今回は作中で映画ゴジラー1のネタバレがございます。
まだ見ていない方は是非映画をご覧になってから読んでください。
前回までの粗筋
神聖ミリシアル帝国の情報局員ライドルカと護衛の冒険者ヴィンスはロデニウス大陸の歴史や
気候について話をするうち、うっかり王家を批判する内容を話してしまい酒場の主人から退去
を求められる。
宿に帰る途中で艦娘の川内と那珂に遭遇し彼女らの実力を思い知った。
さらに二人には同僚を連れて帰るという任務が追加されたのだった。
同時刻、王国最大の貿易商アジン・ド・レイの屋敷では商人と地方領主が会合をしていた。
彼らはこの戦争を利用して王国をパーパルディア皇国の属国とし、自分達だけが皇国の国籍を
得ることを画策していた。
一方、キタ=ハーク港では海将ホエイルが部下と共に日本国に勝つための策をひねり出すため
深夜まで会議を続けていた。
そして会議終了直後、沖から砲撃音が響いてきたのだった。
夜の海を鋼鉄の軍艦が突き進む。
重巡洋艦5隻、軽巡洋艦2隻そして駆逐艦1隻の計8隻の艦隊がロデニウス海を航行していた。
旗艦 ノーザンプトン
重巡級 青葉 加古 古鷹 衣笠
軽巡級 木曽 夕張(ファティマ ブライド)
駆逐艦 夕雲
(夕張以外の艦娘はエトラムル装備)
第二次世界大戦の歴史に詳しい人ならピンときたと思うがノーザンプトンを鳥海に、木曽を天
龍に、夕雲を夕凪に変えれば第一次ソロモン海海戦の編成である。
鳥海と天龍はこの後の作戦に参加予定であり、夕凪は未実装という理由でそれぞれ代役を立て
た。
眼鏡を掛けているからという理由で鳥海の代役を任されたノーザンプトンは緊張した面持ちで
後方の夕雲に問いかける。
「ゆ、夕雲さん、周辺海域に潜水艦または大型不明生物の反応は在りますか?」
ノーザンプトンは夕雲型駆逐艦、長波と巻波の魚雷攻撃によって沈んだ記憶を持っている。
そのため彼女らの姉である夕雲に対して若干の苦手意識がある。
「いえ、ソナーに反応在りません。」
夕雲はソナーと対空並びに対水上電探を駆使し周辺を警戒している。
「伊58さんの報告によれば、この海域に脅威となる物はないとの事です」
作戦開始前には潜水艦隊による偵察が行われ、日本海軍を脅かす兵器は存在しないことが
確認されている。
「グッド、ですね」
ノーザンプトンは闇夜に対する恐怖の記憶を振り切り、号令をかける。
「夜、引き返したいところだけれど……、任務だから!」
第一次キタ=ハーク湾夜襲艦隊、通称『半三川艦隊』は速度を上げ、単縦陣で突入してゆく。
ロウリア王国王都ジン・ハークから北に40キロの距離にある港キタ=ハーク。
ここはロウリア王国海軍の根拠地である。
近代戦を経験したことのないロウリア王国は海軍の機能をキタ=ハークに集中している。
ここを叩けばロウリア王国の海軍を無力化させることが出来る。
当初の計画では日中に攻撃して王都のワイバーンを釣りだし、航空戦力も同時に殲滅する予定
であった。
しかしロウリア王国に鬼姫級深海棲艦に匹敵する戦力があることが判明し、これらは王都に
釘付けする必要があった。
よって王都陥落の前段階にて、海軍と空軍は別々に撃破するよう計画を変更することとなり、
キタハーク港攻撃は夜間に行う事に決定した。
なお夜戦バカこと川内は計画変更前にジン・ハーク入りしたので、異世界初となる夜戦に参加
できなかった。
戦後、悔しさの余り提督室の床に寝っ転がって足をジタバタして抗議したという。
半三川艦隊の攻撃が始まった。
「おらおら!変態野郎どもが!」
重巡加古が20.3センチ連装砲を連射し木造の軍船を次々に破壊する。
