ウマ娘ストーリー・ブラックテイル   作:扶桑畝傍

8 / 77
引いちゃった結果


阪神アーリントンカップ改

ナリタタイシン

ビワハヤヒデ

グラスワンダー

スーパークリーク

 

んで、家のマチカネタンホイザ

 

いや、どう言う風に引いたらこうなるの?

 

調整も兼ねて出れるように改変して貰ったけどさ

どうしてこの『長距離バケモノ』が固まるの?

ねぇ?どう言う事?

 

「ねぇ。」

「言うな。」

「タンホイザ、なんかヤバい。」

「同感だ、俺もこれはヤバイ。」

 

あぁ、他のモブ娘達がどんどん絶不調に・・・

今回は『16人』で戦う

 

マチカネタンホイザは6番に入る

 

「アババババ。」

「タンホイザ、落ち着けって。」

「無理無理無理無理。」

「ほれ、御守りだしな?」

「あぅあぅあぅ。」

 

仕方ない、誰も見て無いな?

 

「へ?」

「ほれ、落ち着いたか?」

「お、おでででこにっ!?」

「後は、御守りをポシェットに入れとけ。」

今回は体操着にベルトとポシェットだけだ、

勝負服はまだ出来ていない

 

「あぅ~///反則です~///」

「でも、落ち着いたろ?」

「ま、まぁ、確かに。」

「マチカネタンホイザ。」

「はい!!」

「ゴールに『試作甘味試食券があると思え』」

「へ?」

「誰にも取られたくは無いだろ?」

「それは勿論。」

「なら大丈夫だ、みんなそれを狙ってる。」

「なんと!それは由々しき事態です!!」

「なら求められるのは?」

「一着!!」

「うし、オーケーだ!!

 行って来い!!マチカネタンホイザ!!」

「はい!!行って来ます!!」

 

「あ、ここに居たのね?」

「桐生院さん。」

「葵とは呼んでくれないのね?」

「そこまでは親しく無いかと?」

「あのねぇ。」

「すみません、それで?」

「実家でも調べたのよ、はいコレが資料。」

「はは、助かります。」

「本当にその兆候が出てるの?」

「出て欲しくは無いのですけどね。」

「・・・タキオンちゃん、大丈夫?」

「今日は一緒に来てますが、大人しいです。」

「そうね、最近は『トレーナー君と居る方が楽しい』と、

 自慢気に話してましたから。」

「・・・そうでしたか。」

「その資料も、完治とは書かれていなかったわ。」

「・・・わかっています。」

「それと。」

「なんでしょうか?」

「タキオンちゃんと、きき『キス』したって、ほんと?」

「・・・事故です。」

「じ、事故?」

「えぇ、ゴールドシップ主犯の事故です。」

「そ、そぅ、

 それと、タキオンちゃんが『しっとり』して来たのに関係は?」

「え?」

「恋する女子高生の様に、

 そして、『寄り添うような雰囲気が』最近学園内で持ちきりよ?

 何を貴方はしたのかしら?」

「ハッピーミークは調整どうですか?」

「露骨に話題を変えないでくれる?」

「『ド天然』タイプだと聞いてますが。」

「そうね、天然と天才をかけて割り算し忘れた子ね、

 まだうまくいかないわ。」

 

全く、これだけ雑音だらけだと聞き辛いが

 

『兆候』と・・・『キス』と、『しっとり』は聞き取れたな

 

ハッピーミークは最近の子だな、

あの何も考えていない用で『本当に考えて無い時もあるが』

天才とも思える事もする

まぁ、私の敵では・・・ないのか?

 

兎に角、例の病気に関しては『兆候』が出るモノらしいな

兆候・・・いや、アレは家具の軋む音だ

 

それに私が『しっとり』しただと?

それに『寄り添うような雰囲気?』この私がか?

