激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです……   作:タク-F

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迫りくるノイズと水面下の攻防戦……クリスちゃんは味方が無い状態で何処まで抗うのか……


スカイタワーでの攻防戦

 あの後飛び降りるようにあたしは地上へと飛んだ。しかし……不(・)思(・)議(・)と(・)追(・)跡(・)さ(・)れ(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)。

 

「…………納得だよ。どうせこの襲撃であたしだけ露骨に狙われない状況を見せるつもりなんだろうフィーネ。でも残念だが……そりゃあ悪手じゃねぇか?」

 

 そうと決まればフルチャージで大型ノイズをぶっ飛ばす事は容易だ。そしてそうなれば……

 

「ここを抑えて本部にも行けるな。良し……やるかぁ!」

 

MEGA DETH PARTY! 

 

「よぉし! 避けねぇってか! それなら狙い放題だなぁ!」

 

 派手にブチかますミサイルが空のノイズを撃破する。しかし……あ(・)ま(・)り(・)に(・)も(・)あ(・)た(・)し(・)に(・)有(・)利(・)過(・)ぎ(・)る(・)。

 

「フィーネのノイズ展開には意図がある筈だ。あたしを貶めるのはあくまでも次善の策な筈だし……」

 

 そんなあたしの背後から気配を察知した。

 

「ッ! そこかぁ!」

 

BILLION MAIDEN! 

 

 何とか察知して撃破するも、空中のノイズ掃討中にこうやって不意打ちを受けるのは結構キツイ。今のはあくまでも不(・)意(・)打(・)ち(・)用(・)の(・)意(・)識(・)を(・)避(・)け(・)た(・)だけだからいずれ限界を迎えればそんな事は出来なくなってしまう。

 

「チッ! やりにくい事この上ねぇぜ! 明らかにフィーネの悪意を感じやがる!」

 

 さて……どうするべきか……

 

「次のノイズを……っあぁ!? なんでテメェがここにいるんだよ風鳴翼ァ! 」

 

「最初の展開から大きくそれ始めているの。貴女こそ未だに大型を始末出来ていないけど算段はあるのかしら?」

 

 険悪な雰囲気だ。明らかにあたしを疑ってる。まぁ……そういう間柄だったから過剰に傷つく事は無いが……

 

「あるぜ? 敵の数が4体なら始末するのに充分な火力は保証するよ。ただ……相(・)応(・)の(・)リ(・)ス(・)ク(・)は(・)存(・)在(・)す(・)る(・)の(・)さ(・)」

 

「クリスちゃん! 助けに……あれ? 翼さんまで!?」

 

「なら教えて貰えるかしら? 実用性の無い案は信じる価値すら無いもの……」

 

 疑いを強める翼さんにどれほど理解して貰えるかは……正直賭けだな。

 

「風鳴翼……アンタはイ(・)チ(・)イ(・)バ(・)ル(・)の(・)性(・)能(・)を(・)ど(・)れ(・)ほ(・)ど(・)識(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)?(・)」

 

「…………中・長距離射程を軸とした聖遺物である事のみ。貴女が銃火器の展開を望んだ事くらいね……」

 

「充分だ。より正確な補足をするならエネルギーの扱いに長けた聖遺物だよ。あたしはわかりやすくミサイル・マシンガンみたいに貯めの少ない装備を好むけどな?」

 

「逆に言えばチャージ出来れば相応の威力は保証する……と?」

 

「そういう事だ」  

 

 すると響があたしの手を掴んで来て……

 

「お願いクリスちゃん! あの大型ノイズを倒す為に私達に力を貸して! 」

 

「わかってるよ……ただアレだけの数と耐久力をブチ抜くには相応のチャージを要するんだ。あの大きさで4体なら5分貰えれば恐らくは……」

 

 すると翼さんは疑いの眼を向けて……

 

「この戦況で5分……ね。随分贅沢な相談じゃないかしら? しかも……それで撃破出来る保証はあるのかしら?」

 

「翼さん! 何もそこま「良いんだよ響! 」……でも!」

 

 相当疑われてるのは覚悟の上だ。だけど……何とかして撃破するにはやっぱり……絶唱しか……

 

「なら……やっぱり使(・)わ(・)な(・)い(・)と(・)い(・)け(・)な(・)い(・)か(・)……」

 

 プラン変更は確定するなぁ……。でも仕方が無い。

 

「Gatrand「駄目! クリスちゃん! 」っ……ガハッ!」

 

