全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ 作:けーやん
※今後の活動について【活動報告】に新投稿してますので、少しでも興味がありましたらご覧になって下さると幸いです。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=283740&uid=202117
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16:雄英の仮面ライダー
先程試験の全工程が終了しました。
もう直ぐ結果が発表されます。
17:サクラギ研究所のリサーチフェロー
お疲れ様!
18:杜王町の幽波紋使い
お疲れ。
19:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主
頑張ったね!
20:空座町の無下限呪術師
どうだった?
ライダーくん的には手応えはあったかな?
21:雄英の仮面ライダー
>>20
俺としては出来る事は全てやったと思います。
ベルトさんからもそう言われましたし。
22:太刀川隊の狙撃手
ベルトさんって事は、最終試験はドライブで挑んだんだ。
23:雄英の仮面ライダー
はい。
シフトカーたちに救助のサポートをお願いしたり、
24:メイドラゴン(幼女+ロリ巨乳)の主
>>23
え!?
タイプフォーミュラだけでなくタイプトライドロンにもなったの!?
25:サクラギ研究所のリサーチフェロー
オーバーキル……。
26:空座町の無下限呪術師
ま、仮免が懸かった大事な試験だからね。
出し惜しみは出来ないよね。
27:杜王町の幽波紋使い
それに相手はプロのヒーローだからな。
持てる武器をフルに活用しないと勝てなかったかもしれないしな。
28:雄英の仮面ライダー
はい。
あ、そろそろ結果発表なので一旦スレ抜けます。
29:空座町の無下限呪術師
了解!
結果報告楽しみにしてるよ。
30:雄英の仮面ライダー
はい!
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スレを抜けた俺は皆と共に運営の指示に従って試験会場の中央に集まった。
「こう言う時間いっちばんヤダ」
「人事を尽くしたのなら、きっと大丈夫ですわ」
緊張する耳郎さんを八百万さんが励ます。他の皆も合格しているか大なり小なり緊張と不安になっていた。
中央に集まると、ステージ上に設置された巨大モニターの傍の演台に目良さんが立おり説明を始める。
『皆さん、長いことお疲れ様でした。これより発表を行いますが……その前に一言、採点方式についてです。我々ヒーロー公安委員会と
『つまり……危機的状況でどれだけ間違いの無い行動を取れたのかを審査しています。取り敢えず、合格点の方は五十音順で名前が載っています。今の言葉を踏まえた上でご確認下さい……』
すると巨大モニターに合格者の名前が表示される。
「結構受かってるな!!」
「あ!私あったァ!やったァ!」
「ばッ!!!」
周りが自分の名前がないか探し出す。俺たち雄英A組も探し始める。
そして───
「よし、あった」←俺
「あ、あった!!」←緑谷
「あったぜ!峰田実!!!」←峰田
「あったァ…」←耳郎さん
「あるぞ!!」←飯田
「よし…」←障子
「コエーー」←瀬呂
「麗日ァ!!」←麗日さん
「フッ」←常闇
「良かったぁ」←尾白
「メルシィ!」←青山
「あったぜ!」←砂藤
「わぁーーーー!!」←芦戸さん
「…!」←口田
「点滴穿石ですわ」←八百万さん
「ケロッ」←蛙吹さん
「やったーー!!」←葉隠さん
「あった……けど」←切島
「ねェ!!」←爆豪
「……」←轟
俺と皆が自分の名前があった事に喜んでいる中、焦凍と爆豪の2人の名前は掲示されていなかった。
「轟!!」
すると夜嵐が大声で叫びながら焦凍の元に近付いて来た。数秒、2人は互いを見つめる。
「ごめん!!」
突然、夜嵐は自身の頭部が地面に当たる程に頭を下げる。
「あんたが合格逃したのは俺のせいだ!!俺の心の狭さの!!ごめん!!」
「元々俺が蒔いた種だし、よせよ」
「けど…!」
「お前が直球でぶつけてきて気付けた事もあるから」
焦凍の言葉に夜嵐は頭を上げると、今度は俺の方を見る。
「あんたも!あの時あんたは俺のミスをカバーしてくれた!それに、あんたの言葉で気付かされた!ありがとう!!」
再度頭を下げる夜嵐に、俺は言う。
「間違いに気付けたなら、俺からはもう何も言う事は無いよ。だから頭を上げて」
「ッ……!本当にごめん!!」
夜嵐の一連の行動が目立ち、周囲に居たA組の皆が気付く。
「轟、落ちたの…!?」
「ウチのスリートップの内2人が落ちてんのかよ…!」
「爆豪、暴言改めようぜ!」
「黙ってろ殺すぞォォォ!!」
此方を他所に慰める切島に爆豪が鬼気迫る表情でキレる。
「両方ともトップクラスであるが故に自分本位な部分が仇となったわけである。ヒエラルキー、崩れたり!うぐっ…!?」
調子に乗り始めた峰田の口を飯田が塞ぐ。
「轟くん…」
「轟さん…」
緑谷と八百万さんが心配そうに焦凍を見つめる中、目良さんが説明を続ける。
『え~続きましてプリントをお配りします。採点内容が詳しく記載されてますので、しっかり目を通していて下さい』
目良さんがそう言うと黒服の人達が合格者達にプリントを手渡しされ各自配られたプリントの内容に目を通す。
「切島くん」
「あざっす!」
「よぉこぉせぇやァァァ!」
「そういうんじゃねぇから、コレ」
(あれ?
