2.5次元ラブライブ!スーパースター! 作:マイコン
かのん「なぁ、本当に死ぬ気か?」
恋「ドナーが見つからないの…見つかったところで手術が上手くいくか分からないけど…」
使用人「ならせめて旦…コホン、奥様のいる海外へ行かれれば…」
恋「ダメよ!母さんは私のために無理やりドナー適合者を捜すわ!それで誰かが犠牲になるなんて…私は嫌」
かのん「なんや?やっぱりあのアルバムにいたのっておんどれの母親か?」
恋「えぇ、もう亡くなってるけど…」
すみれ「ちょっと待ちなさい!さっき、海外にいるって…」
恋「えーと、何て言えば…」
使用人「海外にいる奥様は正確に言いますと"性転換した旦那様"でございます」
千砂都「………」
すみれ「………」あんぐり
可可「…性転換?」
かのん「いや…もう、頭の処理が追い付けへんわ!」
恋「…そりゃそうだ。母さんは私のために性転換したけど…私は受け入れれなかった。海外に一緒に行くのも断った。結果、残ったのは彼女とチビだけ…」
チビ「バウ!」
可可「お金が無いというのは…」
恋「マミーに手術の前払いしたから…まぁ、騙し取られるかもだけど…」
チビ「パンツ…」ハァハァ
かのん「おんどれはこれからどう生活する気や?」バキッ
恋「さあ?バイト探すか…最悪パパ◯や援◯である程度稼いでのんびり過ごすわ」
すみれ「パ…!」
恋「最悪、ね。じゃあ、今日はもう帰ってくれる?このことを黙ってもらおうとか思ってないから…好きにして」
チビ「痛っ!って急に撫でるのかよ!…頭、いや顎を…もっと…」
かのん「…そうか。悪かったな…誘拐紛いなことして」なでなで
恋「誘拐?」
かのん「何でもない…帰るで」
可可「かのん!?」
かのん「…私たちが今ここで出来ることは何もあらへん」スタスタ
恋「…」
恋「お母さん…私…死にたくないよ…」ギュッ
OP「コネ◯ト」 歌:れんかの
学校
モブ1「反◯全員退学にするって?舐めるんも大概にしろや!」
モブ2「かのんさんに言われて今は抑えとるけど…いっぺん死ぬか?」
モブ3「辞任せぇ!でないと…学園祭全員でボイコットするぞ!」
恋「勝手にしたら?それじゃ…」スタスタ
モブ1「ふざけ…!何で止める!?」バッ
モブ2「かのんさんに任せて言われたからな…私も今回はたまたま抑えれただけよ」ガシッ
恋「…」スタスタ
理事長室
理事長「3日だけ待つ。ドナーが見つけれないなら無理やりでも連れていく…ってさ」
恋「…そう」
理事長「私からも1つ。あなたへの不満から学園祭準備のボイコットが目立つから…会見開くなんなりして何とかしなさい。でないと…来年から廃校ね」
恋「何で学園祭が出来ないだけで…!」
理事長「反◯の生徒ばかり受け入れたから元からここ周辺の住民からの評判悪いのよ。それを挽回出来るチャンスを無駄にしてるのだから当然じゃない」
恋「………」
理事長「私も3日待つから…ドナーを探すなり、好きなことするなり…悔いがないようにしなさい!」
恋「………」
部室
恋「という訳なの」
かのん「ほー。で、私らにどうしろと?」
恋「スクールアイドル…一緒にさせてくれない?」
かのん「…何でそうなった?」
恋「母さん…あ、亡くなってる母さんね。母さんがここが廃校になる前にやっていたの」
可可「廃校?…あ、今思えばここってオラたちが最初の生徒だべ!」
すみれ「あの古い写真の場所はここだったってこと?」
恋「まぁ、アイドルで学校を救うとか夢みたいなことやって…ダメだったらしいの。家にはそんな写真1つ無かったけど…ここにいるのが最後になるなら、やりたいことをやるだけよ」
かのん「虫のいい話やな、散々アイドルをバカにしておいてて」
恋「あら?私がバカにしてたのはあんただけよ…って喧嘩売りたい訳じゃなくて…。私はね最初、可可さんがスクールアイドルのメンバーを募集してるって聞いて、探してたの。そしたら、そばにいたのはマミーの学校をメチャクチャにしたあんただった…あんたがいなければ、気がつけば『退学』とか『いらない』とかそんな発言をしてたのよ」
