終末のワルキューレ Servant of Ragnarok 作:マイスイートザナディウム
皆さん一話をお読みくださりありがとうございます!
一話より短いですが第二話を投稿しました。
トールVSジャンヌの闘いは始まったばかり…さて人類の命運は如何に!
それではどうぞ!
ブリュンヒルデの挑発により開幕した
「さぁ 人類の存亡を賭けた
ヘイムダルの実況にも熱が入る。
「神側先鋒は北欧の最強神〝雷の
サッ
ヒュオ
ジャンヌが右腕を掲げると空から御旗が降ってきた。
ジャンヌは御旗を掴んだ。
「フランスとイングランドの戦い…百年戦争の『英雄』ジャンヌ・ダルク!!」
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
「最強神対救国の聖女!!スタンドのボルテージも
「トール様ーーーッ たかが人間ごとき一撃で滅して下されー」
フォルセティ
「ジャネット!!神なんかに負けるなよぉ!!」
「ジャ…ジャネットぉ?」
フォルセティは人類の観客席から聞こえたジャネットという言葉の意味が分からなかった。
それもそのはずーーージャネットとはジャンヌの愛称で、人類に興味が無い神から聞けば何を言っているのか分からないからだ。
「もう二度と神なんかの神罰とやらで死ぬなよジャネット!!」
ジャックマン・ダルク
「兄さん…ジャネットは神への信仰心が高いんだからあんまり言わない方が」
ジャン・ダルク
「そうだよ兄さんはしたない!」
ピエール・ダルク
「うるせぇ!こちとら大事な妹を奪われてイライラしてんだ!これくらい言ったって文句ねぇだろ!」
「人類より先に兄さんが滅されるから止めなって!」
「あぁもうこれだからジャックマン兄さんは!!」
オオオオオオオオオオオオオオオオ
フランス軍がジャンヌに声援を送っていると一人の男が手を挙げ声援を止めさせる。
(ジャンヌ……!!貴女を裏切った我等に貴女への声援など甚だしいかと思いますが…どうか御許しを…我等フランス軍…いいえ…このジル・ド・レェ…貴女の勇姿をこの目に焼き付けましょうぞ!)
ジル・ド・レェ
ワァァァ
「ヒルデお姉さま…ジャンヌは…勝てるっスかね?」
「人間が神に勝てるわけ無い やはりゲルもそう思いますか?」
「あッ いや…その…」
ゲルは正直思っていた。
人間が神に勝てるわけ無いと。
「きっと今ーーーここにいる全ての神々も
「…ナメクサッテル」
「舐め腐ってる」
「ブチコム」
「ぶち込む」
………
(お姉さまたまに口が悪くなるなぁ)
ヘイムダルが両腕を挙げる。
シン…
スゥゥゥゥゥゥゥ
(どれ程…どれ程待ちわびたか…こいつを思いっきり吹ける日を!!)
終末の番人ヘイムダルがその手にせし
ドッ
ドッ
ドッ
ゲルは緊張していた。
(本当に始まる…!!神と人との…)
ブォォォォォォォォォォォォォォ
「ッさぁ 最強神VS救国の聖女の闘いが遂に始まっ…」
ヘイムダルが実況しているとトールとジャンヌは驚きの行動を取った。
ゴスンッ
ガシャンッ
えっ?
何だァ…?
「?…両者…武器を下げ これは…の…ノーガード!両者共に構えを取らない そしてそのまま…近付くーーー!?」
ドォォォォォォン
「まさかの開幕同時ノーガード!!更に両者共無造作に間合いを詰めて行くーーーーーー!!」
「フォッホッホ 相手の出方に興味無しか 様子を見るつもりなど全く無いようじゃの」
特等席でゼウスが言う。
「ジャネット…何で構えないんだ?」
「……もしかして」
「ピエール…分かるか?」
「…相手が神だから…ある意味敬意を表しているのかも……最初から武器を構えるのは無礼だと思ったんじゃない?」
「……そういうもんか?」
人類観客席で兄弟達は考察する。
「まぁ そうなるよねーーー」
シヴァが興味無さそうに言う。
(…ジャンヌ…!!)
ジルはジャンヌを信じていた。
「何なんだあの人間 畏れを知らぬ不敬者め」
フォルセティはまるで分かってなかった。
ザッ ザッ ザッ ザッ
両者がどんどん近付く。
「お姉さま…ッ
(ジャンヌ・ダルクに限って神を舐め腐る訳がない…何をしようと言うのですか…?)
ブリュンヒルデもジャンヌの行動を分からないでいた。
向かい合った
だがトールが仕掛けようとした時、ジャンヌが驚きの行動に出た。
スッ
「…?」
「なっ!?」
その行動はジャンヌを知らぬものからしたら有り得ない光景だった。
「な…何だァ!?…ジャンヌ・ダルクが…トール神に
そう、ジャンヌはトールに頭を下げたのだ。
ジャンヌ様?
何で神に頭を!?