「衣笠にお任せ!」
衣笠は素早くかつ正確に軍船を沈めていく。
「青葉がスクープをお届けしちゃいますよ」
青葉は砲撃しながらシャッターを切っている。撮った写真は後日自身の新聞に載せるつもりの
ようだ。
「重巡洋艦のいいところ、見せちゃいます!」
古鷹は今海戦において主砲を取り外し、代わりに高角砲を増設している。
高角砲の仰角を水平にして次々とロウリアの木造船を破壊していった。
「まったく、なんで俺があんな奴の代わりなんだ。ガンター(眼帯愛好家)だからって同類扱い
しやがって、」
木曽は文句を言いながらも単装砲を連射して軍船を沈めていった。
天龍の代役を任された木曽は、眼帯を掛けている目が左右逆という事で事前会議でゴネた。
その結果、長女球磨に釣り天井固めを掛けられ、泣いて謝って許してもらった。
「新兵器を試したかったなあ、ねえブライド」
今回は新兵器を試す機会のなかった夕張は、14センチ連装砲を打ちながらパートナーのバスク
チュアル改めブライドに話しかける。(先ごろ原作で名前が変わりました。)
「急に決まりましたから仕方ありません」
ブライドは艦隊の艦娘が装備するエトラムルファティマの統括を担当している。
(部隊のファティマを統括するファティマをホストファティマと呼ぶ)
また彼女は探査用ドローン『グランシーカー』を飛ばしロウリア軍船をカウントしている。
特定のパートナーのいない艦娘は非人間型で相手を選ばないエトラムルファティマを装備して
おり、GTMデモールを艤装融合している。
デモール(旧設定MHカン)はエトラムル運用を前提としたコーネラ帝国のGTMであり、後年ミ
ラージュ騎士団でも運用された傑作機である。
「異世界のみなさん、砲撃ってのは、こうするのよ!」
最後尾の夕雲は周囲を警戒しつつ、取りこぼした船を丁寧に潰していった。
『キタ=ハーク港突入作戦』
ロウリア王国が保有する全ての海上戦力を排除することが目標である。
重巡洋艦を中心とした高速艦隊で港に停泊している三千隻の軍船を破壊、その後造船所、ドッ
ク物資の集積地倉庫、その他基地の機能を全て破壊する。
ロウリア王国海軍はロデニウス大陸最大の海軍戦力であり、周辺海域の海賊への抑止力となって
いる。
彼らがいなくなればその役目は日本国が引き継がなくてはならない。
艦娘達は戦後地獄の様な忙しさに襲われることを確信してげんなりとしていた。
提督らはどうにか海上自衛隊か海上保安庁に協力を得られないか交渉を始めていた。
湾内に侵入した半三川艦隊は外側に停泊していた軍船から砲撃により丁寧に破壊していった。
半三川艦隊の攻撃により破壊されたロウリア軍船は2000隻を超えた。
「旗艦より全艦へ、残弾数を確認してください」
ノーザンプトンは各艦の残弾数を確認する。
「青葉3割です」
「夕雲3割です」
「衣笠、残り2割です」
「古鷹、同じく2割です」
「加古、残り一割だ。打ち過ぎちまった」
「同じく木曽、一割だ」
「夕張、今持っているので看板です」
つまりもう弾薬がないという事だ。
夕張に対して何をやっているのか批判する視線が集まる。
「ボスヤスフォート一味が来る可能性があるので弾薬は使い尽くさないよう。通達していたは
ずですが?」
「あはは、ごめんなさい」
「彼らはあの陽炎に攻撃を当てることが出来るのですよ」
そう言われて改めて敵の強さを認識する。
陽炎率いる第十四駆逐隊は転移前の戦いで常に、最も危険な作戦に従事してきた。
彼女らに攻撃を当てるのは精鋭揃いと名高い三川艦隊でも容易ではない。
そう、敵は強い。
舐めてはいけないと提督らと艦娘達は思い知らされた。