かのん「なるほどな…」
恋「後になって真相が分かった訳だけど…」
可可「ー!ウナギ!」
恋「あんたもそう呼ぶのね…で、何?」
可可「かのんに謝るべ!」
恋「…そのつもりよ。澁谷かのん、…ごめんなさい。誤解とはいえ、退学に追い込むとか、堅気なのに反◯の人間だとか、言ってごめんなさい。マミーの学校にかなり援助してくれることも知らずにごめんなさい」
かのん「…3日程、学校休むわ。その間におんどれは学園祭のボイコットする奴らを何とかせえ。力で従えてもええし、お願いして動いてもらってもええ、手段は問わん。私からはそれだけや。ほなな」スタスタ
千砂都「かのん殿!?まずいでござる!」
すみれ「どうして?」
千砂都「かのん殿がいなくなるということは…葉月殿への不満を抑えてた者がいなくなるということ…つまり、葉月殿の命が…」
恋「あら?別にいいのよ…覚悟は…出来てるから」ブルブル
千砂都「震えてるでござるよ」
恋「…そうね、やっぱり…怖い、お母さん…」ブルブル
可可「…」
恋「…ごめん、スクールアイドルの話はやっぱり無しで、バイバイ」スタスタ
千砂都「ありあ殿、マンマル殿をお借りしたく…」ピッ
次の日 理事長室
理事長「廃校前の資料が見たい?」
可可「だべ!葉月さんのお母さんのスクールアイドルをしてる写真が1つでもあれば…」
理事長「見つけて何になるの?」
可可「何もしないよりは、少しでも力になれるなら、でもこれは葉月さんためではなく…これはオラの自己満足だべ!スクールアイドル好きな葉月さんのために動けるならそれだけでオラは満足だべ!」
理事長「…明日、全校集会の前までならいいわ」
可可「本当ですか!?ありがとうございます!」
資料室
千砂都「スクールアイドルの資料…見つからないでござるな」ガサゴソ
可可「…オラのわがままに付き合ってもらって悪いべ」ガサゴソ
すみれ「何言ってるの?これは先人の活動を調査してるスクールアイドル部の活動でしょ?なら、わがままじゃないでしょ?」ガサゴソ
可可「ツンデレ中二…」ガサゴソ
すみれ「次言ったら帰るわよ!」ガサゴソ
千砂都「普通の歴史とかは残っているのに…」ガサゴソ
可可「時間はあまりないべ!早く探していくべ!」ガサゴソ
ちぃすみ『うん!』
すみれ「ライジング!」ゴンッ
可可「すみれ!?」
千砂都「ぎっしりしたファイルが頭に…」
すみれ「…」チーン
可可「ほ、保健室にいくべ!」
次の日 資料室
可可「…見つからないべ」
すみれ「モンハンみたいに印が分かれば良かったのに…というか本当にスクールアイドルはあったのかしら?」
可可「葉月さんが言ってる以上はそうだべ!」
千砂都「それより全校集会までもう時間が…」
恋「何してるの?」
マンマル「の?」
可可「あれ?かのんの梟?」
恋「あぁ、なるほど。妙に私の周りを飛んでたけど監視のためか」
千砂都「いや、護衛でござるよ」
マンマル「千砂都、飯をくれ!」
千砂都「はいはい」
すみれ「おぉ!梟を従えるなんて…アテナみたいでカッコいい…」
千砂都「まぁ、暗殺が中心だから戦いというよりは狩りに近い気がするでござるが」
マンマル「ソーセージうまい!」モグモグ
恋「えーと、いい?もうすぐ全校集会が始まるわよ」
千砂都「え?まだ、1時間は…」
恋「早まったのよ、それを伝えにきただけ…」
可可「そんな…まだ見つけれてないのに…」
恋「私もそこは全て調べたわ…それで何もみつからなかったから、もういいの。私のためにありがとう…鍵はあんたたちの好きにして…」スタスタ
可可「鍵…?あ!?」
すみれ「どうしたの?」
可可「屋上って言われて渡された鍵、…使えなかった!もしかして…!」ダッダッダ
千砂都「可可殿!?」
