「えっと、黒尾君?コレは一体?」
「あぁ、今日から3日は休みだから旅行行くよ?」
「え?」
「はいは~い!」
「はい、トウカイテイオー。」
「座席に『眠らせてる会長』はどうしますか?」
「『寝かせてやってくれ、死ぬほど疲れてるんだ。』」
「はっ!?
こ、ここは一体どこなんだっ!?」
「バカな・・・象すら眠る睡眠薬の筈だぞっ!?」
「そんな物を私に投与するな!!
黒尾君!!キミの行為は生徒会会議で
はな「あぁ、生徒会は人参祭りで動いてませんよ?」なに?」
▽
生徒会室
〈会長より〉
日頃のお礼だ、存分に食べてくれ
生徒会役員共「か、会長~っ!!」
▽
「超人参欲張りセット、
海外の品種を含め30種類の詰め合わせだ、
しかも、『産地直送』物だっ!!」
「っ!?わ、私もほしぃっ!!」
「じゃぁ、今回の件は『黙認』って事で。」
詰め合わせセットをちらつかせる
「くっ、あ、あくまめぇ~///」
あぁ、会長が崩れていくww
「会長って、意外と『くっ殺』似合うんだな。」
「ん?くっころ?」
(こんなのが『向こうのボクのお父さん?』うわ~、ないわ~)
「かいちょー、しっかりしてよね?」
「む、トウカイテイオー、
私はいつもしっかりしているぞ?」
全員「いや、箱にスリスリする貴女に威厳の欠片も無いわ。」
「みんなが冷たいっ!?」
▽
(いや、だからって、この『機関車』でツアー?
なにを考えているのだ黒尾君は)
「なぁ?黒尾君?この機関車は
『海外の機関車』だったよね?
日本の規格に合わない筈だよね?」
ガーラット式蒸気機関車
「ぁ~・・・これ、知り合いの社有物。」
全員「社有物っ!?」
「あぁ、観光列車の目玉の一つで、
海外で活躍した機関車を日本でって言うコンセプト、
狭軌であればどこでも走れます。」
全員「んなバカな。」
「さ、乗った乗った、行き先は富〇〇〇イ〇ンドだ。」
全員「絶対引っ掛かるからソレっ!!」
「冗談だ、
富士急の終点からバスで旅館に行くよ。」
「く、黒尾君?運転しないよね?ね?」
(縮こまるタキオン・・・カフッ!!)
「た、タキオン、可愛すぎぃ~。」膝を着く
「ば///ばかぁ!!」
「だ、だめ、
ライスも何かに目覚めそう///」
「くぅ、ボクもタキオン限定で我慢できなさそう///」
「・・・黒尾君?トウカイテイオーに
一体何をしたんだね?この『会長』に
わかる様に説明したまえ。」
「はぁ、
『今日の占いも凶っと』」
「ふはっ!?ふはは・・ん゛ん゛っ!!
兎に角、なぜ私も巻き込まれているのだね?」
「いや、会長の息抜きも兼ねてますので。」
「なに?」
「たづなさんと、理事長から
『ついでにシンボリルドルフ会長も息抜きさせて来て』と。」
「・・・私はそんなに疲れて無いのに。」
「なら、俺に捕まらないで下さい、
詰まる所、それだけ会長は自覚してない事になります。」
「ぬぅ、まだまだ書類仕事をし足りないぞ?」
「駄目です、
ウララ、会長の拘束はしっかりとね。」
「はぁ、わかってますよ。」ここをギュっ、とね
「はぅっ///
しっ、しっぽはやめりょぉ~///」ペタンこ女の子座り
(うわ~、なんでボク、会長に執着してたんだろ?
黒尾トレーナーが『向こうの人』って事だけでも、
結構一杯一杯なのに、
『コレ』が、お父さんなんだよなぁ~、
そう言えば、タキオンとダイワスカーレットも、
『父・娘』の関係だし、
正直、信じたくない、てか、ボク男だし、
尚の事信じたくない、
けど、何となく似てるとこがあるのもわかる・・・)
「ボク、とんでもない人と『婚約』しちゃったんだな。」
「トウカイテイオー、今更です。」
「一番驚いたのは、ハルウララ、キミだよ、
なにその『悟った様な喋り方?』」
「いえ、『元気ハツラツ』な私も、『私』です、
こうして喋るのも『私』なので諦めて下さい。」
「うぇ~・・・。」
「さ、出発だ!!」
▽
(あぁ、在来線の車両を追い抜く蒸気機関車は滑稽だな)
「しかし、この旧車も良く整備されている、
少なくとも40年以上は前の物だろう?」
「あぁ、この車両は『レストア』物でな、
元の部分は台車と骨組みぐらいで、
後は、同じ量産車両をかき集めて直した奴なんだ。」
「なんと、それでも違和感を感じられない、
施工者は素晴らしい技術を持っているのだな。」
「えぇ、そうですね。」
全員「え?なんでカフェの店長が居るの?」
「それは、『食堂車』でおもてなしする為ですから。」
「って事で、着くまでまだまだかかるから
お昼食べよう、最後尾車両を『食糧庫』にしてあるから、
『お代わり自由だぞ?』」
全員「食べようっ!!早く食べよう!!」
「どうだ?」
「どう、とは?」
「タキオン、修学旅行とか行った事ないだろ?」
「・・・ほんと、キミと言う奴は。」
「作ろう、沢山の思い出を。」
「・・・あぁ、そうだな!」
(出来るならキミとの・・・こ、子供をだね)
「それは卒業してからだ。」
「わ、わかってるよ。」
全員「ガチぴょいですか?しちゃうんですか?」
「ライス、テイオー、今直ぐこっちに来るなら
『罰ゲーム』は
「戻ります!!」「はい!戻ります!!」よろしい。」
その他「ちょっ?!」
「対ウマ娘決戦仕様の
『マックイーンの主治医さ~ん』」
「はい、主治医です。」
その他「ぎゃ~っ!?」
明日も仕事だけど、
書きたいから書くんじゃ~っ!!
「作者貴様!!
なんなのだ私の扱いはっ!!」
え?ポンコツダメ親父
「誰がマダオだっ!!」
え?ネタ知ってるの?
「ネットサーフィンぐらいするわ!!」
ぇ~・・・
(はぁ、この人の血が流れてるってなんかやだ。)
「テイオーっ!?なぜ溜息をっ!?」