「こんちゃ~、黒尾トレーナーいますか~!」
あぁ、またコイツか
「あのなぁ、今何時だと?」
am4:30
「四時半だね。」
「そうだね、おれ、おきたばかり。」
「そだね。」
「で?」
「また、ダイエットちゃんこ鍋作ってくらはい。」
「ぇ~。」
あ、もぞもぞと這い出して来るタキオン可愛い///
「ぅ~ぁ~、なにごとぉ~?」
まぁ、俺にとってはご褒美ですわ~
「タキオン、とりあえず毛布に包まってろ。」
「ぅ~?」
あ、気づいた
「相変わらず朝からお盛んですね~。」
「いや、俺もタキオンも最近、
寝るときは服を脱いでる。」
「へ~、
んで、作ってくれる~?」
「ぁ、はぃ、買い出し行きますか。」
「わたひはぱすぅ~。」
「うん、寝てて。」
▽
車中
「っても、やってる店はねぇから、
農協さんの手伝い行くぞ。」
「は~い。」
ヒシアケボノ
このトレセン学園に置ける
最大身長と(178~180cmと、微増減するらしい)、
重量を持つ
(全体の肉付きもさることながら脅威(胸囲)の、
バスト99cmが特徴だろう)
芋顔とも言うがそこがコイツの可愛い所でもある
そして、ちゃんこ鍋マイスターの癖に
俺にちゃんこ鍋をたかりに来る困ったウマ娘
ただ、俺でも見上げなければいけないのが悔しい
▽
「おはようございます、
おばちゃん、今日はどの辺ある?」
「ぉ~、黒坊にアケボノちゃんかぃ。
今日は、白菜とキャベツがあるよ~。」
「あいよ~、
またいくらか貰ってよかね~?」
「よかよ~、
ま~た大きくなったのがいくらかあるから
もってけ~。」
「あざーす。」
「ありがとうございます!おばちゃん!」
▽
トレセン学園 調理室
ぐつぐつと煮える
白菜キャベツinちゃんこ鍋ダイエットバージョン
豆腐を白菜に包み、豆腐ミルフィーユに仕立ててある
味付けは普通の出汁のみ
「出来るぞ~。」
「わ~い!」
むぎゅう
もう一つ困った事、誰かれ構わず、
抱き着く癖もある
デカい、だが、俺はタキオンだ
それにテイオーに、ライス、
フクキタル、ハルウララもいるからな
どうだ?羨ましいだろ?
所がな、最近は押し負けつつあるんだぜ?
くっ、左脚のハンデさえ無ければ・・・
「どしたの~?」
「いや、なんでもない、タキオン起こして来る。」
「は~い。」
▽
3人「頂きま~す。」
はふはふ
「うん、美味い。」
「うむ、朝からちゃんこ鍋とは言え、
豆腐ミルフィーユのボリュームなら
充分行けるな。」
「ね~、私が作っても
なんでか『おんなじ味にならないんだよね~』
なんでだろ?」
「おや、ヒシアケボノも感じるのかね?」
「んぇ?タキオンひゃんも?」
「これ、口の中身を無くしてから喋りたまえ、
見っともないぞ?」
「んぐ、えへへ~、ごめんちゃい、
でも、なんで『同じ味に出来ないの?』」
「あ?同じ味?なる訳無いだろ?」
二人「どうして?」
「俺が作るからな。」
二人「そうじゃない。」
「レシピ通りでも、
結局は自分の舌、味覚の判断だ、
ヒシアケボノは、塩っけ強めだろ?」
「うん、しょっからいの好き。」
「タキオンは、黒糖の比率な?」
「ん?そんなのがあるのかね?」
「俺のブレンドコーヒーはな、
肥料に
『フルーツ人参をスムージーにして
混ぜた畑なんだ』
当然、出来るコーヒー豆にも少なからず影響はでるし、
元々がほんのり甘いんだ、
そこでザラメ系統の濃い甘さは邪魔になる、
黒糖も、少ししか入れないだろ?」
「ぁ~、確かに、ブラックの癖に
『ほんのり甘さを感じたのはそれだったのか』」
「ほへ~、凄いですね?
それって、『コーヒー畑』を経営してるって事ですよね?」
「ぁ。」
「へ~、詳しく教えて貰おうかね、黒尾君?」
「ありゃ、言わない方が良かったですか?」
「まぁ、な、
直輸入だから『結構高い』
流石に日本の気候じゃ合わないからな、
向こうで作って貰ってる。」
「うぬぬ、それでは怒れないではないか。」
「それなりに流通してるから、
懐はそこそこ潤ってるぞ?」
「そこそこ?」
「あぁ、海洋発電プロジェクトも並行してやってるからな、
脱原発が五月蠅くてな、
海上プラットフォームに風力発電機やら、
波の圧力で出来る
圧搾空気をファンに当てる発電機とかな、
色々だ、色々。」
「はへ~、黒尾トレーナーさんは実業家なんですね~。」
「名前だけだ、実際頑張ってるのは、
『現場の人達だ』俺じゃない。」
二人「謙遜は時には相手を怒らせますよ?(るよ?)」
「うっせ、ヒシアケボノ
そろそろ帰れ、今日は授業なんだっけ?」
「あ~!!タイム測定と、
課外授業でした~!!
行ってきま~す!!」
▽
まだam8:00
「はや。」
「だね。」
「しっかし、アレだけデカい癖に、
『スプリンター』なんだから困った物だ。」
「謎だねぇ、
短距離レコードは(芝1200)
ヒシアケボノが去年の一年間
誰にも一位を譲らなかったからねぇ。」
因みに、レコードブレイクしたのは
キタサトコンビなのは言うまでも無い
ま、それでも、1秒しか差が無いのが恐ろしい。
▽
弩弩弩弩弩弩弩
「ち~こ~く~す~る~!!」
「こら!ヒシアケボノさん!!
貴女は静かに登校するように言われてましゅよね!!」
「へ?たづなさん?今、なんて?」
「き、気のせいでしゅ、
早く入るっしゅ、
門を閉めるっしゅよ!!」
「わわっ!?まって~っ!!」
馬のヒシアケボノは
582kgの体重を持っていたり、
落としても566kgと、
大きかったそうですね・・・
それで怪我をせず引退しているのが不思議だ