とある兎の暇潰し《パーシングタイム》   作:バアル・ペオル

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右左戯さん情報

右左戯さんは典型的なオタク趣味であり女の子が大好きである、なお本人曰く「ゲームは暇潰しじゃない、買ったらトロフィーコンプするまで義務」


7月19日(後編)

 「イキナリ出てきて何言ってんだテメー」

 

 「おまえらこそここがどういう場所かわかってんのか」

 

 

 いやん上条君メチャクチャ喧嘩腰じゃないですかぁ。ありゃりゃ、ミコっちゃんのお顔笑ってるけど明らかに 『こいつ何言ってんだよ邪魔すんな』 って書いてますわ、しかも 「えー、こんな人私知らなーい」 とか言って他人のふりまでしようとしてるし。

 

 

 「サカるなら1人でビデオ相手に頑張ってろよ」

 

 「んだとぉッゴラァ!」

 

 「スルー!?」

 

 

 あーあーもうメチャクチャだよぉ、上条君のああいう何でも助けに入ろうとか言う精神は美徳だけどよく見ないと……あれ絶対気づいてないよねぇ?絶対 『相手は3人だし俺1人でなんとかなるだろ』 とか思ってるよね?

 

 そうこうしているうちにハゲの不良が何を勘違いしたのか上条君とミコっちゃんがグルだと勘違いし始め 「ボコボコにしてやる」 だの 「3人位ならなんとか」 だの喧嘩しそうな雰囲気になった時だった。

 

 奥のトイレから不良男子が6人ほどゾロゾロと出てきたのである、あの数でファミレスのトイレにこもるとか何やってたのかな?

 

 何事と上条君、あわててテーブルを見れば9人分のコップや皿が並んでいた、驚いてる辺りやっぱり気づいて無かったんだね。

 

 

「えぇー!?トイレに集団でゾロゾロは女の子の特権だと思ってましたがー!?」

 

 

 「この人数を相手しようって度胸はほめてやる、今なら有り金全部出して、謝るなら許してやる……あれ?」

 

 

 ハゲがたらたら何か言ってる間に逃げたよあのツンツン頭、因みに当たり前と言うか不良集団は全員で上条君を追いかけ、それをミコっちゃんが追いかけていった。

 

 右左戯さんはどうするんだって?追っかけるのはご飯食べてからで良いでしょ、まだご飯食べてないんだから。

 

 

■■■

 

 

 「あー食べた食べた、かき氷とかも頼んじゃったよ」

 

 

 今私はピョンピョンとビルの上を移動しつつ、件の橋を探していた。

 

 考えたらこれ止めないと私の住んでる寮の電気とか病院の電気とかとりあえず辺りが停電しちゃうんだよね、ゲーム機が壊れたらまた買わなきゃいけないしね?

 

 記憶の風景と住んでからの土地勘に頼りつつしばらく探索していると蒼白い閃光が一瞬チカッと発光、私は(あぁ…あの辺か)と思いその場所へ向かっていった。

 

 

■■■

 

 某例のあの橋

 

 

 

 なんか聖地巡礼してる感が否めないけど、まぁ仕方ないよね?

 

 という訳で到着したよと例の鉄橋!しかも絶賛ミコっちゃんが上条君に電撃を連打している所、右左戯さんは鉄橋の上、上弛材に座って二人を観察してるよ。

 

 ミコっちゃんは生体電気で索敵余裕らしいですが上条君に集中してて気づいてないねありゃ。

 

 

 「何が無能力者(レベル0)よ!電撃の槍も、砂鉄の剣も効かない!超電磁砲(レールガン)まで打ち消してといて!そんな二三○分の一の天災が何を言ってるのよ!!」

 

 

 ミコっちゃん……効かないからってそんなに連打してたら普通人死んじゃうよ……まぁ上条君がことごとく無効化してるから問題無いけどさ。

 

 と言うよりあれやっぱりインチキだよね~いや私も人の事言えないけどさ。

 

 だってあの右手『幻想殺し(イマジンブレイカー)』は軽い異能なら簡単に消せるし、消去のラグ利用で弾いたり掴んだりできるとか、何なのあれ?

