新世界の海に陽炎、抜錨します!   作:yutarou

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 トトマルさま評価ありがとうございます。

 starshipさまアドバイスありがとうございます。少しは読みやすくなった
 
  でしょうか。
 
 前三話はおいおい直します。



第四話 異世界転移して初めてのクエストで野生のラスボスと遭遇した件

 日本国との通商が始まって一か月、クワトイネ公国はかつてない発展を遂げていた。

 

 道路は石のような黒い物で固められ、馬車がスムーズに行き来できるようになった。

 

「日本国のアスファルト舗装技術は世界一ィィィ!敷けない道はなぁぁぁぁい!」

 

 と日本の技術者がハッスルしていた。

 

 港は水深が深く掘り下げられ日本製の大型タンカーが入港できるようになっていた。

 

 そして様々な日本製品、インフラが持ち込まれた。生水を飲んでもお腹を壊さない水道施設。

 

 簡単に火を起こせるガス。魔力通信より遠くまで情報を届けることが出来るラジオ。

 

 農作業の負担を軽くする農業機械。

 

「コンバインなる機械を見たときは思わず、今までの苦労は何だったんだ!と叫んでしまいま

 

 した」

 

 官僚の一人が恥ずかしそうに答えた。クワトイネ公国では作物に特に世話をしなくても実がな

 

 るが、収穫作業だけは人の手でしなければならない。クワトイネ農民に残った最後の重労働で

 

 あった。しかし村人総出で何日もかかっていた麦畑がたった一時間で収穫が終わり、脱穀され

 

 て丁寧に袋詰めされてでてきた。しかもご丁寧に麦わらも利用しやすいように束ねられていた。

 

「今に収穫してそのままパンになって出てくるようになるんじゃないか?」

 

「ハハハハハ」

 

 官僚たちと談笑しながらカナタにはひとつ疑問が浮かんだ。なぜ日本のコンバインはクワトイ

 

 ネで栽培されている小麦の寸法にピッタリなのだろうか?

 

 クワトイネの小麦は他国のものに比べ背が低く、茎が太くて丈夫なのだ。それ故に多くの実を

 

 つけても倒れないため、クワトイネの麦は他国の3倍以上の収穫があるのだ。ただし病気に弱い

 

 ので他国では栽培は難しい。この国のためにあるような小麦であった。

 

 この小麦は一万年前に太陽神の使者によってもたらされた、その名をノウリンジューゴー種と

 

 いう。

 

「まさか日本国は太陽神の使者の国と関わりがあるのか?」

 

 その問いに正解が与えられる日は来るのであろうか。

 

 

「彼らの多くの製品がクイラ王国の燃える水で動いているのだな」

 

 クイラ王国もまた日本と国交を結んだ。 クイラの使節団は日本へ行き、そこで相撲という格

 

 闘技にはまったり,酒の美味さに虜になったりした。

 

 ドワーフであるクイラ大使はある艦娘と飲み比べをして引き分けたそうだ。勝負は姉がぶち切

 

 れ無効試合になった。

 

 クイラ王国もまた大発展していた。それまで何も利用価値がない物と思っていた燃える水が大

 

 金に化けたのだ。王国関係者は笑いが止まらない。

 

「友邦の発展は我々も好ましいことだ」

 

 

「武器も売ってくれたら良かったのですが」

 

 隣国ロウリアの動きが本格的にきな臭くなってきた。

 

 ロウリアは人間至上主義を掲げ亜人(エルフドワーフ獣人などの蔑称)排斥を掲げている。

 

 もしもロウリアに敗北したら自国民は殺されるか奴隷にされるかどちらかだろう。

 

 ロウリアは近年大幅に軍備を増強しており、どこかの国が支援しているのではないか、と疑わ

 

 れていた。日本の優れた武器があればロウリアなど鎧袖一触だろう。

 

 

 日本の立場で言えば中世のような世界にいきなり近代兵器を持ち込んで良い結果になるはずが

 

 ない。必ず大きな戦争の火種になるだろう。それを防ぐために新世界技術流出防止法を定めた

 

 のだった。ただし、書店に売られている参考書に載っている程度の技術なら問題ないとされて

 

 いる。なので使節団の皆は大量の本を買ってきた。現在翻訳作業が進められているが日本人の

 

 発する言葉は自動でその土地の言葉に翻訳されるようなので思ったよりもスムーズに進んでい

 

 る。日本人に本を読んでもらってその言葉を書き留めれば良いのだ。

 

