終末のワルキューレ Servant of Ragnarok 作:マイスイートザナディウム
約一ヶ月間を空けて漸く続きが書けました。
多分今までで一番長いかも…
今回はシヴァの過去なのですが少し削らせて貰いました。
全て書くと一万文字行っちゃうので…
それではどうぞ!
会場ではシヴァとベオウルフの
釈迦の助太刀として喧嘩に入るサーヴァント----
沖田総司,斎藤一,宮本武蔵
ロキ,七福神
両者が今ぶつかろうとしていた。
「……」
斎藤一はふと武蔵の格好を見る。
現在武蔵が羽織っているのは、普段武蔵が着ている着物ではなかった。
それは観客席にいた舌切り雀の紅閻魔が経営する閻魔亭の浴衣であったのだ。
「えっと…所で武蔵さん?」
「ん?」
斎藤は思わず武蔵に問う。
「その格好…何です?」
「え?…あぁ…いやぁ戦いの後だったから少し癒やしが欲しいなって思ったらさぁ…刑部姫が閻魔亭の女将さんに頼んでくれて出張閻魔亭とか開いてくれたんだよねぇ!超久々に閻魔亭のお風呂に浸かってさぁ!
武蔵は笑いながら言った。
「あっ…そう…」
斎藤は思った。
(この
そして斎藤は考えるのをやめた。
「大人しく寝ていりゃ良いのに----…」
ロキが呟く。
「こんなとこまで足突っ込むと…今度こそ…君…死ぬよ〜?」
「…はぁ…」
武蔵が溜め息を吐いた。
「全く…神様ってどいつもこいつも我儘で傲慢だねぇ…何でもかんでも自分の
「
ロキは笑みを浮かべながら答えた。
「……」
その答えを聞いた沖田は更に目つきが鋭くなった。
「…斎藤さん」
「ん?何よ沖田ちゃん」
「アイツ…悪神みたいですね」
沖田は抜刀の構えをとる。
「悪・即・斬…ですよね?」
「はぁ…まぁ…そうだな…」
斎藤は刀を抜いた。
「柄でも無いが…俺らの誠を尽くそうぜ…沖田ちゃんよ」
斎藤はちゃらけた言い方をするが顔は真面目だった。
ロキが前へ出ようと動く。
だがそのロキを恵比寿が止めた。
「……」
「すまんがロキ
恵比寿の左掌には先程釈迦が吹いたキャンディーの棒が刺さったままだった。
「ここでこの借り返さんとこの先二度と安眠出来そうにないんで…」
恵比寿は釈迦を睨み付ける。
「な〰〰〰?
「ふあ〜あ」
等の釈迦本人は欠伸をしていた。
そして恵比寿はその釈迦の態度にキレた。
「おどれシャキャアアア!!脳みそぶちまけえええええ!!」
恵比寿は持ってる拳銃を4発撃った。
ユルリ
「!!」
だが弾を釈迦は難なく躱し、撃った弾は後ろの噴水に着弾する。
『?』
ロキ,七福神達はその様子に疑問を抱く。
「恵比寿…何処を狙っておる!?」
その光景に福禄寿は恵比寿に問う。
「あ〜あ、ダメだよ壊しちゃってさぁ…………思春期?」
釈迦は笑いながら言った。
恵比寿は戦慄していた。
(な……なんや今の…!?この至近距離でわいの
「へぇ…流石
ギュロン
ロキの掌から鎖鎌が出現した。
「消えろ」
互いがぶつかり合おうとしたその時----
「
突如、ぶつかり合おうとした両者の間に突風が吹き荒れた。
「何?」
ロキは突風が吹き荒れた方角を見た。
そこには凛とした空気を纏い金髪の髪を後ろで結い上げ、青と銀の甲冑を着た見目麗しい少女剣士が立っていた。
「何をしている貴公ら…
少女剣士はそう言うと両者の間に入っていく。
「宮本武蔵は兎も角…沖田総司…貴女はまだ出番が残っている…
「……そうですね…すみません」
沖田は戦闘態勢を止めた。
「何なのさキミ…突然入ってきてさぁ…死にたいの?」
ロキは少女剣士を睨み付ける。
「北欧神話の悪神ロキ…貴公ら神々のいざこざは正直どうでもいいが…神同士の戦いで無事では済まないだろう…これは神と人類の真剣勝負…万全の状態で倒せなければ此方としても意味がない」