 絶唱の1フレーズも唄えてないから反動こそほぼ無いが……響は泣(・)き(・)そ(・)う(・)な(・)表(・)情(・)を(・)し(・)て(・)い(・)た(・)。

 

「クリスちゃんが命を捨てるなんておかしいよ! 絶唱は……あの歌を私はもう聞きたくないの! だって奏さんが死んでしまって! この間は翼さんまで! 」

 

「…………立花……貴女そこまで……」

 

 翼さんも響の叫びに動揺していた。正直……絶唱で大型を撃ち抜いてからは確かにノープランだった。だけど……

 

「翼さん! 翼さんがクリスちゃんを信用していないのはわかりました。でも……私(・)は(・)ど(・)う(・)で(・)す(・)か(・)?(・)」

 

「立花なら……? どういう意味かしら?」

 

 響が翼さんの手を取っている。どうやら……説得してくれてるみたいだ。

 

「私……ク(・)リ(・)ス(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)の(・)言(・)葉(・)を(・)信(・)じ(・)た(・)い(・)です! 師匠や緒川さんが信じてるなら……それに何よりも私はクリスちゃんと一緒にいたいです! 」

 

「ッ〜〜!」

 

 最後の言葉にあたしは思わず赤面してしまった。どうやら響は相当あたしを想ってくれている。嬉しい! 響にここまで言われて嬉しく無い訳が無い! 

 

「だから翼さん! ク(・)リ(・)ス(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)を(・)信(・)じ(・)る(・)私(・)を(・)信(・)じ(・)て(・)下(・)さ(・)い(・)!(・)」

 

「ッ! 立花……!」

 

 響の圧力に……そして信じる気持ちに翼さんは動揺していた。そして響はその隙にあ(・)た(・)し(・)と(・)翼(・)さ(・)ん(・)の(・)手(・)を(・)握(・)る(・)。

 

「大丈夫だよクリスちゃん! 私がクリスちゃんを信じてるから! だからお願い! 私(・)達(・)に(・)力(・)を(・)貸(・)し(・)て(・)!」

 

「ッ…………! どうやら今の立花の覚悟は余程のモノね。それに……叔父様の行動に意味があるのならば私も変わらなければならないわね……」

 

 そう告げると翼さんは空いている手をあたしへと向けて来た。そしてそのまま問いかけて来た。

 

「貴女が先程要求した5分……私達で稼いで見せるわ。少なくとも……絶唱を使おうとした時点で貴女の覚悟は軽く無いもの……。だから約束しなさい……必ずあのノイズ達を撃破すると!」

 

「もちろんだ。そこまで言わせたからにはしくじれねぇよ。あ(・)た(・)し(・)を(・)信(・)じ(・)た(・)響(・)の(・)為(・)に(・)も(・)……なぁ!」

 

 そしてあたしは力強く返し向けられた手を握りしめる。

 

「貰う5分でイチイバルのエネルギーを限界までチャージする。それを暴発させずに集約して放てば確実に倒せるさ! 仮に倒し損ねたらそのまま止めまで責任を持って請け負うぜ!」

 

「任せたよクリスちゃん!」

 

「約束……果たしなさいね?」

 

「おぅよ! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして響と翼さんは言われた通り5分稼いでくれた。それならあたしだって……

 

「吹き飛ばしてやるよノイズ共ぉ! 」

 

MEGA DETH QUARTET! 

 

 そして展開されたミサイル6機が4体のノイズを撃ち抜いた。1撃の純度が高いミサイルはそのまま1体を撃破し、1撃で仕留め切れなかった奴には2発目がそのまま追い打ちをかけた。その結果あたし達はこの局面に勝利した。

 

「勝った……勝ったよクリスちゃん! 私達勝ったんだよぉ! 」

 

ビー! ビー! ビー! 

 

 響があたしに抱きついて来た。あぁ……響が愛おしくてそのまま唇を奪いたい……だけどそんなタイミングで響の端末が鳴り響く。

 

「響! 学校に……リディアンにノイズが! 」

 

 未来の通信はそう言い残して消えて通話を終了させた……




残るは本丸のリディアンにそびえ立つカ・ディンギルのみ。憑依クリスちゃん最大の反逆が始まります!

393どうしましょう……

  • 当然攻略するだろ!
  • 手強い恋敵!
  • 此方を屈服させようとするラスボス
  • ノーカン
  • 寧ろ393がメイン!?
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