 武器の話に戻そう。武器の輸入を可能にする名目が見つかった。それは魔物の存在である。

 

 この世界の人々は旧世界よりも大型かつ凶暴で危険な野生動物の危険に晒されている。

 

 有害鳥獣の脅威から友好国の国民を守るため害獣退治用の猟銃の輸出が一部緩和された。

 

 これはクワトイネにとって非常にありがたいことだった。

 

 そしてこの抜け道を進言したのは日本海軍マイハーク出張所の一ノ瀬アツシ提督(一航戦出撃

 

 します、の提督)だった。艦娘を運用する組織を日本海軍と呼ぶ。これは艦の魂がこの呼び方

 

 

 を好むからである。

 

 一ノ瀬は最初期の提督の一人で初代横須賀鎮守府の司令官でもある。かなりの年齢であるはず

 

 なのだが若く見える。五十を超えているのだがどう見ても二十台後半にしかみえない。経験豊

 

 富で艦娘の運用方法の確立などで大きな功績をあげた。北方海域からの敵大艦隊の侵攻の際、

 

 撃退したもののいくつかの不手際が原因で大きな混乱を招いたとして横須賀鎮守府司令官を退

 

 任。その後は海外の小規模な基地の司令を歴任して日本と各国との連携を深めることに尽力し

 

 た。今なお名将と慕うものが多い。ちなみに鳳翔と赤城の旦那である。

 

 

 日本から一部の武器が輸入できたとはいえ使いこなすのは一朝一夕にはいかない。長い訓練期

 

 間が必要である。機械式船舶の操船は海軍出張所の中で教えている。

 

 一応名目上は操船技術を教える施設の中に出張所が間借りしていることになっている。

 

 軍人は艦娘が指導するということで多くの希望者が殺到したが、地獄のような厳しさらしい。

 

「神通さんが見たら甘すぎると怒られるレベルなんだけど」

 

 とはマイハーク出張所所属、陽炎の言葉である。比較対象がおかしい。

 

 

 また自動車の運転は出張所の隣に教習所を作り教えている。軍人、農民、貴族あらゆる階層の

 

 人々が教習を受けている。自動車運転免許を取得することはクワトイネ公国国民にとってステ

 

 イタスになるだろう。戦車や装甲車は輸出できないのでトラクターやオフロード車を改造する

 

 案がクワトイネ軍部に提出されている。日本からは故障しても責任は持てないので、車両を改

 

 造するのは自己責任でお願いすると言われている。

 

 戦闘機と呼ばれる鉄竜の配備はどんなに早く見積もっても二十年は掛かると言われている。

 

 基礎的な航空機の知識を学ぶだけで四苦八苦している状況である。

 

 しかしクワトイネの軍事力は着実に充実していっている。時間さえあればロウリアの侵略を跳

 

 ね返すことができるようになるだろう。 そう、時間さえあれば。

 

 

 

 クワトイネ公国西部国境の町ギム

 

 この町を守護する西武騎士団団長モイジは空を見上げていた。獣人であるモイジは視力が高い

 

 ので昼間でも星が見える。先ほどから何やら覚悟を決めた顔で北の空を見上げていた。

 

「やはり、消えませんか」

 

 部下の一人がモイジに話しかける。

 

「ああ、はっきりと見えているよ」

 

「残念です。日本の支援でギムの町の防衛力は確かに上がりました。ですがまだまだ時間が足り

 

 ません」

 

 

 クワトイネもギムの町を強化したくても中々出来ないのには訳があった。

 

 これまで敵に利用されるのを恐れて街道を整備してなかったため、大量の物資を輸送したり出

 

 来なかった。建設機械を入れたくても危険な国境の町なので、民間の日本人建設業者を入れる

 

 わけにはいかなかった。仕方なく小さなショベルカーの使い方を覚えた兵士が少しずつ壕を掘

 

 ったりしていた。クワトイネ公国の方針はギムの町の東にある城塞都市エジェイを最終防衛ラ

 

 インとし、その防衛に全力を尽くすつもりである。ギムの町は速やかに住民を避難させるよう

 

 に通達があった。

 

 

「日本の武器は強力だが使い方が難しいな」

 

 日本から猟銃が輸入され訓練を受けたが使えるようになった者は僅かしかいない。

 

「その点このコンパウンドボウというのは素晴らしい」

 

 兵士たちは銃よりも使い慣れた武器である弓を有難がった。

 

 

 モイジはもう一度北の空を見上げる。

 

 旗の形をした軍旗座の傍らに小さな星が光っていた。

 

