ウマ娘ストーリー・ブラックテイル   作:扶桑畝傍

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アグネスタキオン
ライシャワー
ハルウララ
マチカネフクキタル
トウカイテイオー
ルナ(シンボリルドルフ)
羽佐間・黒尾

黒沼トレーナー
ミホノブルボン

メジロパーマー
ダイタクヘリオス
メジロアルダン
メジロライアン

で、お送りします


二日目 降って湧くメジロ家

さてはて、

昨日は黒尾君が大人しくしてくれたおかげで

『快適なバス道中』を堪能出来た

(私の腰にロープを巻き付けて

 『黒尾君と結んで3m範囲で制限した』)

道中、ライスシャワー、トウカイテイオーの順で、

交代したよ?3人で『黒尾君の婚約者なんだから』

 

夜は普通に日本食の『普通の量だった』

 

流石に足りなくて黒尾君に聞いたら

「あぁ、そろそろ来るよ?」

と、駐車場に『出張流しそうめん』が来ていた

 

これも先の機関車の社有業務の一つらしい

どれだけ手広くあるのだろうか

 

腹も膨れ後は風呂と睡眠なのだが・・・

 

あぁ、あろうことか『また、やられたのだ』

『私と黒尾君は同室のダブルベット』と言う

『理性が本当に砕けるかと思った』

 

あぁ、『学生とトレーナーの立場が口惜しい』

 

その翌日の朝食なのだが

「どうしてメジロ家御一行が居るのかね?」

「私は、アルダンの介護だ。」

「えぇ、されてますの。」

「・・・『私と同じか』メジロアルダン。」

「えぇ、アグネスタキオン、

 黒尾トレーナー、越えられない意味はこの事でしたの?」

「・・・いや、それは『骨折だろ?』」

「バレましたか。」

「いや、見りゃわかるし、

 そっちのパーマーは解るけど、君は?」

「ハ~イ♪ちょ~アゲアゲな私は、

 パーマーの『ずっ友』のダイタクヘリオスデェスッ!!」

「『ずっ友』のパーマーだよ♪」

あぁ、二人して『ある歌手のキラッ☆』をしてらっしゃる

「あはは、仲が良すぎて

 『ずっ友』を越えて『結婚するんじゃないの?』」

二人「っ?!」

「しかし黒尾君?ウマ娘同士の結婚は・・・。」

「いや、『人間の同性婚』と同じで、

 『養子を取るのが条件になるけど

  認められるケースもあるぞ?』」

二人「なんですとっ!?」

「んな訳ねえだろうが。」

「はい、マスターの言う通りです。」

「俺としては『お二人が揃って休暇』と言うのが

 意外何ですが・・・。」

そう、黒沼トレーナーとミホノブルボンが

『お互いに私服でなぜか朝食に参加している』

「あ?理事長に強制休暇を取らされたんだ。」

「はい、マスターと私に

 『有給を消化してくれないと困る』と言われましたので。」

「ぁ~・・・納得、

 ま、それは置いといてどうして同じ旅館に?」

「あ?ここにされたのも理事長だ、

 俺達は仕方なく有給消化してるだけだ。」

「はい。」

(その割にはしっかり楽しんでるよな?

 ブルボンの尻尾がピコピコしてて

 嬉しそうじゃんww)

「あの、黒尾トレーナーさん?」

「なんでしょ?アルダン?」

「『私(わたくし)の骨折』は、ちゃんと治りますか?」

「それは俺じゃないでしょうに。」

「いえ、トウカイテイオーさんの施術方式は

 『いわば未知の施術』

 出来るなら私にもして「やめとけ、余計に壊れるぞ?」

 あら?現にトウカイテイオーさんは、

 『走れるようになっているではありませんか』」

「・・・スマホは持っているか?」

「すまほ?」

「あぁ、アルダンは持って無いんだ、アタシので頼むよ。」

「ライアン、これを知ったからって

 『安易にするものじゃない』本来は『未認可』の施術だからな?」

「え?」

「それに、『トウカイテイオー』の筋肉だから、

 出来た事とも言える、

 そもそもの『筋肉質の違うウマ娘』に、

 『人間用の施術を更にアレンジした個人技で出来る物だ』

 アルダンに合う訳が無い、

 素直に医者の言う事を聞いてしっかり治すんだな。」

 