 

わからん、こう言う事には慣れて無いからな

 

っと、こっちに向かって来たな、仕方が無い戻るか

 

 

「お、みんなここか。」

第四コーナーの立ち上がりが良く見える位置だ

「うん、ここなら見える。」

ライスシャワー?どこからその踏み台を持って来たんだ?

そしてなんか『目が蒼く光り出してるよ?』

インストールはまだ早いからね?早すぎるからね?

「タンホイザに幸福を~。」

こら、念を送るな

「それにしても、長距離が得意なウマ娘が固まったわね、

 タンホイザ大丈夫かしら?」

ナイスネイチャ、キミは良い子だ

「はぁ~。」

こらウララ、応援に来たんだから溜息つかない

 

「ねぇ?アナタがマチカネタンホイザ?」

「え?あ、ちっちゃい。」

「ちっちゃい言うな!!ナリタタイシンだ!!

 そう言うお前だって、別なとこが・・・

 ド畜生!!なんでデカいんだよ!!」

「どこ見てるのよ!!」

「ぜってぇ追いつかせねえからな!!覚悟しろよ!!」

「あ、行っちゃった。」

「まったく、ナリタタイシンったら、

 初めまして、ビワハヤヒデです、

 貴女が『チーム・スターダスト』のマチカネタンホイザね?」

「貴女が・・・ビワハヤヒデさんも、

 『甘いもの好きですよね?』」

「え?えぇ、たしなむ程度には。」

「絶対譲りません!!」

「??

 まぁ、兎に角共に良いレースを。」

「はい!」

「あら?」

「おろ?」

「初めまして、グラスワンダーです、

 貴女がスターダストのマチカネタンホイザね?」

「えぇ、グラスワンダーさん、

 貴女も甘いものを?」

「へ?え、えぇ、好きですよ?」

「絶対譲らないんだから!!」

「??

 えぇ、私も譲りません!」(一着の事よね?)

「あらあら、貴女がマチカネタンホイザちゃん?」

「え?えぇ・・・スーパークリークさん。」

「貴女のトレーナー君は、

 甘えさせてくれるのかしら?」

「甘え?(甘いモノの事だよね?)はい!」

「へぇ・・・。」

え?なに怖い顔

「あら、失礼、お互い頑張りましょうね?」

「は、はい!負けませんから!!」

(クリークさんも甘いモノ好きなんだね!

 絶対一着は譲らないんだから!!)

 

「それで、どのような作戦だ?」

「お、オグリキャップ、用事は済んだのか?」

「あぁ、買いこむのに少し手間取った。」

配達用の大型台車に山積みにされた弁当の山を食べながら答える

「至ってシンプルだよ。」

 

外周最遠部全速力

 

「・・・スタミナが心配だが、邪魔は入りにくいな、

 私も六平トレーナーに『ふわっと走れ』と言われたように。」

「あの爺さんほんとに居るんだ。」

「ん?」

「まぁ、後は『他のウマ娘を盾にして姿を隠せ』とも言ったな。」

「姿を?」

「あぁ、見えない相手に気を使う程

 集中力はすり減るからな、オグリも経験あるだろ?」

「うむ、あれは恐ろしいが、やり返したがな。」

「そゆこと。」

「では?」

「いや、良くて3着だな。」

「それでは意味がないでは無いか。」

「いいんだよ、

 タンホイザはまだまだこれからだ、

 ついでに『持ってみるか?』」

「ん?蹄鉄では無いか。」?!

「コレがライスシャワーで、

 コレがマチカネタンホイザのだ。」

「・・・言っていないのか?」

「言って増長でもしてみろ、『そこで終わりだ』」

「・・・負けてられん、

 この蹄鉄は借りても?」

「いきなりは止めてくれよ、

 ほれ、ウェイト調整用、

 確か知り合いに『馬具の専門店の子が居るんだろ?』

 その子に良く聞くと言い。」

「はて?キミにその話をした覚えは無いのだが?」

「ははは、色々伝手はあるのだよ、オグリキャップ君。」

「ごまかされた気がする。」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。