ドラえもん 響と戦姫絶唱シンフォギア   作:はんたー

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少し詰め込みすぎた。
文才ほしい…


マリアさんの誕生日

 セレナside

 

 

 

「よ~し、やるデスよ」

 

「マリアのため、頑張ろう……」

 

「はい。頑張りましょう」

 

 今日はマリア姉さんの誕生日。

 だから、私たち三人でケーキを作ることにしました。

 とはいえケーキ作りは難しい。

 私たちは皆ケーキ作りははじめてだから頑張らないと……。

 

「切ちゃん。生クリーム作りは終わった?」

 

「もちろんデス……ってうわぁ、しょっぱい!」

 

「だ、大丈夫ですか? 暁さん?」

 

 どうやら暁さんは砂糖と塩を間違えたようです。なんてベタな……。

 

「そういえば、セレナはちゃんと卵白を冷やしてる?」

 

「あ、はい。ちゃんと冷えるように冷凍庫で……」

 

「……レシピには冷蔵庫で冷やすって書いてある……」

 

 え? そ、そんな間違えてしまいました。

 ど、どうしよう……。

 

「ケーキ作りって難しいんですね」

 

「ううう、このままではマリアに美味しいケーキが渡せないのデス」

 

 私たちはボロボロになりつつもなんとかケーキを完成させたけど、理想としてたケーキとは言えませんでした。

 このままではマリア姉さんのケーキが……。

 

「……奥の手を使おう……」

 

「「奥の手(デス)?」」

 

 月読さんのその言葉に私たちは顔を傾けた。

 

 

 

 *******

 

 

「なるほど、それで僕のところに来たのか……」

 

「うん。ドラえもんならどうにかならないかなと思って……」

 

 なるほど、月読さんの奥の手とはドラさんのことだったんですね。

 確かにドラさんなら何かいい方法を教えてくれるかもしれない。

 

「とはいえ、僕もケーキ作りは専門じゃないからな……。どら焼きなら作れるんだけど……」

 

「そ、そこをどうにかならないのデスか? なんか、「ケーキ作り機」的な道具は……」

 

「ケーキを作れるひみつ道具とかはあるけど、やっぱりこういうのは自分達の力でやった方がいいと思うんだよね……」

 

 確かにドラさんの言うとおりだ。マリア姉さんのためのケーキは道具に頼らず自分の力で作らないと……。

 

「でも、私たちだけでは……」

 

 先程の失敗もあったからか、自信の無さげな暁さん。

 一体どうすれば……。

 するとドラさんが私たちを見て何やら悩む素振りを見せる。

 しばらく考え込むと、なにかを決心したかのように大きく頷いた。

 

「そこまで言うならプロの手を借りよう」

 

「「「プロ?」」」

 

 ドラさんのその言葉に私達は首をかしげた。

 

 

 

 

 

 

 ******************************************

 

 

 

 

 

 ドラさんがタイム電話を使い、誰かと話した後、しばらくすると私たちの家に初めて見るネコ型ロボットさんがいた。

 見た目はイタリアの国旗のような服をしていてよく似合うコック帽と出しっぱなしの舌が少し印象的です。

 

「はじめましてなんだな~。ボクはジェドーラ。よろしくなんだな~」

 

「はじめまして。セレナ・カデンツァヴナ・イヴです。よろしくお願いいたします」

 

「私は暁切歌デース。で、こっちが……」

 

「月読調です。よろしくお願いします」

 

「やあやあ、忙しいのに来てくれてありがとうジェドーラ」

 

「他ならないドラえもんの頼み、大丈夫なんだな~」

 

 なんでも彼はドラさんの学校時代のクラスメートで現在は未来の世界のイタリアで一流のお菓子職人として活躍しているらしい。

 プロの職人さんであるジェドーラさんがいれば、美味しいケーキが作れるはず。マリア姉さんのため、頑張ろう。

 

「ケーキは真心こめて作るのが大切なんだな~。ボクが間違ったところをアドバイスするから頑張って作るんだな~」

 

「「「はい!!」」」

 

 

 

 

 

 

 ******************************************

 

 

 

 

 

「「「「マリア(さん)お誕生日おめでとう──!!」」」」

 

「ありがとう。皆」

 

 お誕生日パーティー当日。

 私達は出されたお料理を楽しみながら、マリア姉さんの誕生日をお祝いする。

 ジェドーラさんも今回のパーティーに参加してくれて、皆さんに挨拶をしながら(響さんと未来さんは既に知り合いみたい)お料理を作る。

 

「お腹いっぱいだよ~。残るはケーキだね」

 