 それはもうすぐ死を迎える者だけに見えるという凶星、死告星である。

 

 そして次に西の方角を見つめる。その視線の先には集結しつつあるロウリア軍陣地が見える。

 

 

 ロウリア王国首都 ジンハーク ハーク城

 

 この日大会議室はロウリア王国の首脳陣が全員集結していた。

 

「皆の者これまでの懸命な働き、大儀である。亜人をロデニウス大陸から駆逐することは先々代

 

 からの悲願である!その意志を継ぐため諸君らは必死で取り組んでくれた。礼を言う」

 

 国王自ら感謝の言葉を賜り、列席者は感激した。

 

「これよりクワトイネ公国侵攻について軍議をはじめる!」

 

 国王ハークロウリア34世の宣誓ののち軍議が始まった。

 

 既に概要は決まっていてこの会議は最終確認の意味合いが強い。

 

 首都防衛司令官パタジン将軍が計画を説明する。

 

「我が国は陸軍が南部諸侯軍を含めて40万、海軍が10万、総兵力50万を揃えました」

 

「クワトイネの総兵力は予備役も入れて僅か5万しかありません」

 

 この時点でクワトイネに勝ち目はないと分かる。

 

「まずは陸軍先陣5万にて国境の町ギムを強襲制圧します。食糧については現地調達します。そ

 

 して同時に海から軍船4400隻を公国最大の経済都市マイハークに差し向けます。この時点でク

 

 ワトイネ公国は落ちたも同然となります。クワトイネ公国からの食糧供給が無くなればクイラ

 

 王国は干上がります」

 

 ロウリアの勝利は確実といえよう。

 

 

「最近接触してきた日本国はどうなっている」

 

 国王は外交の責任者である宰相マオスに尋ねる。

 

「は、我が国と国交開設を求めて来ましたが、先にクワトイネ、クイラ両国と国交を結んでいた

 

 ため拒否しました」

 

「日本国の国力はどの程度なのだ?」

 

「我が国のワイバーンを見たとき、初めて見たと驚いていましたので航空戦力を持っていないと

 

 思われます。おそらくあのあたりにあった群島が寄り集まってできた蛮族の新興国でしょう」

 

「ならば恐れることはないな」

 

「日本国には亜人は住んでいないと言っていましたが先日の外交官の護衛の内に明らかな獣人混

 

 じりの武官がいました」

 

「なんと我が国に対し偽りを申したのか」

 

「はい、無礼でしたので叩き出しました」

 

「ふん、クワトイネとクイラを滅ぼしたら日本も滅ぼしてしまえ」

 

 この時の武官とは軽巡多摩のことである。日本はロウリアにも接触して国交を開設しようとし

 

 たが先にクワトイネと国交を結んでいたため拒絶された。再度外交官を派遣したとき、ロウリ

 

 アの亜人差別がどの程度のものなのか確認するため、猫っぽい仕草をする多摩を護衛として連

 

 れていった。その時対応した宰相は多摩と外交官達に汚い言葉を浴びせ、衛兵たちは槍を構え

 

 て彼らを追い帰した。結果としてクワトイネはなにも誇張していないことが分かった。

 

 提督から不快な目に合うかもしれない、と言われていた多摩はちょっとだけ傷ついたようだ。

 

 後日、報酬である間宮羊羹と猫用嗜好性おやつが約束よりも多く届いた。ただし、彼女の姉妹

 

 にはロウリアに対する悪感情が残ってしまった。

 

 ロウリアに滅亡のフラグが立ったようである。

 

「先々代からの悲願、亜人殲滅とロデニウス大陸統一が我が代にて叶うのだな!」

 

 現国王の祖父ハーク32世は致命的な短所はないが、これといった長所もない凡庸な王太子であ

 

 った。しかし彼の弟妹たちは優秀なものが多くいた。亜人の側室から生まれた彼の弟妹たちは

 

 個々の種族の特徴を受け継ぎ様々な分野で才能を発揮した。

 

 エルフの血を引いた王子は魔法に長け、獣人の王子は武勇に優れ、ドワーフの姫は職人をまと

 

 め上げた。

 

 彼らに王位を奪われることを恐れた32世は弟妹を暗殺し、その罪を別の弟妹に擦り付けた。

 

 陰謀家としての才能は有ったようだ。

 

 全ての王位継承者を殺害した後、ロウリア王国は内戦に突入し多くの国民が傷ついた。

 

 内戦終結後、亜人は国を乱す元凶であるという32世の言い分を多くの国民は信じたのだった。

 

