全ての仮面ライダーに変身したいと言ったけどガチャなんて聞いてないよ   作:けーやん

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第89話を投稿します。

遅くなりましたが、前に募集したアンケートの結果は文化祭編のオリジナルエピソードとして【料理対決】に決まりました。
アンケートご協力頂きありがとうございました。


仮面ライダーリバイス最終回観ました。
一輝の為に最期の闘いをしたバイスの姿にTV前で泣きました……。
またバイスが五十嵐家の前に現れるいつかの"明日"が来る事を心から願います(何かオーズっぽくなったw)。
リバイスに関わった全ての皆さん、1年間お疲れ様でございました!!と思ったらVシネ製作決定!!しかも主人公は大ニとヒロミさん!?
強化アイテムのバイスタンプも登場するみたいですが……令和ライダーのVシネは後味が悪い傾向にあるのでメインキャラが死なない事を願います。けど監督が【復活のコアメダル】の人だからまだ安心出来ないんだよなぁ……。

そんなリバイスの後にドンブラザーズも最終回(?)……と言うか、総集編でしたね。
MVPはマスターこと五色田介人でしたが、あの介人はゼンカイジャーとしての介人なのかそれとも介人の姿をした"神様"なのか疑問が残る回でしたね。

ウルトラマンデッカーでは前作主人公であるマナカ・ケンゴことウルトラマントリガーが出演!!
しかもカルミラもスフィアによって復活!?一体どうなるのか予想出来ない展開に来週が待ち遠しく思いました。相変わらずカルミラは「マナカ・ケンゴォォォ!!」と叫んでて、まるで未練たらたらなヤンデレヒロインみたいで笑ってしまいましたw(トリガー最終回で綺麗に看取られてた筈なのに……)


※今後の活動について【活動報告】に新投稿してますので、少しでも興味がありましたらご覧になって下さると幸いです。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=283740&uid=202117


83スレ

2学期が始まって4日目。3日間の謹慎を終えた出久が今日から授業に参加する。

 

 

「ご迷惑お掛けしました!!」

 

 

教室では出久が頭を下げながら大声で謝罪していた。

 

「デクくん、オツトメご苦労様!」

 

「オツトメって…つか何息巻いてんの?」

 

「多分謹慎中授業に参加出来なかったから遅れを取り戻そうと必死になっているんじゃないかな」

 

「あー、成程」

 

 

「飯田くん!!ごめんね!!!失望させてしまって!!この3日間でついた差を取り戻すよ!!」

 

 

「う、うむ。反省しているなら良いが…」

 

「お、良いな。そう言うの好き俺」

 

謹慎を明けた出久は鼻息荒くしながら宣言すると、その様子に飯田が珍しく怯み、切島は出久を応援する。

 

「それじゃあ、そんな出久にコレを渡しておくよ」

 

俺は付箋が付けられた紙の束を出久に渡す。

 

「来太くん、コレって?」

 

「出久が謹慎中にあった授業の内容をノートにまとめてコピーしたヤツ。相澤先生から"謹慎中は授業内容を教えるな"って言われてたからさ。出来るだけ分かりやすくまとめてあるから、良かったら使って」

 

「良いの!?ありがとう!!凄く助かるよ!!」

 

「どういたしまして」

 

高速で何度も頭を下げながらお礼を言う出久に俺は苦笑する。まだ勝己は謹慎中なので明日になってから別で渡しておこう。

 

そんなこんなでホールルームの時間となり、教壇に相澤先生が立つ。

 

「じゃあ、緑谷も戻ったところで本格的にインターンの話をして行こう。入っておいで」

 

相澤先生が教室のドアの方を見ながら誰かを呼ぶと、開かれたドアから通形先輩・波動先輩・天喰先輩が教室に入って来る。

 

「職場体験とどう言う違いがあるのか、直に経験している人間から話して貰う。多忙な中、都合を合わせてくれたんだ。心して聞くように。現雄英生の中でもトップに君臨する3年生3名……通称"ビッグ3"の皆だ」