少女剣士はロキに説教をする気だった。
「…人間が僕に説教とか…面白いじゃん」
ロキは笑っていたが内心はキレていた。
「その威勢は良し…ですがここではない…続きは
ロキと少女剣士は互いを睨み合う。
「何じゃ…止めに入るつもりが既に終わっておったか」
そこにゼウスと鴉を連れたオーディンがやって来た。
「ジジ様…オジ様まで……」
ロキが呟く。
「何があったかは知らんがこんな
「……」
釈迦は無言でゼウスを見ていた。
「てめぇら好き勝手に喧嘩してんじゃねぇぞクソボケが!」
「今神同士で争うなど言語道断です!!」
鴉達は神側に言い放つ。
「斎藤さん斎藤さん!?鴉が喋ってますよ!?」
「はいはい聞いてるよ沖田ちゃん」
先程の鋭き眼光が消え、年頃な少女の様になった沖田を斎藤が宥める。
「あぁ!?こちとら天界処刑人や!あんさんらに指図される筋合いは…」
恵比寿が食って掛かるがその行動はこの神の前では無力だった。
「……ここまでだ」
オーディンの一言が辺りに重圧を掛ける。
「う…」
毘沙門天以外の七福神が重圧にビビる。
(やべぇなこりゃあ…どう生き残るかねぇ)
斎藤は考えた。
シーン…
辺りが静まり返る。
そしてその沈黙を破ったのは----
「ぶへっくしょん!」
ロキだった。
「あ〜あ なんか
「……」
ロキの言葉に興味も示さず釈迦は無言でキャンディーを取り出していた。
「裏切者には天誅を…
毘沙門天の言葉を最後に七福神も退散する。
「んじゃまぁ…俺達も部屋に帰るかね」
「……そうですね…武蔵さんはどうします?」
斎藤の呟きに沖田が賛成し、武蔵に問う。
「ん〜そうだね…折角だから君達の部屋で試合を見ようかな!折角の縁だし!」
「えぇどうぞ!かの二天一流宮本武蔵さんと一緒に観戦出来るなんて滅多に出来ることじゃないですし!良いですよね斎藤さん!」
沖田は目を輝かせながら斎藤に確認した。
「俺は別に良いけど…あんたはどうするんで…
斎藤は少女剣士を騎士王と呼んだ。
そして少女剣士はその問に答える。
「私も部屋に戻ります…くれぐれも羽目を外しすぎない様に…」
少女剣士は沖田に忠告する。
「は〜い」
沖田が返事をする。
「あっそうそう神様」
武蔵は釈迦に話しかける。
「余計なお世話だったらごめんね?」
武蔵はそう言い残すと沖田達と部屋に向かう。
「……ご武運を」
少女剣士は釈迦にそう言いお辞儀をし部屋に帰っていく。
「……」
釈迦は無言だった。
「ホレホレ喧嘩は終わったお主も早く戻らんか」
ゼウスが釈迦の元へ歩み寄った。
「それと…あんまり揉め事起こさんようになァ?」
ゼウスは釈迦を睨みつけながら言った。
「スゥ----…カッカ〰〰〰ッカッカッカッ!」
釈迦が突然笑いだした。
「ホッフォ〰〰ホッホ」
ゼウスも釣られて笑い出す。
その光景を鴉達が何とも言えない表情で見ていた。
ボリンッ
釈迦は取り出したばかりの飴を噛み砕く。
「…オレを動かす事が出来るのは…この…天上天下で…唯-----…
そう言い残し釈迦は立ち去った。
「やれやれ…全く困った奴だわい…それにしてもこのラグナロク……なかなか…
ゼウスはオーディンに言った。
「さてワシも会場に戻るか!し♡あ♡い♡し♡あ♡い」
「……フ…」
ゼウスが去っていくとオーディンが笑い始める。
そして辺りの草花は枯れ始める。
ワァァァァァァ
「戻ったぞい」
会場に戻ったゼウスが呟く。
「……」
だがアレスは戦慄したまま動かなかった。
「何じゃ?どうなった?」
「どうもこうも…ご覧の通りです」
「!!」
ゼウスはその光景が信じられなかった。
何故ならば----
シヴァの下左腕が何かによって潰されていたからだ。
ではその何かとは何か?
