激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです……   作:タク-F

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フィーネさんにソロモンの杖を起動するように言われたので交渉を始めます……成功するかは置いといて


巫女さんに攫われてますので交渉を始めます!

 帰国直後の空港(政府保有の秘密裏)で拉致られたあたしはフィーネによって拉致されてしまった。

 

「ふん……手間取らせてくれたな……」

 

「う……あ……」

 

 しかも巫女さんのご機嫌が非常に悪いので執拗にお腹を蹴られてる。正直痛くて悶絶してる。

 

「なんで……こんな……事を……?」

 

 あたしは()()()()()()()()()()()()()()()()()フィーネへと質問をする。するとフィーネの機嫌がみるみると悪くなる。

 

「平和ボケした世界で過ごす小娘如きに私の計画……いや、夢を語る必要性があると思うか?」

 

 視線が痛い。だからあたしは雪音クリスの夢を語る。

 

「じゃあ……あたしの夢を……聞いてよ。誰にも話してない……秘密の……夢なんだ……」

 

「興味が無いな。小娘の理想如き高がしれているだろう?」

 

 全く気にも止めてくれない。まぁ……それを識っているから勝手に話すけどね? 

 

「あたしは……平和な世界を作りたい。争うだけの()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「………………ほぅ? 面白い事を言うな小娘。いや……雪音クリス!」

 

 フィーネが初めてあたしを名前で呼んでくれた。必死さを強調する為に敢えて顔を伏せてるあたしはその表情を見てないが、恐らくは扱いやすい駒として認識した筈だ。実際にこの境遇でこの答えに行き着く人達は少なく無いと思うから。

 

「今……あたしの……名前を……?」

 

「あぁ呼んだとも。私はクリスに()()()()()()。既に目的の為の手段としての価値を見出しているが……お前の事を知ろうと思える程度には……な」

 

 残酷な言葉の中に混ぜられる甘い単語が凶悪だ。()()()()()()()()()()()()()容易くその言葉に乗せられてしまう。だけどそれは許されない。

 

「なら……さっきの質問に答えてよ。あたしを攫ったり……黒服の人達を殺した理由なんだけど……」

 

「調子に乗るなよ? 私はあくまでも【()()()()()()】だけだ。お前の価値など替えの手配が面倒な人材でしか無い事を忘れるなよ?」

 

 良し! 少しだけどフィーネは()()()()()()()()()()()()()。つまり可能性が残されているんだ! 

 

「それなら……頑張ったら……教えてくれる?」

 

「お前の働き次第だな。だが……やるべき事は伝えておこう!」

 

 そう言ってフィーネはソロモンの杖を投げ渡して来た。()()()()()()()()()()()()()()()()覚悟をしないとね。人殺しの烙印を背負う覚悟を。

 

「何かの……杖? これって聖遺物なの?」

 

「そうだ。完全聖遺物ソロモンの杖だ。クリス……コレを起動するのがお前の価値だ。成功すれば()()()()()()()()()()()()()()

 

「っ!」

 

 やっぱり……何の効力があるかは語られていない。流石はラスボスだなぁ……無知な少女に人殺しをさせるなんて。

 

「必ず起動させるから! だから……起動できたら()()()()()()()()()()()()

 

「…………まだ私の目的を知りたいとは驚いたな。しかし……お前自身が争いの種になると気づかないとは憐れだな……」

 

「フィーネ……? もしかしてこの聖遺物……」

 

「無駄口を叩く前に起動を始める事だな。起動出来ねばそもそも価値が無い事を忘れるなよ?」

 

 フィーネはそれだけ告げて部屋を後にした。どうやらあたしを体よく利用して切り捨てるつもりなのだろう。だけど……()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初に【ソロモンの杖起動命令】(ソレを起動しろとしか言われ無かった……)をフィーネに言い渡されて1年が経過し、ようやく起動する事に成功した。こうして自分で聖遺物の起動を行うとフォニックゲインを高めるのが如何に大変かよくわかる。原作クリスちゃんマジで天才児。まぁ……原作と違う未来を掴む為に館の中を散策するけど、相変わらずフィーネの情報は記されていない。

 

「ひぃ……! コレ……ノイズ!?」

 

 完全起動が成功した瞬間【バビロニアの宝物庫】からノイズが溢れ落ちた。そしてその際に急激なエネルギーが観測された。

 

「そうか……ようやく起動できたのだなクリス。安心しろ……その聖遺物の名は【ソロモンの杖】と言う。そしてその権能は……」

 

 あたしから杖を奪ったフィーネはノイズを消した

 

「このようにノイズを制御する聖遺物だ。まぁ……カ・ディンギル完成までに間に合っただけ良しとしておこう」

 

 起動された杖を持ったフィーネはあたしに背を向けていた。

 

「ほんとに……コレで争いの無い世界を創る事が……」

 

「あぁ……()()()()()()()……」

 

「ッ!」

 

 その時見せたフィーネの笑みをあたしは忘れない。だけど今は……

 

「まぁ……()()()()()()()()()()。まずは身体を休める事だな……」

 

 フィーネはそれを最後に部屋を出た。あぁ……確かにコレはキツイなぁ……。ふとした瞬間の優しさがあたしの精神を揺さぶって来る。

 

「だけど()()()()()()()()()。最初の……目標までもう少しだから……」

 

 まずはフィーネに()()()()()()()()()()……




まずは【扱いやすい娘】と思わせないとイチイバルをくれないでしょうから必死に起動を試みたものの、原作クリスちゃん程才能が開花してない事に気付きました。

実はこの物語のポイントになります。

感想お待ちしています。

393どうしましょう……

  • 当然攻略するだろ!
  • 手強い恋敵!
  • 此方を屈服させようとするラスボス
  • ノーカン
  • 寧ろ393がメイン!?
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