ウマ娘ストーリー・ブラックテイル   作:扶桑畝傍

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今回のメンバー・・・

アグネスタキオン、ライスシャワー、
ハルウララ、マチカネフクキタル、
『ゼンノロブロイ』『ナリタタイシン』
『マンハッタンカフェ』『セイウンスカイ』

チーム・スピカ
スペシャルウィーク、サイレンススズカ、
ゴールドシップ、メジロマックイーン、
ウォッカ、ダイワスカーレット、
トウカイテイオー

と、トレーナ二人ともう一人

長めだよ?


鬼門!!合宿編事変!!

「さてと、

 タキオン、暫くは休むぞ~。」

「え?」

「いや、俺の『恐らくあるであろう実家に合宿だ』」

「・・・じ、実家!?

 い、いやっ!?ままってっ!?

 いきなりごりょうしんとおはなしなんてっ///」

「いや、お前は知ってるだろ?」

「・・・そ、そうだったね、

 しかし、良いのかい?合宿と言っても

 『ウマ娘適応民宿』は早々無いと聞いているが?」

「まぁ、大丈夫だろ、

 それに『ちゃんとした休養だ』

 トレーニングは軽くしかしないし、ライスシャワーの

 『再デビュー戦前の休暇も兼ねてる』

 ちゃんと『見える範囲で捕まえて置かないと』

 また、無理をして出走停止どころか

 『出走資格停止処分』になり兼ねないからな。」

「それは不味いな、

 てか、また抜け出してたのかい?」

「それが、あちこちに聞いて回っているそうだ。」

「何を?」

「お前の病気についてだ。」

「・・・困った先輩だね、まったく。」

「んで、逃げようなんて思うなよ?」

二人「ライスシャワー?」

(くっ、お兄様だけなら兎も角、

 アグネスタキオンまで加わると逃げきれない・・・)

「てか、補講分の提出、今日までだかんな?急げよ?」

「え?」

「おい、私はちゃんと伝えたんだぞ?」

「ぁ、あの・・・、たすけて?」

二人「うん、許す!!」

(なに?許すって?)

(ね、ねむい)

「よいしょっと、

 あれだけ食ってるのに、この軽さ、

 これも『宿命』なのかね?」

「ウマ娘を平気な顔で背負える君が

 改めて『ウマ娘に耐えられる男性』だと認識したよ、

 てか、う・・・羨ましい。」

「・・・今度な?それか、お姫様抱っこでも?」

「っ~///」

「あんたら見てたら胸焼けが止まらんよ。」

「フクキタル、キミにも良い相手がきっと見つかるさ。」

「そうですかね?

 早々見つからないと、卒業生達からも聞いてますよ?」

「・・・いや、見つかるさ。」

「?まぁ、今日はどの『バス』で?」

「あぁ、裏の駐車場に準備してあるから、そっちに行くぞ?」

「裏って、確か・・・。」

二階建てバス(リムジン仕様)がそこに鎮座していた

「は?」

「あぁ、これ?一応『俺の私物』」

全員「私物っ!?」

二階の天井はルーフ仕様で、前後に二カ所開くようになっている

 

メンバーは、

アグネスタキオン、ライスシャワー、

ハルウララ、マチカネフクキタル、

『ゼンノロブロイ』『ナリタタイシン』

『マンハッタンカフェ』『セイウンスカイ』

 

チーム・スピカ

スペシャルウィーク、サイレンススズカ、

ゴールドシップ、メジロマックイーン、

ウォッカ、ダイワスカーレット、

トウカイテイオー

 

計15人のウマ娘とトレーナ二人の、17人で短期合宿だ

 

ゼンノロブロイ以下4名は、

調整が上手くいかず低迷中で息抜きも兼ねてだ

 

「で、ゼンノロブロイ?キミはそこで良いの?」

「はい、ここが一番邪魔されないので。」

運手席の後ろにある『仮眠スペース』に陣取るゼンノロブロイ

そのリュックには、ぎっちりと本が詰め込まれている

 

チーム・スピカがなんでいるか?

