|ω・)チラ
((( _( _'ω')_ ((( _( _'ω')_ コソコソ
(⊃´▿` )⊃ヨイショ 【最新話】
(˙-˙ *)=͟͟͞͞ 逃
(小説忘れて他の作品にハマりまくってたなんて言えない///)
諸々の手続きが終わり、ついに雄英高校入学の日。
私はいつものように会社で起き、身支度を終えてから家に
昨日のうちに準備しておいたカバンを亜空間から取り出して、肩にかけて完了。
「よしっ」
「おぉ、似合ってんじゃん」
兄貴がリビングから出てきた。いつもは家に誰もいないから玄関で見送りなんていつぶりだろう。することもされることもなかったから、玄関に二人でいること自体かなり久しぶりだ。
「ありがと」
「あれ?素直だな」
「忙しい朝に時間作ってくれた兄貴をいじめるほど私は冷たくないんだよ」
「そーかそーか。貴重な初日だ、頑張れよ」
ポンポンと頭を撫でられる。少し照れくさいけど、見送りも撫でられたのも嫌じゃない。むしろ嬉しかった。
「わかってるよ。いってきます」
「いってらっしゃい」
この気分のまま、床をつま先でトントンと打つ。
良いクラスだといいなぁ。
と思いながら朝に玄関を出た私を誰か憐れんで欲しい。
「机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」
「思わねーよ。てめーどこ中だよ端役が!」
真面目に性格振り切ってる奴(絶対めんどくさい奴)と、明らかに不良で口悪い奴(絶対めんどくさい奴)が絡んでいる。私としてはもう少し静かに高校生活を始めたかった。
私の席は廊下側とは一番反対側の一番後ろ。私だけ列外にはじき出されてる。おかげで誰とも話せずボッチだ。一瞬いじめを疑った。
そしてうるさいのは私と同じ列の前の方。何故かハズレくじを引いた気分だ。私の方に回ってくるプリントが無事であることを祈ろう。破かれませんように。
うるさいなぁと思いつつ、不良(仮)のそばを離れた真面目くんを何気なく目で追った。向かったのは教室の前側の出入口で、そこには今来たのであろうモサモサ頭の男子が固まってたっていた。何故か少し怯えているようにも見える。
と、そこへ茶髪の女子が登場。元気に挨拶をしていた。話的に入試のことのようだ。
というか、女子は普通に話しているが、男子はかなり顔を赤くしている。何なら腕や手で顔を隠してすらいる。
・・・高校生で異性と話すのにそこまでタジタジする男子って、かなり珍しいのでは・・・。
する事が無くて人間観察を楽しんでいたが、そろそろ終わりかな。
立って談笑する三人の背後に、知っている人間を一人感知した。その人の性格的に、今座っていないのはマズイと思うんだが。
さて、どうだろう。
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け」
アンタの方こそ寝たいならベッドへ行け。布団も可。
なんで廊下で寝袋。何にどれだけ重点置いて生活したら寝袋に入ったまま移動することになるんだよ。何を追求したら寝袋に入ったまま廊下でinゼリーを食すことになるんだよ。
上記のツッコミから見て取れるとおり、何と寝袋で登場なさった方がいる。何故そうなったかはさっぱり分からない、というか分かりたくもない。でも、知ってる人な以上は予想が着くわけで。
「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠くね。担任の相澤消太だ、よろしくね」
試験会場と合格通知の投影で見た先生、イレイザーヘッドだ。
使っているものやコスチュームから分かるが、完全に実用主義。いや、無駄をとことん省いている、と言った方が正しいかもしれない。
そんな性格をしているのだから、寝袋で移動するのも分からなくも・・・ごめんやっぱ分かんない。
イレイザーヘッド、もとい相澤先生は自分が入っていた寝袋をガサゴソ漁り、何かを取りだした。
「早速だが、
出して見せたのは、青い布地に白いラインが引かれた体操服。
