激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです…… 作:タク-F
さて……本編ではネフシュタンがさよならバイバイしてしまい……
イチイバルを抜いたあたしと天羽々斬を構える風鳴翼が相対する。響は……呆然と唇を触ってるな。
「あの娘を絆してどうするつもりかしら?」
「主の元へ連れて行くのがまず1つ。そして
「そうか……どちらの目的も私には理解が及ばない物だな。だが……その身柄は抑えさせて貰うわ! 」
飛んで来たのは蒼ノ一閃か……とはいえ精度がまるで違うな。
「速度で翻弄しないのかい? 高機動がソイツの売りだろ?」
「戦い方は1つでは無いわ。それは貴女も同じでしょう?」
「その通りだが……近寄るつもりはねぇぜ?」
BILLION MAIDENであたしも応戦を開始した。
「機関銃か! だがそれならば!」
木々を盾にして回避する冷静な風鳴翼は恐ろしい程の実力者だ。まずは1撃必殺の
【影縫い】に警戒しねぇと一気に終わるし、剣を巨大化してミサイルや銃弾を防ぐのは目に見えてる。
「ちょせえぞ人気者!」
だからあたしは
「コレは……私を包囲するつもりか!?」
「やっぱちょっせえな!」
「予想通り接近戦もお前の領分か!」
砲身をライフル状にして思いっきり殴打した事で体勢を崩した。はぁ……手間取らせやがって。
「あたしは響にプロポーズの答えを聞く理由がある。邪魔するなよ防人……」
睨みを利かせて風鳴翼を牽制するが、響の瞳はしっかりと見つめる。しかしその時
「ん?? 気恥ずかしくなったか? 安心しろよ……実はあたしもハジメテなんだ。だから経験は「逃げてクリスちゃん! 」なんだと!?」
響は咄嗟に
「何のつもりだよフィーネ……未だに失敗はしてない筈だが……? 」
「そうね……
「アァ? 」
あたしは咄嗟にフィーネへとマシンガンをぶっ放したが……まるで手応えを感じなかった。
「ついでだから教えてあげるわよクリス……貴女のやり方じゃあ争いが無くなる事は決して無いわ……」
「何が言いたい! 戦争の意思と力を潰せば効率的に戦火の拡大をさせる事無く!」
ここであたしの内面を見られるのは響の為にも良くは無い。だからこそ好きに言わせてやるよフィーネ!
「本当に愚かねクリス……そのやり方じゃあせいぜい争いを1つ消せても2つ……3つと増やすか
「貴様が黒幕か……話を聞かせて貰うわ!」
風鳴翼が斬りかかるも……フィーネの姿が霞のように消えてしまう。
「なっ……待てぇ!」
そして静止する声にフィーネが耳を傾ける必要は全く無かった。
「ふぃ……ー……ね……? 何処……へ……?」
本当は識っているけど知らないふりをしないと……。
「クリスちゃん……」
「貴女……」
あたしの背後から
「生憎だが……そりゃあ無しだ。それと響……
あたしはそれだけ告げてフィーネの消えた方角へと足を進める。
「小日向未来さんですね? すみませんがご同行を願えますか?」
同時刻……離れて放心していた未来もまた、二課との関わりが構築されてしまった。
フィーネに切り捨てられた当日の夜……繁華街をふらふらしていると子供の鳴き声が聞こえた。
「ふえぇぇ〜ん! もぅいやだよぉ〜!」
「泣くなよ! 泣いたってどうしようもないんだよ!」
およそ小学生……それも兄が低学年で妹はそれ以下の兄妹が彷徨っていた。
「お〜お〜どうしたこんな時間に……お前達家出か?」
「もぅいやだよぉ〜! 歩けないよぉ〜!」
「でもここにいたってぇ!」
聞いちゃいねぇ。どうやら相当興奮と悲しみに暮れているのだろう。だからあたしは……
「ちょっとごめんなぁ〜」
2人の兄妹を後ろのベンチに座らせる。
「キャア!」
「うわぁ!」
すると先程まで言い合いをしていた2人もベンチに尻もちをついたが、何とか此方の言葉が届くようになった。
「ここは公園だが今は夜だ。大声で泣いてたらそれこそ人の迷惑だ。ソレはわかるな?」
「何なんだよお前は! 俺達になんの用だよ!」
「こわいよぉ〜……」
まぁ……こうなるよな。あたしはやるべき事をやるだけだが。
「もう1度言うぞ……こんな時間に大声で喧嘩すれば周りに迷惑がかかる。話ぐらいは聞いてやるからまずは泣き止め。ジュースは奢ってやるからよ」
そう言ってあたしは事前にフィーネのカードからくすねた千円札を自販機へと突っ込みオレンジジュースを2本購入する。
「あ……ありがとう……」
「美味しい!」
「そりゃあ何よりだ」
しばらくはベンチで過ごすか? 所持金が心もとないから早めに次の行動に移らないとヤバいけど……
「で……もう1度聞くがお前達は家出か? こんな時間に……」
「違うよ! お父さんと逸れたんだ! でも……コイツがもう歩けないって!」
「足が痛いよぉ〜!」
よく見れば原作にいた兄妹か……となればこの先の展開は……
「じゃあ少し休んだら交番だな。あ〜……明日も学校なのに大変だぜ〜……」
真っ赤な嘘だが、男の子の方はやはり反応して来た。
「お姉ちゃんって【不良】って奴なの?」
「かもな。現に家出娘みたいなモンだが……まぁ気にするな!」
小生意気な小僧にはくすぐり攻撃を仕掛けてやった。
「う……アヒャヒャ! うひゃひゃヒィ〜!」
「あはは……お兄ちゃんくすぐられてる〜!」
「それならお前もくすぐってやる!」
2人がくすぐり合戦を始めようとしたが、ここで止めるか。
「元気が戻ったなら出発するぞ?」
「えぇ……何処に……?」
「お父さんを探さないと……」
「わかってるよ。その為の場所だからついて来い。歩けないならおぶってやるけど?」
「ひ……1人で歩けるから!」
「歩けるもん!」
少しからかうと兄妹はあたしの手を握って来た。さて……それじゃあ歌うか……
「〜♪ 〜♪ 〜♪」
「うわぁ〜! 綺麗な歌声!」
「すっげぇ! プリキュアみたい!」
「プリキュア……か。そう言えばそんなのもあったな……」
「もっと聞きたい!」
「すげぇ!」
こうしてあたしは兄妹を交番に連れて行ったが、これからどうするかなぁ〜………………いや、
「この気配……フィーネェ!」
本気……か。ソロモンの杖を起動させてあたしを炙り出そうとノイズを出現させやがって!
「しゃあねぇ! やってやらぁ!」
あたしはノイズとの戦闘を単身で行う破目になった。
空に光が溢れる。だけど連戦は……それも後ろ盾の無い戦いは辛い。あたしは……
単独で終わりないノイズとの戦闘が待ち構えており、覚悟して臨んでも限界は必ず訪れる。その時に差し伸べてくれる手は……
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393どうしましょう……
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当然攻略するだろ!
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手強い恋敵!
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此方を屈服させようとするラスボス
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ノーカン
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寧ろ393がメイン!?