とある兎の暇潰し《パーシングタイム》   作:バアル・ペオル

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右左戯さん情報

 好きなフォームランキング
1位 ラビットラビットフォーム
2位 エボルラビットフォーム
3位 ファングメタル 


7月24日(魔術サイド④)

 「これが私の2番目に好きなフォーム、フェーズ1、2…飛ばしてフェーズ3!ラビット!ラビット!

 『エボルラビット』!

 フッハッハッハッハッハッ!

 

 

 少女はそう言い高らかに笑う、外見は瞳の色が変わった程度であるが明らかに先程と違う雰囲気を漂わせていた。

 

 

 「聖人さん?瞳の色が変わった程度だと思わないでね?あと次は防御じゃなくて避けたほうが良いよ?次からの私のパンチと蹴りはちょっと特殊だからさ?」

 

 

 少女が街灯のポール部分を握ると握られたポールサラサラと分解され、分解れたポールは次第に新しい形へと形成されていく。

 

 

 「次もその七天七刀で防げは同じ様に分解して再構築してあげるからさ」

 

 

 そういった途端少女の身体がブレ、一瞬にして間合いを詰め高速の蹴り頭部目掛けて放たれる。

 女性はその蹴りをギリギリで避け、ワイヤー操り高速の斬撃を放ち返す。

 少女は見えているのか7連のワイヤーを躱し、高速パンチを女性の肩に叩き込む。

 

 

 「グッ!?」

 

 「大丈夫、ただの憂さ晴らしだよ?本当に分解なんてするわけし能力もある程度限定してる、てかそうしないと午前中わりと無理してるから身体が保たない…ただ本気で殴るし蹴るから…」

 

 

 先程と違い今度はたたみ掛けるように縦横無尽に駆け回る少女の猛攻が始まる1発1発が速く重い蹴りと拳が前から後ろからと嵐の様に女性を襲う。

 

 

 「聖人さんが上条を殺す気が無いのは知ってたよ!けどそれとこれとは話が別だよね!絶対に一度は!ぶっ飛ばす!」

 

 

 顔面を狙い、胸部を狙い、脚を狙う、途切れることのない攻撃を聖人さんと呼ばれる女性は反らし、躱し、防いで凌ぎ反撃を入れる。

 しかし少女はそれを同じ様に反らし、躱し、防いで凌ぎ反撃をしていき激しい攻撃の応酬が繰り返される。

 

 

 「そもそも聖人さん達はお馬鹿でしょ!

 あのローラ=スチュアート(大馬鹿クソ女)が本当の事なんて言うわけないじゃん!人間の脳みそ舐めんな!」

 

 

 自称情報通を名乗る少女がその軽い口でまた情報を漏洩をしてくる、普通であれば少女もやってしまったと頭を抱えるがキレている彼女は気にせず聖人に殴りかかっていく。

 

「細かく省くけど人間は約140年分も記憶出来るんだよ!高々数年かけて一〇万三〇〇〇冊の魔導書を記憶した程度でそんな何十%も圧迫されるわけないでしょ!魔術で圧迫されてるってなんで気づかないの!このアホンダラ!」

 

 

 少女の言葉に動揺する聖人、一瞬動きを止めてしまい隙が生まれる。

 

 

 「何処の上層部も一律クソ野郎共がたむろってるんだから!疑うことも覚えとけ!そして少しは情報を!ググれカスこの無能がぁ!」

 

 

 少女は隙を見逃さず瞬時に間合いを詰め渾身の力で蹴りを放つ。

 

 

 「能力は使わないけど…

 

 エボルテック!フィニッシュ!

 

 「しまっ…!?」

 

 

 放たれる渾身の一撃を聖人は両腕で防ぐが凄まじい衝撃と共に受け止めた腕がバキバキと嫌な音をたて聖人は勢いよく吹っ飛ばされる。

 

 

 「チャ~オ〜!」

 

 

 蹴り飛ばされた聖人は歩道橋の手すりに激突し、手すりがへし曲がりそれどころが何本かコンクリートから抜けてしまう。

 

 

 「っつぷはぁ!はぁ!あぁ…もう!つっかれた!良し!右左戯さん超スッキリ!これで上条君をボコボコにしたことチャラにしてあげる!」

 

