とある兎の暇潰し《パーシングタイム》   作:バアル・ペオル

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右左戯さん情報

 ウサミミフードパーカーは特典申請する際に自分で決めたデザインの為、真夏の暑い日等は中の衣類は脱いでも絶対フードパーカーを脱がない。(要約、真夏の日は中がハダーカー)

 後フードパーカーの背中には金の糸で仮面ライダービルドのライダーズクレストが刺繍されている。


※一部読み仮名がミスってたので変更しました。

旧→多重能力者(マルチスキル)

修→多重能力者(デュアルスキル)


兎姫の極限防御

 上条と別れてうーちゃん(初春 飾利)達と合流してから数分後、突然うーちゃんの電話が鳴り出した。

 

 

 「はいもしも……『初春ッ!!!今どこにいるんですの!!?』…!?」

 

 

 スピーカーモードでもないのに此方まで聞こえてくる声、相手はしーちゃんのようだった……てことは。

 

 

 「し…白井さん!?えっと現在警邏中でしてけっしてサボってるわけでは『例の虚空爆破(グラビトン)事件の続報ですの!』…えっ!?」

 

 「衛星が重力子(グラビトン)の爆発的加速を観測しましてよ」

 

 

 やっぱり来たかぁ、うーん証拠も無いからあの少年を見つけても捕まえられないし……とりあえずある程度流れに身を任せつつ、うーちゃんを護衛するかな?

 

 

 「御坂さん!実は今白井さんから……」

 

 

■■■

 

 

 「走らないで!落ち着いて行動してください!」

 

 

 現在お客様の避難誘導している右左戯さんだよ?

 

 

 本当は早くあの女の子からあのぬいぐるみを預かって燃やすなり凍らせるなりして処理したいけど……

 

 

 「よーし……これで残ってる人はおそらくうーちゃんとあの女の子だけ…」

 

 「ビリビリっ!右左戯!あの子を見なかったか!?」

 

 

 避難誘導が終わったと思えばやはりと言うか上条君が息を切らしながら此方に駆けてきたけど。

 

 

 「はぁ!?まだ戻って「私が見てくるよ!2人はうーちゃんに指示を貰うか避難して!」えっ!?右左戯さん!?ってはっや!?」

 

 

 私は二人にそう言い残して店内を爆走していく。

 

 正直私が介入するような所は無いんだけどね?たださぁやっぱり暇潰しするなら介入したいじゃん?

 

 

 「アクセルラビット!」

 

 

 能力を切り替え右目の色が落ち着いた赤になりメーターの様なAの文字が浮かばせ、アクセルの加速で更に速度を上げながら女の子を探す。

 

 

 「さてさて?女の子は何処に……っと居た居た!」

 

 

 しばらく走ってると例の女の子がぬいぐるみを持ってるのを見つけた。

 

 

 「やぁやぁ!お嬢ちゃんどこ行ってたの?ツンツン頭のお兄ちゃんが心配してたよ?」

 

 「あ!さっきの兎耳のおねーちゃんだ!あのね?さっきね?メガネのおにーちゃんがフーキイインのお姉ちゃんにこれを渡してって」

 

 

 そう言うと女の子は可愛くないカエルのぬいぐるみを私に見せてくる……って!?

 

 

 「お…お嬢ちゃん?流石に知らない人から物を受け取っちゃいけないなぁ、とりあえず右左戯お姉ちゃんに渡してくれない?」

 

 「え?でも……「お願い!風紀委員のお姉ちゃんには私が渡しておくから!」う…うん?」

 

 

 女の子は戸惑いながらもぬいぐるみを渡してくる、さてさて後はこれを処理して……「右左戯さん!女の子をは居ましたか!」うーちゃん!?

