MASKED RIDER DECADE ~Another story~   作:平坊

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本日二話目の投稿です


始まりの世界
第一話 『旅立ち』


 「くっ・・・・うっ・・・・。」

 あたり一面が宇宙空間のような場所で、一つの地球の上で倒れていた黒髪を逆出て、右目に一文字の傷がある青年はゆっくりと目を開けると体を起こした。

 「っ・・・なんだここ・・・・。」

 青年はゆっくりと立ち上がると周囲を見渡した。

 「すみません、急にこんな世界に呼び出してしまって。」

 突然、宇宙空間から地球が現れ、茶髪の青年が現れた。

 黒髪の青年はその呼びかけに反応すると、ゆっくりと声のした方を振り返った。

 「僕は紅渡。宮本(つるぎ)。仮面ライダーディケイド。あなたにお願いがあります」

 当然現れた、青年。紅渡は黒髪の青年、剣に近寄りながらディケイドライバーを渡した。

 「あなたも知っているように、この世には数多くの世界があります。」

 渡がそう言うと宇宙空間にいくつもの地球が現れ、剣と紅渡の周りを覆った。

 「ですが、そんな世界を侵略しようとする組織があります。それが・・・・」

 「大ショッカー・・・・だろ?」

 「ええ。あなたもご存じのとおり、大ショッカーは数多くある世界の悪の組織を一つに集結させたものです。そしてあなたは彼らに捉えられた・・・・・」

 渡がそういうと、剣の顔が険しくなる。

 「そんな中あなたは、彼らが開発したディケイドライバーを奪い逃げてきました。そんなあなただからこそ頼みたい、あなたはこれからある世界に行ってその世界の平和を守って欲しいのです。」

 「・・・・。」

 「突然のお願い、申し訳ない。ですが僕たちは・・・・。」

 「構わないぜ、お前の願い聞いてやるよ。それにお前がいなかったら俺はやられてた・・・・。お前だろ?あのとき俺を助けてくれたのは・・・・。」

 剣がディケイドに変身し、4人戦士たちとの技のぶつかり合いの時、ディケイドのディメンションキックが放たれた瞬間、何者かがディケイドの攻撃を阻んだ、そのため彼の攻撃は威力が半減、4人の戦士達の攻撃に撃ち負ける筈だった。

 ところが、金色の光がディケイドを包み、4人の戦士たちの攻撃を防いだのだった。

 「ディケイドの方が後輩だからな、先輩の恩は返すぜ。で?俺はどこの世界行けばいい?」

 「・・・・この世界です。この世界を守護するライダーは残念ながらその力に目覚めていません、ですがこのままだと、この世界は大ショッカーに送り込まれた戦士によって支配されてしまう・・・・だからこそ・・・・守らなければならない、その世界のライダーが目覚めるまで・・・・。」

 渡がそう言うと、ひとつの地球が剣の前に接近する。

 「ふっ、どんな世界だろうと行ってやる・・・・それが俺の進む道だ・・・・。」

 剣は拳を握りしめると、その地球めがけて走り、飛びこんだ。

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