MASKED RIDER DECADE ~Another story~   作:平坊

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第2話 『大ショッカーの刺客』

 紅渡に言われた、剣はある世界に入って行った。

 「ふっ、なんの世界か分からんが、楽しみだぜ・・・・・ってなんで落ちてんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

 だが、運が悪いのか、剣が世界を渡るための橋と言われている灰色のカーテンをくぐると、そこは空だった。そして剣はそのまま地面に向かって落ちて行った。

 「俺死んじゃう。このままだと地面にたたきつけられて召されちゃうぅぅぅぅl!!んっ?なんだあれ?」

 剣が慌てながら落下していると、何処からともなく黒い影が剣めがけて飛んできた。

 「くっ、大ショッカーの怪人か?とにかく、変身!!」

 ―KAMEN RIDE DECADE―

 剣はすぐさまベルトを構えてディケイドに変身、ライドブッカ―を構えようとした、その時!

 「あぐっ!」

 突然、後方から何かが飛んできて、ディケイドの背中を殴りつけた。

 「くっ、早い・・・だが!」

 ―ATTACK RIDE BLAST―

 ディケイドは、ドライバーにカードを装填、ライドブッカ―の柄の部分を少し開く、すると銃口の様なものが現れ、ブックモードからガンモードへと変化した。

 「はあっ!」

 腕を右から左に向かって薙ぎ払うように振りながら、ライドブッカ―の引き金を引く、先ほど装填したカードの効果により、銃口から無数の弾が腕の動きに合わせるように放たれた。

 「ぬっ!!」

 ライドブッカ―から放たれた銃弾が一発だけだが、謎の敵に命中し火花を散らした。

 「やっと動きを止めたか・・・・だが見なきゃよかったかな・・・・?」

 ディケイドを攻撃したのは黒い体に金色の瞳をもったカブトムシにの様な角を持った仮面ライダーだった。

 「ちぃ、よりによって・・・・面倒な奴だ。仕方がない・・・同じ力で対抗してやる!!」

 ディケイドはそう言ってライドブッカーからカードを取り出そうとした、その時!

 「ぐがっ!!」

 先ほどまでディケイドの目の前にいたカブトムシの仮面ライダーが姿を消す、その瞬間、ディケイドの体が後方に飛ばされた。

 「くっ、だが・・・・変・・・・」

 吹っ飛ばされながらディケイドは、ドライバーを開け、変身しようとする、しかし、また攻撃を受け、今度は上空に飛んだ。

 「ちっ、だったら、こっちで決める!!」

 ディケイドはそう言ってライドブッカ―をソードモードに変化させると右腰に持っていき、居合切りをするかのような構えを取った。

 「・・・・・そこだ!!」

 ディケイドは声を上げると、ライドブッカ―を大きく左斜め上めがけて勢い良く振り上げた、その時!一瞬ではあるがディケイドの目が黄色く光り、赤い衝撃波の様なものが飛び出しカブトムシの仮面ライダーに命中した、だが

 「なっ!!」

 だが、そのライダーは急に消えた。

 「おしかったな・・・・残像だ・・・・とどめ!!」

 「ぐっ!!」

 声に反応しディケイドはライドブッカ―を握り後ろを振り返ろうとした、だが、完全に振り返る前にカブトムシの仮面ライダーの右足がディケイドの横腹めがけて迫っていた、だがディケイドはとっさにそれを右ひじで防ぐ、しかし、相手の威力が高くいとも簡単に右腕は弾かれてしまった。

 「ぐがぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 「ぬっ!この感覚・・・貴様!!」

 さらにカブトムシの仮面ライダーの右足はディケイドの横腹に突き刺さる、否、ディケイドが相手の足を掴んで自分の体に引き寄せ、蹴りの威力で自分が飛ばないようにしていたのだ。

 「勝ったと思うなよ・・・・ハイパークロックアップ(・・・・・・・・・・・)中のお前を倒すには・・・この距離しかない!!」

 ―FINAL ATTACK RIDE DE DE DECAED-

 ディケイドはマスクの中で笑みを浮かべる、そして攻撃を喰らいながらもライドブッカーガンモードをカブトムシの仮面ライダーに向け、引き金を引き、必殺技であるディメンションシュートを放った!だが

 「っ!!」

 「なに!?」

 ライドブッカ―から放たれた光の柱は、仮面ライダーに命中することなくそのまま空をそして雲を打ち抜くだけであった。

 「なかなかだ・・・・だがこれ終わりだ。」

 仮面ライダーはそう言って巨大な銃の様なものをディケイドに向け引き金を引いた!

 「くそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 仮面ライダーの銃口から放たれた光線はディケイドの体に命中、ディケイドはその光線を受けながら地面に向かって一直線に落下し、大きく爆発した。

 「・・・・恐るべき強さだ・・・・HC中の俺を見ることができるとは・・・・そしてあの力・・・あの感覚。そして・・・。この傷・・・・・」

 仮面ライダーはディケイドを見つめながら静かに呟く、そして右肩を見つめた。するとそこは何かに削られたような跡があり火花が散っていた。

 「もう少し貴様の強さを見たいものだったが・・・・残念だ・・・・さらば!!」

 仮面ライダーはそう言うと自分の上空に灰色のカーテンを生成させ、そこにめがけて飛んで行った。

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