「え~っと、じっ、実況のトウカイテイオーです。」
「か、解説のシンボリルドルフだ。」
「シンボリルドルフさん、
このウマ娘の中でどのウマ娘が一着と予想しますか?」
「うむ、皆光るモノを持っているが、
やはりダートに強い、
タマモクロス、オグリキャップ辺りだろうか?」
「なるほど、この二人は良きライバルとして
接戦を繰り広げて来ましたからね~。」
「それに、各ウマ娘が一番警戒するのは。」
二人「アグネスタキオン。」
「そうだね、
いままで『一度も走っている姿を見た事が無いウマ娘』
どんな走りをするのか、
ダートに強いのか、芝に強いのか、未知数だもんね。」
「それに、爆音を轟かせ、
「カウンタック」で乗りつけたマルゼンスキーが参加している、
彼女の走りも予測は難しいだろう。」
「うん、誰も走ってる姿を見ていないからね、
かいちょーの前から学園に居たんだよね?」
「うむ、私の先輩だな、しかし、
生徒会長はやっていなかったな・・・。」
「あ、慣らしが終わったみたいだね、
さぁ!ゲートインが始まりました!」
「『試作甘味試食券(12枚つづり)を独り占め杯』
間も無く開幕だ!」
▽
内側から
1、 マルゼンスキー
2、 イナリワン
3、 メジロマックイーン
4、 メジロアルダン
5、 メジロパーマー
6、 グラスワンダー
7、 タマモクロス
8、 オグリキャップ
9、 アグネスタキオン
10、アグネスデジタル
11、エルコンドルパサー
12、マチカネフクキタル
13、マチカネタンホイザ
14、ツインターボ
16、イクノディクタス
17、ライスシャワー
18、ナイスネイチャ
と、なっております
「さぁ、このレースは
アグネスタキオンの尻尾に付いている
『12枚つづり』の試食券を争うレースとなってるよ!
ダート2600mのゴールまでにアグネスタキオンの尻尾から
それをつかみ取りゴールするのがこのレース、
その際、取られた試食券を
新たに奪う事もレースに含まれます、
なので、妨害も辞さないのがこのレースです。」
「うむ、
従って皆、怪我にだけは注意して争って貰いたい、
まぁ、試食券をそっちのけで
ダートレースをして、ライバルに挑むのもアリだ、
どんな展開になるか楽しみだ!」
▽
「ゲートインが終了!!
さぁ!今!スタート!!」
「なっ!?」
「はぇっ!?」
▽
17人「は?」
「アッハハハー!!ついて来れるかね~?」
▽
「ろ、ロケットスタートとはこの事だね!!
とんでもないスタートだぁああっ!!」
「し、信じられんダートなんだぞ?」
▽
「さぁさぁさぁ!!追いかけて来たまえ!!」
「じょっ、冗談でしょ!?」
「ネイチャ!!合わせろ!!このまま後ろに入り込む!!」
「イクノディクタスっ!?」
「ターボ!!行ける?」
「タンホイザ!!いくよ!!」
「ひぇ~、タキオンがこんなに早いなんてぇ~っ!?」
「目標、追跡シマス。」
「え、ちょ、ハルウララがなんかおかしいよぉ~!?」
「マックイーン、パーマー、
負けられませんよ!!」
二人「はい!!」
「このぉっ!!江戸っ子舐めんなぁ~っ!!」
「イナリワンっ!?
ぐぬぬ、エルも負けらんない~!!」
「・・・ターゲット、ロック、タキオン、ニガサナイ!!」
▽
「おっと、適度な感じでアグネスタキオンを追いかける!!
ペアを組んで、
ナイスネイチャ、イクノディクタスが仕掛けるが、
避けられる!!一筋縄ではいかない!!」
「なるほど、体幹を鍛えつつ、ダートの動きにくさで、
スタミナ強化も狙えるのか。」
「タンホイザとツインジェットちゃん「ターボだ!!」
ツインターボが仕掛けて行くが躱される!!」
「しかし、タキオンはアレで『本気なのか?』」
「え?