 

「くくく、国王様、大願成就の暁には我々との約束をお忘れなく、くくく」

 

 黒いフードをかぶった男が気味の悪い笑い声を出しながらいう。

 

「わかっておるわ!」

 

 ハーク34世はこの男が大嫌いだった。しかしこの男は第三文明圏の列強パーパルディア皇国の

 

 使者である。服従ともとれる屈辱的な条件を飲み、皇国から援助を受けてようやく現在の軍事

 

 力を得た。

 

⦅くそ!馬鹿にしやがって、いつか力をつけてフィルアデス大陸にも攻め込んでやる⦆

 

 国王は知らないがロウリアに提供された武器は皇国ではかなり昔に旧式化した武器である。

 

 ロウリアではパーパルディアに勝てはしないだろう。

 

 その後いくつかの事柄を確認し会議は終了した。

 

 国王の機嫌も戻り戦勝を期して乾杯が行われた。

 

「国王様はようやく決断したようですね」

 

 薄暗い部屋のなかで神経質そうな男がほくそ笑む。

 

「亜人ども我らが一族が受けた屈辱、思い知るがいい」

 

 彼こそロウリアで最も過激な亜人排斥主義者、魔獣使いのアデムである。

 

 彼は亜人の殲滅に人生の全てを捧げていた。

 

「亜人どもは皆殺しだ」

 

 

 ロウリア王国筆頭宮廷魔導師ヤミレイは最近配下になった魔導士とその仲間の傭兵団を激励し

 

 にきた。

 

「ボスヤスフォート、其方の働き期待しておるぞ」

 

 首まで密着した黒いローブを着て唇に黒いルージュを引いた男が答える。

 

 その横には黒い軽装鎧を着た金髪おかっぱの剣士と黒いドレスを着た妙齢の女性が控えている

 

「はっ」

 

「手柄を上げれば貴様らをこの国の貴族として召し上げることも考えている。励め」

 

「必ずや期待に答えて見せます」

 

 ヤミレイが出て行ったあと三人は話し合った。

 

「アニュンリールとかいう連中にこの世界に転生させられ、ゆく当てのない我々は何としてもこ

 

 の戦争で手柄を立てる必要がある」

 

「幸いペールが作った分身のおかげでアニュンリールの連中は我らは既に死んでいると思ってい

 

 るだろう」

 

「大将、、」

 

「ボスヤスフォートさま、、、」

 

 残った二人、デコース=ワイズメルと、ビューティー=ペールが心配そうに声をかける。

 

 この三人を復活転生させたのは南方の文明圏外国家アニュンリール皇国だ。

 

 彼らは龍魔大戦当時の魔法を研究している過程で偶然見つけた異世界転生魔法を試しに使って

 

 みた。異界の凄腕騎士、あるいは魔導師と指定して呼び出したところこの三人の魂が引っ掛か

 

 ったのだ。

 

「この世界は全く不思議だ、魔法などというもの本当にある」

 

「そうですね」

 

 ボスヤんとペールがそういうとデコすけが突っ込んだ。

 

「いや、大将に会長、あんたらがいうなよ」

 

 精神エネルギーを使うグリント・ツヴィンゲン(旧ダイバーパワー)と魔素に働きかけるこの

 

 世界の魔法とは少し違う。アニュンリール公国の連中は彼らの力をよく理解していなかった。

 

 だから事故を起こしたと見せかけ逃げることに成功したのだった。

 

「この世界は国によって文明の技術力に差があり過ぎる。アニュンリールはあと少しで宇宙に進

 

 出できる程度の文明だったがこのロウリア王国は電気も内燃機関も持っていない」

 

「アマテラスのいない世界で戦乱を起こしても意味はない。このまま田舎に引きこもってスロー

 

 ライフを満喫しよう」

 

 この世界の神々を調べた結果、この世界で信仰されている太陽神はアマテラスとはなんの関り

 

 も持たない神だと分かった。仇敵のいない世界で暴れても仕方が無い。彼らは前世で出来なか

 

 った穏やかな生活を送ることを望んでいた。

 

 ヤベエ、日本国負けるかもしれない。

 

 

 

 マイハーク出張所の提督室に日本国大使を拝命した田中が訪れた。

 

「本日早朝、クワトイネ外務局のヤゴウ氏が至急の要件で大使館を訪れ、緊急会談が行われまし

 

 た」

 

 田中は挨拶もそこそこ本題を切り出した。それだけで重大事だと分かる。

 