細心の注意を払いつつ、全力でロウリア王国を滅ぼすと彼らは心に誓ったのであった。
「では魚雷を撃って帰還します」
ノーザンプトンは仕上げに魚雷戦を仕掛けて任務を終えることにした。
「はいはーい!魚雷はいっぱい持ってきました!」
夕張が元気に答える。艦隊旗艦に装備の内容を伝えてなかったことは問題ではないのだろうか
とノーザンプトンは思ったが一先ず今は置いておくことにした。
「魚雷、発射!」
旧日本海軍が誇る酸素魚雷が夜の海を駆けていく。
そこかしこで爆発と水柱が起こり、停泊していたロウリア王国海軍の軍船は粉々に粉砕され海
の底に沈んでいった。
残る軍船は司令部付近のおよそ300隻のみとなった。
「帰り道に危険はない?」
加古は帰り道安全を夕雲に確認する。
加古はソロモン海夜戦の後、潜水艦の攻撃で沈没した記憶を持つため、常に潜水艦を気にして
いる。
「はい、脅威となるものは在りません」
夕雲はソナーの反応を見て答える。
加古とその他の艦娘たちも安堵する。
「では残りは地上攻撃部隊に任せて、我々は艦娘待機船まで帰還しましょう」
半三川艦隊は帰還し、代わって重巡洋艦と駆逐艦の艦隊がキタ・ハーク港に侵入する。
地上攻撃部隊編成
旗艦 高雄
重巡洋艦 妙高(ファティマ ウリクル)
駆逐艦 雪風 ヴェールヌイ 雷 電
(妙高以外の艦娘はエトラムル装備)
「発光信号確認しました」
キタ・ハーク港には事前に妖精が潜入していた。
彼女らは重要施設の屋根に発光器を設置していた。
妖精は手のひらに乗るくらいの大きさで常人には見ることは出来ず、その練度は旧帝国軍人な
みである。
斥候として用いるのにこれ程適した種族は居ないだろう。
もし敵将が妖精の存在を知ったとしたら、彼らにできるのは部屋の隅でガタガタ震えて命乞い
をする心の準備を整える事だけであろう。
高雄たちは軍船を持ち上げ、光に目掛け投げ飛ばす。
何故艦娘が木造船を持ち上げられるのだろうか。
じつは艦娘は重力制御能力を持っているのである。
細かい重さを決める事は出来ないが、彼女らは人としての重さと艦船としての重さを切り替え
ることが出来る。
これにより巨大な艤装を振り回したり、外洋の荒波に翻弄されずに航行出来るのである。
「着弾、確認、落下地点の誤差、許容範囲内、問題なし」
妙高のファティマ、ウリクルが投げた軍船の落下地点を観測する。
加えて不知火とパルテノのデトネイター・ブリンガーが上空、成層圏に待機しており失った人
工衛星の代わりを果たしている。
デトネイターから送られてきた惑星の観測データはこれまでの通説が通用しない部分がある。
特に矛盾するのが星の大きさと重力の強さが合わないことである。
「やはりこの星の大きさに比べて重力が小さすぎます。この星は内部に空洞でもあるのでしょう
か?」
とりあえずウリクルは麾下のエトラムルファティマ達に重力加速度を修正しないよう通達した。
「雪風、何か感じますか?」
旗艦である高雄は随伴艦の雪風に対し、第六感で何か感じるものがないか問うた。
「いえ、この海に危険な気配は在りません」
「ならボスヤスフォート一味はこないってことね」
雪風は日本の駆逐艦の中で最も勘が鋭い。
全く非科学的ではあるが、彼女の勘は科学的観測データに準ずる信頼を持たれている。
「ゴジラスレイヤーの名は伊達じゃない、出るよ」
元響ことヴェールヌイが鼻をフンスと鳴らしながら自慢する。
「響ちゃん、、」
「映画でちょっといい役を貰えたから調子に乗っているのです」
響の姉妹艦である雷と電が呆れて注意する。
「監督が妙高型のファンだったら私が映画に出ていたのに」