「・・・これは。」

「言ったろ?アルダンの脚には出来ない施術だ。」

「アルダン、コレは無理ですね、

 黒尾トレーナーが言うのは正しいです。」

「あらあら、そう言われると悔しいですわ、

 早く復帰したいのに。」

「・・・そうか、まぁ、なる様になるだろ?」

「あら、『頑張って』と、言ってくれないのですか?」

「・・・この話は終わりだ、そっちは日中はどこに?」

「あぁ、私達は

 ダイタクヘリオスの案内で町の探索だ、

 なんでも『アゲアゲ』な場所が豊富らしい。」

「そうか、こっちは大人しくしてるよ、

 付き合えなくて悪いな。」

「いや、そもそもが『メジロ家の一声』で、

 ここに割り込んだから何とも言えないんだ、

 家の『お婆様』も、アルダンには甘くてな。」

「もぅ、ライアン?それでは私(わたくし)は、

 我儘なお嬢様になってしまいますわ。」

「ほれ、良い時間だろ?」

「そうですわね、

 ダイタクヘリオスさん?

 車を回しますから案内をお願い出来ますか?」

「はい!爆速でご案内しますね♪」

「では、皆様おさき

 「はい!アゲアゲ『爆逃げですよ!!』ア~レ~・・・。」

 

「タキオン、ライス、テイオー、よく我慢したな。」

「おい、黒尾。」

「はい、黒沼トレーナー。」

「全員、なんか抱えてるのか?」

「・・・えぇ、それを克服する為に

 『頑張り続けているので』下手に頑張れなんて言えませんよ。」

「はぁ、全くあのアルダンお嬢様は

 何処で聞きつけて来るのやら。」

「ほんとだよ、ゴルシに欺瞞情報流して貰ってても、

 『直感』で、ここの宿に泊まりに来るぐらいだからな。」

「ゴールドシップさんにですか?」

「ライス、ゴルシに頼んで

 アルダンには近寄って欲しく無いから

 そう言う情報を流した筈なのに、

 居場所を特定されてしまうんだ。」

「まるでストーカーですね。」

「そうだな、ウララ、ん?『素』か?」

「はい、黒沼トレーナーなら、見られても問題ないかと。」

「ほぉ、ハルウララがここまで大人しくなるとはな。」

「マスター?」

「なんだ?ブルボン?」

「・・・い、いぇ、なんで

 「他のウマ娘と話して欲しくないんだろ?」

 黒尾トレーナー?それはどう言う了見で?」

「いや、その『耳と尻尾の動きを見れば一目瞭然』なんだが?」

あ、固まった

「おい、ブルボン?ミホノブルボン?

 黒尾、どうしてくれるんだ?

 家のブルボンがフリーズしちまったじゃねぇか!」

「あの、黒沼トレーナー、

 それは『恥ずかしいのと照れているかと』」

「・・・ライスシャワー、お前さんは大分変ったな、

 最初の頃とは大違いだ。」

「はい!!『お兄様』のお陰です!!」ふんす!!

「・・・黒尾、婚約指輪の値段いくらだった?」

「へ?」

「いや、ブルボンがそう思っているのは、

 何となくわかる、

 それに応えてやるのがトレーナーなんだろ?」

「それならね?

 ペアリングか、シンプルな指輪か、

 『左足のアンクレット』が良いよ!

 ボク達は指輪にしてるけど、

 ミホノブルボンなら、アンクレットでもいいかもね♪」

「ほぅ、トウカイテイオー、

 お前さんも良い傾向じゃねぇか、黒尾、

 良くしてくれてるんだな。」

「うん♪この間も一緒にプールで泳ぐ練習もしてくれたよ♪」

「私は日課のハグにお姫様抱っこだな。」

「お兄様と手を繋いで登校するのが日課になりました!」フンス!!

「ぁ~・・・なんだ、色々、アレだな。」

「黒沼トレーナー?

