真夏の青と灰色と虹   作:セントレ

10 / 14
第二章
第十話


「...さてと、みんなの調子はどうかしら?」

 

「もう大丈夫になりました。Windの四人もすっかり元に戻ったそうですし。」

 

「やっぱり気分転換にでかけるのは、こういう時にいいわね。」

 

「みんな巻き込む必要はあるのかは微妙でしたけれどね笑」

 

「それもみんなの思い出になったっていうふうに考えればいいんじゃないかしら?」

 

「確かに...そうですね。」

 

「それは、これからもよろしく頼むわね、マネージャー。」

 

「はい。こちらこそよろしくお願いします。では、失礼します。」

 

 

社長との話も終わり自分の席へ戻ると、パソコンの上に付箋でメモが。

 

「マネージャーさん、昼休みになったらメッセージください。夜峰美晴」

 

「美晴・・・?どうしたんだろ。まぁ昼になればわかるか。」

そう思い、まずは仕事に取り掛かる。話はするときにでも分かるだろう。

 

とりあえず仕事を進め、昼休み。まずは、瞬速で昼飯を食べ、美晴に連絡を入れる。

こっちにきてくれるそうなので、とりあえず待つことにする

 

「マネージャーさん、お疲れ様です。」

 

「美晴お疲れ。今日はどうしたの?」

 

「今週末に夏祭りに莉子と絢と私で行くことにしたんですけど。」

 

「あぁ、電柱とかに紙貼ってあるね。」

 

「それで、マネージャーさんも一緒にどうかな...と思いまして...」

 

「ほ、ほう...一応、休みだから行けるとは思うけど・・・。僕なんかが一緒に行って、大丈夫なの?」

 

「大丈夫ですよ。来る前に話しておきましたから。」

 

「んで、なんて?」

 

「逆に楽しめるから来てくださいって言ってましたよ。」

 

「えぇ・・・。まあ、暇だし行こうかな。」

 

「じゃ、当日夕方5時くらいに寮来てもらえますか?」

 

「はいよ。ただ、僕は普通に私服で行くからね。」

 

「マネージャーさんは無理に和服着なくていいですよ。じゃあ、当日楽しみに待ってますね。」

 

「はいよ。お疲れ様、美晴。」

 

「お疲れ様です、マネージャーさん。」

 

美晴と話している間、もしかしたら顔が赤くなってたかもな・・・。

 

 

仕事中、Flowerのみんなの会話が耳に入って来た。

 

「ねぇねぇ、今週末に夏祭りあるじゃん。」

 

「あるね。どうする?またこの前みたいにみんなで和服着て行く?」

 

「いいね。多分花火上がるよね?」

 

「上がると思うよ。」

 

「懐かしいね~。みんなで団扇買いに行って・・・。」

 

「最初見ようとしたところ人がすごくてさ。」

 

「そしたらほのかがどっか行っちゃって。」

 

「あの時はビックリしちゃったよ~。」

 

「穴場のところに案内してあげたんだからいいでしょ?」

 

「まぁそのおかげであの人だかりから逃れられたと考えれば・・・。」

 

「また行けるの楽しみだな~!」

 

「せっかくだし、屋台でなんか食べ歩きしながら行きたいよね~。」

 

「うわっ!それめっちゃ楽しそう!」

 

「ふふ、今から楽しみになっちゃうね。」

 

「そうだね。わっ、もうこんな時間。」

 

「今日のご飯担当、舞花ちゃんだったよね。」

 

「やっばい忘れてた!今すぐ戻って作らなきゃ!!」

 

「ちょっと舞花!そんなに走ると危ないよ!」

 

「ちょ、ちょっと二人とも待ってよ~。」

 

と、慌ただしくFlowerの四人は寮に戻っていった。

 

Flowerも来るのか・・・。鉢合わせしたらなんかめんどうなことになりそうなきがするけど・・・気にし過ぎかな。まぁだとしても、当日は楽しい夜になりそうだな。




どうも作者です。え?なんでマネージャーがFlowerの会話聞いたのかって?マネージャーが地獄耳だからです(現に作者も地獄耳なのかは知らないけど周りの話し声は結構耳に入って来る)。第二章という名の夜編、今話より開始となります。今後の展開をお楽しみに。出は次回。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。