 「うっ……ぐっ…かはっ」

 

 

 苦しそうに悶える聖人、少しやり過ぎたと心配そうにみる少女は聖人に近づき、一度目を瞑りもう一度開く。

 少女の瞳は両方とも紅く炎の鳥の様な模様が描かれていた。

 

 

 「熱くないから変に動かないでよ?」

 

 「な……にを…?」

 

 

 少女が聖人の手を握ると聖人の身体が炎に包まれる、その状態に焦る聖人だがよく見ると攻撃によりつけられた傷は綺麗に修復され、それどころか炎は熱くなく身体が楽になるのを感じ始める。

 

 

 「いくらムカついてたからって聖人さんを行動不能にしておくと後が面倒くさいからね……よし!何処も痛いところは無いでしょ?」

 

 

 少女がそう言い手を離すとボフッと言う音と共に炎も消える、先程とは別人ではないかと疑いたくなるほどのニコニコした少女の瞳はいつの間にか右目は緑になりSという文字が、左目は赤く兎の模様が描かれている。

 

 

 

 「さてじゃあ私は上条君を運ばないといけないしそろそろ人払いのルーンも解除しなきゃいけないでしょ?それと右左戯さんは魔術結社所属とかではないから、教会に訊いても知らないって言われるだろうし、魔術による記憶圧迫の話も馬鹿正直に答えるわけないから訊くだけ無駄だと思うから」

 

 

 

 少女は上条当麻のを横抱きにし跳躍、壁を蹴りあっという間にビルの上まで跳ね上がっていった。

 

 

■■■

 

 

 少しすると赤髪の加えタバコをした神父が聖人に近寄る。

 

 

 

 「すまない…救援に行こうとしたんだけど…変な奴らに絡まれてね」

 

 「いえ…大丈夫です、何故か治療されたようなので。

 それよりそちらの変な奴らとは?」

 

 

 

 咥えタバコの神父は少し憎々しげな表情を浮かべこう語る。

 

 

 「あぁ…双子の幼女達さ、一人は白い髪に青いメッシュ、瞳は濁った青に顔の右側を包帯で覆った少女、背中からなんか黒くてドロドロした物が蛇の形をしながら生えていたよ。

 もう片方は白い髪に赤いメッシュ、瞳は濁った赤に顔の左側を包帯で覆った少女こっちはドロドロしたものとかは無かったけど、なかなか冒涜的な見た目の銃を乱射してきた。

 二人とも目に酷いクマを浮かべていたね、時間稼ぎの為か少ししたら逃げられてしまったよ。」

 

 「あのウサギと呼ばれていた学生の仲間でしょうか?」

 

 「おそらくそうだろうね、中々面倒くさいし奴らと言うべきか、片方は血涙流して笑いながら銃を乱射してくるし、片方は黒いドロドロの蛇が刀の形を取ったかと思えば辺りの物を切断し始めるわ、『テケリ・リテケリ・リ』と言いながら気持ち悪い笑みを浮かべているわで最悪だったよ。」

 

 「それ本当に人間でした?」

 

 「そうでないことを祈るよ…それより動けるならここを離れよう人払いのルーンを撤去したいしね」

 

 

 

 赤い髪の神父はそう言う聖人その場を離れと地面に貼られたルーンの紙を燃やす、すると塞き止められた水が流れてくるよう人があちこちから現れ荒れた現場に騒然としていた。

 

 

 

 

 




 これにて7月24日は終了です。

エボルラビットのスペック的に速度は50メートル程なら0.5秒で動けますし一応設定的には触れた物を自由に分解、再構築出来る能力や念動力の様な能力も備わっています(今回は戦闘では使いませんでしたけど)

 後ねーちんに攻撃を当てられたのは単純に言葉で動揺させたことで作った隙をついた感じです。


 最後にステイルを妨害していた双子の少女はその内登場予定のオリキャラです、そろそろサ○スペで亜侠を引退する予定なので学園都市に送ることにしました。イラストは亜侠をさせていた時のを使っていて赤いのは白いのを反転させてるだけなのでバランス悪いです。
 
黒いドロドロ
【挿絵表示】


血涙乱射
【挿絵表示】


次にサインを求めるキャラ 神裂、ステイル、木山先生は時期が決まっているため除外

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