 ミホノブルボンから煙が吹いてますよ。」

「うおっ?!ブルボンっ!?マジで大丈夫なのかっ!?」

「今日は部屋でゆっくりされては?」

「あぁ、そうするさ、

 これじゃぁ、自主練も出来やしねぇからな。」

ゴユックリ~

「ふぅ。」

「しかしハルウララ?

 あれだけの加速力、持久力をどうやって身に着けたのか?」

「あぁ、会長も御存じの

 『尻尾、甘味試食券争奪』10or3のお陰です、

 後は、全員に『重し靴』を履いてる事ですかね。」

「なんと、それじゃぁ今履いている靴も?」

「流石に『旅行中ぐらいは外しますよ』

 軽い自主練の時だけ付けますけど。」

「重さを知りたいのだが、良いかね?」

「あ、会長、

 私と、ハルウララ、ライスシャワーは、同じ重量ですよ?

 『持って見ます?』」

「え?いいのかい?」

「はい、『会長なら大丈夫でしょう?』」

(フクキタル、貴女も黒いですね)

(いえいえ、ウララさんほどでもww)

「な、なんだかわからんが、

 どれ、どんな・・・お゛も゛っ!?」

「ついでに会長の『今日の占いは小吉です』

 『重量物には要注意』と出てますよ?」

「なに?重量物だと?」スルッ

ごん

「ぴゃ~~~~っ!?」

「あ~ぁ、言わんこっちゃない。」

「ぬぉ~っ!?」

「テイオー。」

「な~に?」

「お前の脚に傷跡が残るかもしれない件なんだが。」

「何言ってんのさ?『責任取るんでしょ?』黒尾トレーナー?」

「ぉ、おぅ、当たり前だけど、なんだ?嫌じゃないのか?」

「そりゃぁ、嫌だけど、

 でも『黒尾トレーナーとの証』って思うと、

 ・・・色々湧いて来る、かも///」

「むぅ!!」

「あはは、ライスシャワー、キミは怪我しないでよ?」

(どうするのだね?黒尾君?)

(テイオーには言わない方が良いのか、悪いのか、

 ライシャワーの『天皇賞(秋)』前日か、

 レース直前には言おうと思う)

(ふっ、テイオーには甘いねぇ~)

「ふぇ?どうしたの二人共?」

二人「いや、テイオーもライスも、可愛いな~って。」

「へぁっ!?ふ、ふたりともじょうだんでしょ///」

3人「いや(いえ)、トウカイテイオーは可愛い。」

「あぅ~///」

 




「や、ゴルシ。」
〈フクキタル、なんでこの番号を?〉
「いやぁ、黒尾トレーナーのスマホをね、ちょっと。」
〈だからって掛けんなよ、用事は?〉
「・・・やっぱり、関わりたくなって来た。」
〈そうか、引き返せないぞ?〉
「うん、でも、
 一人だけ置いてかれる方がよっぽど辛いからね。」
〈お前も苦労するな〉
「ん?私のなにを知ってるのさ?」
〈タキオンよりも早く、
 『黒尾トレーナー』を好きになってたんだろ?〉
「あちゃ~、ゴルシにはバレてたのか。」
〈・・・なぁ、フクキタル〉
「だめ、それ聞いちゃったら、
 私は、私を止めちゃう、
 マチカネフクキタルは、『占い好きなウマ娘』
 でも、ね・・・くやしいよぉ、
 私が先に好きになったのにぃ・・・。」
〈すまねぇ、今は側に行けない〉
「ばか、今のスピカが一番大変なんでしょ?」
〈あぁ、スズカは脱走するわ、
 スペは塞ぎ込むわ、マックイーンも鬱気味だし、
 辛うじてウォッカとダイワスカーレットは
 現状維持って及第点だ〉
「・・・ゴルシ?泣きたいなら私の胸貸すよ?」
〈はっ、この程度でへこたれるゴルシちゃんじゃないぜ!!
 辛いのはお互い様だろ?〉
「はは、そうだね、
 『がんばれ、ゴールドシップ』」
〈・・・あぁ、『がんばれ、マチカネフクキタル』〉
「じゃぁ、またね。」
〈あぁ、またな〉
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