激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです……   作:タク-F

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防人の絶唱コワイ……


戦闘開始です。内心めちゃくちゃ緊張してます……

 突如として現れたあたしに立花響は拘束され、風鳴翼は刃を構える。

 

「何が……起こって……?」

 

【憧れの先輩】に未だ認められていない困惑状態から、追い打ちをかけるように現れたあたしへの情報処理が追いついていない立花響。しかし事態が待つことはあり得ない。

 

「来いよ……其処で色々教えてやるさ」

 

「あっ……」

 

 腹部へと叩きつける拳に悶絶する響。あぁ……可愛いなぁ。立花響(お前)の歪む顔も、笑顔も……怒りの顔も、綻ぶ表情をもっとみたいなぁ……。

 

「良イな。立花響……()()()()()()()()()()()()。大人しくしてくれれば大切に扱う……恋人にもなってやるさ……約束してやるぜ?」

 

「へ……? ふえぇぇぇ!? そんなの私達にはまだ早いよ! 私達は初対面なんだよ!? 

 

 ッ! さっすが融合症例か……。呼吸が整うまでの回復力が想像以上だ。

 

「生憎お前は街で結構な有名人だぞ? 【お人好しの女子高生】ってな?」

 

「へ……? いや〜……それほどでもぉ〜」

 

 戦場なのに表情がだらしないところもまた可愛い。あぁ……早く連れて行きてぇ。

 

「んじゃあ行こうぜ……ナニシテクレテルンダヨ先輩装者? 

 

 立花響(コイツ)を抱えようと手をのばすも、その寸前に風鳴翼が蒼ノ一閃を飛ばして来た。

 

「そこの装者は()()()()()()が、お前を逃がす訳にはいかない。その鎧は我々の物だからな」

 

 向けられた殺気はネフシュタンに対して……か。つくづく冷静では無いと見えるな。

 

「はぁ……立花響(お前)も可愛そうだな。眼の前で攫われそうになっていながら救出対象にすらされて無いなんて……」

 

 あぁ……ムカつくな。こんなにも愛おしい立花響の魅力がわからないなんて酷い先輩だな風鳴翼は。

 

「構えると良い。その鎧を力尽くで奪われたく無ければなあ!」

 

「悪ぃな響……()()()()()()()()()()()

 

 あたしは【かなりの粘液を操るノイズ】を召喚して響を拘束する。

 

「やめてよ! 私達がこんな理由で! 何よりも同じ人間同士で戦うなんて間違ってるよ!」

 

戰場で何を馬鹿な事を! 

 

「ソイツは聞けない言葉だな。あたしにも()()()()()()()()()()……な。まっ……すぐに終わらせるから待ってろよ?」

 

「へ……?」

 

 バイザー越しにウィンクをすると響は赤面していた。あぁ……今すぐにでもキスしてやりてぇなぁ。

 

「さて……それじゃあ勝負を受けてやるよ風鳴翼。あたしが勝てば立花響(ソイツ)を貰う。負けたら鎧でも身柄でもくれてやるよ!」

 

 あたしは不意打ちのNIRVANA GEDONを叩きつけるが、まぁあっさりと回避される。しかし……

 

()()()1()()()()()()()()()ぜ?」

 

「なに!? チィイィ!」

 

 召喚した葡萄ノイズの弾丸が下から風鳴翼を襲う。その回避の為に方向転換をする事となる。

 

「ノイズを……操っているのか?」

 

「御名答。まっ……そうじゃなくても負けねぇけどな?」

 

 次にネフシュタンの鞭を操り剣を振らせないように弾き続ける。

 

「確か天羽々斬は機動性が売りだろ? 距離を詰めるのは定石だなぁ!」

 

「チッ……此方の情報は入手済と言う事か!」

 

 舌打ち混じりにもじわりじわりと後退していく風鳴翼。あ〜OTONA(風鳴 弦十郎)と今交戦するのは面倒だな。だけど向こうがそのつもりなら……

 

「戦意がねぇならズラかるぜ? 最初からテメェは眼中に無いんでね!」

 

 展開した【NIRVANA GEDON】を()()()()振り回すと、今度は一転して距離を詰めて来た。

 

「逃がすつもりは無い!」

 

 あたしの身体に一閃が刻まれるが、()()()()()()()()()()()()()()()()。そして威力が分かれば……

 

「そらよぉ!」

 

ドガアァァン!! 

 

 叩きつけられたエネルギーによる砂埃が互いの視界を潰したが、あたしの目的と風鳴翼の目的は違う。だからきっと……

 

「隙だらけだな!」

 

「そう思うかい!」

 

 連続で展開した2発の【NIRVANA GEDON】を風鳴翼へと直接叩きつけた。

 

「うぐ……ぅ……」

 

翼さん! 

