激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです……   作:タク-F

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書きたい描写が難しい……ってかこの回は短めな上に22話の次に投稿するべき話でした!最新話が挿入投稿で申し訳ありませんでした!


言えぬままで終わらぬ為にも……

 デュランダルとネフシュタンの対消滅によりフィーネのダメージは深刻なレベルとなっていた。この調子ならば一日すら保たないのは間違い無いだろうな。

 

「ッ! 見つけたよクリスちゃん! 了子さんが居たよ!」

 

 響はフィーネを背負うとオッサン達の所へ連れて行くつもりになっていた。だけど悪いな響……少しだけ時間が欲しいんだ。

 

「ゴメンな響……フィーネの事はあたしが連れて行くからさ……今は2人だけにしてくれねぇか? その……言いにくいけどあたしにとってフィーネは母親みたいなモンだからよぉ……」

 

「っ……そうだな。雪音の立場からすればフィーネは母親のような人物と言えるだろうな。立花……私達は席を外しましょう?」

 

「そう……ですね。クリスちゃん……後で迎えに来るね?」

 

 2人は空気を読んで席を外してくれた。さて……まずは狸寝入りしてるフィーネを起こすところか……

 

「フィーネ……()()()()()()だろ? いや……起きてなきゃ既にリインカーネーションが始まってるはずだ。違うか?」

 

「チッ……流石にわかるか……」

 

 舌打ちをしながらもフィーネはゆっくりと目を開けた。

 

「一応聞いておくぜ? ()()()()()()()()()

 

「クリスがにつかわしくない言動をしたあたりだ。まさかお前冗談でも私を母親と呼ぶとはな……」

 

「冗談じゃあねぇんだなコレが。まずはイチイバルをくれた事……これはあたしの未来の為にも必要不可欠だった。コレが貰える程の信頼を得たとき……素直に嬉しかったよ。ついでに教養の無かったあたしに色々教えてくれただろ? 世間情勢は流石に避けられたけどおかげでどっかの学校に編入出来るときには助かるさ。素直に感謝してるよ……」

 

「イチイバルの譲渡も教養も必要最低限に過ぎない。手駒が無知では計画に支障をきたす恐れがあったからな……」

 

「それでも二足のわらじでやるだけの覚悟をしてくれた事に感謝してるさ。ありがとうなフィーネ……」

 

 禄に動けない今だからこそあたしはフィーネを抱きしめる。フィーネからすれば驚愕の事実だろうな……

 

「クリス……良い機会だから伝えておくがその状態をとある用語ではストックホルム症候群という。まぁ……だからと言ってお前が変わるとも思えないがな……」

 

「ん〜……今だからこそ言えるんだけどあたしはこの事を()()()()()んだよなぁ。正確には並行世界のって事になるけど……」

 

「ッ!? そうか……通りで私の計画通りに……」

 

 フィーネは最後まであたしの妨害が的確だった理由に行きつけ無かったが……ようやく支えが取れたようだ。

 

「以前フィーネに夢を語っただろ? ()()()()()()()()()()()()んだ。あたしはこの通りフィーネに感謝してるからな……」

 

 まっ……聞いてくれるとは思えないし、()()()()()()()()早くに達成出来てしまうのが残念だけどな? 

 

「あたしさ……必ずフィーネを見つけるよ。声楽家か……ヴァイオリニストかはまだ決めて無いけど……あたしがパパとママの残してくれたモノを使ってでもな? ()()()()()()()()()()()()()()()()世界へ向けた活動を続ける。そうすれば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だろ?」

 

「…………よく言うな。お前の知識を用いれば次の依代などわかっているだろうに……」

 

「バーカ……あくまでも知識は参考程度だよ。必ずなんて保証は無いからな……」

 

「フン……お前らしいな……」

 

「んじゃあリディアンの校庭に行くぞ? 皆がお前を待ってるからな……」

 

 あたしはフィーネを背負うと皆の待つ校庭へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕焼け空の下……二課のオペレーター2人・弦十郎のオッサン・安藤・板場・寺島(3人娘)・未来・装者達が既にフィーネとあたしを待っていた。

 

「バラルの呪詛が人々を別った時……互いに寄り添う事よりも争いを選んだ人類……その禍根を断ち……私はあの方のお言葉をもう1度聞きたかった。しかしその為には……」

 

 フィーネの告白を全員静かに聞いていた。その中で想いを訴えるのはやっぱり響だった。

 

「人と人を繋ぐのに力なんかよりももっと大切で暖かいモノを識らない私達じゃあありません。だからこそ私達に出来る事もきっとあります……。了子さんの残してくれたシンフォギアもきっと……」

 

「そうか………………はああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 

 

 フィーネは最後の力を振り絞りネフシュタンを天へと伸ばした。しかし今回()()()()()()()()ので、その対象はわからなかったが……

 

「私の禍根はここで絶たせて貰う! この場所にいる貴様らを始末するだけならば廃棄された人工衛星で事足りる! どうあがいても貴様等は殺してやるさ! 私はいつかの時代! どこかの世界で必ず蘇る! その為に! 

 

人工衛星か……盲点だったな……おいおい! 正気かよフィーネ!」

 

「今ここでシンフォギア共々()()の障害を駆逐する! この身が滅びようと()()の悲願を果たす為にいぃぃぃ!!」

 

 フィーネはそのまま廃棄された衛星をリディアンへと落すと宣言し……オペレーターは軌道計算を開始した。そんな中響は……

 

「そうですね……了子さんの未来の為にも今度は私達が頑張らないといけないですよね……」

 

 さっき響は()()()()()()()()()()()()()()()()。それはきっとフィーネのメッセージに気づいたのだろう。そしてその表情を見たフィーネも最後の言葉を遺した。

 

「はぁっ……ほんっとうに世話の焼ける娘ね。胸の詠を……信じなさい……」

 

「はい!」

 

 フィーネはその言葉を最後に消えて行った…………。

 

 




フィーネさんとの再会の約束、人工衛星が落ちてきた理由を本来先に語る予定なのに……何故僕は忘れてた!

更新放置して誠に申し訳ありません!今後も不定期更新になりますが感想や評価等で応援してくださると嬉しいです。

393どうしましょう……

  • 当然攻略するだろ!
  • 手強い恋敵!
  • 此方を屈服させようとするラスボス
  • ノーカン
  • 寧ろ393がメイン!?
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