激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです…… 作:タク-F
館で過ごすあたしに……フィーネは新しい命令を持って来た。
「二課に新たな装者が加わった。その人物の名は
【立花 響】……成熟する前に捕獲しろ。その為に【ネフシュタン】と【ソロモンの杖】を貸してやるが……イチイバルは使うなよ? 」
「は……? なんだそりゃ?」
驚きと歓喜の命令があたしに告げられたが、今回は驚きが勝る。何せ……
「完全聖遺物は良くてシンフォギアは駄目なのか?」
「可能性の差だ。そのイチイバルの価値を忘れるなと言う事だ。だがお前にも準備が必要だろう? 1ヶ月で準備しろ。そうすれば直に
そうして要所を纏められた資料が手渡された。あ〜……当時の
「コイツに会ったら駄目か? 流石にこんなお人好しそうな表情をしてる奴でも簡単に攫わせてはくれねぇだろ?」
「心配される程賢くは無い筈だが……
「ん……それじゃあ纏まった資金が欲しいのと、コイツの行動ルートって判明してるか?」
「生憎趣味の人助けとやらで決まったルートは存在していない。必要ならば託す資金で調べるのだな……」
そう言ってフィーネは【1枚のカード】を投げ渡した。
「度が過ぎる散財はするなよ? 使用履歴は此方に届くと思え」
まぁ……当然の措置だよなぁ。
「カードの対応外の店……は流石に無いよな?」
「その時は諦めろ。まぁ……そんな店に行く必要性も皆無だがな?」
あ〜不安だ。件の【ふらわ〜】はどうだったか作中の描写は無かったし……
「とりあえず活動するかぁ……」
あたしは翌日から行動を始める事にした。とりあえず響の観察日記を付けるとしよう!
○調査初日……早速日課の【人助け】現場を尾行中に目撃した。どうやら老人の荷物持ちをしてるらしい。
「ごめんねぇ……若いのに偉いねぇ……」
「いえいえ! この程度なんでもありませんから!」
そんなやり取りが遠目でもわかる雰囲気だ。どうやら本当にお人好しなんだな。
○2日目……校舎から出て来るのが昨日よりも遅い。未だに出て来ない辺りどうやら学業が疎かなようだ。
「これも原作通り……か。安心したような残念なような……」
そして夕暮れ時にようやく出てきた。そしてその肩は明らかに重い。
○7日目……幼馴染みの【小日向 未来】と下校する姿を見せるもすぐに校舎へと引き返して行った。どうやら本部から
「近い内に小日向未来にも接触するか……」
ちなみにその日は風鳴翼が全てノイズを掃討した。
○15日目……小日向未来を置いて本部へと向かう。まぁ……この日はフィーネが直接見てるだろうから少し行動を変えるか……
「とりあえず【ふらわ〜】って店に行くか。どうせお世話になるかもしれねぇし……」
ちなみにカードが使えたので美味しいお好み焼きを食べる事が出来て、フィーネにも持ち帰ってやった。
○20日目……公園のベンチで待機していたあたしは小日向未来を見つける。
「街で噂の【人助けする女子高生】とお前はどんな関係なんだ? 最近この時間帯に散歩するとお前はどんよりしてるが……。それもアイツと別れた後にな?」
あまりにもどんよりする【小日向 未来】にうっかりと声をかけてしまった。すると未来は泣き出してしまい……
「最近……私の前からふっ……といなくなるの。前まではいつも一緒にいる親友だったのに……」
「へぇ〜……ノイズ発生の警報で逸れたとかじゃあねぇのか? 最近頻繁に出てるんだろ?」
【ソロモンの杖】を使ってノイズの出現場所をあたし自身が操作してるだけに、今回は
「ううん……ノイズの出ない日でもこんな感じなの……」
「そっか……原因がわからねぇんだな……」
「響……どうして……」
あれぇ〜……おかしいなぁ〜……ハイライトが消えて見えるぞぉ? ねぇ……コレはダメな奴じゃねぇか?
「なんなら何処かで惚れられてハー「 ソレはどういう意味かな? 」ヒィィ!?」
怖え! めちゃくちゃ怖えよ393! 年下だよな!? 本当にコイツはあたしよりも年下なんだよな!?
「ほら……優しい奴はモテるって言うだろ……?」
恐る恐る393に尋ねたがその瞳が全く笑ってねぇ! 根幹世界から外れて尚恐ろしい世界かよ!
「ちなみにあたしもソイツの事を好ましく「 私のお日様は渡さないよ? 」言わせろよ! 最後まで言わせろよ!」
「でも……それが響らしい……」
…………決めた。あたしはなんとしても
「
そして公園のベンチで暫くお茶を飲みながら
「と言う訳だフィーネ。【立花響が杜撰な説明をしてる】か、【二課の隠蔽が下手なのか】……同室の親友とやらは奴の出動に疑いを始めてる。存外攫えば二課以外からも発覚するかもな……」
「チッ……確かに不意打ちで誘拐が発覚するのは面倒だな。二課側には私自ら対処する事も視野に入れよう……」
一応あたしは
「だから誘拐してからは時間との勝負だな。10日後に仕掛けるからな?」
「良いだろう。私も不本意な情報漏洩は避けるとするが……計画を前倒すとしよう」
そうしてあたしは初戦の夜を迎える為の準備を始めた。さぁて……勝負と行こうぜ特異災害対策機動部二課……負けるつもりはねぇけどな?
立花響の覚醒から凡そ40日後の夜……あたしは流れ星の夜に行動を開始した。
「さて……まずはノイズを出現させて装者をおびき寄せる」
最初の出現地点から更に1キロほど断続的にノイズをリディアンと反対方向に出現・移動を繰り返させる。
「なっ……待てぇ!」
ようやく歌声と怒鳴り声が聞こえて来た。ならそろそろか。
「駅構内のノイズは天井を壊して開けた場所へ誘導する。そうすると必ず……」
蒼ノ一閃!
上空から飛ばされた斬撃が葡萄ノイズを両断する。そして程なくして風鳴翼が現着し、立花響も遅れて合流を果たす。
「翼さん! 私にだって守りたいモノが……命があるんです! だから!」
風鳴翼はその言葉に答えない。時間を経る事に空気は重々しくなっていく。頃合いだな……そろそろ姿を現しておこう。
「つれねぇ先輩シンフォギア装者様だなぁ……後輩の言葉に耳を傾けねぇとは。まっ……それならやりやすいからそのまま大人しくしていてくれよ?」
「ッ! 何処だ!? お前は何者だ!?」
「何!? 誰なの!?」
謎の声に対して周囲を見渡す風鳴翼と、困惑している立花響。しかしその距離は縮まらない。故に
「隙だらけだ! 」
あたしは
「へ……うわあぁ!?」
恐らく奴等の本部ではこう聖遺物出現反応が表示されているのだろう。
ああ〜……防人の絶唱まで残り僅かだぁ……。憑依クリスちゃんは慢心してないけどジェノサイドな翼さんは厄介だからなぁ〜……
感想是非お待ちしています!
393どうしましょう……
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当然攻略するだろ!
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手強い恋敵!
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此方を屈服させようとするラスボス
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ノーカン
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寧ろ393がメイン!?