 

「安心しろ響。この程度で天下の防人がくたばる訳ねぇだろ? まっ……くたばるならズラかるだけなんだがな?」

 

 再びあたしは響の元へと移動を始めたが、やはり反撃の逆羅刹があたしを襲った。

 

「へぇ……直接叩きつける斬撃の効果が薄いと見た足技か……。意外と早くて見きれなかったぜ……」

 

「今のでも崩せないとなると厄介ね。流石はネフシュタンと言ったところかしら?」

 

「思い上がるなよ天下のアイドル? あたしの実力がいつ()()()()()()()()()()()()()()()ったか?」

 

 とは言えやけっぱちでも絶唱を使われたら大ダメージは確実だ。ネフシュタンの侵食が始まれば此方側の体力が大きく削がれて任務遂行が困難になる。

 

「まっ……それなら本気で排除するだけなんだがな?」

 

 あたしは大量のノイズを召喚した。一体一体のスペックでコイツの打倒は困難だ。だからこそこの召喚は……

 

「なるほど……確かに全てのノイズを私に向ければ迎撃の瞬間は訪れるだろうな。だが……その鞭の軌道は見きったぁ!」

 

「その程度お見通しだぜ!」

 

 背後から鞭で切り裂こうとする動きに反応するのは明白だ。()()()()()()()()()本命の攻撃は……

 

「攻撃中は隙だらけだなぁ!」

 

「しまった! 召喚されたノイズが!」

 

 葡萄ノイズの弾丸と人形ノイズの拳、そして球状ノイズの突撃に反応が遅れて連撃を浴びる。

 

「チッ……ノイズ如きにぃ!」

 

 怒りが表情に現れる。どうやら相当頭に来ているようだ。

 

「そのままおネンネしてなぁ!」

 

 あたしは奴の足を払い、腹部に拳を刳りこむ。ネフシュタンのプロテクターのおかげで全力で拳を振り抜ける。

 

「この戦い方……ネフシュタンのスペックだけでは無いだと!?」

 

「まぁな。確かにコイツの力は絶大だが……()()()()()()()()()()()()()()()

 

「その……ようだな……。だが……()()()()()

 

「何を言っ……まさかテメェ! 

 

 やられた……警戒していた【影縫い】をぶん殴った際にされたか……。不用意に距離を詰めたのが仇になったな……。

 

「月が覗いているうちに……決着をつけましょう?」

 

「させねぇ! 【ソレだけは】させねぇよ! あんなおぞましいモノは使わせねぇ!」

 

翼さん! 何を!? 

 

「防人の生き様……覚悟を見せてあげるわ……」

 

「間に合わないなら……せめてノイズを使ってえ!」

 

Gatrandis babel ziggurat edenal〜

 

 風鳴翼が詠うは絶唱……

 

Emustolronzen fine el baral zizzl〜

 

 強引に起動したシンフォギアの決戦機能であり……その威力は絶大。

 

Gatrandis babel ziggurat edenal〜

 

 しかしその代償もまた大きく……

 

Emustolronzen fine el zizzl〜

 

 ひとたび使えば使用者の身体には多大なダメージが残る諸刃の剣だ。

 

「クソっ! コイツはどこまで!」

 

 あたしの焦りと共に蒼の光が戦場を包んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「命じた事も出来なかったとは驚いたわよクリス……」

 

 あの後想像以上に受けた絶唱のダメージが大きく、響を抱えたままアジトを抑えられるのは不味いと判断してあたしは撤退した。

 

「まさか二課の防人が絶唱を切るとは思わなかった。それに強行して攫えば組織のアタマが出てくるだろ?」

 

「風鳴弦十郎……確かに直接対決では面倒な相手だな。今アジトを抑えられるのは痛手な事を考えるとまだ英断か……」

 

 流石のフィーネもあのOTONA(風鳴 弦十郎)とこの状態でやり合うのが得策では無いとわかってくれた。しかし……

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()は必要よね……クリス?」

 

「あぁ……覚悟してるよ……」

 

 拘束されているあたしは装置から電流が流れ始めた。

 

「が……は……うアァァァァァ!!!」

 

「あぁ……可愛そうなクリス……()()()()()()()()()()……」

 

「フ……ィーネも……う゛……少しな゛ん゛だよ……゛な……? 平和な゛゛世界を……゛本゛当゛に……゛作れ゛る……ん……゛だよ゛な……? ……」

 

 必死に声を搾ってあたしは問いかける。するとフィーネは妖しく微笑んで……

 

「えぇ……()()()()()()()()()()……。だから貴女には働いて貰うわよ?」

 

 そう告げてフィーネは再び電流を流し始めた。

 

「が……は……うアァァァァァ!!!」

 

 覚悟していても地獄のような痛みがあたしを襲う。やっぱりキツすぎる。

 

「覚えておきなさいクリス……()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 その後の記憶は……覚えていない。




ドロドロの依存ムーヴに墜とすまでシリアスが続きそう……

まぁ……ここから先は原作乖離を始めるのですが……

感想お待ちしています!作者は単純なので感想を貰えると凄く喜びます!

393どうしましょう……

  • 当然攻略するだろ!
  • 手強い恋敵!
  • 此方を屈服させようとするラスボス
  • ノーカン
  • 寧ろ393がメイン!?
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