 

「雄英生のトップ…ビッグ3…!!」

 

「そう言う人が居るとは聞いてたけど…!」

 

「びっぐすりー!」

 

「波動先輩もその1人だったのか!」

 

先輩方の登場に皆が驚愕する。

 

「じゃ、手短に自己紹介宜しいか?天喰から」

 

相澤先生がそう言うと、天喰先輩は目つきを鋭くして俺たちを睨む。そのあまりの迫力に教室全体に緊張感が走る。

 

しかし

 

「駄目だ。ミリオ…波動さん…ジャガイモだと思って臨んでも…頭部以外が人間のままで依然人間にしか見えない。どうしたら良い、言葉が……出てこない」

 

(あっ、いつもの天喰先輩だ)

 

ただでさえ俺と話す時も目を全く合わせてくれないのに大人数の前で自己紹介をするのは人見知りな性格の天喰先輩にとってプレッシャーを感じない方がおかしいのだ。

 

「頭が真っ白だ…辛い…!帰りたい……!

 

遂には此方に背を向けてしまう始末であった。そんな光景に皆が唖然とする。

 

「雄英…ヒーロー科のトップ…ですよね…」

 

イメージと違う事に思わず尾白が訊くも天喰先輩は身体を震えさせて話そうとしなかった。

 

「あ、聞いて天喰くん!そう言うのノミの心臓って言うんだって!ね!人間なのにね!彼はノミの天喰環、それで皆は知ってると思うけど私は波動ねじれ。今日は"校外活動(インターン)"について皆にお話して欲しいと頼まれて来ました」

 

波動先輩が追い打ちを掛ける様に天喰先輩に言うと自己紹介を始める。すると波動先輩は俺の方を見るとニッコリと笑う。

 

「来太くんびっくりした?実はね少し前からイレイザーに校外活動(ヒーローインターン)の説明を頼まれてたの!」

 

「あ、はい。びっくりしました」

 

「でしょでしょ!」

 

「……合理性に欠くね」

 

「イレイザーヘッド安心して下さい!!大トリは俺なんだよね!」

 

纏まりの悪さに相澤先生が睨むと通形先輩は焦りながら答える。

 

 

「前途ーーーーー!!?」

 

 

(((ゼント?)))

 

 

通形先輩の突然なレスポンスに呆然となる。

 

「……多難、ですか?」

 

 

「せーーーかい!!よぉし、ツカミはイマイチだ。ハッハッハッハッハッ!」

 

 

困惑しながら俺が答えると通形先輩は場が滑った事に笑う。目の前の3年生の雰囲気に皆は更に困惑する。

 

「……3人とも変だよな。ビッグ3と言う割には……何かさ……」

 

「風格が感じられん……」

 

仕舞いには何名から不信感を抱かれる始末だ。すると先程まで笑っていた通形先輩の表情が変わる。

 

「まァ、何が何やらって顔してるよね。必修て訳でも無い校外活動(インターン)の説明に突如現れた3年生だ。そりゃ訳も無いよね」

 

「佳面くんから聞いてたけど1年から仮免取得…だよね。フム、今年の1年生って凄く……元気があるよね……そうだよねェ……何やらスベリ倒してしまった様だし……」

 

意味深な笑みを浮かべると通形先輩から予想外な提案を持ち掛けられる。

 

「君たち纏めて俺と戦ってみようよ!!