運営から手渡されたプリントに目を通していく中、俺は自分の採点内容に思わず目を見開くと、目良さんが採点方式について説明する。
『試験のボーダーラインは50点。減点方式で採点しております。どの行動が何点引かれたなど、下記にズラーッと並んでいます』
「61点。ギリギリ…」
「俺84!見て俺スゴくね!?地味に優秀なのよね俺って」
「待って!ヤオモモ94点!?」
「ドンマイ、瀬呂」
自身の点数の高さを自慢してる隣でより高得点を採った八百万さんが誇る様に胸を張る。
「飯田くんどうだった?」
「80点だ。全体的に応用が利かないという感じだったな。緑谷くんは?」
「僕71点。行動自体ってより、行動前の挙動とか足止まってたりするところで減点されてる」
「こうして至らなかった点を補足してくれるのは有り難いな!」
「うん」
飯田と緑谷も自身の今後の課題について話し合っていた。
「佳面くん何点だった!?」
「ケロッ、どうだったかしら?」
「気になる〜!!」
すると、俺の所に葉隠さん・蛙吹さん・麗日さんが訊きに来た。
「はい、どうぞ」
俺は3人にプリントを見せる。
「どれどれぇ~……って、え!?」
「ケロッ!これって───」
「ひゃ、
「「「はあァァァーー!?」」」
3人が思わず大声を出すと、他の皆も驚愕して来て俺のプリントを見出す。
「えっ!?マジ!?満点!?」
「減点されなかったって事かよ!?」
「どんだけーー!!」
「凄え通り過ぎて逆に引くわ!!」
皆が俺の点数にドン引きする中で、緑谷が採点内容を読み上げる。
「【"個性"による迅速な救助活動のサポート及び、
「凄まじいな!俺も負けていられない!!」
「お前怖えよ!」
「怖いは酷くない?」
対抗心を燃やす飯田に対し、峰田は未確認生物を見るかの様に俺に怯えていた。
皆で一通り感想を言い合っていると、目良さんが話す。
『合格した皆さんはこれから緊急時に限り、ヒーローと同等の権利を行使できる立場となります。すなわち、
仮免を取得出来た喜びとは別に、
『皆さんご存じの通り、オールマイトというグレイトフルヒーローが力尽きました。彼の存在は犯罪の抑制になるほど大きなモノでした。心のブレーキが消え去り、増長する者はこれから必ず現れる。均衡が崩れ、世の中が大きく変化していく中、いずれ皆さん若者が社会の中心になっていきます。次は皆さんがヒーローとして規範となり、抑制できるような存在とならねばなりません。今回はあくまで
目良さんの言葉に俺たちは頷く。すると、目良さんは言葉を続ける。
『そして、えー……不合格になってしまった方々。点数が満たなかったからとしょげてる暇はありません。君たちにもまだチャンスは残っています。3ヶ月の特別講習を受講の後、個別テストで結果を出せば君たちにも仮免許を発行する予定です』
「「「オオオッ!!!」」」
まさかの救済措置に不合格者が歓喜する。
『今私が述べた
「当然!!」
「お願いします!!」
不合格である爆豪たちが気合いの入った返事を返す。
「やったね轟くん!」
「やめとけよぉ。取らんでいいよ楽に行こ?ひえらるきい……」
「待ってるぞ!」
緑谷たちが焦凍にエールを送る。そして俺も焦凍に近付く。
「焦凍」
「来太……」
俺は焦凍に拳を突き出す。
「俺は止まらないから。だから、先へ進みながら待つよ」
「ッ!?……直ぐに追いついてやるさ」
俺の言葉に、焦凍は驚きながらも少し笑みを浮かべて拳を合わせる。こうして、俺たちの仮免試験は終了した。
◾️◾️◾️◾️
試験に合格した俺たちは公安委員会から発行された"ヒーロー活動仮免許証"を受け取り、雄英に帰ろうとしていた。
そして、俺の仮免許証には名前と証明写真の他にヒーロー名である"KAMEN RIDER"が記載されていた。すると、俺の横を歩く緑谷が自身の仮免許を見つめながら歓喜の余り目尻に涙を浮かべていた。
「緑谷、歓喜の余り泣いてるよ」
「ホンマや!?」
麗日さんも嬉し泣きする緑谷に驚く。
「いやァ、なんかね……こうね……色んな人に助けられてきて、色んな人に迷惑掛けて来たから……だから……何て言うんだろ……"成長してるな!"って証みたいでなんか嬉しいんだ」
緑谷はおどおどしながらも、自身が成長した事を実感していた。そんな緑谷に、俺はクスリと笑う。
「そうだね。自分たちの目標に少しでも近づけたって感じだよね。折角だし合格した事オールマイトに伝えたら?」
「うん!早くお母さんやオールマイトに見せたい!」
「俺もオヤッさんたちにLINEで送っとこうかな」
そう言って俺と緑谷は仮免許証の写真を撮って伝えたい人たちへLINEで送信する。
「イレイザー」
Ms.ジョークさんが相澤先生に声を掛ける。
「折角の機会だし、今後合同の練習でも出来ないかな?」
「ああ……それ良いかもな」
「おーーい!!」
「あら、士傑まで」
すると今度は夜嵐がブンブンと手を振りながら此方に走って来た。
「轟!!また講習で会うな!!けどな!正直まだ好かん!!先に謝っとく!!ごめん!!」
「こっちも善処する」
事前に謝る夜嵐に驚くも、焦凍はそう答える。
「……すィ☆彼は──大胆と言うか繊細と言うか、どっちも持ってる人なんだね☆」
焦凍の近くに居た青山が夜嵐を見てそう言うと、今度は緑谷が何かを思い出したかの様にハッとした表情をして士傑生徒に話し掛ける。
「すいません!あ、あの!」
「?何だい?」
「気配を消す訓練ってどんな事をされてるんですか!!?」
いつの間にかノートとペンを持ちながら、緑谷は質問をする。どうやら1次試験で遭遇した士傑の女子生徒の気配を消す技術の事の様だ。
しかし───
「………?
