「疑問、で?入学式終了早々、何用かね?」
「チームは作らない。」
「え?」
「駿川さん、単純に『専属を持たない』だけですよ。」
「質問、それでは給料に響くのでは?」
あくまで契約したのは『チーム』の場合だ
「ある程度は『チーム』に所属するだろう、
そのあぶれた奴らを『纏めて面倒見る』」
「次問、その子達で『チーム』には?」
「・・・それで良いのなら。」
「名前はどうしますか?」
「『スターダスト』これは変えない。」
「戦慄、星の屑だぞ?」
「その屑に勝てないのは屈辱だろう?」
「・・・大変ですよ?」
「知ってる。」
「確認、後悔せぬな?」
「あぁ。」
「では、そのように『公開情報』に乗せますね。」
「それと。」
「なにか?」
「出走拒否の子も集めてくれ、
そして、『トレーナーと息が合わない娘も』」
「いる、と?」
「当然いるだろうな、そして、
取り扱い注意のゴールドシップにも
声をかけといてくれ。」
二人「え゛っ!?」
ドバン!!あぁ、この世界は扉に厳しい世界なんだな
「私を呼んだか!!」
「おう、呼んだ。」
「で?なんで?」
「ご・・・いや、君を友人として頼みがある。」
「ほぅ、なんだね?」
「ライスシャワー、ナイスネイチャ、
アグネスタキオン、ハルウララ、
マチカネフクキタル、マチカネタンホイザ
戦略講師として、オグリキャップを頼めるか?」
「ふむ、中々に面白いオーダーだな、
このゴルシイレブンに掛かれば、
半日あれば揃えられよう、して、報酬は?」
「ふっ、前払いに決まっているだろう?
ゴルイン卿、いや、ゴルダイと言った方が良かったか?」
「ふはははは!!心得た!!
では、行って来る~!!」
▽
さり気に人参『北海道産』を渡してあげた
「驚愕、き、君は、
わかっててオーダーしたのかい?」
「えぇ、まぁ、半分が良い所かと思いますけどね。」
「って、羽佐間さん!!勝手過ぎますよ!!」
「駿川さん、
入学式での表情と、過去データ、それに。」
「それに?」
「ゴールドシップですから。」
「・・・男性版ゴールドシップ。」
「はっはっは~、遂に言われましたね~。」
▽
いや、舐めてたわ
ゴールドシップ、すげぇ、ハルウララを
抱えながら全員連れて来てくれた
「は~な~せ~!」
「???」
ライスシャワー、お前のその反応は正しい
「な、なんでここに?
確か商店街の手伝いをしてたのに・・・。」
ナイスネイチャ、キミの庶民スキルはマジ助かりそう
「なんだい?実験の途中だったのに~」
アグネスタキオン、良かった、ぶれてない
「さ、流石にこれは占いでもわからないよ。」
マチカネフクキタル、君は占い中毒いい加減にしようか?
「わたしの不運もついに行きつくとこまで・・・。」
マチカネタンホイザ、君は大丈夫だよ、
『引きが強い』だけだから
「よ、全員連れて来たぜ?」
「どうだ?ゴールドシップも家くるか?」
「いや、もう別のとこに決めてっからな、
遅かったな、黒尾トレーナー。」
「・・・はは、良かったな、ゴールドシップ、
お前さんが楽しめるトレーナーが居て。」
「・・・寂しくなるな。」
「いや、これから俺達が盛り上げるんだ
ゴル師匠、いや、不沈艦ゴールドシップ!!
これからはライバルだ!!」
「・・・ははっ、
そうだ!!そう来なくては!!
だが今は戦う時ではない!!