それは----
「な…なんて事だ…神界ぶっちぎりの
す…スゲェ…
なんて闘いだ…
神も人類もその戦いに驚愕していた。
「…ヘッ……スゲェな
ベオウルフは自身の宝具である
「どういうことじゃ?ヘルメス何があった?」
ゼウスはヘルメスに問う。
「どうも何も…あの英霊が持つ宝具が腕を…
「!!」
その衝撃は数分程遡る----…
「ぶっ壊れても悪く思うなよ」
「ああん?言ってくれるなァ人類!!」
ギュオン
ベオウルフがシヴァの前に迫った。
「!!」
「オラァ!!」
ベオウルフが
シヴァはその斬撃を避ける。
「まだまだァ!!」
すかさず
しかし
「おッ!?」
「オラオラオラオラァ!」
「!」
「ニャロウ…!!」
ドボオ
ベオウルフはすかさずシヴァの首にラリアットをかました。
グルン
ゴキ
シヴァはそのまま一回転し顔面から地面に叩きつけられた。
「あ…圧倒…!!ベオウルフの猛攻がインドの破壊神を圧倒!!」
ヘイムダルもこの光景に驚愕しながら実況を続ける。
あ…ありえない…
あのシヴァ神が人間如きに…
神々は驚愕する。
良いぞベオウルフ様!!
ベオウルフ様!!
ベオウルフの国の民達は自身の王が優勢に立っていることに興奮気味である。
「ベオウルフ様…いけます…そのまま押し切って下さい!」
ウィラーフはベオウルフの勝利を信じ祈りを捧げていた。
「す…すごい…すごいっス!ただの
「
ゲルの問に答えるブリュンヒルデ。
「バーサーカーで大丈夫か不安だったが…いけそうだな」
「これで追い付けるか…ですが油断も出来ません」
ネロの呟きに答える牛若丸。
ワァァァァァァ
「……ゲボッゴエッゲホッ」
シヴァは血反吐を吐きながら立ち上がる。
「ま…まずい!フラフラだぞ」
「かなりダメージが深そうですね…」
アレスとヘルメスはシヴァの状況を見て呟く。
「おいおい…」
そんなシヴァに寄っていくベオウルフ。
「もう終わりか?」
ベオウルフは
ゴッ
鈍い音と共に一同が驚愕する。
「…ヘッ…そうこなくちゃなぁ」
シヴァは
ギョロ
額の目がベオウルフを睨む。
「効くねぇ」
「ベオウルフの一撃が決まるかと思ったが…なんとシヴァは頭突きで
「ひいぃッ」ゾオッ
ゲルは自分の額を抑えながら悲鳴をあげる。
「なんと…」
「下手をすれば自身の頭蓋が砕けるというのに…」
ネロと牛若丸はシヴァの行動に戦慄した。
「でもなァ!!」
シヴァは負けじと上両腕でベオウルフの腹部に張り手した。
「グボッ」
その衝撃でベオウルフも吐血した。
ガコォ
シヴァはすかさず下両腕でベオウルフにアッパーし、ベオウルフはよろける。
「ああっと!シヴァ神の強烈なコンボが炸裂!!」
「クッ」
シヴァは自分の額を指で叩く。
「石頭何だよなぁ…オレ…今度はこっちから…行くぞコラァ!?」
「!」
シヴァの攻撃が始まった。
「コラコラコラコラコラコラコラコラゴルァアアア!!」
シヴァのインファイトが炸裂する。
ベオウルフは自身の宝具でガードし続ける。
「ラッシュラッシュラッァアアッシュ!!一方的!!シヴァが圧倒的な手数でベオウルフを壊しにかかる!!」
「ベオウルフ様!!」
頑張れベオウルフ様!
ウィラーフや民達がベオウルフに声援を送る。
「ドラァアア!!」
上下左腕でベオウルフのガードを躱し、腹部を捉えた。
「ガ……カハァ!!」
ベオウルフが遂に膝をついた。
だがベオウルフは右手でシヴァの下左腕を掴んだ。
「?」
「言っただろうが…ぶっ壊れても悪く思うなよってな」
ベオウルフがそう呟くと左手に持った
「!!は…離せ…」
何をするか悟ったのかシヴァは距離を取ろうとしたが下左腕はベオウルフの右手に掴まれたままだった。
「離すかよ…」
そしてベオウルフは宝具の真名を開放した。
「ぶっ潰せ…
「!!」
グシャァ
ベオウルフの
「ぐぁあああ!!」
ドッ
シヴァはベオウルフの腹部を蹴り飛ばす。
「カハァ」
その衝撃でベオウルフは右手を離してしまう。
その隙にシヴァが距離を取った。
「チィ…完全にぶっ潰そうと思ったんだがなぁ」
「ハァ…ハァ…」
その光景に神々が戦慄していた。
「な…なんて事だ…神界ぶっちぎりの
「あ…あれが…
「…勿論それのみではあれ程の破壊力はありません…本来の
ブリュンヒルデは答える。
「
「…ヘッ……スゲェな
「ここから先は誰も…ベオウルフ自身も見たことのないベオウルフが持つ本当の強さを知る闘いになるでしょう」
ベオウルフの後ろに
「
い…良いぞ…
良いぞベオウルフ!
