドロンで行くぞ!』

 

「分かった!」

 

ベルトさんの指示を受けた俺は【シフトブレス】に装填された【シフトフォーミュラ】を取り外し、【アドバンスドイグニッション】を回して【トライドロン】に似た形状をしたシフトカー【シフトトライドロン】を起動する。

 

 

『ファイヤー オール エンジン!』

 

 

起動した【シフトトライドロン】を【シフトブレス】に装填し、レバーを1回上げる。

 

 

『ドライブ!タイプ トライドロン!』

 

 

【シフトトライドロン】をレバーアクションした事で、【シフトブレス】から【シフトカー】の情報がベルトさんに伝達され、体表を覆っていた防護スーツである黒い【GP-ドライビングスーツ】から真紅の【G-パワードライビングスーツ】へと変わる。

 

そして【タイプフォーミュラ】の青い装甲からドライブの専用マシン【トライドロン】を彷彿とさせる真紅の鎧に換装され、最後に左肩に白いラインの入ったタイヤ【タイプトライドロンタイヤ】が装備させる事で俺はベルトさんと1つとなり、身体がトライドロンそのものとなったドライブの最強形態【タイプトライドロン】にフォームチェンジを完了する。

 

「又もや姿を変えるか……!?」

 

「一気にトップギアで行くぞ!ハアッ!」

 

【リアホイールブーツ】に装備されたタイヤを高速回転を利用した爆発的な加速力で再度ギャングオルカに接近し、拳を覆う強化グローブ【グランマイティグローブ】に圧縮エネルギーを纏わせたパンチを繰り出す。

 

「ハアァァァァッ!」

 

「グオッ!?」

 

エネルギーを纏ったパンチがギャングオルカの腹部に突き刺さり、ギャングオルカは地面を何回もバウンドする。

 

「グッ、図に乗るなァァァァ!!

 

何とか立ち上がり、ギャングオルカは今まで以上の超音波攻撃を放つ。【タイプトライドロン】になった状態とは言え、()()あの攻撃を喰らいたくない。

 

「ベルトさん!」

 

『OK!()()()()()()()

 

瞬時に俺は身体の主導権をベルトさんへ交代し、視覚センサーの【デュアルハイビームアイ】が黄色から赤色に変わる。

 

『フンッ!』

 

ベルトさんは右肩の肩部装甲ユニット【フェンダーサイドシールド】から電磁フィールドを発生させ、ギャングオルカの超音波攻撃を受け流す。

 

超音波攻撃を防いだベルトさんは【アドバンスドイグニッション】を回して【シフトブレス】に装填された【シフトトライドロン】を起動する。

 

 

『カモン!フレア スパイク シャドウ!

 

 

駆け付けてくれた【マックスフレア】、【ファンキースパイク】、【ミッドナイトシャドウ】の3体のシフトカーたちが【シフトトライドロン】に集約すると、ベルトさんは【シフトトライドロン】のレバーを上げる。

 

 

『タイヤカキマゼール!アタック1.2.3!

 

 

【マックスフレアタイヤ】、【ファンキースパイクタイヤ】、【ミッドナイトシャドウタイヤ】が出現すると、3つのタイヤが融合する。そして【タイプトライドロンタイヤ】が【アタック1.2.3タイヤ】に変化する。

 

再びベルトさんは【アドバンスドイグニッション】を回し、【シフトトライドロン】のレバーを上げる。

 

 

『アタック1.2.3!

 

 

【アタック1.2.3タイヤ】の攻撃ユニット【フレアスパイクロッサー】を発動させ、3体の分身を生成しギャングオルカを囲う、

 

『『『『ハアッ!』』』』

 

「グアァァァァァァ!!」

 

4人の【ドライブ タイプトライドロン】が一斉にニードルを射出し、超高熱の火炎エネルギーがギャングオルカを襲う。ギャングオルカは攻撃を受けて今にも倒れる寸前となっていた。

 

「ベルトさん、代わってくれ!」

 

『OK!再び運転を代ろう!』

 

俺の言葉にベルトさんは頷くと身体の主導権が俺に戻り、赤色だった【デュアルハイビームアイ】が黄色へと再び変わる。

 

「これで決める!」

 

 

【アドバンスドイグニッション】を回し、【シフトブレス】の【イグナイター】を押す。

 

 

『ヒッサーツ!フルスロットル!』

 

 

必殺技の認証音声が鳴り、【シフトトライドロン】のレバーを上げる。

 

 

『アタック1.2.3!

 

 

「ハアァァァァッ!!」

 

 

「グアァァァァァァ!!」

 

 

天高く跳躍した俺は右脚の【ハイダッシュレッグ】にエネルギーを集約させ、落下スピードを利用したライダーキック【トライドロップ】をギャングオルカに放つ。ライダーキックをまともに受けたギャングオルカは今度こそ地面に倒れて気絶する。

 

 

ビーーーーーー!!

 

 

『えー只今を持ちまして配置された全てのHUC(フック)が危険区域より救助されました。誠に勝手ではございますが、仮免試験全工程終了となります!!!』

 

すると突然ブザーが鳴り響き、試験終了のアナウンスが流れる。

 

「フゥ、終わった……」

 

『Nice drive!よく頑張ったな来太!』

 

「ベルトさんもお疲れ様。……そうだ、ドクター!」

 

試験が終了した事を確認し、変身を解除した俺は救急車のシフトカー【マッドドクター】を呼ぶと、サイレンを鳴らしながら【マッドドクター】が俺の所に駆け付ける。

 

「ドクター、ギャングオルカさんの治療をお願い」

 

俺の言葉に【マッドドクター】は受諾し、ギャングオルカさんの治療を始める。

 

「出来る事は全部やった。後は結果を待つだけだね」

 

『君は自分の力を最大限に発揮した。自信を持つんだ』

 

「ありがとう、ベルトさん」

 

ベルトさんの言葉に少し気が楽になった俺は、空を見上げた。




次回、試験の結果が発表!!
果たしてライダーくんは合格となるのか……!?

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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