激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです……   作:タク-F

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クリスちゃんへの憑依モノを書きたくなった。まずは原作前のお話です!


過酷な運命を背負う娘に憑依してました

 母親譲りの綺麗な銀髪……愛される顔立ち……背丈は小柄なわがままボディ……面倒見の良い性格……それが雪音 クリスの大まかな特徴だ。そして作中で最も人気の主要人物としても有名だ。何故そんな事を今言わなければならないのか……それは……

 

あたしがそのクリスちゃんに憑依してたのがわかったからね……」

 

 気付いたのは【バルベルデのテロから6年後】の国連による武力介入により日本への帰国が決定した時だ。

 

「でも……身寄りの無いあたしを保護してくれる人達なんているのだろうか……」

 

 回想で見た当時のクリスちゃんの描写はかなり断片的だっただけに気付くのが遅れたが、国連による救出とその時の【聞き覚えのある名前】が自分の名前であるとは結び付けられなかった。

 

「自分の……名前……?」

 

「あぁ……君の名前は【雪音 クリス】……声楽家の【ソネット・M・ユキネ】さんとヴァイオリニストの【雪音 雅律】さんの実子だ。私は2人のファンでね……」

 

 その兵士さんは【あたし】の身の上を語ってくれ、そこで【あたし】が()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「そっか……ここは戦姫絶唱シンフォギアの世界だったのか……。そして後のイチイバルの適合者になるクリスちゃんに憑依していたのか……」

 

 そして1つ思い出せば連想するように記憶が蘇る。バルベルデの悪夢……テロリストによる聖遺物起動の強制

 強制……男性兵士の下卑たる視線……全てに合点がいった。

 

「そしてもう1つ……」

 

【あたし】の人格が表面化する前の人格と記憶……つまりは()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「教えて欲しいよクリスちゃん……()()()()()()()()()

 

 記憶と人格が存在する以上クリスちゃんの人格は何処かには存在する筈だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 国連による武力介入で救出されたあたしは6年ぶりの帰国を果たした。しかし……

 

何者だお前は! 

 

「貴様等に答える必要は無い」

 

 突如襲って来たノイズと【謎の女性】は次々と護衛の黒服に手をかけていく。

 

「我々には彼女を送り届ける義務がある! 総員迎撃せよ!」

 

「っ……ハッ!」

 

 ノイズに銃弾が通じないと解っていても黒服の人達は交戦の意思を捨てなかった。その結果が火を見るよりも明らかであろうと……

 

「愚かだな。この娘を大人しく差し出せば死ぬ事も無かっただろうに……」

 

 迫りくる銃弾を【謎の障壁】が阻み、使役したノイズが1人……また1人と命を奪う。そんな光景を見せられれば人はどうなるか? 

 

「やめてくれ……その人達は関係ない筈なのに……」

 

 しかしあたしの言葉を謎の女性が素直に聞く必要性は皆無だ。だからあたしは()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「もうやめてくれ……。あたしが……ついて行くから……」

 

子供は下がりなさい! わざわざ危険をおかす必要などないのだ! 

 

「そうだな……そこを退け小娘。せっかく助かった命を無に還すつもりか?」

 

 怖い……ただひたすらに怖い。眼の前にいる不条理、躊躇いなく他人の命が奪われる現実……圧倒的な暴力……謎の力……全てが怖い。()()()()()()()()()()()()()

 

「あたしがアンタに大人しくついて行けばこの場は丸く収めてくれるよな?」

 

「お前の態度次第だがな?」

 

 あたしの覚悟を嘲笑うかのように……見下すように向けられる視線に……恐怖が止まらない。だけどあたしは土下座で精一杯頼んでみた

 

大人しくついて行きます! だからこれ以上この人達を殺さないでください! 

 

 自分の出せる限界の声を発して頼み込む。すると当然後ろからは……

 

馬鹿な事を言うな! 君を送り届ける事が我々の仕事だ! それなのに君がむざむざさらわれる姿を我々は眼の前で見なければならないと言うのか! 

 

君は子供だろう! 何を考えている! 

 

 黒服の人達のあたしを想って止めてくれる言葉は胸が痛い。そして女性はあたしを見下しながら問いかけた。

 

「小娘……お前の願いを私が聞く必要性は無いのだぞ?」

 

「貴女がノイズを使役した以上……この場には遅かれ早かれ応援の人が来るでしょう。しかし貴女の目的は私です! ならば早々に連れて行ってください! お願いします!」

 

 あたしは姿勢を崩さずに頼み続ける。怖い……気が変わって殺されてしまう恐怖も大きい……逃げ出したい。

 

「………………まぁ……良いだろう。お前が自暴自棄を起こしてこのままノイズに接触されてはここまでの手間をかけた意味が失せる。その代わり……」

 

 カッ……カッ……カッ……ズドン! 

 

「がっ……はっ……」

 

 距離を詰め、腹部を蹴り飛ばされたあたしは壁に叩きつけられた。

 

「その生意気な口で喚かぬように黙らせるがな……」

 

「貴様ァ!」

 

「動くな!」

 

 発射される銃弾はやはり障壁に阻まれ届かない。そして女性はあたしの首を腕でホールドする。

 

「この娘に感謝するのだな。本来ならば失くした命が繋がれた幸運を噛み締めておけ……」

 

 あたしを目的の場所まで護送しようとしていた黒服の人達は()()()()()()()()()全滅していた。

 




最初の目標は拗らせた巫女さんに【夢を伝えられる関係】を築く事です!

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393どうしましょう……

  • 当然攻略するだろ!
  • 手強い恋敵!
  • 此方を屈服させようとするラスボス
  • ノーカン
  • 寧ろ393がメイン!?
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