「え!?」
士傑生徒は身に覚えの無いない事に首を傾げながら答える。予想外の返答に緑谷は驚く。
「ケミィさんって女子生徒の方が"普段から気配を消す事をしている"と仰っていましたが、心当たりはありませんか?彼女の変身の"個性"とその技術に俺たちは苦戦しましたが」
気になった俺も質問する。
「ケミィがかい?いや、知らないな。それに、ケミィの"個性"は変身の"個性"ではないよ」
「ッ!?……そうなんですね、ありがとうございます。そう言えばケミィさんは?」
「彼女は気分が悪いと言って先にタクシーで駅に向かってしまったよ。……そう言えば、あいつ此処3日くらい変だったな。何か普段と違うと言うか──」
「
「ああ。そんな感じだ」
(どう言う事だ……?)
話の食い違いに俺も緑谷、それと士傑生徒が困惑する。
考え込んでいると、後ろから両腕を掴まれる。振り向くと───
「何の話をしているのかな?佳面くん?」
「そのケミィって人が気になるのかしら?」
葉隠さんと蛙吹さんが並々ならぬオーラを放ちながら笑顔で訊く。
「(しまった……まだ
俺の言葉に、2人は聞く耳持たずで腕を掴む力を更に強める。
「落ち着いてるよ。そんな事よりさ」
「1次試験の時に岩陰で
こうして、逃げ場を失った俺はバスの中で2人の質問と言う名の取調べを受ける事となったのである……。
◾️◾️◾️◾️
試験会場から遠く離れた路地裏を先に駅へ向かった筈のケミィが1人歩いていた。するとケミィのスマホから着信音が鳴り、ケミィは通話をONにする。
『やっと繋がった!何処で何してる!?』
通話の相手が怒鳴る中、ケミィの身体から泥の様なモノが地面に零れ落ち、
『トガ!!』
その正体は、
「素敵な遊びをしてました」
『定期連絡は怠るなよ!1人捕まれば全員が危ないんだ!』
「大丈夫なんです。私は今まで見つからずに生きてきたので。それに有益でした。弔くんが喜ぶよ」
怒鳴る相手に、トガは嗤いながらポケットに入っていた小瓶を取り出す。その中には、人の血液がほんの少し入っていた。
「緑谷出久くんの血を手に入れました」
それは1次試験でケミィに
『取り敢えずこっちに合流しろ!寄り道はするなよ!』
「はいはーい」
トガは通話を切ってスマホを鞄に入れる。
「フフッ❤︎」
トガは嬉しそうに嗤う。それは1次試験でお茶子に変身していた時に来太に助けて貰った事を思い出していたからである。
"……命の危機だったら、俺はヒーローだろうと
"あのまま落下してたら体を痛めると思っただけだ"
トガは来太が自分に言った言葉を思い出すと、頬を赤くして早まる鼓動を抑える。
「本当に、本当に助けてくれた……!ステ様の時みたいに助けてくれた……❤︎」
系統は違えど、自分と同じ変身の"個性"を持つ少年。誰よりも速く人を助け、
「どちらかと言うと、王子様と言うより
「カァコ良かったなァァ!来太くん、佳面来太くん!」
「でも、血を一杯出したらもっとカァコイイんだろうなァァァァ!!」
狂気に満ちた
ライダーくん、仮免を取得する
減点されず100点満点で合格したライダーくん。これで晴れて"仮免"ヒーローとして活動する事が可能となった。
ライダーくん逃げてェェ!超逃げてェェェェ!!
デンジャラスガールこと渡我被身子に標的にされたライダーくん。まるで【風都探偵】でヤバい女幹部に執着される照井竜の様に。しかし本人はまだその事を知らない……。
今後のピックアップガチャ
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仮面ライダーガッチャード
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仮面ライダーガヴ
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仮面ライダーゼッツ