勿論、沖野(暫定)トレーナーに

サイレンススズカを押し付け・・・おっと、より

仲良くなって貰う為と、スペシャルウィークの『減量』の為である

まぁ、トウカイテイオーが心配なのも一応ある

『しっとりテイオー』も良いけど、やっぱ、

元気っ子で生意気テイオーの方がらしいと思うからだ

 

「ねぇねぇ!黒尾トレーナー?」

「なんだい?『テイオーちゃん?』」

「むぅ、ちゃん呼びを許可した覚えは無いよ?」

「んで?運転中の俺に何用だい?」

「あ、そうそう、どうして『私』が心配なの?」

(あ、そうだ、コイツも若干アホ気質があったっけ)

「それ、出発前に『着いてから』って言ったんだが?」

「・・・あり?そうだっけ?」

「ほれ、そこのクーラーボックスに

 『ニンジンシェイク』入ってるから、それ飲んで大人しくしてろ。」

「えっ?!貰っていいの?」

「その為に『作って来たんだ』遠慮すんな。」

「わ~い!!いっただきま~すっ!!」

「ふふっ、確かにキミが言う通り、

 トウカイテイオーはアレぐらいが一番らしいな。」

「タキオンもそう思うだろ?」

「うむ、いやはや、辛いな、知ってしまった責任は。」

「・・・そうだな、サポートぐらいはしてやるさ。」

「あぁ、研究者としてもただ見てるだけはしないさ。」

「ん、そろそろサービスエリアだ、一旦休憩とるぞ~。」

全員「は~い。」

でだ

(こちらブラックテイル、

 不沈艦、聞こえているか?)

(こちら不沈艦、聞こえている

 ターゲットは

 現在併設されている公園でドリンクを飲んでいる、オーバー)

(よし、引き続き監視を続行しつつ、

 『事故』を偶発的に見せる為にタイミングを教えてくれ、オーバー)

(こちらマッドサイエンティスト、

 他のメンバーは食事に夢中だ、

 取りこぼしは居ないぞ?オーバー)

ニヤリ

(オペレーション・沖野トレーナーを逃がすなを発動する!!)

二人(了解!)

 

因みに、アグネスデジタルが、自家用飛行船で上空から撮影している

 

 

「スズカ、スピカに入って良かったか?」

「えぇ、トレーナーさん、最近はちょっと調整不足で

 アレですけど、トレーナーさんのお陰で

 立ち直れそうです!」

「っ、そ、そうか、良かった、

 てか、アイツ等、招待されて来てるってのに、

 あんなに喰いやがって、はぁ、後での請求書が怖いぜ。」

「?そんなに金額が掛かるのですか?」

「・・・ほれ、俺の財布の中身だ。」

「・・・うわぁ。」

「スペも食うし、ウォッカとスカーレットも競い合って食べるから、

 マジできっついよ。」

「・・・私から抑えるように言いましょうか?」

「いや、何とかするから心配するな、

 スズカ達は、しっかり前を見てくれ、

 俺達トレーナーは、ウマ娘をサポートするのが仕事だ、

 こ、これぐらいの出費は、そ、想定の範囲内だ。」

「ふふっ、トレーナーさん、引きつってますよ?」

「え?そ、そうか?そんな顔してたか?」

じっと見つめ合う二人

(ブラックテイル!!)

(おぅ!不沈艦!!)

二人(今だっ!!)

 

「こらっ!!ゴールドシップ!!待ちやがれっ!!」

「はっはっは~!!

 このゴルシ様はそう簡単に捕まらないぜ!!」

二人「え?ゴールドシップっ!?」

どん

「あ。」「きゃっ。」

 

(電子妖精!!撮れたか?)

(バッチシ撮れました!!