部室
可可「かのんが初めて部室を開けた時…どうなってたべ?」
千砂都「邪魔になりそうなものは奥に…」
すみれ「ここにある、と言うのか?」
可可「んだ!鍵が使えるもの…鍵が使えるもの…!こ、これは…!?」ガサゴソ
Aパート終了
講堂
ブーブーブー
恋「えーと、今日は学園祭についてね。最近、準備のボイコットが目立ってきてるわね」
モブ1「あんたが会長だからな!」
モブ2「さっさと辞めい!」
恋「まぁ、このままじゃ廃校になるわね。元からあんたたちのお陰で評判は悪いし」
モブ3「舐めてんのか!」
モブ4「殺すぞコラ!」
恋「そこで代案よ!私…半年後に死ぬから、学園祭を上手く出来たら退学してあげ…」
可可「待つべ!」
恋「…唐可可さん?」
可可「これを見てほしいべ!」
モブ1「誰やあいつ?」
モブ2「かのんさんの側にいるカタギらしい」
モブ3「そういえば、かのんさんは…?」
理事長「はぁ、唐さんたち壇上で発表して」
可可「葉月さん、これ…」
恋「ー!お母さんのスクールアイドルの写真!どこで…」
千砂都「スクールアイドル部の部室にあったでござるよ」
恋「…」
すみれ「ノートもあったわ。この最初のページみてみなさい」
恋「…」
『廃校になると聞き、暗い表情で歩いていたある日、刺◯をいれた怖い人が私を拐おうとした人から助けてくれた。これ以上関わるなと言った怖い人は倒れたと思うとお腹の鳴く音が聞こえた。持っていたおにぎりをあげると泣きながら感謝して食べていた。やっぱり、怖い人も同じ人間なのだと思った。怖い人は私の歌やダンスを褒めてくれた。それだけがきっかけだけど…私はスクールアイドルを結成した。今日からその記録を残していく。』
すみれ「最後のページを見て」
恋「…うん」
『結局、廃校が決まった。しかし、スクールアイドル活動をして様々な人とふれあえた。家が無い人も、お金が無い人も、社会から受け入れない人も、やっぱり同じ人間なんだ。私はまたこの場所で色んな人間を受け入れる学校を作りたい。この夢が出来ただけでもスクールアイドルをして良かったと思う。』
恋「ー!」
恋ママ『恋、私はスクールアイドルをして夢が出来た。あなたの夢が出来る日はどんな日かな?』
恋「…!」ポロポロ
可可「これは一緒にあったスクールアイドル衣装だべ」
恋「…グスッ、うわーん」ポロポロ
パンッ
マンマル「ぐえっ!」バタン
千砂都「ー!」
すみれ「え?え?」
可可「葉月さん、こっち!」
恋「…」
モブ1「舐めるもいい加減にしろよ!」チャキ
千砂都「ー!すみれ殿!」シュッ
すみれ「あ、スタンガン…」
パンッ、カキン
かのん「おう、おう、やってんな」バタン
モブ1「澁谷かのん!」
かのん「ーせや」
モブ1「?」
かのん「銃を下ろせや!」バキッ
モブ1「ー!」バタン
かのん「ウナギちゃん、もう出てきてええで」
恋「…」スタスタ
かのん「ドナー見つけたで」
恋「ー!」
かのん「ついでにおんどれの親父に会うてきた…いや、ニューハーフなのに迫力で死ぬと思たで。その親父さんからは『娘をよろしく』だってさ」
恋「ありがとう、ありがとう…」ポロポロポロ
数日後 理事長室
理事長「手術は上手くいったわ…ふー、外科手術なんて2年ぶりだからちょっと不安だったけど…後これは、お母さんの残りの資料ね」
恋「…マミーなら大丈夫よ」
かのん「え?理事長が手術したんか?」
理事長「そうよ、私は元◯医者よ…創立者の後を継いで理事長になったの。そして、スクールアイドル部の初代親衛隊隊長だったわけよ!」
恋「どうして、お母さんの資料をすぐにくれなかったの?」
理事長「あんたが毛嫌いしてたからよ…まぁ、私はその本心まで見抜けなかったわけだけど」
かのん「てか、おんどれの親父も反◯の人間やないか!◯青+ニューハーフってものすごい威圧とインパクトのダブルパンチやったで!」