その光景に民達だけでなく全人類が声援を送り始める。
ワァァァァァァ
ま…まさか…シヴァ神まで----…
こ…ここで敗けたら…ポセイドン様に続いて二敗だぞ?
神々があってはならない予感に震える中----
シヴァを知る印度の
へっシヴァさんがあんな小僧に負ける訳がねぇ
ったりめぇだあの
印度神話の神々がシヴァに声援を送る。
(……背中で分かるぜ…いつもそうだ…どいつもこいつも…オレを真っ直ぐな目で見やがって…)
シヴァが
「ったく----しょうがねぇなぁ」
ウォォォォォォォ
シヴァ!シヴァ!シヴァ!シヴァ!
印度神話の神々からシヴァコールが鳴り止まなかった。
「ヘッ…彼奴等の想いも
シヴァが動き出した。
「!!」
「オラァ!!」
上下右腕でロシアンフックをかますシヴァ。
だがベオウルフは難なく躱した。
「な…なんだあの大振りなパンチは!?」
アレスがシヴァらしからぬパンチに驚愕した。
「腕一本潰されて体のバランスが崩れているんですよ…しかしあれでは----」
ヘルメスの言うことは正しかった。
「ドラァ」
シヴァの攻撃を躱したベオウルフ。
「おいおい隙だらけだぜ?」
ゴッ
ベオウルフは
だがシヴァは怯まずに体制を立て直し、上右腕でストレートを叩き込んだ。
ベオウルフは両方の宝具でガードした。
「シヴァの拳がベオウルフのガードごとぶっ飛ばしたぁあ!!」
(おいおい…拳がさっきより重いじゃねぇか)
っしゃああ!!
どうだ見たか?
重てぇ拳だろ!?
シヴァさんの拳には
「面白えぇ!!」
ベオウルフは両方の宝具でシヴァにラッシュを叩き込む。
「…オラァ!」
ドボン
「ガッ」
シヴァの下右腕がベオウルフの腹部に叩き込まれた。
「っしゃっオラァあああ!!」
更にシヴァはベオウルフに頭突きする。
グラ…
ベオウルフがよろけるが体制を立て直した。
「オラァァああ!!」
ベオウルフも負けじとシヴァに頭突きを返した。
そしてベオウルフは自身の宝具を消した。
これにより宝具に
両腕が空いた事によりベオウルフはシヴァの頭を両腕で持つ。
それと同時にシヴァもベオウルフの頭を上両腕で持つ。
「らァッ」
ゴッ
両者は互いの額をぶつけ合う。
何度も何度も何度も----
ぶつけ合う事で額から夥しい量の血飛沫が飛び交う。
(へっ…こんなに熱くなんのは…数千年ぶりか…
嘗て印度神界は----
数千もの神々が乱立
力のある強神を中心に----
群雄割拠!千神騒乱!!
未だ印度を一つに纏めた
そんな印度神界の
ほぼ無名の二柱がいた。
破壊神シヴァ
「ファァ〜なぁルドラぁ…お前そう毎日毎日修行ばっかしてて…よく飽きねぇのな?」
暴風神ルドラ
「あぁ…強く…なりたいからな」
「ふ〜んエライねぇ…」
寝転がっていたシヴァは起き上がる。
「けどさぁこういうのも悪くないぜ?ホレホレ」
シヴァは踊りだした。
「ほらルドラお前も踊れ!頭空っぽにしてよ!楽しいぜ」
シヴァの踊りに周りの動物達も踊りだす。
「ったく少しだけだぞ?」
「おッいいねぇ」
性格は真逆の
ル…ルドラシヴァ
た…大変だ!