改めて馬場で会おう!!黒尾!!」
「おう!!」
▽
カロ〇ーメ〇トをサクサク食べるオグリさんは静かだね
「でだ、集まって貰ったのは言うまでもない、
このメンバーでチーム『スターダスト』を結成する、
因みに下手に断ろう物なら、
学園生活に支障が出るので注意するように。」
全員「え?」
「いや、マジ。」
「酷いトレーナーですね。」
「ライスシャワー、君は長距離を自力で習得したそうだな、
そこでナイスネイチャに
長距離の走り方を教えてあげて貰えないか?」
「え?」
「は?」
「ナイスネイチャ、今朝の自主練はコース仕様をしない様にと
言われていた筈だが、それは置いといて、
ライスシャワーの体力作りと
オグリキャップ、君から教えて貰いたいのは、
後方に位置付けるにあたって、
その後のタイミングと、
『砂地トレーニング』を叩きこんで欲しい。」
人参追加入りまーす
「あ、ここ置いといてください。」
あざっしたー
「ふむ、私の場合、自主練しながらになるがそれでも?」
「構わないさ、
タキオン、君は『骨折に強くなる研究』を
優先で研究して欲しい。」
「なに?」
「・・・タキオン、君は走らないそうだね?」
「・・・どこで聞いたのか知らないけど、
私は実験が「走る事から逃げるな」」
「そして勝つために研究を続けろ。」
「私が逃げる?」
「あぁ、そう見えるし
『粒子』は常に光速で動いているからな、
ゴールドシップに捕まる程度に、
君は『停滞』しているんだよ。」
「・・・言ってくれるねぇ、モルモット風情が!!」
「ほれ、避けられる。」
「っ?!」
「せっかくの美人が台無しだぞ?アグネスタキオン?」
「・・・走る事から逃げてるのに?」
「ウマ娘は絶対条件として、
みんな美女・美少女しか産まれない、
ま、その前提を抜きにしても
『アグネスタキオン』俺は『好き』だぞ?」
「相性占いしましょうか?」
「マチカネフクキタル、
君はその招き猫にウェイト入れなさい、
スタミナ強化する為に。」
「えぇ~、入れるならお金入れてよ~。」
「基本カードだろうが、それにじゃらじら五月蠅いと、
周りにも迷惑が掛かる、
ほれ、うずくまるなマチカネタンホイザ、
スカート直せ、お前さん達は女の子なんだから
そう言うとこは気よ付けなさい。」
「こんな不幸な子に興味なんて・・・。」
「そうか?じゃぁ、覗かれても文句言うなよ?」
「へ?」
ライスシャワー、ナイスネイチャ、
アグネスタキオン、ハルウララ、
マチカネフクキタルの蹴りは流石に避けられなかった
「ごふっ、冗談、に、きま、てる、だろ。」
「・・・私、女の子?」
「ん?あぁ、ちゃんとウマ娘の女の子だ。」
「がんばれば、かてる?」
「まぁ、周りも鍛えて来るだろうが、
それを超える質の練習と努力があれば
『勝を引き寄せる事も出来るだろうよ』」
「・・・半信半疑、だけど、
うまく行く、気がする、うん!頑張る!」
「よし、全員でハルウララを捕まえろ。」
ミーティングルームの扉が開いていたが、
僅か20秒で捕獲されるハルウララは哀れだった
「連帯責任と言う意味で、
ハルウララの強化を全員で行う、
そうすれば、全体も強くなるだろう、
ダートはオグリキャップとハルウララで対応、
ウララ、お前さんは兎に角全体が足りていない、
ダート特化にしようにもスタミナが足りない、
芝に合わせようにも経験不足と
速度が足りない、地方競馬もあるが、
ここは中央だ、それにもあった戦いもある、
ほれ、逃げるな。」
おや、意外とライスシャワーが、止めに入ったか
「ライスシャワー、ちゃん?」
「逃がさない。」
「それと、全員で『ダンス練習』もある、
これは『会長』を捕まえてあるので
ちゃんと覚えるように。」
全員「え?会長がダンスするの?」
「お前らな、シンボリルドルフだってウマ娘だぞ?
それに勝利回数も考えて見ろ?
ウィニングライブ実績も豊富だ、
『度胸』の講師として、呼んでいるからな?」
コンコンコン
「失礼する、黒尾トレーナー、みんな揃ったのかい?」
「お、ルドルフすまないね、
自主練、生徒会の仕事お疲れ様。」
「うむ、だがウマ娘の為に私は粉骨砕身の意気込みで
協力は惜しまないぞ?」
全員「会長が普通に喋ってる。」
「心外だな、私とてウマ娘、
トレーナーと共に進むのは嬉しいぞ?」
「『ウマが合わないとウマくいかないからな』」
全員「さむっ。」
「ぶはっ?!ぶははははっ?!
う、ウマがあうと、ふははは!
ウマくいか、ふはははっ!?」
全員「会長ェ~。」