激しいスキンシップを受けてしまう娘に憑依してました…。…既に胃が痛いです……   作:タク-F

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この回の執筆前にお気に入り登録が160件を突破していて感動に震えました。皆様からの期待を裏切らないように頑張ります!




未来を【識っていても】避けられない事は存在する。別れた道もいつかは交わりて……


DEAD OR LOVE ?

 フィーネからパクった紙幣も底が見えて来た。まぁ……最初から大分限られていたけども。

 

「今夜の宿は個室付の漫喫……やめとくか……」

 

 残り少ない所持金を宿代に使うのも厳しくなってきたあたしは活動を再開した。あぁ……【正義の味方】はこんなにもギリギリの戦いをしながらも報われないんだからなぁ……。

 

「負けねぇ……あたしは負けねぇ! もうフィーネに縛られる理由はねぇんだ!」

 

【ネフシュタンの鎧】・【ソロモンの杖】はもう回収されてイチイバルはあたしの手元へ来た。【カ・ディンギル計画】の全容は把握してあるし、あたしのやる事は変わらない。

 

「今度のノイズは彼処か! させねぇ! 無関係な人間は巻き込ませねぇぞフィーネェ!」

 

 あたしの孤独な戦いを()()()()()()()()()()()の策略に今は乗ってやる。だけど計画の進行を望むのはあたしも同じだ。

 

「だから今は……ぜってぇにノイズを殲滅してやる!」

 

 孤独の戦いに耐えられる時間はあと僅かだと……あたしは識っている。だから響……()()()()()()()()()()……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜未来side〜〜

 

 響と喧嘩した……響は私に【隠し事】をしてた。そして黒服の人達が私を謎の場所に連れて行って……響が戦う理由を聞かされた。

 

「本当に……あの娘の言う通りになったなぁ……」

 

 響と森の方へ消えたあの娘の言葉通り私や家族を守る為に響は抱え込んでいたらしい。その予兆はあったけど……こんなにも大きな事だとは思わなかった。

 

「それでも嘘をついた事は許さない。どうしても話せなかったのはわかるけど……この怒りは理屈じゃあ止められない!」

 

 だけど同時にあの娘の言葉が頭をよぎる。

 

「【ソレはお前を守る為の嘘】……か。響が……嘘をつけない響があんなにも必死に……律儀にその言葉を守ってた。その理由が……私達の為だから……」

 

 私の頭はもうぐるぐるになってしまう。そして響は昨日……()()()()()()()()()()()()()()()()。ソレは悪い事じゃないし、リディアン入学の目的の1つが【翼さんに会いたいから】って事も識っている。だけど……

 

「もぅ……私達は親友じゃあいられなぃよぉ……」

 

 涙が溢れて止まらない。裏切られてはいない……だけど()()()()()()()()()()がこんなにも胸が痛いなんて思わなかった。

 

「でも……それならあの娘はなんで教えてくれたの?」

 

 私達の仲を引き裂く為なら教えてくれない方が良かった。そうすれば私は()()()()()()()()()()()過ごす事が出きた。

 

「でも……その真意を知ったとしても私は響を許せない。響の口からその言葉の続きを聞けないと……」

 

 だけど今はその時じゃない……そんな気がする。だけど響の顔も見たく無くなる事があるなんて……自分でも思わなかったなぁ……

 

「朝も早くからいないのはこの為だったんだね……」

 

 私はそんな響と少しでも距離を取るべく学校へと向かった。響の遅刻以外で私との登校が無いのは随分久しぶりな気もするけど……

 

「今は……これしか出来無いよぉ……」

 

 私は涙を止められないまま登校した。だけど今日は真っ直ぐ学校に行く気になれないから周り道をしよう。

 

「少しでも身体を動かせば気は紛れるよね?」

 

 そんな時に私はあの娘を見つけた

 

「なんであの娘が……路地裏に?」

 

 響を攫おうとしたあの娘がなんでここにいるかはわからない。でも……識っている事は教えて貰いたいから……この近くなら……確か【ふらわー】があったよね? 

 

 服はドロドロだから着替えが必要だけど……私の体操着でとりあえずは大丈夫だよね? 

 

「目が覚めたら……色々教えて貰うから……」

 

 私は打算的な目的も含めてその娘を助ける事にした。

 

〜〜未来sideout〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 夢を……見てるのかな……? 

 

『よぉあたし……随分好き勝手してるみてぇだなぁ?』

 

「なるほど……納得したよ……」

 

 あたし……いや、【私】を招いたんだね……雪音クリスさん? 

 

『テメェの行動は……見させて貰った。イチイバルの使い方もぎこちねぇ……装者に遅れを取りやがる体たらくだなぁ?』

 

「否定しないよ。間違い無く私は紛い物だしね。だけど……それでも私は雪音クリスだからね。その夢を忘れた事は1度も無いよ? もちろん……その夢を叶える為に必要な事もね?」

 

『だな……あたしがフィーネに利用されてたらしい記憶を見たが……確かにテメェの夢はあたしの先を見据えているのかもな。だが……それだけだろ?』

 

「否定しないよ? それでも私自身で求めた夢だけどね? だって響ちゃんも未来ちゃんも可愛いから……」

 

『ハッ! 同性婚でも願うつもりか? 変な奴だ!』

 

「もちろんクリスちゃんもプロポーズしたいくらい可愛いよ? なんなら今だけでも恋人になってくれない?」

 

『断るぜ? あたしはそういう趣味は持ち合わせてないからな?』

 

「残念だよ……」

 

 冗談も本気もそれぞれ半々のやり取りだけど……言いたい事はお互い嘘じゃない。そしてクリスちゃんが現れた理由はきっと……

 

『テメェは……これから苦難が待ち受けるんだぞ? それでも良いのか?』

 

「もちろん。それを覚悟したよ……君の未来を奪った瞬間からね?」

 

『それは別に構わねぇよ。この世界はテメェの見た【パラレルワールドの1つ】みてぇなモンだろ?』

 

「かもしれないね。だけど……ここは私にとっても現実だよ?」

 

『そっか……ならもう1つ聞いてやるよ。テメェの恋……()()()()()()()()()()()ぞ?』

 

「報われる事がわかる恋なんてつまらないよ? それに……ね?」

 

 私はクリスちゃんをジッと見つめた。するとクリスちゃんは悟ってくれた。

 

『はぁ……わかったよ。なら……やり切れ! 中途半端にして投げ出したら……テメェの事を悪霊として呪ってやるからな?』

 

「幽霊みたいな状況でそんな事を言われたら恐ろしく思うよ……」

 

『でも……あたしも見てみたいのかもな……情熱的な恋って奴を……』

 

「特等席で見せてあげるからね!」

 

『約束……守れよ?』

 

 あたし……いや、雪音クリスからの言葉は【私】の覚悟を一層強める事になった。なら……クリスちゃんに恥じない生き方を……【私は】必ず果たしてみせるからね! 

 

 




クリスちゃんに檄を飛ばされました。こうなれば【私】は一層強い覚悟を求められるでしょう。

感想をいただければ泣いて喜びます。

393どうしましょう……

  • 当然攻略するだろ!
  • 手強い恋敵!
  • 此方を屈服させようとするラスボス
  • ノーカン
  • 寧ろ393がメイン!?
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