 

 

 「何て言うか不幸っつーか、ついてねーよな」

 

 「くっ……」

 

 

 オマエ(・・・)本当についてねーよ(・・・・・・・・・)

 

 

 あっ…やっべ録音し忘れた、ミーたんにこのイケメンボイス聴かせたかったのに。

 

 まぁ半分冗談はさておいて、この台詞が出たってことはそろそろあの雷撃が来るな。

 

 

 「いくらやってもオマエの攻撃は俺には効かないんだ、これ以上続けても不毛なだけじゃねぇか」

 

 

 あーあー言いよったよ上条君や、それは言っちゃいけないよ、落ち着かせようと思ったんだろうけどミコっちゃんの神経を逆撫でしてしまうからね?

 

なんて言ってる間に上条君の諭し(煽り)を受けた怒りからか、バチバチと電気が漏れ始め雷雲が此方へ近づいてきていた。

 

 私は能力を切り替えてから、ミコっちゃんの元へダイブ、集中して気づいてなかったのか私がミコっちゃんの前に降りると驚愕の表情を見せる……うーん驚いた表情も可愛いなぁ。

 

 

 「なっ!?右左戯さん!?」

 

 「右左戯!?何で此処に!?」

 

 「うぇへへ♪飛翔する暗黒の切り札!『バットジョーカー』右左戯さん参上!イエーイ!」

 

 

 今私の見た目は右目は紫に瞳孔にコウモリのシルエットが浮かび、左目は黒味がかった紫にJの文字が表れている。

 

 

 「ミコっちゃん今それやられると、都市の機能が麻痺るから困るんだごめんね?━━━━━━━━━!!」

 

 「なっ……くぅ!?」

 

 

 私は至近距離からジョーカーの力で強化したバットの超音波を放ちミコっちゃんの演算を阻害、能力を抑制して発動を失敗させる。

 

 

 「━━━━━!!っふぅ……ごめんね?ミコっちゃん大丈夫?」

 

 「おいビリビリ!?大丈夫か!?」

 

 「……っ痛ぅ…なんとか、だけど耳が痛いわ」

 

 

 うーんやっぱり調整難しいなぁ、ジョーカーの能力は身体能力と潜在能力の強化、更に使用者の感情が放つエネルギーにより性能の上限を超えた力が発揮できるいう能力。

 

 これを使えばエクストリームを使わなくても他の能力をそれなりの相性で使うことがてきるから割りと重宝するんだよね、まぁ欠点もあるけど。

 

 

 「本当にごめんね?でもミコっちゃんあのまま撃ってたらこの辺一帯の電気が使えなくなるからさ?一応病院とかあるしね?」

 

 「うっ……それは…ごめんなさい」

 

 

 赤面でシュンとするミコっちゃん…は?可愛い過ぎるんだが?

 

 

 「所で右左戯は何でこんな所に居るんだ?」

 

 「ファミレスでどこぞのおせっかい大好きなツンツン頭君が、不良に襲われたの心配して来てあげたんじゃないか(棒)」

 

 「棒読みじゃねぇか!?」

 

 

 だって別に?上条君って右手を抜きにしても素の戦闘強いし?まぁ平気でしょって感じだしい?

 

 

 「あとミコっちゃん、勝負を吹っ掛けるのは良いけどね?」

 

 「いや?良くねぇよ!?」

 

 「うっさいよ上条君、そんな事よりねミコっちゃん?場所は選ばなきゃ駄目だよ?ミコっちゃんの能力って強いし汎用性はあるけど、その分他への影響力も強いんだから、あるでしょ?周りの人の携帯が不具合起こしたとか、警備ロボ壊れたとか?」

 

 「うっ……それは…」

 

 

 思い当たる節があるのだろう気まずそうに目を背けるミコっちゃん、何度でも言うがミコっちゃんは何やっても可愛い(真理)

 

 

 「何でこのツンツン頭君に勝負を挑んでるのかは……まぁ…右手が原因なんだろうね、上条君の右手は異能なら基本的に何でもかんでも打ち消しちゃうからね」

 

 

 本当肉体スペックがそこまででなければチートでもないんだけど、何?異能全消しにクソ強メンタルでおまけに肉体スペック高めとかチートやん。

 

 