 

 

「え……ええ〜〜〜〜〜!!?」

 

 

突然の勝負の申し出に皆が驚愕する。

 

「俺たちの経験をその身で経験したほうが合理的でしょう。どうでしょうねイレイザーヘッド!」

 

「……好きにしな」

 

相澤先生は通形先輩を少し見つめ、諦め混じりな返答をする。許可が下りたので俺たちは体操着に着替え体育館γに向かう。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

体育館γに到着すると、教室で言っていた通りA組相手に通形先輩が1人で相対する。

 

「ミリオ止めた方が良い。形式的に"こういう具合でとても有意義です"と語るだけで十分だ。皆が皆上昇志向に満ち満ちている訳じゃない。立ち直れなくなる子が出てはいけない」

 

体育館の端で壁の方を向いた状態で天喰先輩が通形先輩にそう言った。

 

「あー聞いてー!知ってるー。昔挫折しちゃって、ヒーロー諦めて問題起こしちゃった子が居たんだよー。知ってたー? 大変だよねー、通形ー。ちゃんと考えないと辛いよ、これは辛いよー」

 

波動先輩も笑ってそう言った。

 

………何故か俺の腕に抱き付きながら。

 

「あの、波動先輩」

 

「なーに?」

 

俺が問い掛けると波動先輩はキョトンとした表情で訊く。

 

「何で俺の腕に抱き付くんですか?」

 

「駄目?」

 

可愛く首を傾げる波動先輩。

 

「モラル的に宜しくないかと。それに授業中ですよ」

 

「じゃあ授業が終わったらしても良い?」

 

「いや、そう言う訳じゃ無くてですね(さっきから皆からの視線が痛い……)」

 

特にオーラ的なモノを放つ葉隠さんと蛙吹さん。それに血涙を流しながら親の仇を見るかの様に睨む峰田。何とも言えない表情をしている麗日さん等々。明らかに悪目立ちしている状況に俺はどうすれば良いのか分からずに居た。

 

「おい、そこのバカップル2人。邪魔するなら出て行け」

 

すると相澤先生が物凄い目付きで俺と波動先輩を睨みながら言う。

 

「待って下さい相澤先生。俺と波動先輩はそう言う関係じゃないです」

 

「どうでも良いから壁側に離れてろ」

 

相澤先生の最後の忠告の様にも取れる言葉に従い、俺は波動先輩を連れて壁側に移動する。

 

「来太、お前はやらねェのか?」

 

相澤先生の隣に立つ焦凍が俺に訊く。

 

「うん。俺は前に通形先輩と模擬戦した事があるから"個性"知ってるし、ネタバレ防止として今回は見学するよ」

 

「期末試験後の自主練の時にか?」

 

「そうそう。一言で言うと、()()()()()()()()()()()()()()()()()……とだけ言っておくよ」

 

「マジか」

 

俺の言葉に焦凍が驚いた表情をする。

 

「焦凍は良いの?学年上の先輩と勝負出来る機会なんてそうそう無いよ?」

 

「俺は仮免取ってねェからな」

 

好戦的な勝己程では無いとは言え、こう言った勝負事に参加しない事に少し驚く。

 

「真面目と言うか、ちょっと丸くなったね」

 

「?別に太ってねェぞ」

 

「いや、そう言う意味の丸くなったじゃ無くて」

 

俺は天然発言を言う焦凍に思わずツッコミを入れる。そんな事を話していると通形先輩の準備運動が終わる。

 

「いつどっから来ても良いよね。1番手は誰だ!?」

 

「おれ「僕……行きます!」意外な緑谷!?」

 

自ら先陣を切ろうとする切島よりも早く、出久が前に出る。

 

「問題児!!良いね君、やっぱり元気があるなぁ!」

 

珍しく率先に出た出久を見て通形先輩が笑う。出久は低く構えて"個性"を発動させ【フルカウル】状態になる。

 

「近接隊は一斉に囲んだろぜ!!」

 

砂藤の言葉に他の皆も戦闘体勢を取る。

 

「よっしゃ、先輩。それじゃあ、ご指導ぉーよろしくお願いしまーっす!

 

こうして、A組と通形先輩の模擬戦の幕が切って落とされた。




次回、A組vs通形ミリオ!

今後のピックアップガチャ

  • 仮面ライダーガッチャード
  • 仮面ライダーガヴ
  • 仮面ライダーゼッツ
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