とある兎の暇潰し《パーシングタイム》   作:バアル・ペオル

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大変遅れました、結構飛ばし飛ばしで書いてます。

右左戯さん情報

実はハザードモードのご都合性能に不満があり女神に講義したのだが泣いて土下座されたので我慢している。

本当は原作レベルの暴走と危険性が欲しかったらしい。


7月24日(幻想御手サイド①)

 7月24日

 

「ひっさびさの更新だぁ!」

 

 

 やぁやぁ皆の衆ご機嫌よう!久々に更新してもらった右左戯さんだぜ?

 

 作者本人曰く『最近サタスペのリレーキャンペーンやってて、シナリオ作成とか、キャラ作成とか、キャライラストでてんやわんやしてて遅れた』と言い訳してたからボルテックフィニッシュしてきたよ!

 

 

 「さぁてさてさてとりあえずメタメタは置いといて、カエル先生の所に行ってこよっかな?待ってれば佐天涙子(さっちゃん)が幻想御手の副作用で倒れて運ばれるだろうしね」

 

 

 私はカエル医師の病院へ行くことにした。

 

 

■■■

 

某病院

 

 「あれ?御坂美琴(ミコっちゃん)白井黒子(しーちゃん)じゃん?どったん?」

 

 「右左戯さん!?何で此処に?」

 

 

 私が病院に到着するとそこにはすでにミコっちゃんとしーちゃんが居た、あれ?もしかして既にさっちゃんが運び込まれてる?

 

 

 「いやぁ、最近忙しくて拘束されてたんだけど久しぶりに拘束解けたんだけどさ?さっちゃんとかに連絡しても返信無いしまさかって思ってさ」

 

 

 なんて嘯いて病院に来た理由をでっち上げる、いや馬鹿正直に『さっちゃんが幻想御手持ってたの知ってたから、そろそろ運ばれたと思って』なんて言えるわけがないよ。

 

 

 「そうだったんですの…実は…」

 

 

■■■

 

 

 「そっかぁ…さっちゃんが幻想御手の被害に…」

 

 「そのことで初春は『私が風邪で休んでたせいで対処が遅れたと』木山先生の所へ」

 

 

 うっわぁ…思ったより進行が早いなぁ…ってことはそろそろ…

 

 

 「あー…ちょっといいかな?」

 

 

 突然聞き覚えのある声をかけられ振り向くと、そこにはカエル顔の医師『冥土返し(ヘブンキャンセラー)』が話しかけてきた。

 

 

■■■

 

 あれから数分カエル医師の話を受け犯人が木山先生であったこと、幻想御手が脳波を固定してネットワークを創り上げていることが発覚し、流れるように木山先生の所へ行った初春 飾利(うーちゃん)から連絡が取れないと言う話になった…凄いよねこれ、本当一時間ちょい位しかかかってないんだよ?

 

 「さてさて、確か警備員(アンチスキル)が出たって話だけどミコっちゃんはどうする?」

 

 「私も出るわ、ジッとなんてしてられないし…黒子は警備員からの情報を回してちょうだい」

 

 「お姉様っ!?」

 

 

 右左戯さんはこのやり取りを聞いた瞬間にスマホのカメラを起動&動画状態にし更に別途ボイスレコーダーも起動した。

 

 

 「初春も風紀委員(ジャッチメント)のはしくれですの!いざとなれば自分の力で……多分なんとか…運が良ければ……その…」

 

 「「いや、ごめん流石に信用できないわ」」

 

 

 いや、う~ちゃんの能力じゃよっぽどの機転と運がなきゃ無理でしょw

 

 

 「でっですが!単なる一科学者に過ぎない木山に、警備員を退ける術はないかと」

 

 「何千人もの昏睡した能力者の命を握られてるのよ?そう上手くいかないかもしれないわ…それに嫌な予感がするのよね…」

 

 

 まぁ実際に幻想御手の副産物として多才能力者(マルチスキル)になってるんだけどね。

 

 

 「ならなおの事、ここは風紀委員の私がっ…!」

 

 

 ミコっちゃんがしーちゃんの肩をポンッと軽く叩くとビキビキと嫌な音を立て、しーちゃんが表情を歪ませる…そういえばしーちゃん今めっちゃボロボロなんだよね。

 

 「そんな状態で動こうっての?」

 

 「おねっ…お姉様気がつかれて…」

 

 

 すかさず私はバレないようにカメラを向け動画撮影を開始、するとミコっちゃんはしーちゃんの額に人差し指を当て。

 

 

 「当たり前でしょう?アンタは私の後輩なんだから、こんな時位「お姉様」に頼んなさい?」

 

 

 はい!頂きました!科学サイド名場面!さてこれを後で編集すれば少なくともしーちゃんに高く売れるよね?ケタケタケタ!

 

 「お…お…おねーさまー!」と何時ものやり取りをしているのを眺めつつ、私はササっと動画を家のパソコンへ送り、ボイスレコーダーを切ってからこっそりとしまい。

 

 

 「よし、なら右左戯さんがミコっちゃんを運んであげようじゃないか、まっかせて空を行くから車よりは速いよ!」

 

 「え?ちょっ…右左戯さん!?ちょっ…きゃぁぁぁ!?」

 

 

 私はミコっちゃんをお姫様抱っこをし能力を『サイクロンラビット』にして窓から飛び出した。

 

 

 

■■■

 

 ドーーーーーン!!

 

 

 「おーやってるね〜」

 

 「…!黒子っ!何がどうなってるの!?」

 

 「それが…情報が混乱していて……木山が能力を使用して警備員とコウセンしている模様ですの」

 

 「!?彼女は能力者だったの?」

 

 「…いえ、『書庫(バンク)』には木山が能力開発を受けたと言う記録はないのですが…しかしこれは明らかに能力…それも『複数の能力』を使っているとしか…」

 

 「多分だけど『幻想御手』のせいじゃない?あれを聴いた人達それこそ何千人もの能力者の脳とネットワークってシナプスで繋がった『1つの巨大な脳』、そして脳波は木山先生を元としてるなら、ホストである木山先生はその巨大な脳を操れてもおかしくないし、それなら人間として出来ない事を起こし得る。原理的には『多重能力者(デュアルスキル)』とは違うからあえて言うなら『多才能力者(マルチスキル)』ってところだね」

 

 

 私はミコっちゃんを抱きかかえたまま爆発の起きた高速道路へと着地、辺りを見回せば無惨な光景が広がっていた。

 

 

 「これは酷い…ってミコっちゃん!あれうーちゃんじゃない?」

 

 

 私はミコっちゃんを降ろしうーちゃんの乗っている車へと近づく。

 

 

 「初春さんっ!しっかりして!!」

 

 「安心していい戦闘の余波で気絶しているだけだ…命に別状はない」

 

 

 声のする方を向けばそこには白衣を来た研究者、そして幻想御手事件の黒幕『木山 春生』が佇んでいた。

 

 

 




前書きでも書きましたが大変遅れました、本当に申し訳ございませんm(_ _)m

次回から木山を書いていこう思います、24日はまだねーちんの事もあるから頑張ってペースアップ出来たら良いなぁと思ってます。

エターナルの仕様について

  • 使用中他の能力と平行使用可能
  • 使用中他の能力と平行使用不可
  • 使用中自分以外の能力弱体化
  • 使用中エターナル以外の能力弱体化
  • 使用中自分以外の能力無効化
  • 使用中エターナル以外の能力無効化

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