激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです……   作:タク-F

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響が泣き崩れ……翼が倒れ……クリス自身も反動ダメージは軽く無い。頼れる筈の二課も機能不全とノイズの存在に動けない。そんな中でクリスちゃんは何を想う?


光と闇と……

 響が……泣いている。

 

『おいおいどうしたよあたし……まさかこの程度でくたばったのか?』

 

 あはは……手厳しいねクリスちゃん……ここで終わるじゃないよ? 

 

「冗談……と言いたいけど()()()()()()()()かな? 耐えられないとは言わないけど平然とは出来無いかも……」

 

『わかるよ。絶唱の反動が温い訳ねぇからな。そこに追い打ちのエネルギー弾だ。まぁ辛くて身体が悲鳴をあげてるってか?』

 

「かもね。まぁそれでも動くけどね? ここからの展開は未知の領域だよ。カ・ディンギルの崩壊分だけ平和にした代償がどうなっているかはわからない。でも……()()()()()()()()()()()()()でしょ?」

 

『はぁ。わかってるならさっさと行きやがれ! テメェの愛しい相手が()()()()()()()()()()()()()な!』

 

 なるほど……既に展開は暴走を経て響の心が折れた所になったのか。ここから一晩中痛ぶられるとわかってるなら話は簡単だ。

 

「行ってくるよクリスちゃん……今度こそ終わらせるからね!」

 

ったりめぇだ! 終われなかったら化けて出るぞこのすっとこどっこい! 

 

「そんなちょせぇこと言われる前に終わらせるよ!」

 

 さぁて……派手にぶっ飛バすぞ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜響side〜〜

 

「終わりだな立花響。クリスも、風鳴翼も……頼れる仲間や友人さえも立っていないこの地に貴様を助けられる者など皆無だがな?」

 

「皆……いなくなっちゃった……翼さんが倒れて……学校が崩れて……師匠も……緒川さんも……創世ちゃん達も……未来も……せっかく仲良くなれたと思ったクリスちゃんまで……」

 

「そうだ。緒川慎次も……弦十郎やリディアンの教師・生徒問わず生死不明。更に戦力足り得た軍人はノイズの前にはあまりにも無力であり風鳴翼とクリスは最早虫の息。まぁ……クリスは死んでいるかもしれないがな?」

 

 やっぱり皆いなくなった。残された私も心が折れた。あぁ……もうお終いだなぁ私達。

 

「最後の言葉……気まぐれに聞いてやるが言い残す事はあるか?」

 

「……………………………………」

 

 何もない。呪われた私に残せる物は……何もない…………

 

「そうか……ではさらばだな融合症例第一号

 

「アァ? 誰が死んだって決まったんだ? フィーネ?」

 

バシュゥゥン! 

 

 了子さんの鞭が私を貫こうとしたその時()()()()()()()()()()()()

 

「クリス……ちゃん……? どうして……? 死んだ……筈じゃあ……?」

 

「勝手に殺すな。あたしが生きて隣にいる……それだけで理由なんざいらないだろ?」

 

 私の救世主が……そこに立っていた。

 

〜〜響sideout〜〜

 

 

 

 

 

 

「よぉフィーネ……遊ぼうぜぇ?」

 

「生きていたのかクリス。絶唱のバッグファイアとネフシュタンの追撃に耐えられたのなら大人しく寝ておけば一命は取り留めた筈だが?」

 

「かもしれねぇな。だが……それだけだよ。手の届く範囲を見捨ててまで叶えたい夢なんてあたしは持ち合わせてねぇんだわ。ま……そういう訳だからテメェを吹き飛ばすのはあたし自らってな?」

 

「クリス……ちゃん……? 本当に……クリスちゃん……なの?」

 

 不安そうにあたしの腕を掴む響、苛立ちを隠さないフィーネ……周囲を覆い尽くす瓦礫……全てが緊張状態を作り出していた。空元気で虚勢を張ってるが、実際はボロボロだ。さて……あまり宛にするのは気が引けるがそろそろ明け方に差し掛かる。本当に奇跡が起きるならば……頼むぜ未来? 

 

『ざ……ザザ……』

 

 ッ! スピーカーに電気が通ったのか! 良し! フィーネは()()()()()()()()。ならあたしの役割は簡単だ。

 

「フィーネ……嘗てあたしがフィーネに伝えた夢だけどよぉ……()()()()()()()だよ。もちろんアレは()()()()()()()1()()()()()()想像もしてないイメージじゃねぇし、ソレを最適解だと思ってるよ。でも……人間ってのがそうじゃねぇ事はあたしも識っているんだよ。テメェに誘導されるつもりはねぇんだわ。だってさ……」

 

 あたしはそのまま響を()()()()()

 

「く……クリスちゃん!?」

 

「あたしが好きなのは立花響の笑顔だからな! その為にはあたしは頑張れる! テメェを倒せと言われりゃ()()()()()()()()でも何とかしてやる! さぁ……行くぜフィーネ! テメェの相手はただの小娘でも使い捨ての戦力でもねぇ! 恋する1人の乙女だよ! テメェの恋とあたしの恋……どっちが強いか勝負しようぜぇ!」

 

 長話も大人しく聞いてくれた事で時間は稼いだ。さぁて……()()()()()()

 

(響……私達はここにいるよ! 響の事を見守ってるよ! だからお願い! 私達のもとに生きて帰って来て!)

 

「未来……師匠……緒川さん……」

 

 心の折れていた響に一筋の光が差した。さぁ……始まるぜ? 

 

「まだ詠える! 立ち上がれる! 戦える! 未来が! 皆が! クリスちゃんが私達の勝利を信じてる! それなら……私も挫けてはいられない!」

 

 響が立ち上がる。そしてあたしの身体も光が包む。

 

「何故だ! お前達の希望は全て砕いた筈だ! おのれクリス! お前か! お前が全てのイレギュラーなのか!?」

 

「黙れよフィーネ……恋するテメェならわかるだろ? あたしの胸の内の感情がよぉ! 

 

「お前達の纏うソレは私が作ったモノなのか!? 何が……一体何を纏って力に替えている!?」

 

「繋ぐこの手が紡いだ奇跡!」

 

「行こうぜ響! ()()()()ならきっとたどり着く事ができるからよぉ!」

 

「「シンフォギアだあぁぁ!! 」」

 

 周囲を漂うフォニックゲインがギアを包み溢れる力が光に変わる。あたしに赤の光が、響に黄色の光が、そして少し離れた場所で翼さんに蒼の光があたし達の真の力を呼び覚ました! 

 




フィーネの眼の前で起こる現象が愛に起因してるとは受け入れ難いモノですよねぇ……だってクリスちゃん原作入りまでビッキーと接点ほぼ無いし……

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393どうしましょう……

  • 当然攻略するだろ!
  • 手強い恋敵!
  • 此方を屈服させようとするラスボス
  • ノーカン
  • 寧ろ393がメイン!?
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