「ロウリア王国の軍隊が国境付近に集結していることが判明しました」

 

 ロウリア軍の数は膨大でありクワトイネとクイラが連合しても侵攻を防ぐことは不可能である

 

 という。

 

「戦争が始まれば食糧の供給は出来なくなる、と通告されました」

 

 日本国憲法は深海棲艦出現以前と同じく、国家間紛争の解決に戦争という手段を使うことを禁

 

 止している。クワトイネとクイラに援軍を送ることは出来ない。

 

 現時点で食糧の供給を断たれたら国民に相当数の餓死者が出る可能性がある。

 

 日本国は憲法を拡大解釈して友好国を救うのか、それとも憲法を守って国民を飢え死にさせる

 

 のか、選択を迫られていた。

 

 田中はもし参戦するなら日本はどれだけの兵力を送れるのか提督に尋ねた。

 

「自衛隊は再建中です護衛艦の数は少なく本土防衛のための定数にも届いていません」

 

 陸上自衛隊もごく少人数しか送れないだろう。もし参戦するとなれば艦娘を派遣せざるをえな

 

 い。一ノ瀬はそれだけは避けたかった。

 

「艦娘たちに対人戦はさせたくありません」

 

 続く

________________________________________

ボスヤスフォート

 

 超帝國の遺産である純血の魔導師。かつて魔導ギルド、典星舎(旧ダイ バーズ・パラ・ギル

 

 ド)盟主の座を巡ってアマテラスの母ミコトに挑戦するが若きアマテラスの次元回廊の術の前

 

 に完敗を喫しミコトの慈悲でこの世で死亡する。

 

 その後、魔導師たちの精神の片隅に寄生し復活の機会を伺っていた。

 

 シーブル国の主宰ディ・バローの精神に潜みセントリーの「命の水」を奪い完全復活を果たす。

 

 西太陽系のボォス星に序列3位のバッハトマ魔法帝国を一代で築き上げる。空中宮殿フロートテ

 

 ンプルを襲撃しミラージュ騎士、魔導師(バイター)を次々と討ち取る。そして玉座の間で宣

 

 戦布告するがアマテラスはこれを無視する。

 

 別の戦いを目撃したハスハ連合のエース騎士ヤーボ・ビートを殺害するが、彼女の娘マグダル

 

 が自分と同じ純血の魔導師だと知ると各国を扇動しハスハ連合にも宣戦布告し魔導大戦が勃発す

 

 る。高慢な人物かと思いきや、礼節も弁えた人物

 

デコース・ワイズメル

 

 自称「狂乱の貴公子」。伝統や権威を毛嫌いし大騎士団や銘入りのファティマを嫌う。

 

 野試合でフィルモア帝国の騎士のバーバリュース・Vをわざと見逃し生き恥をかかせる。

 

 変態領主の養子になり、アマテラスとラキシスの乗ったマグナパレスと戦って敗北するが、運よ

 

 く生き残る。

 

 カステポーの町で素行を注意した二代目黒騎士ロードス・ドラグーンを殺害する。

 

 その後、エストが次世代の黒騎士として育成していたヨーン・バインツェルと遭遇、エストはヨ

 

 ーンを助命するためデコースを三代目黒騎士に指名する。

 

 ボスヤスフォートに見込まれてバッハトマの騎士団長に就任。

 

 フロートテンプル襲撃ではミラージュ騎士を多数討ち取り。のちに剣聖となるマドラ・モ

 

 イライと互角の戦いを繰り広げる。

 

 責任のある立場に立ち、多くの仲間を得たことで精神が安定し、大騎士団の団長にふさわしい人

 

 物になった。

 

 

ビューティー・ペール

 

 典星舎と対立するユーコン財団の会長。シーブルのディ・バローを支援していた

 

 バッハトマ副主宰としてボスヤスフォートを支える。アマテラスのほかにエイリアスの術を使

 

 える唯一の魔導師。ミラージュ最強の魔導師であるズームの実の母親。

 

 

 

 

 

 




艦これノベライズでは提督の名前は一人を除いてないのですが

話の都合上必要なので私が考えました。公式のものではありません。

ノウリンジューゴー種は緑の革命で有名な農林10号です。時期的にありかもと思いました。

原作でロウリアがなぜ亜人排斥主義になったのか言及がないため、自分なりに想像しました。

本格的バトルに突入する前に小エピソードを挟みます。

次回の陽炎さんは

カゲロウ帰国   海軍第一次統合整備計画   敷波覚醒

の三本です。ふがちゅちゅ
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