「響、マリアさんの誕生日パーティーってこと忘れてない?」

 

 料理も大半が食べ終わり、残るはケーキを出すだけだ。

 少し緊張しながらも私達三人は箱からケーキを取り出した。

 

「……これは、私?」

 

 そのケーキは桃で作ったクリームをたっぷり使った桃色のケーキ。

 さらに真ん中には私達三人がお菓子で作った小さいマリア姉さんの彫刻がちょこんと置いてある。

 ジェドーラさんにアドバイスを貰いながら作ったものだ。

 

「飴細工で作ったんだ」

 

「我ながら上手くできたのデス」

 

「頑張ってマリア姉さんを作ってみたんです。どうでしょうか?」

 

 少し不安になりながらも感想を訪ねてみる。

 すると、マリア姉さんは微笑みながら……

 

「ありがとうあなた達。とても嬉しいわ」

 

 そう言ってくれた。

 よかった。喜んでくれて……

 

 

 

 ガチャ

 

 

「お待たせたしましたセニョリータ。パーティーには間に合ったかな?」

 

 あ、ちょうど皆でケーキを食べようとしたタイミングでエル・マタドーラさんもやってきた。

 

「エル・マタドーラ。久しぶりなんだな~」

 

「おお、久しぶりだなジェドーラ。オカシナナ王国以来じゃないか?」

 

 エル・マタドーラさんもジェドーラさんとも知り合いなんだ。いや、ドラさんのクラスメートだから当然か……。

 

「遅いよエル・マタドーラ。もう皆料理食べ終わっちゃったよ」

 

「なにぃ!? そりゃないぜドラえもん」

 

「遅かったわね。何をしていたの?」

 

「なに、セニョリータのための薔薇を選んでたら少々時間がかかりましてね……」

 

「カルミンのバイトが長引いただけでしょ……。もしくは昼寝(シエスタ)していたとか……」

 

「そ、そんなわけないだろ!! ドラえもん!!」

 

 相変わらず賑やかな人だな。エル・マタドーラさんは……。

 考えてみれば、ネフィリムが暴走したときこの人が助けてくれなかったら、私は絶唱を放った後の瓦礫で潰され死んでたかもしれない。

 彼が助けてくれたお陰でコールドスリープでの治療が間に合ったんだ。

 

「本当に、ありがとうございます。エル・マタドーラさん」

 

「?」

 

 なんのことかわかってないっぽいけど本当に感謝してるんですよ。

 彼がいなければ、こうしてマリア姉さんの誕生日を祝うこともできなかったんだから……。

 

「改めまして、お誕生日おめでとうございます。マリア姉さん」

 

 私はマリア姉さんと向き合い、改めてそう言った。

 

「ありがとう。セレナ」

 

 マリア姉さんは微笑みながらそう返してくれた。




ジェドーラ
活躍地はイタリア
別名 お菓子職人
好きなもの 生クリーム入りどら焼き
苦手なもの 辛いもの
ザ・ドラえもんズの友達でパティシエをしているネコ型ロボット。常にだしてる舌は成分解析味見ベロというもので触れるとその食材の成分がわかる。
困ってどうしようもなくなると「シュッポ・シュッポ・ダンス」という煙をコック帽から出しながら汽車のように暴走して駆け回るという癖を持っている。

エル・マタドーラ
活躍地はスペインのドラセロナ
別名 スペインの赤き情熱の闘牛士
好きなもの 闘牛の剣で串刺しにしたどら焼き、女の子
苦手なもの 長い物、女装をした男
ザ・ドラえもんズのメンバーでありドラえもんズ一の怪力の持ち主。ヒラリマントの名手で闘牛士を夢見ており、スペインのドラセロナという町で焼肉屋カルミンにてバイトをしている。
プレイボーイであり、女性をすぐ口説こうとする癖があり、のび太と同等とも言えるほどの昼寝の達人でもある。場所や状況も考えずに寝る分にはある意味のび太以上。
また、ドラセロナの町の平和を守る正義のヒーロー「怪傑ドラ」として、町を守っている。






マリアやセレナたちとの出会いは偶然。
焼肉屋カルミンの焼肉を響にも食べさせようとしたドラえもんがタイム電話で出前をたのみ、タイムマシンで向かっていたら、絶唱のエネルギーとタイムホールの波長が偶然ぶつかり落下。回りをみるとネフィリムを倒したセレナが瓦礫に潰されそうになってたため、ヒラリマントで瓦礫を躱し救出。
彼女が治療でコールドスリープしたのを確認した後ドラセロナに戻っていった。(焼肉の出前は忘れている。)
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