入学式に体操服で出るとは思えない。しかも場所の指定はグラウンドだ。この教師、私たちに入学式をボイコットさせる気か。
でも、無駄に長い祝いの言葉やずっと座っていなければいけない苦痛を味わうよりかはだいぶマシだ。何故か不満そうな顔をするクラスメイトの顔を見ながら更衣室へ向かった。
無事に着替えてグラウンド。
「「「「個性把握・・・テストォ!?」」」」
仲良いね皆。
連れてこられたグラウンドで告げられたのは、ほぼ抜き打ちに等しいテストだ。
「入学式は!?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるなら、そんな悠長な行事出る時間ないよ」
茶髪女子の混乱の叫びは一刀両断。全くぶれないなイレイザーヘッド、改め相澤先生。
「雄英は“自由”な校風が売り文句。そしてそれは“先生側”もまた然り」
「「「・・・・・・・・・?」」」
「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。中学の頃からやってるだろ?“個性”禁止の体力テスト」
相澤先生曰く、個性禁止は文部科学省の怠慢だそうだが・・・。いやいやいや、それは貴方が個性使う許可を国から得ているから言えるんだよ。文部科学省の方々殺す気か。
個性によって平均値とか値の上限とか色々決めなきゃ行けなくなる上に、数値の正常性やら何やら見た上でABCとかの評価をつけなきゃならんのだ。それを元に体育の成績だったり、体育祭の種目だったり決めたりすんのにその根幹に大きな差が出たら、ただでさえ残業代出ない教師の仕事がさらに増えるでしょうが。
怠慢だと思うならまず個性使用に制限かけてる国に法律改正を求めてください。
「死ねえ!!!」
心の中で突っ込んでいるうちに、不良(仮)──爆豪だっけ?──がお試しでソフトボールを個性ありきで投げていた。ヒーローに有るまじき発言にクラスメイトはポカン顔。
「まず自分の“最大限”を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
そう言って私たちに掲げた端末には705.2mと表示されている。ボールに爆風を乗せて吹っ飛ばした結果だ。
なるほど、だから入試結果一位を選んだわけだ。
入試の実技には審査が必要だったのだから相澤先生もいたわけで、当然誰がどんな動きをしているかは見ていたはずだ。爆豪は性格上
つまり、個性に関して使い方も
推薦組の個性は何か知らないけれど、そちらに任せるのもいいかと思う。しかし、個性によっては個性の使い方が難しいなどが原因で小難しい思考や細かい調整が必要だと思い込ませてしまう可能性もある。
見栄えがよくセンスがあり個性の使用に関して考えを少し緩められそうで、選んでも不自然ではない生徒。
なるほどなぁ・・・
「なんだこれ!!すげー
テンションを上げるのが目的か、それともこの“発言”が目的か、全力を出させるために肩の力を抜かせるのが目的か。
私の仮定が合っているかすら定かではないが、目的の仮説は達成されている。その証拠に、
「・・・・・・・・・面白そう・・・か。ヒーローになるための三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」
たっぷり間を開けている。
顔に落ちている影が余計に言葉の圧を強めているし、申し訳ないけど外見的にもとても怖い。
「よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し・・・《除籍処分》としよう」
とんでもねぇ爆弾投下しやがったこの担任教師。怖いよ。顔も見た目も容姿もオーラも発言も怖いよ。
相澤先生の言葉にクラスの一部が絶叫。そりゃそうだ、入学してテンション爆上がりしてたのに、ほぼ直角で地面に叩き落とされてるのだから。
「生徒の如何は
慌てる生徒と、悪い笑顔の担任教師。
そんな状況を前に言うことではないと分かっている。分かっているのだが、せめて心の中で呟かせて欲しい。
校風って、適用範囲、生徒じゃないの??
