とある兎の暇潰し《パーシングタイム》   作:バアル・ペオル

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右左戯さん情報


 基本ふざける事が多い右左戯さんも悩むときは悩む、悩んでる時はうだうだ悩んで考えてしまう。

 ただ面倒になると考えるのを止めて後先考えずに暴れる事にしている。

訂正
『ジーン』→『ゾーン』
細胞を変化させて救助ってなんだよ空間移動だろって読み返して気づいてしまった


7月24日(幻想御手サイド②)

 「『御坂美琴(みさかみこと)』学園都市に7人しか居ない超能力者(レベル5)か…流石に私のネットワークにも超能力者は含まれて居ないが、さすがの君も私のようなものと戦ったことはあるまい?

 

 

 

 

 

 君に一万の脳を統べる私を止められるかな?」

 

 

 

 

 おお…生で聞くとやっぱりカッコいいね木山先生のこのセリフ、というわけで!やぁやぁ右左戯さんだよ!いやぁ中々酷い惨状だけどこれで死人は出てないってのが凄いよ……ヤバっ!

 

 

 「っ…ミコっちゃん!」

 

 「っ!?」

 

 

 私はミコっちゃんを抱きかかえて素早く後退、すると先程居た位置に大量の水(何処から来たし)が流れ、すかさず車を浮かせて飛ばして来た。

 

 

 「わひゃー!?」

 

 

 私はそれをサイクロンの力でミコっちゃんを抱きかかえたまま飛んで避ける。

 

 

 「見て見て!ミコっちゃん!先生明らかに2つも別種の能力使ってるよ!」

 

 「驚いたわね、本当に能力が使えるなんて…しかも『多重能力者(デュアルスキル)』」

 

 「いや、だから『多才能力者(マルチスキル)』だって」

 

 「どっちでも同じよ!こっちがやることは変わらないでしょ!」

 

 

 そう言うと抱きかかえられていたミコっちゃんは私から降り、木山先生へ雷撃を放つ…がしかしまるで壁でもあるように放たれた雷撃は先生を避けていった。

 

 「!?」

 

 「どうした?複数の能力を同時に使う事は出来ないと…踏んでいたのかね?」 

 

 

 木山先生がそう言うとヴォン…という音共に地面の表面を何かが走る……あっこれ…

 

 

 「ミコっちゃん!ヤバい!足場が崩れる!」

 

 「へ!?」

 

 

 瞬間道路が円形に陥没し崩落していき、ミコっちゃんと先生は落下していく…右左戯?範囲からズレてたから落ちてないよ?

 

 

 「ミコっちゃん!?大丈夫……そう言えばこの辺鉄筋コンクリートだからス○イダーマンごっこできたね」

 

 「誰がス○イダーマンよ!」

 

 

 崩落した首都高の縁から下を覗くと、そこにはミコっちゃんが橋下駄?の所にくっついていた。

 

 

 「右左戯さんは上の人達の避難と救助をお願い!こっちは私がやるから!」

 

 

 えぇ…観戦したいんだけど……って仕方ないかぁ…

 

 チラッと周りを見れば生きては居るものの結構怪我の酷い人だったり車に挟まれたりと悲惨な光景が広がっていた。

 

 

 「わかった、こっちは任せて!ミコっちゃんも木山先生の『多才能力』には気をつけて!おそらく複数の能力を使って避雷針モドキを作ってるから普通にやってたら此方の攻撃は意味ないからね!」

 

 

 私はそうアドバイス(要らんだろな)を言って救助活動を開始した。

 

 

■■■

 

 

 とは言ってもやることは簡単燃えてる物は『オーシャン』の水で消すし、車やコンクリートの瓦礫で動けない人は『バイオレンスメタル』を使って退かしながら救助し、あまりに酷い怪我なら『フェニックス』の炎でこっそり治療していく。

 

 崩落した穴の向こうの人は『サイクロンラビット』で1人1人回収(救助)していく『ゾーン』を使えば楽だけど流石に言い訳できないからやらない。

 

 そうやってあら方救助が終わった頃に突然下から落雷の様な轟音が鳴り響く、どうやら戦闘が終わりに差し掛かってきたようだ。

 

 私はそろりと下を覗く、そこには雷撃により若干焦げた木山先生とボロボロになりながら木山先生にしがみ付くミコっちゃんという構図が、できていた。

 

 

 「うんどうやら終わったみたいだね、って事はそろそろネットワークの暴走であれ(幻想猛獣)が出るわけだけど…」

 

 

 さてどうするか?あれの戦闘力はミコっちゃん単体でどうにか出来るレベル(弱体化込み)だけど、うーちゃんもそろそろ起きて来る頃だし私がサクッとやる?やろうと思えば『エターナルジョーカー』とかパーカーのチートスキルの一部を使ってしまえば弱体化抜きでもやれる思うんだよね…

 

 正直このあと適当言い訳こいて夜の神裂ねーちんとの戦いがあるだろうからサクッとやっておきたいのが本音……だけどアンチ幻想御手抜きで皆の精神が戻るのかってのがなぁ…

 

 

 ぎ!"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!?」 

 

 

 響き渡る絶叫に再び木山先生達の方を向けば先生が苦しそうに頭を抱えて始め、うずくまると木山先生よ頭から赤ん坊の見た目をした怪物『幻想猛獣(AIMバースト)』が現れる。

 

 うーわ出ちゃったよ……どうしよ…どうしよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うん!考えるの止めた!修正力に頼るのも嫌だけど警備員はあら方助けてるし、うーちゃんもそろそろ起きるだろうからアンチ幻想御手ができるまで時間稼ぎとミコっちゃんの援護に行こう!てかそろそろ右左戯さん暴れたい!

 

 

 思い立てば即時決行!『幻想猛獣狩り』じゃおらぁ!




大変遅れた上に半端な切り方しました本当に申し訳ないです。

長くなった理由として木山先生との戦闘を考えてたのですが
この日は夜に魔術サイドで神裂戦があるのであんまり連戦させられない、御坂美琴が木山先生の記憶を見る等、右左戯さんを迂闊に戦闘に混ぜるべきでは無いと判断して救助活動という行動をさせました。

『幻想猛獣』に関しては正直コイツに対して援護する位なら良いかな?って感じで書く予定です。(あくまでも予定なのでガッツリ戦闘する可能性あり)
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