そんな
アスラの『殺戮兄弟』が村に…た…
「え〜?」
「分かったすぐ行く」
シヴァは渋ったがルドラは即答だった。
「はぁまたかよ面倒くせぇなぁ」
「まぁそう言わず付き合えよ」
ルドラがシヴァの肩を叩く。
「へっ…しょうがねぇなぁ」
喧嘩に明け暮れる日々…
シヴァにとってルドラは最高の友であった。
そんなある日の事----
「なぁシヴァ…お前
「ん〜…
ルドラの問にシヴァは笑いながら答える。
「お前らしいな…な…なぁシヴァ」
「んだよさっきから?」
ルドラは頬を掻いた。
「…笑わないで聞いてくれるか?」
「あん?」
「俺には…夢があるんだ…」
「…夢……ぶっはっははは夢て!!」
シヴァは爆笑した。
「お前…に…ぶっはっははは…人間かよォ…ゆめンッ」
余りにも大笑いするシヴァにルドラは頭を殴る。
「シヴァ…オレはな…印度神界の天辺に立ちたい」
「天辺…?」
「試してみてぇんだよ……
「誰も見たことがない景色……か」
ルドラはシヴァを見る。
「シヴァ…オレと一緒に
「……」
「オレとお前ならどこまでも昇れる…そんな気がするんだ」
「……フッ…しょうがねぇなぁ」
この日から
そして
遂に1115柱を倒し印度神界の頂に立った!
「うおッすげぇ!こりゃあ絶景絶景!!」
「……」
「おっ!ほら見ろよルドラ!あれオレらがいた田舎だぜ?」
「シヴァ…」
ルドラはシヴァに言い放つ。
「シヴァ…やろうか?」
「……」
「印度神界の絶対神は一柱でいい…神々のためにも人間のためにも…そして…その一柱は最強でなければならない…そうだろ?」
「…何言ってっか分かんねぇ…」
ルドラはシヴァに言った。
「オレとお前どちらが強いか…勝負をしよう」
「…くそ…お前は…言い出したら聞かねぇんだ…しょ…しょ…しょうがねぇなぁ…」
シヴァは涙していた。
そして
それは印度神界始まって以来の凄まじい闘いだった。
二柱が殴り合う音は印度全土に響き流れる汗は豪雨となった。
シヴァにとっても…ルドラにとっても…最高に楽しく…哀しい時間だった。
そして遂にその時が来た----
シヴァの拳がルドラを捉え、ルドラは倒れる。
だがルドラは立ち上がる。
何度殴られ倒れても立ち上がった。
シヴァはそんなルドラを見ていることが辛かった。
「……しょうがねぇ…な…」
シヴァは尻もちを付く。
「ルドラ…やっぱお前は無茶苦茶強ぇわ…」
シヴァが負けを宣言しようとする。
だがそれより前に
「まいった…オレの負けだ」
負けを宣言したのはルドラだった。
「何でお前…」
「いいかシヴァ…」
ルドラはシヴァの肩を掴み言った。
「全力で向かってくる奴には最後まで全力を尽くせ…命懸けで
「ルドラ…お…オレは…オレは…だって…お前の…夢を…」
シヴァは泣いていた。
「バカ…泣くな…正真正銘…お前が
「……しょ…しょ…しょうがねぇなぁ」
こうしてルドラは印度神界から姿を消し、シヴァが神々の頂に立った。
代わりに
ワァァァァァァァァァ
シヴァ!シヴァ!シヴァ!
「オラァ!」
「クラァアア!!」
シヴァとベオウルフは互いに距離を取る。
「オレは…1116柱の想いを背負っている…誰にも負けるわけにはいかねぇんだよ!!」
「フッ…」
シヴァの叫びにベオウルフは狂気の笑顔で返した。
ワァァァァァァァァァ
(なぁ…ルドラ…こんなとこで止まってちゃ…お前に怒られちまうよな)
ルドラはブラフマーやインドラを始めとした印度神話の主神達と共に試合を見ていた。
(行けシヴァ!印度神界の…俺達の喧嘩を…見せてやれ!!)
「さぁ…とことん踊り明かそうぜ?」
はいということで…改変としては釈迦とロキの喧嘩を止める役をゼウスからかの騎士王に変えさせて貰いました。
いずれの闘いで登場するのですが個人的に出したいなと思って先に出してしまいました!
次回で第5回戦も終了にしたいと思っていますのでアンケートの締切は次回までです!
お楽しみ頂けたでしょうか?
頂けたなら幸いなのですが…次回もお楽しみに!
それでは!
第六回戦釈迦VS零副の試合をどうするか?
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釈迦VS零副の試合を描きつつ別の話を書く
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試合自体を無き物とし、全く別の試合にする
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どっちでも良い