「最下位除籍って・・・!入学初日ですよ!?いや初日じゃなくても・・・理不尽すぎる!!」
「自然災害・・・大事故・・・身勝手な
そして今現在その理不尽を与えているのが貴方なわけですが。
今の言葉の並びで言うと、“いつどこから来るかわからない厄災”に適用される理不尽なんですが。初っ端からとんでもねぇハードルを用意したなおい。
周りを見ると、覚悟を決めている顔が何名かとケロリとした顔が数名、真っ青な冷や汗ダラダラもいる。なんなら得意げな奴もいる。
それもそうか、最下位にならなきゃ済む話。全力出せばそうそう無い。犠牲は一人で恨みっこなし。蹴落とすことなく自分が上だと示せばいいだけだ。
「“Plus Ultra”さ、全力で乗り越えて来い。さて、デモンストレーションは終わり。こっからが本番だ」
こうして始まった個性ありきの体力テスト。
第1種目 50m走
周りも有能な生徒ばかりなので、一応できる限りはするつもりだ。
ズルになるかもしれないけど、というかほぼズルだけど、部下から貰った個性を何個か使わせてもらうことにした。
50m走では、足が早くなる個性:瞬足や他の身体能力を高める個性を改良したスキル
【
代わりと言ってはなんだが、その他のスキルは使わないことにした。
龍魔智慧 5秒75
第2種目 握力
これは元々持っていたエクストラスキル【
龍魔智慧 134kgw
第3種目 立ち幅跳び
重力操作とエクストラスキル【五元素操作】の風で飛ぶ。砂が続く限り進んで、途切れたところで少し止まった。これどうすればいいんだろうか。戸惑っていると、相澤先生に話しかけられた。
「龍魔、それどのくらい飛んでられる?」
「一応、やめろって言われない限りは。上限は試したことないので分かりませんが、三日は余裕でキープできます」
「そうか。もういい降りろ」
「はい」
龍魔智慧 ∞
「∞!!?すげえ!!∞がでたぞーー!!」
第4種目 反復横跳び
これは50m走と同じく【身体能力向上】を使う。このスキルには反射も入っているのだ。
龍魔智慧 59回
第5種目 ボール投げ
これは重力操作で決定だ。迷う余地なし。
「あ、あのさ」
「ん?」
皆のボール投げを大人しく見ていると、左側から声をかけられた。感知圏内なので話しかけられるのは分かってた。受験の時のプラグ女子である。
「ウチのこと覚えてる?」
「もちろん。受験の時会ったよね」
「そうそう!あぁー良かったぁー」
忘れられているかもと不安になっていたらしい。胸をなでおろしていた。
朝から同じクラスなのは知っていたけれど、向こうが覚えているか心配だったので黙っていた。正直安心しているのは私の方だと思う。話しかければよかった。切実に。
「いやぁ、てっきり私も忘れてるかと・・・」
「いやいや恩人を忘れるわけないって。ウチ、耳郎響香」
「よろしく響香。私は龍魔智慧」
「こっちこそよろしく、智慧」
恩を売った覚えはないけれど、謙遜のし過ぎは失礼にあたるので黙って笑顔で対応した。それにしても同じクラスになれたのは運がいい。
「クラスに知ってる人いると、やっぱり少し気楽になれる気がする」
「分かるよ。話しかけるの勇気いる」
そんなたわいない話をしていると、メガネの真面目──飯田だったかな──と爆豪の会話が耳に入ってきた。
「緑谷くんはこのままだとマズイぞ・・・?」
「ったりめーだ。無個性のザコだぞ!」
「無個性!?彼が入試時に何を成したか知らんのか!?」
「は?」
あのペア何気に仲良いんじゃないか?
にしても、
《告。個体名:緑谷出久の個性が発動されました。個体の限界値を上回る発動により、身体の一部が大きなダメージを受けることが予想されます》
おっとこれは。だがしかし緑谷?とやらのボールは46mと周りと比べれば平凡な数値だ。相澤先生が個性を使ったらしい。
大賢者、どうして急に緑谷の個性についての報告を?
《解。対象の個性の有無について思考されていたためです》
そっか気ぃ利くね、ありがと。てか、限界値突破?普通慣れてる分しか発動できないんじゃないの?
《解。個体名:緑谷出久の個性は完全に定着していません。故に、個性のコントロール及び用法について理解が及んでいない部分が多いと推測します》
定着していない?普通なら四歳までに定着して発現するんだよね。10年以上経ってるんだけど、まだ定着してないの?
