MASKED RIDER DECADE ~Another story~   作:平坊

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第5話『カブトの世界?』

 『恵、こいつから離れてろ。』

 突然、恵と剣の目の前に現れた、マゼンタ色の戦士、その戦士は恵に向かってやさしく声をかけると剣に向かって歩いて行った。

 「ディ、ディケイド!!貴様がなぜここに!?」

 剣はマゼンタ色の戦士を睨んだ。

 『ん?それはお前が一番よく知ってるんじゃないのか?』

 ディケイドは腰にあるノート型のアイテム、ライドブッカーを手に取る、そしてそこにある黒いグリップの様なものを引き出すようにして立て向きにする、すると、両刃の様なものが現れ、一本の武器となった。

 ディケイドはそれを構えると、ゆっくりと剣に近寄った。

 「くっ、くるな!!」

 『どうした?何をビビってる・・・・掛かって来いよ・・・・。』

 ディケイドの声に驚いた後ろを振り返るとそのまま走って逃げた。

 『逃すか!!』

 ディケイドは手に持ったライドブッカー、ソードモードを握り逃げ出す剣に向かって放り投げた、ライドブッカーはそのまま剣に向かって飛んでいくと、剣の心臓を貫いた。

 『言ったはずだ、俺に化けようなんざ10万年、いや、100万年、早いんだよ。』

 ディケイドが静かに呟くと剣の体が突然変化、緑色の先ほどカーテンから現れた怪物へと姿を変え、そのまま緑色の炎を上げながら爆発した。

 「大丈夫か?恵・・・・」

 ディケイドは恵に向かって呼びかける、するとディケイドの周りを黒い何かが包み、剣が姿を現した。

 「剣君!?良かった剣君が無事で・・・・」

 恵は涙に目をためながら剣に抱きついた。

 「俺は大丈夫だよ。」

 剣は笑顔になると軽く恵の頭を叩いてゆっくりと離した。

 「あの・・・こいつらは・・・・。

 「ワーム・・・・人間やほかの生物に姿を変えれる、宇宙生物・・・さ・・・・。」

 剣は睨みながら答えた。

 「・・・・宇宙生物・・・・やっぱり・・・・・。」

 「やっぱり・・・・?。」

 「うん、剣君が来る3年くらい前・・・・私がまだ大学生だった頃に突然、謎の隕石が落下して・・・・その時に緑色の変な生物が見つかって・・・・・」

 「・・・なるほどね・・・・・。」

 「剣君、これからどうするの?」

 「そうだな・・・・その隕石が落下した場所詳しくわかるか?破壊しに行こう・・・・。」

 「うん、分かった・・・・じゃ、さっそく・・・・」

 恵が歩きだそうとした、その時

 「まて、恵・・・・行き先変更だ。まずはお前を避難させる・・・・・。どうやらあいつらの狙いは恵の様だ。」

 剣は恵の手を掴んで、動きを止める、そして剣は周囲を見渡した、するとそこには恵と剣が何人もいた。

 「なんで恵が狙われるのかは分からないが・・・・とにかくここを突破しよう。」

 剣はそう言って腰についた、白い箱、ディケイドライバーの横のつまみを開き、地面に突き刺さっているライドブッカーを引き抜くと、そこからカードを取り出し、ベルトに装填した。

 -KAMEN RIDE DECADE-

 電子音が響くと剣の周りを10の影の様なものが包み、剣はディケイドに変身した。

 「まずは周りから掃除するか・・・・・」

 ―ATTACK RIDE BLAST―

 ディケイドはカードをディケイドライバーに1枚装填、するとライドブッカーの形が銃の様なものに変化した、ディケイドは恵の腕を掴み自分の胸に引きつけると、腕を勢い良く振って引き金を引いた。

 ライドブッカーから無数の銃弾が飛び出し、剣や恵に姿を変えていたワームたちに命中、緑色の炎を上げながら爆発した。

 「恵、俺がこいつらをまとめて一掃する・・・・お前はその瞬間にここから出ろ、東側の門から出れば、おまえんちに行けるはずだ。」

 ディケイドの声に恵はうなずくと、ディケイドはカードを2枚取り出した、そして

 ―ATTACK RIDE ILLUSION-

 淵がピンクのカードを装填、するとディケイドの体が3つに分身した。

 ―FINAL ATTACK RIDE DE DE DECADE-

 続けてディケイドはふちが金色のカードを装填、するとディケイドの顔を模したマークをした金色のカードの壁が複数枚出現、ディケイドはライドブッカー、ガンモードをカードの壁に向けると引き金を引き、必殺技のディメンションシュートを放った!!

 ライドブッカーから、マゼンタ色の光線が放たれ、次々とワームと包んでいく、ディケイドは恵に向かってうなずくと恵は東側に向かって勢いよく走りだした。

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