戦闘者は死の超越者と共に   作:プリン製造工場

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第5話

「コレハレギオンサマ、第五階層ニ一体ドノ様ナ御用件デ?」

 

モモンガと別れた後、ケモケモはレギオンの姿に戻り要塞院がある第五階層に向かう、寒々としたその入り口ではコキュートスが跪きながら出迎える。

 

「あぁ要塞院の方に用事があってな息子達に会いにな」

 

「オォ…何ト素晴ラシイ……失礼ナガラ、カノ偉大ナル戦士タチガ住マウ要塞院マデ共ヲサセテ頂キタイデス」

 

「なるほど…気になるか?」

 

ハッとコキュートスは頷く、武人気質なコキュートスには戦う為に生まれた戦闘者(アスタルテス)らの要塞は矢張り気になる様だ。

 

「それなら共を許そう、中も見ると良い」

 

「ナント…ヨロシイノデスカ?カノ戦士達ハ御身ノ帰還ヲ聞キ式典ヲ行ウ筈…部外者タル私ガ行クノハ無礼カト…」

 

「ナザリックの階級守護者だ、邪険にはされないだろう、寧ろ喜ぶだろう」

 

「慈悲深キオ気遣イアリガトウゴザイマス……ムッ何カガキマス」

 

深く感謝した後、背後から聞こえた駆動音と重々しい巨大な足音にコキュートスは即座に立ち上がりレギオンの盾になる様に前に立ち、手に持つ様々な武器を構え立ち塞がる。

 

「武器を下ろせ迎えだ」

 

「ハッ」

 

武器を下ろすのを確認した後前方を見る。帝国騎士(インペリアル・ナイト)と呼ばれるロボットが二機、もっとも普及しユグドラシル内でもバランスの良い性能をしてるからか比較的目にするクエストリス級だ、二機の少し後ろにはマストドンと呼ばれる超位魔法すら耐えうる事が出来き、戦闘者(アスタルテス)を最大40人、人間種ならそれ以上乗る事が出来る超重量走行輸送車輌が追従する。

 

ウォーハンマーコラボでコラボしたウォーハンマー40000、別名40Kは暗黒の遠未来を題材にした作品であり、コラボした作品の中では珍しいSF物でもあった。

それ故にコラボアイテムは妙にゴシック感のあるSFアイテムや装備が殆どである。

 

「ライノにナイトか…随分と派手な迎えだな」

 

いや…彼等からしたら控えめな迎えだろうと、内心苦笑する…。

 

二人の前にナイトとマストドンが停車し後部ハッチから降り立つのは、絢爛な装飾が施された神器級の装備特別装甲服(アーティファイサー・アーマー)を装着したレギオン直属の配下である第20兵団(アルファ・レギオン)その最精鋭レベル100にもなる名誉の守り手(オナー・ガード)が五名、内一名はアルファ・レギオンのマークである多頭蛇が絡み合っている様子が描かれた、味方に恐怖に対する絶対耐性と凄まじい数のバフと相手にデバフを与える兵団の秘宝とも言えるギルド武器に匹敵するアイテム戦団旗(チャプター・バナー)を持ち高らかに掲げている。

 

更に後続に10名のアルファ・レギオンの戦闘者が降り、続く様に致命傷を負った戦闘者の身体を収める戦闘歩行機械、ドレッドノート…それの最上位クラスに位置する、コンテンプタードレッドノートが2機が降り、直ぐに右翼方向から迎える態勢になるように整列する。

 

「我等が父たる総主長(プライマーク)に敬礼!」

 

オナー・ガードの一人がそう言った瞬間、その場にいた戦闘者やドレッドノート全てが一糸乱れぬ敬礼をした。

 

「コキュートス行くぞ」

 

「ハッ…!」

 

レギオンは内心興奮を何とか抑え込めている事に自画自賛していた、自分の好きな作品の彼等からこの様な歓迎を受ければこうもなるだろう。

 

とは言え流石にそんな無様な姿を見せる訳にもいかず、何とか相応しい立ち振る舞いをしながら物珍しそうに周りを見るコキュートスを連れマストドン内に入っていく。

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