 「まぁそんな事よりも、ミコっちゃん常盤台だよね?こんな時間まで外出してて良いの?あそこの寮長さんは物凄く怖いって聞いたけど?」

 

 「うっ…それは」

 

 「それにミコっちゃん達も明日から夏休みでしょ?最近流行りの『幻想御手(レベルアッパー)』とかの情報探しの為にもそろそろ寝て体調整えとかないと、寝てる間にしーちゃんから寝込みを襲われても知らないよ?」

 

 「うっ…うぐぅ……って何で私達が『幻想御手』の情報探してるって右左戯さんが知ってるのよ!?」

 

 

 あっ……ヤベーイ、口が滑っちゃったぜ。

 

 

 「さてね?それよりも多分明日は忙しくなるだろうしね?」

 

 「…………アンタは…右左戯さんは何を知ってるのかしら?」

 

 

 じっと…真面目に…警戒するように…私の目を見てくるミコっちゃん、嫌だなぁ右左戯さんこう言う空気嫌いなの、まぁ原因は私だけど?

 

 

 「基本的には何でも知ってるよ?教えられないけど…………おやおや?ビリビリし始めてどうしたのかな?ミコっちゃん?まさか右左戯さんの忠告を無視するのかな?」

 

 「……えぇそうね、悪いけど右左戯さん?無理矢理にでも知ってる事を話してもらうわ!」

 

 

 途端ながれる電流、放たれる電撃の槍、私は上条君を盾にしてそれを防いでいく。

 

 

 「……うお!?って右左戯!?何でバトルの流れになった!?」

 

 「知らないよ、作者が間を置きすぎで変になったんじゃないかな?」

 

 「作者って誰だ!?」

 

 

 まぁそんな私みたいな二次オリ主人公特有の特殊能力『次元観測(メタ視点)』についてはどうでも良い、それよりもミコっちゃんを無力化するか……はぁ、好感度下がっちゃうけどしょうがないよね?

 

 

 「上条君悪いけど今回の事は全体的に見なかったことにしておいて貰える?」

 

 「あ?何をする気だ?」

 

 「こうするんだよ、━━━━━━━━━!!」

 

 「うっ!?またこの音!?あんた風力使い(エアロシューター)じゃなかったの!?」

 

 

 私は再びジョーカーにより強化された超音波でミコっちゃんの演算を妨害し、能力を抑制していく。

 

 そしてミコっちゃんが怯んだ隙に。

 

 

 「ラビットコブラ!」

 

 

 一瞬の内にミコっちゃんの背後をとり、弱性の麻痺毒と睡眠毒を投与する、私は倒れるミコっちゃんを抱き止めお姫様抱っこで持ち上げる

 

 

 「うぇっへっへ、ミコっちゃんごめんね?戦うのは良いんだけど今はその時じゃないってね。」

 

 「おい?ビリビリは大丈夫なのかよ?」

 

 「やっぱり心配?」

 

 「当たり前だ、つかビリビリに何をしたんだよ?」

 

 

 あぁもう……上条君、やっぱり君のそれは美徳だけど短所だよ。

 

 

 「さっき言ったよね?今回の事は全体的に見なかったことにしてって。」

 

 

 私はミコっちゃんを持った状態で能力を『ラビットジョーカー』に切り替え、上条君に触られないように橋の上弛材にジャンプ。

 

 

 「この子は知り合いに渡しとくから上条君は気にしなくて良いよ」

 

 

 そう言う私に何かを言おうとする上条君、あ~あ~最低限これからの事を忠告しようかなとか考えたんだけどねぇ………まぁ良いや面倒くさいし、しーちゃんに連絡してミコっちゃんを渡しとかなきゃだし。

 

 私はミコっちゃんを抱えた状態で跳び跳ねて鉄橋から去っていった。




たいへん……たいへん……遅れました!


正直自分でも今回はなんかなぁ……って言うような内容でしたが仕方ないです、頭の中の右左戯さんの動きシュミレートさせるとこうなるんです。

あと右左戯さんの地の文の一人称が私や右左戯さんって
なるのは右左戯さんのふざけ度合いで決まります。

ふざけ度合いMAX100
0~50だと私
51~100だと右左戯さん
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