いつもは年長者として毅然と振るまう妙高まで愚痴をこぼす。
彼女らしからぬ言動であるが余程映画に出たかったのだろう。
「いや、私ボコボコにされたあげく腹をぶち抜かれたんですが」
高雄が映画での自身の境遇について弁明する。
「ゴジラに沈められるなんてこの上ない栄誉じゃないですか」
「そうですか?」
話が妙な方向へと白熱していく。
「みんな、戦いに集中して」
ヴェールヌイが注意する。
「あなたが始めたんでしょうが!」
艦隊の面々が怒って反論してきた。
「いいから始めるよ、まずは通信施設とレーダーサイト」
最初の目標は長距離魔導通信施設と魔力探知装置設置所である。
「せーのっ」
重巡洋艦は一人でロウリアの木造船を持ち上げ、地上に投げつける。
駆逐艦は二人一組になって軍船を持ち上げ投げていた。
「次は造船所」
「ふん!」
ロウリアの木造船が夜の空を飛んでいく。
「それから、整備ドック」
「は!」
軍船は弧を描いて飛び、大きな音を立てて落下した。
「弾薬庫」
「とりゃ!」
船の残骸が施設を破壊し、貯蔵されていた魔石は強い衝撃を加えられて爆発した。
「油脂貯蔵庫」
「うりゃ!」
火矢用の油を貯めていた樽が砕かれ油が流れ出す。既に燃えていた火に引火して延焼する。
「そして司令部施設!」
「そいやぁ!」
基地で最も大きくて立派な建物に、残っていた一番大きい帆船を投げつける。
海軍司令部棟の前広場には緊急招集された兵士が集まっていた。
その総数約440人。
彼らの前で海将ホエイル・ベーコンは演説する。
「総員ただちにボートに搭乗、沖合の艦娘に接近してこれを討て!」
兵士達は恐怖に震える。
「こんな事が出来る相手に接近戦を挑めと?」
一人の兵士が皆の意見を代弁してホエイルに意見する。
「司令部は我々に死ねというのですか?」
居並ぶ兵士の誰もがそれを訊きたかった。
「無謀な作戦であることは重々承知している。しかし何としても成し遂げてほしい」
「もし我々が逃げ出せば、この国は日本兵に蹂躙される。それだけは何としても阻止しなくては
ならない!君たちの命を私に預けてくれ!」
ホエイルは深々と頭を下げる。
兵士達はホエイルのその姿と心意気に感動した。
「解りました、この命どうとでも使ってください」
「みんな、やってやろうぜ!」
おう!と歓声が上がる。
彼らは王国海軍に最後まで残った精鋭兵だった。
それはロウリア王国海軍の精華が花開いた瞬間であった。
しかしそれは遅かった。
ひゅるるるー
遂に司令部にも軍船が飛んできた。
ホエイルはその装飾に見覚えがあった。
「キング・ハーク34世号、、、」
ホエイルの新たな旗艦であった。
ぐしゃ
「海将閣下!海将閣下!」
ホエイルは自分を呼ぶ副官の声で目を覚ました。
ホエイルは立ち上がろうする、しかし動けなかった。
副官は少し離れた所に倒れていた。
見ると彼の胸には木の破片が刺さっていて、明らかに致命傷であると分かる。
「海将閣下の下半身は残骸で完全につぶれていますぞ」
ホエイルの下半身は船の残骸の下敷きになっていた。
「貴官の報告はいつも正確だな、今まで助かった、もう休め」
「戦神の庭にてお待ちしております」
戦神の庭とは神界にある、勇敢に戦って死んだ戦士達の魂が行き着く場所である。
そこでは英霊たちが集い来るべき戦いに備え、鍛錬を続けているという。
報告を終えた副官は血を吐き、絶命した。
ホエイルは周囲の音に耳を傾けた。
怒る士官の叫び声、負傷兵の痛みに耐える呻き声、そして正気を失った兵士の笑い声が聞
こえる。
阿鼻叫喚の地獄絵図が広がっていた。
艦娘の攻撃はロウリア海軍兵の僅かに残った最後の戦意をくじくのに充分であった。
