終末のワルキューレ Servant of Ragnarok 作:マイスイートザナディウム
始めに2点ほど謝罪を…
1つ目は六ヶ月の間更新出来ずに申し訳ありません!!
色々ありまして読み専になりかけてました!
本当に申し訳ありません!!
2つ目は人類代表としていたイスカンダルなのですが…シャルルマーニュに変更させて頂きました…イスカンダルファンの皆様誠に申し訳ありません!
理由としては宝具の王の軍勢を神VS人類最終闘争《ラグナロク》で再現出来ないと自分の力不足により断念した次第です。
申し訳ありません!
今回は第5回戦の登場までですが温かい目で見てもらえるとありがたいです。
それではどうぞ!
「え~…
ワァァァァァァァァァ
ヘイムダルの宣言によって会場内の神達は歓喜した。
「………」
だが勝者であるヘラクレスは無言だった。
「おめでとうヘラク兄…」
そんなヘラクレスをフレックは祝福した。
「……なぁフレック」
「何?」
ヘラクレスはフレックに悲しみの表情を浮かべた。
「これで良かったのだろうか…俺は…あの子を救えなかった…」
「…ふん!」
フレックはそっぽを向く。
「何辛気臭い顔してんのよ…そんなのヘラク兄らしくない」
「……」
ヘラクレスは残った右腕を見つめる。
「俺らしくない…か」
「…そんな顔しないでよヘラク兄」
フレックはヘラクレスの前に立ち言う。
「そりゃあアイツも死にたくはなかっただろうけど…それ以上にアイツはヘラク兄に感謝してたじゃない…」
ふわ…
フレックは浮き上がりヘラクレスの胸に拳を当てる。
「胸を張ってよ大英雄ヘラクレス…じゃないとアイツが報われないじゃない」
「ッ!」
フレックの顔は悲しみで溢れていた。
英霊ジャック・ザ・リッパーと
「…そうだな…ありがとうフレック…お前のおかげであの子を助けることが出来た…感謝する」
ヘラクレスはフレックに礼を言った。
「…フン…分かれば良いのよ」
フレックは更に空中へ浮き始める。
「本当ならフレックちゃんもアイツと一緒に消えるのが筋だろうけど…生き残った以上…アイツの分までこの
「フレック」
ヘラクレスはフレックを呼び止める。
「?」
「こう言うのは変かもしれんが…生きててくれて良かった…俺はこの手で妹分であるお前を手に掛ける所だった」
ヘラクレスは笑みを浮かべながら言った。
「……しょうがないわよ…これはそういう闘いなんだから…ヘラク兄も生きててよかった…速く医務室に行ってよねヘラク兄」
フレックはそう告げると飛び去っていく。
「…あぁ…」
フレックの言うとおりヘラクレスの身体はボロボロだった。
「ヘラクレス」
アレスはヘラクレスの勝利に対する喜びを噛み締めていた。
「これで
ロキが笑みを浮かべ呟いた。
「だけど
アンリマユも愉快そうに笑いながら言った。
「そうじゃの…全く…」
ゼウスが顎に手を当て考え込んだ。
(さての…次はどう来る?)
「人類の三敗…マズイですね」
牛若丸が呟いた。
「どうするのだマスター…」
ネロがブリュンヒルデに問う。
「………」
「姉様…」
考え込むブリュンヒルデをゲルは見つめていた。
人類闘士 控えの間
「あれまぁ…ジャック・ザ・リッパーも負けちまった」
控えの間にて黒コートの男がヘラヘラしながら呟く。
「いやぁ人類代表が俺じゃなくて良かったぁ…俺まだ死にたくないし」
「……」
そんな彼の言葉をスルーしながら画面を見つめる美少女。
「で?…こんなやばい神様達に勝てるの…
黒コートの男が画面を見つめる美少女…人類代表に選ばれたセイバーのサーヴァント 沖田総司に問う。
「…斉藤さん…勝てる勝てないとかどうでもいいですよ…」
沖田総司
沖田は黒コートの男 斎藤一に言う。
「敵が誰であれ…斬れと言われれば斬るだけです」
「…まっ…だろうね」
斎藤一
「戦場に事の善悪なし…ただひたすらに斬るのみ…ですよ」
沖田の目はまさに人斬りの目だった。
「お姉様…人類はこれから…どうなるッスかね…」
ゲルが不安な顔を浮かべブリュンヒルデに聞いた。
「どうもこうもありません…人類の三敗…それは紛れもない事実…これ以上負けるわけにはいきません」
「でも…」
「ゲル…これは人類の存亡を掛けた闘い…弱音を吐いてる暇はありません」
ブリュンヒルデはゲルに喝を入れる。
「次の英霊で挽回しなければ」
「次の英霊」
ゲルが呟いた瞬間…
グギャアァァァァァァァ
何かの断末魔が響いた。
「な、何スか!?」
「…行きますよ」
「ちょっ、待ってほしいッスお姉様!」
「ヒッ」
「……」
部屋の中には様々な竜種の死骸が転がっており、その中央に一人の男が立っていた。
「ふぅ…ん?おうマスター…何か様か?」
男の体は竜種の物と思われる返り血で汚れていた。
「全く…部屋をあまり汚さないで下さい」
「別に良いじゃねぇか…どうせすぐ元に戻んだろ?」
男は笑いながら言った。
(何なんスかこの男…返り血がべっとり付いてる)
ゲルは引いていた。
「で?何の様だ?」
