MASKED RIDER DECADE ~Another story~   作:平坊

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第6話

 恵はショッピング街の東側の門から走る様に飛び出した、急に普段と違う光景と変わった事に恵は驚いていた。

 こんなはずではなかった、なんで?なんでこんな事に・・・・

 「君の生活を変えたのは彼の・・・ディケイドのせいだよ・・・・。」

 突然、声が聞こえ、恵は声のした方を向く。するとそこには茶色のコートと着、フェルト帽をかぶった、眼鏡を掛けた中年の男がいた。

 「彼と一緒にいてはいけない、ディケイドはすべてを破壊してしまう・・・・・」

 謎の男は恵に向かって静かに言うとどこからともなく現れた灰色のカーテンをくぐって消えていた。

 「破壊・・・・そんな事無いよね・・・・・。」

 恵が静かに呟くと、恵の目の前に一台のバイクが、姿を変えた剣のバイクが姿を現した。

 「大丈夫か?恵。」

 ディケイドは恵に声をかける、一瞬びっくりした恵だが、笑顔になるとゆっくりとうなずいた、そしてディケイドからヘルメットを受け取ると、ディケイドの後ろにまたがった。

 「さて、行くぞ。」

 ディケイドの声に恵はうなずく、そしてディケイドはバイクを、自分のバイクが変化した、マシンディケイダーを走らせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 道中恵はディケイドに声をかけようとした、先ほどの男が言った事を尋ねるために、だが、躊躇してしまって聞けない。聞いてしまえば剣がいなくなってしまうから・・・・それを考えれば、何も言えない、何も聞きたくない・・・・そんな事を考えていると突然、彼女の体が上空に浮いた。

 「えっ、きゃあっ!!」

 「!しまった!!」

 何かに投げ飛ばされたかのように宙に飛ぶ恵、ディケイドはバイクを止めるとドライバーにカードを一枚装填し、飛びあがった。

 -FORM RIDE KUUGA DRAGON-

 カードの効果によりディケイドの姿が変化、青く光り輝く瞳と鎧を持ち、クワガタの顎を模した金色に光る二本の角を模した戦士、仮面ライダークウガ ドラゴンフォームに変身、D(ディケイド)クウガDF(ドラゴンフォーム)は恵を抱えると、そのまま地面に着地した。

 「大丈夫か恵?」

 DクウガDFは恵に呼び掛ける、恵は笑顔でうなずいた。

 「恵下がって・・ぐおっ!」

 恵に向かって話しかけようとしたDクウガDFの体から火花が飛び散り地面に膝をついた。

 「なんで?何が起きてるの?」

 「くっ、これがワームの力の一つ、周囲の物体より素早く動く事が出来る・・・・恵、危ないから離れてろ!一撃で決める・・・・。」

 DクウガDFはライドブッカーからカードを一枚取り出す、そしてそれをドライバーに装てんしようとする、だが

 「がっ!!」

 DクウガDFの体から再び火花が飛び散り後ろにのけ反った、さらに背中からも火花が飛び散る、そして

 「がふっ!」

 DクウガDFの口から血が飛び出した、マスクの中で剣が吐血してしまい、マスクの間から血が飛び出してしまったのだ。

 「不味いな・・・・この形態は・・・・防御力が弱いすぐに決めないと!!」

 「剣君!無茶しないで」

 「があっ!!」

 恵がDクウガDFの体を支えようとしたその時、勢いよく後方に飛ばされた

 「剣君!!」

 「馬鹿が・・・わざとだよ!!」

 -FORM RIDE KUUGA PEGASUS-

 DクウガDFは飛ばされながらもカードを装填、姿が変化、青い姿から緑色の姿へ、ペガサスフォームへと変化し、ライドブッカーも、緑色のボウガンへ・・・・ペガサスフォーム専用の武器、ペガサスボウガンへ変化した。

 「さぁて、行くか?」

 地面に着地したDクウガPF(ペガサスフォーム)はクウガの顔を模した金色の淵のカードを一枚装填した。

 ―FINAL ATTACK RIDE KU KU KU KUUGA―

 「そこだ!!」

 DクウガPFは後ろを振り返る、そして軽く後方に飛び上がりながらペガサスボウガンの引き金を引いた!!

 するとペガサスボウガンから白い光が放たれた。

 そして、その光は見えないが明らかに何かに命中するとその何かは姿を現した。青と赤の縞模様で蜘蛛の姿をした怪物、アラクネワームルボアだ。

 アラクネワームルボアは断末魔を上げながら緑色の炎とともに爆発した。

 「ふぅ、こんなもんか。」

 DクウガPFはディケイドに戻ると恵に近寄った。

 「・・・・凄すぎて分からなかったけど・・・・説明して!今何が起きたの!?」

 恵はディケイドに尋ねた。

 「仕方ねぇな。まずはあの青い形態な。あれは攻撃力と防御力を犠牲にする代わりにスピードと跳躍力を上げる、だからお前をすぐにキャッチできたわけだ。そして血を吐いちまったのは通常よりも防御力が低いからだ。心配掛けたけどな。大丈夫だよ。」

 「じゃあ、緑色は?」

 「あれは、すべての感覚を上昇させる、あいつらが見えないほど素早く動こうが、視覚と聴覚が上がってる・・・・とらえられなくはない。見えたらあいつの攻撃などは大したことがない、簡単に倒せる・・・・・。」

 「す、すごいね・・・・でも、そんなにすごいのに一瞬のうちに変身できるなんて・・・・チートじゃんその力・・・・。」

 恵はあきれた様に言った。

 「ああ。だからこの力は破壊者と言われてる・・・・。」

 ディケイドはそういってディケイダーにまたがろうとした、その時。突然ディケイドと恵を灰色のカーテンが包む、その衝撃でディケイドは変身が強制的に解除されてしまった。

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