ホエイルは終わった、と思った。
自分達は一体どこで間違ったのか、何がいけなかったのか、思索の海に沈みかけたその時
ホエイルのよく知る声が聞こえた。
「海将!」
彼の従卒であり同居人でもあるミリアン・ユンツ少年であった。
慌てていた彼は計画書と晩酌用の酒瓶を持っていた。
それらを地面に置き、船の残骸に手を掛ける。ホエイルを救助するつもりなのだ。
「ミリアン!ここは危険だ、逃げろ!」
「嫌です!私はホエイルさんのような立派な軍人になりたいのです!」
ミリアンは残骸がびくともしなかったので、次は泣きながら地面を手で掘っている。
「馬鹿者!軍人になりたいのなら命令に従え!」
「立派な軍人は決して味方を見捨てないと仰ってらしたではありませんか」
「このホエイルに子供を道連れにしたという汚名を負わせる気か!頼む、お前だけでも生き延び
てくれ!」
ホエイルはなんとかミリアンを逃がそうと口実を考える。
「計画書を王城のパタジンに届けてくれ」
ここ数日碌に寝ないで作成した計画書は無駄にしたくない。是非とも王城のパタジンに見ても
らいたい。
「嫌です!」
ミリアンは頑なにホエイルの傍を離れようとしない。
ホエイルは近くに大柄で体格のいい兵士を見つけた。
「おい!そこの君!この子を連れて王城まで逃げろ!」
呼ばれた兵士はミリアンを担ぎ上げ退避していく。
一緒に計画書と酒瓶も持って行った。
「ホエイルさん?ホエイルさん!」
ホエイルはようやく安堵して見送った。そして最後に本音を呟く。
「ミリアン、私は実は戦が嫌いだったのだよ、、」
後の世で不運の名将と呼ばれることとなる海将ホエイルの人生はここに終了した。
ホエイルとミリアンのやり取りを聞いていた兵士がざわつき始める。
「今、海将が逃げてもいいって言ってたよな」
「え、逃げてもいいのか?」
「ああ確かにそう聞いた」
残った兵士たちが生きる希望を見出し目を輝かせる。
「おい!それはお前達の事じゃないぞ!」
まだ戦意の残っている士官が止めに入った。
「うるせえ!」
その兵士は短刀で士官の刺し殺して逃げ出した。
その様子を見た生き残りの兵士達は我先に逃げ出した。
この日ロウリア王国海軍は消滅し、一人の復讐者が誕生した。
ここは神の御使い達の領域、
亜神の一種である死神さえも拘束できる処刑台の拘束具を、陽炎は引きちぎる。
「誰の髪型が石鹸箱アニメのヒロインのそれだァ!」
陽炎の拳が太陽神の顔面に突き刺さり、神の鼻骨が折れた。
「え?そんなこと言ってないし」
太陽神は流血している顔面を押さえながら言う。
「確かに聞いたわよ、こらぁー!」
陽炎は太陽神の後頭部を踏みつけ地面に叩きつける。
「この髪型はねえ、私と島の人たちを救ってくれたヒーローを真似たものなの。これを馬鹿にす
るのなら、その人を馬鹿にしたも同然よ!誰だろうと絶対に許さないわ!」
陽炎は怒りを爆発させる。
「取り敢えずヒロインは赤毛のツインテール、巨乳でニーソックス履かせて性格はツンデレにし
とけばいいと思っているんでしょう!」
「明らかに被害妄想が入っているでしょう、それ!」
その様子を見ていた緑の神は内線で戦神に連絡した。
ゲートが開き多種多様な種族の戦士たちが現れる。
「この者は曲者です、戦神の庭の英霊たちよ斬るのよ!斬り捨てなさい!」
緑の神が号令をかけるとエルフや獣人、ドワーフ、そしてヒト種やその他希少種族からなる神
域護衛隊が陽炎に襲い掛かった。
陽炎は彼らを目の当たりにして吠える。
「多様な種族、ポリコレ軍団かぁ!ポリコレ滅ぶべし!」
長らくお待たせして申し訳ございません。