《解。個体名:緑谷出久の身体の解析を実行・・・・完了しました。世界の研究結果との照合・・・完了しました。個体名:緑谷出久の身体の型が旧世代の型と一致しました。元無個性であると断定します》
お疲れ様。無個性、元無個性ねぇ。
無個性だったのなら、個性を奪って自分のものにするなんてこともできない。前世の私のような、(私からすれば)普通の人間ということだ。
どこでどう個性を手に入れたのか知らないけれど、要注意人物に認定しておこう。
「な・・・今確かに使おうって・・・」
「“個性”を消した」
「!?」
困惑する緑谷にゆっくり近づく相澤先生。その目は赤く光って髪は逆立ち、首に巻いた操縛布の隙間からはヒーロー活動時に装着するゴーグルが覗いている。
怖い、怖いよ。圧が怖い。
「つくづくあの入試は・・・合理性に欠くよ。おまえのような奴も入学出来てしまう」
「消した・・・!?あのゴーグル・・・そうか・・・・・・!抹消ヒーロー、イレイザー・ヘッド!!!」
「イレイザー・ヘッド?」
「あれ?響香知らない?」
周りも名前しか知らないとか言ってるし、メディア嫌いだから当たり前っちゃあ当たり前か。私も会社にいなきゃ知らなかったかもだし。
「目で視るだけで相手の“個性を消せる”個性を持ってるヒーローだよ。メディアに出ることを嫌ってることでも有名な人だから、知らない人多いんじゃないかな」
「個性消すって、すごっ」
パワーでゴリ押しして派手に
考えてみればオールマイトと相澤先生って仲悪そうだな。相澤先生が毛嫌いしてそうだ。
相澤先生は緑谷に厳しい言葉を浴びせたあと元の位置に戻って行った。
この空気でもっかい投げるのか。緑谷真剣に悩んでんのに相澤先生目薬さしてるし。緑谷、色々がんば。
《告。先程同様個体名:緑谷出久の個性が限界値を上回る形で発動されました》
何やらブツブツ呟いていた緑谷は何かを決めたらしい。投げる体制に入った瞬間に大賢者が実況を始めた。
私もよく観察しながら見ているが、確かに個性が発動されている。違う点は腕全体ではなく指だけであること。投げる瞬間、その一瞬に力を集中させてボールを投げたのだ。
「先生・・・・・・!まだ・・・・・・動けます」
緑谷は涙を目にため、唇を噛み締めながら痛みに耐えて笑う。
これはまた面白い子がいたもんだ。
それから少しひと悶着あったものの着々と進み私の番。
「それっ」
ボールを下投げで放り投げ、重力操作でどんどん浮かせる。ついでに風を吹かせてやってボールを進ませた。
「・・・龍魔、もういい」
「はい」
個性で引き寄せてボールを回収した。
龍魔智慧 ∞
「また∞!?こいつ二回も∞だしたぞ!!」
第6種目 上体起こし
これは【身体能力向上】を使う事にした。最下位にならなければいいんだし、∞二回も出したし、もういいかなって思った。
龍魔智慧 34回
第7種目 長座体前屈
私の体は何もせずとも柔らかいので何もせずに挑んだ。
龍魔智慧 69.5cm
第8種目 持久走
私息切れとかしないし、どちらかと言えばずっと続く景色がつまんなかった。【身体能力向上】でさっさと終わらせた。
龍魔智慧 4分47秒
「んじゃパパっと結果発表」
軽いな。あんたのせいでだいぶ皆が緊張しながらテスト受けてたのに、軽いなおい。
心做しかみんなの表情も固い、正直言って最下位は決まったものだと思うけど。
「トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する」
相澤先生が手元の機会のボタンを押すと、空中にテストの順位が表示された。
最新のプロジェクターってスマホ並みに小さくて携帯可能らしい。前世の先生たちが懸命に黒板に書いてたのが少し懐かしい。
「ちなみに除籍はウソな」
「「「「!?」」」」
「君らの最大限を引き出す“合理的虚偽”」
「「「はーーーーーーー!!!!??」」」
「あんなのウソに決まってるじゃない・・・ちょっと考えればわかりますわ・・・」
いやいやいや、マジだからね。
ちょっと考えればマジで除籍する先生だって分かるでしょう。こんだけ合理合理で動いてんだから、成長する見込みがなけりゃ除籍にもするでしょうよ。
にしても、あそこの三人というか二人の叫び方凄いな。体の輪郭がブレたりメガネ割れるような叫び方するか普通。
「そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ」
相澤先生はそう言うと緑谷に保健室に行くように促して去っていった。分かりにくいけど、早めに叶わない夢を切り捨てさせるのは優しさに入るだろう。早めに絶望を経験させるのは、ヒーローを育成する学科としては必要なことなのかもしれない。
「響香、着替え行こうか」
「だね」
龍魔智慧 個性把握テスト 4位
怒ってる??怒ってないよね?
みんなだってこの小説のこと正直忘れてたよね?
私だけじゃないはずだもん忘れてたの!!
ワンピのRED見てきたよ。最高。
転スラとクロスオーバーしてウタちゃん助ける話とか、頂上戦争でオヤジとエース助ける話書いてみたんだけど、読みたい人っている??
ハーメルンでいなかったらpixiv(活動停止中)の方で単発小説で出す気ではいるんだけど。まだどうしようか悩んでるんだよねぇ、、、