レディース&ジェントルマン。待ちに待った俺と耳郎ペアと峰田と八百万ペアの戦闘訓練。
…へ?他の奴らの訓練の様子はって?
緑谷&麗日(ヒーロー)VS爆豪&飯田(敵)
ヒーローチームの勝利
轟&障子(ヒーロー)VS尾白&葉隠(敵)
ヒーローチームの勝利
とまあ、こんな感じだ。精細の情報はいらんでしょ。
まあ、一言言うならば爆豪、お前は本当にヒーロー志望か?もう敵志望言っても俺は納得するぞ。
まあそれは置いといて……やっとだ!やっとだ!あの個性把握テスト時ずっとあの葡萄頭の言葉に対してのこの怒りを鎮めてきたと言っていいだろう!流石にヒーローが暴力沙汰はナンセンスだ。だが、これは戦闘訓練!訓練なのだよ!訓練なら怪我をさせた所で何も問題もない!むしろ本気で取り組んでいるように見える!いーね!訓練!大好きだ!ふっははははは!
「ひ、ひー!コイツなんかすんげーこっち見てくるんだげど!マジでコエー!」
「……なんかミイラ取りがミイラになってる気がする。」
(…訓練とはいえしっかりしなくてわ。)
で、俺らは敵側で峰田と八百万がヒーロー側になった。
「とりあえず、お互いの個性の把握をしておこうぜ。」
「じゃあ、ウチから教えるよ。ウチの個性は耳たぶのこの『イヤホンジャック』。出来ることはこれを壁とかに当てて周りの小さな音でも聞こえる事が出来る事と人に当てると心音の大音量化した音を流して攻撃する事が出来るよ。後、靴のスピーカーでその音を出すことも出来る。」
「成る程、耳郎は索敵能力系か。俺の個性は『蠍』。蠍が出来ることは出来るし、爪を手にしたり剣にも出来る。後、尻尾を伸ばすことも可能だ。」
「うわ、めちゃ戦闘系じゃん。個性把握テストでも凄い身体能力してたし、マジでスゴいのと組んじゃった。」
「じゃあ、核を最上階の部屋に隠して耳郎は核の護衛しつつ二人の場所を確認し、俺は耳郎の二人の場所の報を聞いて相手をするよ。」
「ウチはそれでいいけど。一人で二人の相手とか大丈夫?」
「別に二人同時に相手をする必要ないし、一対一に持ち込んで確保していけばいいし、一人が残っていたとしても核を探すのにも時間がかかる。確保したのち耳郎が索敵してもう一人も確保すればいい。それに耳郎は動きなからの索敵は出来ないんじゃね?なら索敵しつつ核の護衛してもらった方が良い。見つかった場合は流石に戦闘してもらうことになるがそれで大丈夫か?」
「確かにそうだね。星徒の提案で構わないよ。」
「じゃあ、俺は行ってくるから索敵よろしく。」
「うん。」
……さあ、ショーの始まりだ。
(……やっぱりこれで良かった………かな?)
「ギャー!助けてくれ八百万!……あれ?八百万!?何処だよ八百万!」
「八百万はもう捕まえた。助けにこない。貴様がやってることは虫の様にもがいてるだけだ!」
バンバーン
「ギャー!ひ、ヒーローが銃使うとかアリかよ!?大怪我したらどうすんだよ!」
「生憎だがこちらは敵側なんでね。それにこれはゴム弾だ。当たった所で多少の打撲ですむし、俺は射撃には自信があるのでね。隠れてやり過ごそうと考えているのはわかっている。あまり俺を見くびるな!」
バーン
「ギャー!お、オールマイト!オイラ降参します!だから星徒を止め」
バーン
「ほう、銃を向けられただけで降参か?そんな大声出しては実戦では相手に場所を教えてるだけだ。それとも何かの作戦のつもりか?良くしゃべるじゃないか峰田。」
バーン
「ギャー!」
「ちょ、星徒少年!?ストップ!ちょっとストップだ!」
「なあ?星徒の奴なんか怒ってねぇか?爆豪とは違うタイプだけどよ。」
「あ!?んだとこのくそ髪!」
「あー、それなんとなく俺もそれ思った。」
「なんか峰田との間でなにかあった?]
「そういえば峰田ちゃん。個性把握テストの時に星徒ちゃんの個性のせいで服が破けるときになにか言ってたような。」
「あ、それ知ってる。『誰得だよ。』ってやつだ。」
「え?まさかそれだけでこんな暴挙に?」
「もしかしたらそれが引き金になってトラウマみたいなのを思い出したんじゃないか?」
「つーことは……」
「奴の自業自得。」
「八百万は完全に巻き込まれただけか。」
「……俺、絶対星徒は怒らせないようにしよ。」
「……!」コクコク
「という報告をオールマイトから聞いたが何か言うことはあるか?」
「八百万に対しては本当にもうしわけないと思ってます。けど峰田には関しては後悔も謝罪する気もないです。」
……放課後、相澤に職員室に呼び出されました。ねぇ、もう決まりになってない?今の所、この小説の放課後は絶対職員室100%にいるなんだけど。何かある度に呼び出されるの?いやだー。
つっても八百万は気絶させてから確保テープを巻いて適当な部屋に放置しただけで他は何もしてないんだけどね。
峰田は恐怖のどん底に落ちれば良いと思う。奴だけを許すな。アンチ峰田!アンチ峰田!
「……今回は厳重注意だけで済ますが、次も同じ事をすれば除籍処分するぞ。」
「はい。」
いや、別に除籍処分しても構わないんですけどね?でも、ほらオカン思考の奴が黙ってない訳で。そのうち「私も謝るから取り消して貰おう」ってジーマで言いそうだもん。流石にその行為をさすわけにはいかないしね。うん。
あ、パンツの件のこと忘れてませんからね。相澤。
「で、今回は何をやらかしたの?」
「会って早々の言葉がそれかよ。」
今回も校門前で一佳が待っており、俺を見つけては半目でこちらを見て聞いてきた。
「言っておくけどこっちは砂蘇理が職員室に入っていくのを見てんだからね。」
「お前は俺が[職員室に入る=何かをやった]としか考えないのか。他のことで呼び出されたとは思わないのか?」
「砂蘇理がそれ以外で呼び出される訳がないじゃない。」
……これある意味で信頼されてるのか?
「で、何をやらかしたの?」
……誤魔化してもばれそうだしな。
「ちょっと戦闘訓練で派手にやって怒られただけだ。」
「……本当にそれだけ?」
「他に何をしたって言うんだよ?」
「あんたのことだから女子にいやらしい事をしたんじゃないの?」
「だったらA組の奴らに聞いてみろよ。そんなことはしてねぇよ。
……好きな奴以外にそんなことするかよ。」
「え?なんか言った?」
「なんもねぇよ。ほらさっさと帰るぞ。」
「あ、ちょっと待ちなさいよ!」
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