 『ウマぴょいキスシーンゲットです!!』)

二人「オペレーション・コンプリート。」

 

 

真っ赤になった二人を最後列に押し込んで、

サービスエリアから動き出す

 

勿論、全員の視線(死線)が、

沖野トレーナーに向いたのは言うまでもないww

 

因みに、沖野トレーナーがサイレンススズカを押し倒してww

 

 

「高速降りるから、席に着けよ~、

 ここまで来て『シートベルト未着用』で

 違反切符なんて切られたくないからな~?」

全員「は~い。」

(ホントは高速もダメだけどな)

 

 

「んで、後どんくらいだ?」

「あぁ、そろそろだ、そこの『脇道に入る』」

「へ~・・・えっ?ここ?」

「あぁ、ここ。」

「・・・まじ?」

「オフコースww」

 

全員「え?この二階建てバスでココ走るの?」

 

曲がろう物なら反対車線へはみ出す『二階建てバス』は、

どんどん山道を登って行く

 

(ゴルシが怯えるなんて珍しいなww)

(い、いや、コレは流石に私でも怖いぞ?)

 

『ガードレールも無い、

 待避所だけ膨らんでいる山道』を、爆走し続ける

 

偶に、屋根に枝が擦れる

ガサガサ!!

「ひぃっ!?」

「に、二階組っ!?大丈夫かっ!?」

「ん?今の声はナリタタイシンか?」

「く、黒尾くん?ま、まだかね?大分走ったようだが?」

(ぐはっ!?涙目タキオンがヤバ過ぎる!!)

「ほれ、もう見える、あの宿の光だ。」

(っても、後20分は走るんだけどね)

 

全員 グッタリ

「ふひ~、久し振りに山道攻められた~っ!!

 あ~スッキリ!!」

実は反対側からバイパスが通っており、

そっちの道路はちゃんと上下線で別れておりラクチンなのだが、

俺は実家に帰る時は『旧道』で走るのがルーティンだ!!

 

「く、黒尾君、た、たすけてくれぇ~。」

あぁ、産まれたての小鹿並みに

ガクガクしてるタキオンが・・・ジュルリ、

っと、いけない、いけない

「よっと。」

「ひゃぁあ!?ちょっ!?黒尾君っ!?」

学生服のタキオンを『お姫様抱っこする』

「ぁ~///恥ずかしいよぉ~///」

170cmある俺に抱えられる159cmのタキオンが抱き着いて来る

「ぉ~、コレがうまぴょいの行きつく先か、

 くっ、このゴルシ、一生の不覚。」

「誰にもタキオンはやらん、

 てかゴルシ?お前は復活してるだろ?

 ほれ、荷物を運べ運べ、

 晩飯まで時間が無いぞ?」

「なにっ?それはいけない!

 マックイーン!!そこで伸びて無いで早く運び込むぞ!!」

「・・・ぎ、ギブですわ。」パタン、キュ~

「なんだよ、仕方ねぇな、トレーナー!!

 男手だ!!早くしやがれ!!」

「ば、急に引っ張るなっ!?」

「え?」

「おっと?」

 

 

「あっぶね~、ゴルシちゃんのファーストキスが

 奪われる所だったぜ、ふぅ。」

「だからって、普通、蹴り上げるか?」

あぁ、サイレンススズカに

『逆お姫様抱っこされる沖野トレーナーェ~』

「兎に角、復帰した奴から宿に入ってくれ~。」

その他「・・・キュゥ。」

 

 

「ば。」

「ばい。」

全員「なんだこのバイキング形式は~っ!?」

「おぅ、俺が手配した、

 因みにスペシャルウィークはこっちの

 『減量メニューコース料理な?』

 味は一緒だけど、色々違うから食材を考えながら食べてくれ。」

「え~っ!?私もこっちのバイキング食べたいです~っ!!」

「・・・マックイーンさんの主治医さ~ん!!」

スッ

「はい、主治医です。」

全員 ガタッ!?

「な?スペシャルウィーク?ちゃんと食べれるよな?」

ちらつく巨大注射器

「う、うわ~い、わ、私専用メニューだ~!!」

 

「ふぅ、楽しんで貰えて何よりだ。」

「ったく、黒尾トレーナー、

 帰りもあの道を通るのか?」

「タイシン、大丈夫だ、帰りは反対のバイパスで帰るから。」

「って、バイパスあんのかよっ!?」

「あぁ、ただ、コーナーが面白く無くてな、

 因みに『後からマルゼンスキーが来る』

 旧道で教えたから、攻め込んで来るんじゃないか?」

外から爆音のカウンタックが聞こえて来る

「早いな、流石公道モンスターマシンww」

「え゛?もう来たの?」

「なんだ?苦手なのか?」

「いや、違うけど、かなり走って来た感覚だから、

 カウンタックだと、どう違うのかなって。」

「うふふ、私のカウンタックは早いわよ~?明日乗って見る?」

「え、えんりょします。」

「あらぁ、残念、黒尾トレーナー?

