神峰は自分で銃を撃ち込み死んだ……はずだった……。
「はっはっは! これはまさに奇跡だと……偏見からものを言おうか」
だが……常磐ソウゴが呼び出した、総勢19人のライダー達が或人たちポートラルに並ぶ。
「これ以上、悲しい顔は見たくないんです! だから俺、戦います! 変身!」
2000の技を持つリントの戦士が、
「あなたが人の運命を握っているのだとしたら、俺たちが取り返す!」
超能力を持ちながらも人間として生きることを選んだ戦士が、
「例え……戦う運命だったとしても俺は、みんなを助けます!」
ライダーバトルというデスゲームに参加しても尚優しさを失わなかった男が、
「なぁ、知ってるか? 夢を持つとな、強くなるらしいぜ。だからこそ俺は、夢を守るために戦う!」
人とは違う存在になろうとも人間の夢を守り続けた男が、
「戦えない大勢のために、俺は戦う! 変身!」
人間を守るためならどんな代償だって厭わない仮面ライダーが、
「だって俺、鬼だからさ。みんなを守るのが仕事だから」
鬼として人を守り続けた鬼が、
「おばあちゃんが言っていた……。例え種族が違っても、仲間になれるのが人間だと」
ワームという種族が現れても尚、戦うことを諦めなかった男が、
「力が弱くたって、運がなくたって、それは戦わない理由にはならない。だから僕は戦う」
イマジンと共に時空を守り続けた男が、
「人間とグラナトファ、姿は違っても心は同じ。だから僕はみんなを助けるためにこの力を使う。行くよキバット」
人間とファンガイアのハーフだとしても、どちらの命も尊重できた男が、
「……例え、世界中から蔑まれようとも戦い続ける。それは賞賛や、ましてや見返りのためなんかじゃない。人間を、守るために戦う。それが俺たち、仮面ライダーだ。変身!」
様々な世界を巡り、沢山の仮面ライダーと触れ合ってきた男が、
「人ってのはな、必ずしも完璧じゃなくていい。むしろ、その足りない部分を支え合うのが人間だ! その心がないお前にはわかんねぇかもしれねぇけどよ。……行くぜフィリップ。あぁ、翔太郎」
街の涙を拭う、二色のハンカチが、
「俺はみんなを助けたい! 手が届く限り! 手が届くのに伸ばさなかったら、死ぬほど後悔する。だから俺は、グラナトファも、人間も、両方救ってみせる! 変身!」
相棒を取り戻すために戦うこと男が、
「俺は如月弦太朗、グラナトファとも友達になる男だっ!」
かつて天ノ川高校の生徒全員と友達になり、地球外生命体とともダチになった男が、
「例え姿形は変わっても、心は人間なんだ。……でも神峰透露、心をなくしたお前はもう、人間じゃないだろ……」
どんな状況にあっても決して絶望することがなかった指輪の魔法使いが、
「人間だろうとグラナトファだろうと関係ねぇ! 俺は信じるもののために戦うんだ!」
世界のため、自分が神になることを選んだアーマードライダーが、
「世の中に悪人がいないなら、警察官なんていらない。俺は正義のために戦うんじゃない。市民のために戦うんだ! 行くぜベルトさん。変身!」
かつてロイミュードと呼ばれる機械生命体犯罪を解決した警察官が、
「人には、思いがある。ふざけるな! そんなこと、誰であっても許されない! 神峰透露、あなたを倒す!」
人間であることを選び、一人の女性に寿命を分け与えた男が、
「人には、絶望を変える、力がある! なのにそれを奪おうとしたお前が……お前が命を……語るなッ!! ポートラルの運命は、俺達が変える!」
かつてバグスターと呼ばれるウイルスから人々を救ったドクターが、
「科学は、人に寄り添ってこそ意味がある! 神峰透露……あなたは科学で人の未来を破壊した。……さぁ、最後の実験を始めようか……」
兵器と呼ばれようが、平和のためにその力を使った科学者が、
「人間とかグラナトファとか関係ない! みんな、瞬間瞬間必死に生きてるんだ! いくよ、ゲイツ、ウォズ!」
自分が替え玉だろうが、その運命を打ち壊し、真の、最高最善の魔王になった時の王者が、
「あなたは人を……人の未来、夢を壊した! ……だから神峰透露、お前を止められるのはただ一人、俺たちだッ!」
ヒューマギアと呼ばれる人工知能搭載型ロボットと、いくら困難だろうと、それを諦めずに夢に向かって飛び立った社長が、
「俺はみんなを救いたいんだ! 例えご都合主義だったとしても、俺はハッピーエンドにしたい! 物語の結末は、俺達が変える! ……めでたしめでたし」
自分たちが歩んできた人生が決められた本のストーリーだったとしてもそれを書き換え、物語の結末を決めた小説家が、神峰に宣言する。
「「俺たちが止める!!」」