激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです……   作:タク-F

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カ・ディンギルの破壊には成功したが……その代償は大きかった。残された人物達の見たモノとは……?


失意の果てに見据えた光景

 カ・ディンギルを絶唱で吹き飛ばしたあたし様だが……反動は想像を超えていた。いや……()()()()()()()()()()でもあるけどな。

 

「や……べぇ……な……アレ……避けられねぇ……わ……」

 

 そしてフィーネから放たれたエネルギーを回避できずにその身に浴びて意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

〜〜響side〜〜

 

 クリスちゃんが……了子さんの放った光に呑まれた。その意味がわからない今の私じゃあ無いけど……

 

「あ……あぁ……クリスちゃん……なんで……? もっとお話したかった。私に……未来にしてくれたプロポーズの返事もしてないのに……どうして……」

 

「愚かだなクリス。カ・ディンギルに手を出さねば死なずに済んだ命だと言うのにな。そして反逆の結果が相手を救うために身を張っても、時間の問題だと言うのにな」

 

 了子さんは嗤ってる。クリスちゃんのあんなにも眩しい想いを嗤って吐き捨てる。なんでですか了子さん……どうしてそんなにも嗤っていられるのですか? 

 

「会いたいよぉクリスちゃん……私……もうむねがぐるじいよおぉ」

 

 誰か……助けて……

 

〜〜響sideout〜〜

 

 

 

 

 涙の落ちる音が聞こえる。

 

「ひびきの……なみだじゃねぇか」

 

 許せねぇ。響を泣かせたのは誰だ? 

 

「悪意と憎悪を向けた風鳴翼か? 蔓延って平和な世界を乱すノイズか? シンフォギアと言う自作自演な兵器をチラつかせるフィーネか?」

 

 いや違う

 

「他の誰でもねぇよ。響に死に様を見せまいと勝手に2人の元を離れて不安にさせ……黒幕(フィーネ)の計画を止める為に後先考えずに絶唱を放ち……その結果バッグファイアで動けなくなって……そこに止めのエネルギー弾を避けられ無かったのはあたしの過失だよ」

 

 なら言うべき事も簡単さ。

 

「立ち上がらねぇとな。響が……泣いてるんだから。風鳴翼が響の暴走を止めてから……その次の悲しみが襲う前に……」

 

 身体の苦痛が何だ! フィーネの強さが何だ! その程度で諦めるあたし様ならとっくの昔に心折れてるだろ! 思い出せよあたしの目的を! 

 

「原作クリスちゃんみたいに皆に愛される存在になりたい! だけど……後輩共に舐められる訳にはいかない! そして響を恋に堕とす! 

 

 なんだよ……やるべき事は簡単じゃねぇか。それならすぐにでも動かねぇとな……。

 

「休憩時間は終わりだよ。さぁて……派手に吹き飛ばしてやるぜぇ! 

 

 真の反逆開始の時間だ! 

 

 

 

 

〜〜翼side〜〜

 

 カ・ディンギルと言われた塔が崩壊し……あの娘がいたと思われる場所へ制裁のエネルギー弾が飛んで行った。速度と反応の問題で私にはその行動を止める事も知らせる事も出来なかった。ならば私が成すべき事は1つだ。

 

「あの娘の為にもお前を止めよう。立花の分までな!」

 

 天羽々斬を構えて私はフィーネに斬りかかるも……奴は避ける素振りを一切見せなかった。

 

「フ……やはりこの程度だなシンフォギア! 

 

 首筋を裂いた筈なのにこうも平然としているのはやはりネフシュタンの再生力による恩恵だな。

 

「やはりお前は人ならざるモノと言う事か。これ以上立花を泣かせない為にも……私がお前を斬る! 

 

逆羅刹で一息に距離を詰めて至近距離で蒼ノ一閃を叩き込み……距離を取られたら炎鳥極翔斬で確実に仕留めなくては! 

 

「フフ……私ばかりにかまけていても平気なのか?」

 

「愚問だな! あの娘は世界を救った! ならばお前と対峙している私がこの局面を切り抜けなくて何が防人だ! あの娘の想いを引き継ぐ為にも……私がお前を倒す! 

 

 しかし私とフィーネの間を……()()()()()()()。そしてフィーネを吹き飛ばした。

 

「っ! 何が起こっている!? 立花は!? 立花ば無事なのか!?」

 

 私は後方にいる筈の立花の姿を探す。しかし……()()()()()()()。何故ならば眼の前の影こそが立花だったから

 

立花! よせ! あの娘は復讐など望んでいないぞ! 

 

オマエガクリスチャンヲ……! マチヲ! カナデサンヲ! ミンナヲ! 

 

 フィーネに向かう様はまさしく()()()()()だ。やめてくれ立花……あの娘だって……ましてや奏だって復讐なんて望んでいないのに……

 

「ウオオアァァァァ!!!」

 

 咆哮と呼べるソレがこの空間に木霊する。そしてフィーネへと距離を詰めては()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「オマエサエ! オマエサエイナケレバミンナハアァァ!」

 

「フフ……」

 

 再生力故の余裕かフィーネは一切の反撃をしない。そして私は立花を止める決心をした。

 

影縫い

 

「ア……ァァ!」

 

「もう止めなさい立花。復讐なんてあの娘が本当に望む事なの? 私達には私達のやるべきことが確かに存在するし、フィーネを討つという事も()()()()()()()わ。でも……ソレを復讐で成してはダメなのよ?」

 

 私は拘束した後方から立花を抱きしめる。いつかの奏が私にしてくれたように。奏……私にもあの時の言葉の意味が少し解った気がするよ? 

 

「だから私が引き継ぐわ。いえ、()()()()()()()()とも言えるわね」

 

 私が立花に最後の言葉を告げた直後……()()()()()()()()()()()()

 

「ガハッ!」

 

 出血が止まらない。この形状は識っている……何故ならばコレはネフシュタンの鞭だから。

 

「戦場で呆けてどうする防人……戦いはまだ始まってもいなかっただろう?」

 

「そう……だった……な。だが……コレを聞いて行け……私の唄だ……」

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el baral zizzl

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el zizzl

 

 私の覚悟は……この程度では折れないさ……

 

「翼さ〜ん!」

 

 済まないな立花……私自身もお前のトラウマにしてしまうかもしれないなんて……

 

〜〜翼sideout〜〜

 

 




絶唱を以て相打ちを狙った翼さんですが、この後ネフシュタンと完全融合を果たしたフィーネさんを超える事はできずに倒れました。

……………ビッキーのトラウマ指数が原作超えな件

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393どうしましょう……

  • 当然攻略するだろ!
  • 手強い恋敵!
  • 此方を屈服させようとするラスボス
  • ノーカン
  • 寧ろ393がメイン!?
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