 貴方は『何で攻めてたのかしら?』」

「流石、わかりますか?」

「えぇ、バスのタイヤ痕から想像して、

 そんじょそこいらの『走り屋』とは一線が違うと。」

「意外なモノですよ?」

「まさか、軽?」

「えぇ、マツダのAZワゴンカスタムです、

 足回りとエンジンはターボ仕様ですけどね。」

「へぇ、重量が軽い分ギリギリまで攻められるわね、

 今度セッションでもいかが?」

「良いですよ?その為に『ここに来たも同然なので』」

「おぅ、黒尾君とマルゼンスキーの間に火花が散っているぞ。」

「あらぁ、峠を攻める旦那の奥様タキオンさん、

 より彼を知るにはいい機会かと思いますよ?」

(合法的に二人切りになれますしね)

(ちゃかさないでくれ///)

(あらあら)

 

大浴場

全員「でっかっ!!」

 

必然と大小に分れる訳で・・・

 

「くっ、どうしてこんなに差があるのですの?」

「そいつはオメェ、牛乳じゃね?」

「それが、最近の研究で、牛乳は効果が無いと判明したそうです。」

「マジかゼンちゃん!?」

「ぜ、ゼンちゃん?

 効果が認められたのは『異性からの刺激』と、

 『自身の刺激』『元々の資質』の3つだそうです。」

全員「なっ、なんだって~っ!?」

「み、みんな?

 私を見ても『大きくはならないわよ?』」

「だっ、だからって私に目を向けないで!」

「・・・大きい、ゼンちゃん、

 マルゼンスキーさん。」

「ライスシャワーっ!?」

 

「ぼ、ボク達は、ね、ねぇ~?」

「そ、そうですよ、ね?スズカさん?」

「え、えぇ、そうね。」

「でもさ?スズカって、トレーナーと良い感じじゃん。」

全員「そう言えば。」

「!?」

「あ、アタシは、ちっ、小さくて楽だし、

 スカーレットはデッドウェイトだろ?」

「ウォッカ?『私が大きくしてあげてもいいのよ?』」

「いや、触らせないから、

 って、マックイーン?なんか静かじゃね?」

「・・・ゴールドシップ、

 アナタ、腕をもがれたくなければ

 今すぐその手を放して下さいますか?」

「え?やだww」

「むきぃ~っ!!ゴールドシップ!!

 今日と言う今日は許しませんわ!!」

「てか、スペもデカいだろ?

 スズカに分けてやれば良いんじゃねww」

「・・・ほんと?スペちゃん?分けてくれる?」

「え?ちょっ?!むむむりですよ!?

 てか、その手を止めて下さい!!

 ワキワキしながら来ないで下さいよっ!?」

 

 

「んで、なんでこっちの風呂に入ったんだ?」

「いや、私は静かに風呂に入るタイプなんだよ。」

うっすら赤い顔の浴衣タキオンは、俺の理性を壊しかねない

「ほれ、アイスティーだ。」

「お、丁度いい・・・うむ、やはり風呂上りも紅茶だな。」

「・・・タキオン、足は大丈夫か?」

「・・・大丈夫、ちゃんとアフターケアを豆にしてくれる

 黒尾君が居るからね、大丈夫だ。」

「・・・タキオン。」

「え?ちょ!?」

 

 

「ぷはっ・・・もぅ、みんな居るんだぞ?」

「はぁ、キスまでが辛い。」

「バカ///私もだ///」

 

「うわ、みちゃった。」

二人「せっ!?セイウンスカイっ!?」

「なんだ?セイウンスカイ?

 トレーナーの部屋で何見たんだ?」

二人「ナリタタイシン!?」

「タキオン~、コーヒー飲も~?う?どうしたの?」

二人「かふぇ~っ!?」

 




まだ続くんじゃ
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