「次の闘士は貴方です…
ベオウルフ
「ベ、ベオウルフ…この男が…」
「フッ…漸くか…待ちくたびれたぜ、竜種共をぶっ殺すのも飽きてきた所でな」
ベオウルフは狂気の笑顔を浮かべた。
「んじゃまぁさっさと神と殺り合いに行くとするか で?俺と組むのは誰だ?そこのちっこい嬢ちゃんか?」
「ちっこっ!?」
ベオウルフにちっこいと言われショックを受けるゲル。
「いえ、貴方に最もふさわしき者が居ます」
コツ…コツ…コツ…
ブリュンヒルデがそう言うと部屋に向かってくる足音が聞こえた。
「頼みましたよ…スルーズ」
部屋に
「お任せ下さい…ブリュンヒルデお姉様」
スルーズ
「スルーズ姉さま!」
「久しぶりですねゲル…ゆっくり話したい所だけどそんな暇は無いのも事実」
スルーズはベオウルフの前に立つ。
「貴方の相方は私です」
「ほ〜う」
ベオウルフはスルーズを見つめる。
「不満ですか?」
「いや…エラい別嬪な嬢ちゃんだと思ってな」
「…そうですか」
スルーズはベオウルフの言葉をスルーした。
「へっ…んじゃまぁ…行くか」
「えぇ」
スルーズとベオウルフが手を合わせる。
パッ
闘技場の中央にヘイムダルが立っていた。
「神の三勝一敗…そして人類の一勝三敗…人類の終末が迫る中で迎える
ワァァァァァァァァァァ
「さぁ…
人類側の門から漢が出てきた。
「物語の舞台は現在の南スウェーデンからデンマーク近辺…ある城において人の魂を貪り食う怪物、グレンデルの噂が飛び交っていた」
漢は自身の戦場にゆっくりと歩きながら向かう。
「怪物グレンデルを素手で相手取り腕をもぎ取り、怪物の首を刎ねた…漢は後に王となり国を襲撃した火竜を老いた体で相打ちという形で打倒した!」
「フッ」
漢は笑った。
「グレンデルと火竜の討伐以外にエピソードは残っていないが世界に散らばった数々の伝説の源流となった!!」
トッ
漢は闘技場に立った。
「英文学最古の叙事詩の
ワァァァァァァァァァァ
「よっしゃ」
「ベオウルフ様」
ウィラーフ
「おい」
「は?」
ベオウルフはヘイムダルに投げ掛ける。
「さっさと俺の相手を出せ、こっちは退屈で退屈でしょうがなかったんだ」
「は…はぁ…ごほん…さぁ…そして…英文学最古の英雄を迎え撃つーー…」
ゴゴゴゴゴ
ズンズンズンズン
神側の門から地響きが発生し、次第に音とともに強くなっていく。
「な…何が出てくるんスか」
「……」
ゲルは呟き、ブリュンヒルデは無言で見つめる。
「ぬぅ…余の出番はまだか…」
「まぁまぁ…いずれ来ますから…今は見届けましょう」
ネロがウズウズしているのを牛若丸が宥める。
「この漢だ!!」
パオォォォォォォ
門が開くと中から無数の象が出てきた。
おおおおおおぉおお
神々は第5回戦の闘士が誰なのか分かった。
「戯れに作る世界を…気まぐれに破壊」
ドドドド
一際大きい象の背にその神は座っていた。
「作っては壊し壊しては直し…世界はこの漢の遊び場なのか?」
ギョロッギョロッ
神の第5の目が動く。
「いったいお前は…何がしたい?」
ま…まさか
あの…御方は…
ガタガタガタ
人類…主にヒンドゥー教徒達は震えだした。
「ならば聞こう…この神に!!」
ガバッ
ヒンドゥー教徒達は一斉にその神を崇めた。
オーム・ナム・シヴァーヤ
オーム・ナム・シヴァーヤ
「問答無用!忖度不要!気に入らないやつは壊して壊して壊しまくる!!」
パオ~ン
象が鳴くと神は跳び上がった。
ストッ
「宇宙の
ドッ
「やっとオレの出番きたわコレ」
「ぶっ壊してやんよ?」
シヴァVSベオウルフーーー開戦!!
はいというわけで漸く始められました第5回戦。
アンケートで決まったベオウルフですが…本家ベオウルフの性格にあってるかな?
英文学のベオウルフを知らない私としては彼の過去をどう書くかが難点ですかね…
スルーズに付きましては終末のワルキューレのスルーズでは無く、FGOのスルーズにすり替えさせて頂きました。
終末のスルーズでも良かったんですけど…個人的にあのスルーズと相方になるのは雷電しかないなと思いまして…FateとクロスしてるからFGOのスルーズにしようと思った次第です。
ヒルドとオルトリンデもFGOの方にするかは迷っています…最も終末側のヒルドとオルトリンデがまだ出てないので出てから考えます。
さて次回は第5回戦の戦闘を始めます。
一ヶ月以内には書き上げたい……(理想)
次回もお楽しみに!
それでは!
第六回戦釈迦VS零副の試合をどうするか?
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釈迦VS零副の試合を描きつつ別の話を書く
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試合自体を無き物とし、全く別の試合にする
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どっちでも良い