 

 

 「何やってんのうーちゃん!?来ちゃダメ…っ!?クソ!」

 

 

 うーちゃんが近づいて来た途端に加速し始める重力子、。私は急いでぬいぐるみ蹴り飛ばして距離を取り、女の子をうーちゃんの元へ少し雑だけど投げ渡す

 

 

 「本当は疲れるけど仕方ない!最低でも威力は落とすからそのまま入り口まで走って!」

 

 「で、でも!?「早く!絶対防ぎきれるか保証出来ないんだからなるべく離れろって言ってるの!」っ…はい!」

 

 

 少し乱暴に怒鳴っちゃった、後であの幼女とうーちゃんには謝ろう。

 

 

 「クイーンエクストリ……リィィム!」

 

 能力を切り替え右目が濃いピンクの瞳孔に女性の様なQの文字が、左目は暗めの赤に瞳孔にはギザついたデザインのXの文字が浮かび上がる。

 

 

 

 「くっそ!ぶっつけ本番!クイーンの能力は確かバリアの生成、それをエクストリームの能力で強化!あぁもう!あぁもう!エクストリームメモリは疲れるんだよ!」

 

 

 私は手を前に構え目の前にピンク色の強化バリアを壁の様に三重、四重と形成展開していく。

 

 

「物語の強制力を絶対呪ってやるんだからね!」

 

 

 ドン!っと言う鈍い音共にぬいぐるみが爆発、爆風とその衝撃をピンクのバリアで防いでいった。

 

 

■■■

 

 

 数時間後

 

 

 「あの…容疑者の少年を確保した模様です」

 

 「……了解ですの」

 

 

 量子加速によるアルミ爆弾の爆発で滅茶苦茶になった現場は『KEEPOUT』と書かれた帯で封鎖され風紀委員と警備員により調査されていた。

 

 「白井さーん!」

 

 「あぁ、初春に佐天さん 無事だったようですわね」

 

 「はい!右左戯さんのおかげです」

 

 「兎耳のお姉ちゃんが守ってくれたの!」

 

 「「ねーー」」

 

 「右左戯さんが?」

 

 

 またあの人ですか、と溜め息をつく黒子。しかしいったいどんな使い方をすれば風力使いであの爆風を防いだのか、疑問に思いながらも現場の捜査を再開するのであった。

 

 

■■■

 

 「うぇぇぇ……疲れたよミコっちゃ~ん!」

 

 

 そんな右左戯さんはミコっちゃんと上条君達と一緒に近くの休憩室で待機していた、因みに今ミコっちゃんに膝枕して貰ってる。

 

 

 「しかしお前も無茶するな、なんか焦げ臭いぞ?」

 

 「えーん(棒)ミコっちゃ~ん!上条君が失礼な事言うよぉ!慰めて!」

 

 「本当の事言ってるだけなんだが!?しかも絵面が酷い!?」

 

 

 うるさい!私は今ミコっちゃんに甘えたいんだよ!

 

 

 「はいはい、でもよくあの爆発を防げたわね?あの威力ならレベル4はあったんじゃない?」

 

 

 正直言うと爆発の威力よりもエクストリーム発動で滅茶苦茶疲労して辛かった!

 

因みに防いだ方法は超臨界流体の壁で防いだとか適当なこと言って誤魔化したよ!本来の能力は多重能力者(デュアルスキル)みたいな能力だし…あの逆さま男(アレイスター)にはバレてると思うけどね。

 

 

 「うぇっへっへ、ぶっちゃけ練習はしてたけどやれるもんだね、やっぱり漫画理論やるもんじゃないわ、ミコっちゃん頭撫で撫でして?「調子に乗らないの」ふぇあ!」

 

 

 調子乗ってたら軽くチョップされた!なんかしーちゃんの気持ち判ってきたかも!

 

 

 

 なお、今回のオチとしては休憩室に入ってきたしーちゃんがミコっちゃんに膝枕して貰ってる私の姿を見て血涙を流していた。




お く れ ま し た !


はいすみません、本当はクイーンエクストリームとか言うありきたりな組み合わせじゃなくてヒートとサイクロンでエア・ギアのドントレスの超臨界流体の壁で防ぐって感じにしたかったのですが描写は難しいし、なんか理論ガバガバエクストリーム過ぎて没しました、で防御が出来そうなのがクイーンエクストリーム位だったので採用してしまいました、ぐやじいでず。
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