恋「だから一緒にいるのを断ったのよ…そういえば銃を持っていた生徒は?」
理事長「退学届を置いていった。とりあえず、生徒たちは学園祭の準備してくれるようになったから、私から言うことは何もないわ。てなわけであんたたちも準備してきな!」
れんかの『はい!失礼しました!』ガラッ
廊下
恋「はぁ、私のせいで遅れちゃったわね…」
かのん「せやな、…とりあえずあれ見てみ?」
建設中のステージ
恋「え?かなり出来てない?」スタスタ
かのん「そりゃ、やることが決まってるなら効率よくすれば上手くいくわ!…まぁ、学生らしくはないけど」スタスタ
恋「…あんたのお陰なのね。ありがとう」
かのん「なぁ、ウナ…いや、恋!スクールアイドル…一緒にやらへんか?」
恋「…いいの?私は散々あんたを…」
かのん「謝ってくれたやん」
恋「…」
千砂都「大丈夫でござるよ」
すみれ「我もなんやかんや色々とやらかしたし!」
可可「スクールアイドル好きなのでしょ?ならオラは大歓迎だべ!」
恋「…うん!よろしくね!」
かのん「ふー、これで5人か…」
恋「かのん!」グッ
チュゥ
かのん「ー!なななな…」
恋「あんたに惚れたわ」
モブ1『ヒューヒュー!』
モブ2『女子校だからね…こういうの私は大好き!』
モブ3『さすがは澁谷かのん…』
千砂都「は、早く準備するでござふ!」
可可「千砂都先生?」
すみれ「…はぁ、面倒なことになりそうな予感」
準備スタート
千砂都「たこ焼きでござる!ウナギも頼めば…始末するでござる!」
可可「千砂都先生…」
すみれ「学園祭です!よろしくお願いします!(無視無視!)」
ありあ「ふー、姉御上手くいったようですね」
かのんママ「完全にカタギに染まりつつあるな…別にいいけど」
マンマル「生きてる?自分生きてるよね!?」グルグル
千砂都「今回は7つ"千"と書かれた石を隠したでござるから…この甲羅を背負って探してくるでござる!」
かのん「またド◯ゴンボールかよ…」ずるずる
可可「…」チーン
すみれ「我もキツい…」ずるずる
恋「これがスクールアイドル…」ずるずる
かのん「違うと思うで…」ずるずる
屋上
可可「すごいべ!千砂都先生の修行を難なくこなせていたべ!」
すみれ「ぐぬぬ…我でも3日かかったのに…」
恋「そ、そう?」
かのん「なぁ、恋。せっかくやから学園祭はセンターをやってみーへん?」
恋「え?いいの?」
可可「いいべ!いいべ!」
すみれ「まぁ、こんな展開になれば…ね?」
かのん「ちゅー訳や!」
恋「あはは…」
モブ1『通るよ…重い…』ずるずる
モブ2『もうちょい上いける?』
モブ3『頼んだのまだ来ないの?』
恋「…まだ、準備してたの?明日に回してもいいのに…」
かのん「なんやかんや、やりだしたら止まらんのやろ?」
千砂都「学園祭は始まるまでが楽しいでござるからな」
恋「それはそれでどうなの?」
かのん「せや!5人揃ったし…星でも作るか!指出しな!」
すみれ「まさか◯ンコを詰めろとか…」ブルブル
かのん「んな訳あるかい!ほら!」ピース
可可「んだ!」ピース
千砂都「4人だと手裏剣でござったからな…」ピース
すみれ「真ん中に穴が無くない?」ピース
恋「うふふ…楽しいメンバーね!」ピース
ステージ
かのん「仁義切らせていただきます♪」ピース
可可「ラララ毎日がOK♪」ピース
すみれ「紅蓮の華よ咲き誇れ♪」ピース
千砂都「飛翔いたら♪戻らないと言って♪」ピース
恋「青空が眩しい♪君がいる風景は♪」ピース
かのん「しゃっ!5人のステージ…いくで!曲名は…」
Liella『気ままな◯使たち!』
ED兼ライブ曲「気ままな◯使たち」 歌:Liella
パチパチパチパチパチパチパチ
かのん「ありがとうな!私たちが結ヶ丘の…」
Liella『スクールアイドルです!』
次回予告
可可「次回は…チーム名決め?『くーかー』じゃダメ?ダメか…」