ドラえもん 響と戦姫絶唱シンフォギア   作:はんたー

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出会い
ドラえもん 響と戦姫絶唱シンフォギア


 響side

 

 

 

 

「起きて、響」

 

「ふぁ~。未来、おはよう」

 

 私の名前は立花響。いたって普通の小学五年生。好きなものはご飯&ご飯。今日はお父さんたちがいないから、二人でお泊り会をやっていたんだ。

 

「全く……おじさんたちがいないからって寝過ぎだよ……」

 

「ごめんごめん。ちょっと夜更かししすぎたね……」

 

「私は途中で寝ちゃったけど、そんなに面白かったの? 昨日の映画」

 

「そうだよ。なんていったって、まさか未来から正義のロボットがやってきてオシシ仮面と協力して悪いやつをやっつけたんだから」

 

 いや~、本当に昨日の映画は面白かったな。途中で寝ちゃうなんてまったいないよ。

 

「未来から自分を助けてくれるロボットってなんかいいよね。私の所にもそういうロボットが来てくれたりしないかな~」

 

 ガタガタ

 

「バカなこといってないで、早く宿題しよ」

 

「そうだね。でも、やっぱり憧れちゃうな……」

 

 

 ガタガタガタガタ

 

 アレ? なんか机がすごいガタガタいってるんだけど……。

 

「……なにこの音?」

 

「地震? でも、揺れてないよね」

 

 

 ガタガタガタガタガタガタガタガタ

 

 

 や、やっぱりなんかガタガタいっている!? な、何が起きてるの? 

 

「響っ!?」

 

 未来も何が起こってるのかわからないようで怖がっている。って、私も怖いんだけど……。

 

 

 バン!!! 

 

 

 すると私の机の引き出しが勝手に開き、そこから青いタヌキのような何かが入ってきた。

 

「え~と、君が立花響ちゃんかな? そっちの黒髪の子は小日向未来ちゃんであってるよね」

 

「は、はい」

 

 青いタヌキさんは机から出てくるなり私に向かって笑顔で歩いてきた。未来は少し怯えてるけど、なんだかこのタヌキさんから悪い人って感じがしない。

 

「はじめまして。僕ドラえもん。響ちゃんをサポートするためにやってきた22世紀のネコ型ロボットだよ」

 

 …………へ? 

 

 

「「ええええええええええええ!!!!???」」

 

 

 

 

 

 

 

 ******************************************

 

 ドラえもんside

 

 

 

 

 

 はじめまして。僕ドラえもん。って言っても本物って訳じゃないんだけどね……。

 そうです。よく二次小説とかなろうとかで耳にする俗に言う転生者ってやつです。

 最初の頃は普通にドラえもんの世界に転生したとか思っていましたが、実はこの世界「戦姫絶唱シンフォギア」の世界線であると言うことが判明。

 というのも、ロボット育成学校でノイズやアルカノイズの話、聖遺物を研究する学部などなどシンフォギア世界のものが数多く存在しているんです。

 それだけじゃなく、原作ドラえもんと大きくかけはなれた部分が多々あった。

 まずこの世界、セワシくんがいない。秘密道具を使って調べたりもしたけどこの世界にはそもそものび太君やしずかちゃん。ジャイアンもスネ夫も存在しないみたいなんだ。だからその子孫たちも当然いない。

 これらの人たちが存在しない以上、先のことがまるでわからなくなった。一応、オークションで頑張ってアピールしてみたけどセワシくんがいない以上。誰も僕のことを買ってはくれなかった。

 これからどうなるんだろうと途方にくれていたんだけど、それを見かねたのか、妹のドラミ「過去の子供のお世話をする券」というチケットをくれた。

 これを使って僕は過去に行くことが決定したんだ。でも、誰のお世話をするのかもこの券が抽選で決めるらしい。

 その結果当たったのがシンフォギア原作主人公。立花響ちゃんの家だった。

 最初はすごく悩んだ。響ちゃんと共に生活する以上、僕は色々な事件に巻き込まれるだろう。正直いって怖い。ドラえもんの冒険以上に命がけの戦いがあることを知ってるんだから当然だ。

 でも、僕はドラえもんなんだ。僕の知るドラえもんは怖がりだけど勇気もあり、子供たちに夢と希望を与えるお世話ロボット。それがドラえもん。

 偽物とは言え、僕もドラえもんである以上、子どもに夢と希望を与えなければならない。例えどんな目に遭おうとも。

 だから僕はこの権利を行使し響ちゃんの家に行くことにした。

 

「気をつけてね。お兄ちゃん!」

 

「じゃあな、ドラえもん!!」

 

「何か困ったことがあったら遠慮せず言ってくださいね」

 

「我輩たちはいつでもかけつけるであ~る」

 

「頑張れよ。ドラえもん!」

 

「ガウガウ」

 

「あれれ~。ドラえもんどこに行くんだっけ」

 

 

 ……そりゃないでしょドラリーニョ。相変わらずの忘れっぽさに他のみんなまで呆れている。全く……

 よし! 準備は整った。僕はタイムマシンを起動させ、今までの想い出に想いを馳せる。

 恐怖はある。でも、ドラえもんとして、精一杯頑張って見せるぞ。

 

「いざ、過去の世界へ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、ついた……」

 

 この時空の穴の向こうに響ちゃんがいるのか……。

 まだ、小学生らしいけど仲良くなれるかな……。

 緊張しながらも僕は穴から出ようとする。

 

 

 ガタガタガタガタ

 

「……あれ、建て付けが悪いのかな。えい!」

 

 バン!!! 

 

 

 よし、開いた。あれが響ちゃんか……。

 未来ちゃんもいるな……。少し怖がっているみたい。まあ、いきなり引き出しから青い猫が出てきたんだから無理もないけど……。

 まずは自己紹介。

 

「はじめまして。僕ドラえもん。響ちゃんをサポートするためにやってきた22世紀のネコ型ロボットだよ」

 

 

「「ええええええええええええ!!!!???」」

 

 

 これからよろしくね。二人とも。

 




設定

ドラえもん(転生)
22世紀のロボット育成学校で育ったドラえもんの転生者。
好きなものはどら焼。嫌いなものはネズミ(ここらへんは原作と変わらず、ドラえもんボディに引っ張られている)。
戦姫絶唱シンフォギアのことは大好きだったが、肝心なことは覚えておらず、不思議がっている。
実は彼を転生させた神様が物語の根幹にあたる部分には干渉しないように記憶を封じている。
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