マチカネフクキタルがやや後方に位置し
試食券を諦めたか?
タマモクロスがハルウララと迫るが届かない!!」
「巧みな尻尾操作だ、後ろに目でもついているのか?」
「エルコンドルパサーとイナリワンも仕掛ける!!
なっ!?飛んだっ!?飛んで避けたアグネスタキオン!!」
「何と言う跳躍力・・・。」
「おっと、ココで
メジロアルダン!メジロマックイーン!メジロパーマーが
ジェッ〇スト〇ーム〇タックだぁ~っ!!」
「そ、それは大丈夫なのか?」
「その後ろから灰色のシンデレラ!!
オグリキャップが猛追して来た~っ!!」
▽
「うぉおおっ!!」
「はっは~、来たね、オグリキャップ、『ハルウララ』」
▽
「なっ!?どうなっているんだあ~っ!?
3コーナーに入ると言うタイミングで、
オグリキャップとハルウララが
アグネスタキオンの真後ろに取り付いた~!!」
「は、ハルウララをここまで仕上げたのか・・・
黒尾トレーナーは一体どんな魔法を使ったんだ?」
「っ!?4コーナーで大外から、
グラスワンダーとマルゼンスキーが被さって行く~っ!!」
▽
「くぅ、早い。」
「どう、かん。」
「目標、まだ射程圏内。」
「よし、ハルウララ!!ゆくぞ!!」
「ふっ、『粒子の名、心してみるが良いぞ?』」
▽
「なっ!?更に加速するアグネスタキオン!!
1馬身・・・3馬身!!どんどん離して行く!!」
「・・・これは、私もぜひタキオンと戦って見たくなるな!!」
「・・・す、すごい、
6馬身差でアグネスタキオン、ゴール、
ダート練習場の・・・レコードに2秒届かないけど、凄すぎる。」
▽
「タキオンさん?」
「ふひ~、ん?なんだい?メジロアルダン?」
「動画の公開を是非。」
「・・・やだ。」
「なぜです?研究し貴女を追い越したいのです。」
「黒尾君、どうする?」
「・・・メジロアルダン、
キミには、『タキオン』を越えられない。」
「はっきり言いますね。」
「足に爆弾を抱えている以上、それを克服してからだね。」
(まぁ、私もその爆弾を抱えているのだがね)
「まぁ、悪魔で私は『7割』で走っている、
全力は、『デビュー戦』まで取っておくよ。」
全員「な・・・七割?」
「あぁ、私は芝の方が楽だからね、
ダートは悪魔で『体幹・スタミナ強化』が
メインの『トレーニング』なんだよ。」
「さ、みんな、シャワー浴びて来い、
学園、遅刻するぞ?」
全員「やばっ!!」
「お、お兄様。」
「ライスシャワー、言うなよ?」
「タキオン、あれじゃ『壊れちゃうよ?』」
「・・・わかってる、
だが、アイツも望んだし、俺も覚悟を決めた、
まさか、『お前がタキオンの足の爆弾に気づくとはな』」
「っ~、なんで?」
「・・・見たいからな、タキオンが走る姿を。」
「お兄様、それでタキオンの足が壊れても良いのっ!?」
「ライスシャワー、
タキオン印のアレは飲んだか?」
「・・・ブドウ味だった。」
「そうか。」
「って、話終わって無い!!」
「タキオンに聞いてもあしらわれるだけだからな?」
「お兄様っ!!」
「ライスシャワー、
この『資料』に目を通して置け、
お前が一人で動いても『治せない』のが良くわかる。」
▽
「・・・屈腱炎、これって。」
(治らないと言われるウマ娘の『ガン』)
「そんな・・・タキオンさんが。」
熱い室内で更新・・・
スマヌ、私の頭ではこれぐらいしか出来ぬ
「因みに、
私は悪魔派だ。」
「まぁ、飽きてる訳じゃなくて、
俺が7割で、と、止めてるからな。」
「まったく、心配性め。」
「お前が大事なんだからしょうがないだろ?」
「・・・バカ///」