人類側も驚きを隠せずにいた。
「…何のつもりだ?」
流石のトールもジャンヌに問い質す。
「……闘う前に謝罪を…本来であれば…私は主に支える者…神々であるあなた様に武器を向けるなど…有り得ない事です」
「……」
「ですが私は今…人類の存続を…背負っています…故に私はあなた様を倒さなくてはなりません…私があなた様に勝てるかは不明ですが…勝たなくてはならない…私は人類代表ですので」
ジャンヌの顔は覚悟を示していた。
「……」
「雷神トール…あなたを倒します!!覚悟してください!!」
ジャンヌは御旗を構えた。
ワァァァァァァァァァ
ジャンヌの覚悟を聞いた人類は歓喜した。
そしてこの男も
(ジャンヌ…私は今…感動に満ち満ちている!)
ジルは既に泣いていた。
トールはミョルニルを振り上げた。
「…!」
ガンッ
「!!」
「…」
「…ふっ!」
ガインッ
「!!」
ジャンヌの御旗がミョルニルを弾き、トールを下がらせた。
ザザァッ
ガゴン
ジャンヌは御旗でミョルニルの一撃を防ぐ。
「!!」
ズザッ
両者が迫った。
ガンッ
バゴォ
両者が競り合っている。
ギギ…
「ウッ…」
ギギ…
「…」
「ご…互角!!力は全くの互角!!とんでもない展開になってきやがったぜーーーーーーッ!!」
すげぇ
いいぞジャンヌーーー
「人間の癖にやりおるな…フォホホ…だが『互角』とは夢を見せすぎじゃろ トールの本当の『力』を知らぬ者にのう~」
ゼウスが不適に笑う。
ギインッ
「!!」
トールが距離を取った。
スッ バッ
「あれは…?」
バチ バチバチバチ
トールが左腕を突き出すと電気が走る。
「あ!あれは!」
フォルセティは興奮していた。
「!!」
「何…!?」
ブリュンヒルデとゲルも驚く。
「こ…これは一体…!?電撃?」
ガシンッ
トールは電撃を纏った左手でミョルニルを掴む。
「ノーガードだったトール神が…
グニャア!
「ーーーあッ!?バ…バランスを崩し後ろへ…倒れる…ッいや!!た…倒れない!!」
ギュワァァァァァァァンッ
「これが…
「何やろうとしてんだあれ?」
ジャックマンが呟いた。
「アレをやる気だぞ トールの野郎面倒になってきたか?」
「…」
「いえ…そうではない筈ーーー…恐らくは…少しはあの人間を
特等席にいるオーディンの鴉が言う。
ゴゴゴ
バチバチバチバチ
「でなければたかが人間一人にアレは使わない…」
アースガルズ
太古の昔
「ふぁ~あ しっかし退屈だぜ」
「オイ!!仕事中に退屈とは何だ!!」
「隊長〰️〰️俺は巨人をやっつける為に守護天使になったんですよ こんなに見張りばっかじゃイヤにもなります ここちょっと平和過ぎませんかね」
「馬鹿者その平和を守るのが我等守護天使衛兵団の仕事だ…全く…実戦経験も無いくせにイキがるんじゃないよ」
「だから~実戦さえ始まりゃ俺だってしっかり仕事するんですって」
ズズズズズズズズズ
「…」
「地鳴り…?地震か…?え…」
だが
ドドドド
バキ バキ バキ
「〰️〰️〰️…!?」
「…て…敵襲…敵襲ーーー!!押し寄せて来るぞォーーーーーー!!」
その年突如攻勢を強めた
66体に昇るかつてない大軍でアースガルズに殺到した。
「退くなよ 門扉を死守せよ」
ズズン
ドドン!
「巨人達の襲撃って…この壁や門は大丈夫なのかよォ~?」
「大丈夫 守護天使達が戦ってくれてるんだ」
「きっと…大丈夫…」
オオオオオオオオオオオオオオオオ
「こ…こんな大軍見たことありません…後から後から湧いてくる…」
「と…兎に角押し返すのです!!扉が破られたら終わりですよ」
「安心しな この門扉は鉄壁さ 未だかつて破られた事は一度だってねぇんだ」
だぁ
「え」
ズンッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
も…門扉が…壁が破られたーーー!!奴らがなだれ込んで来るぞーーー!!
「ここで食い止めるんだ 住民達に手を出させるな 訓練を思い出せ 空から攻めれば我等が圧倒的に有利なんだ」
……
タンッ
「えッ」
バクンッ
グチャア
一匹の巨人がジャンプで守護天使に食らい付く。
ギュオオオオ
「そこまでだ巨人共!!ここから先は我等守護天使騎士団が相手だ」
ドゴ
グチャア
守護天使騎士団はあっという間に全滅した。
騎士団まで殺られちまったァーーー
もうダメだ
逃げろ…逃げろーーー!!
これまで
『巨人は
数百年にも及ぶ経験がじわじわと神々の慢心を呼び
いつしか防衛は手薄になった
巨人はその時を待っていたのだ
アースガルズはまさに壊滅の危機に陥っていた。
ゴンゴンッ
出テきテ下さイ 出テきテ下さい
「城の外まで奴らが…奴らが…!!もうおしまいだ終末の音だ…終末だ……!!」
フォルセティ
何モシまセンよ
「!!」
ゴンゴン
「あ…あなた…あなたも何処かへ隠れて…」
ココを開ケテ下さイ
「あの…!!」
「……」
「ちょ…何を!?」
トン…ギィィィィィ
「……」
あァ…
出テきタァア
ググググ
カッ
ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
トールのみが退屈していた。
「つまらん」
オオオオオオオオオオオオオオオオ
ーーー…以来 神々はトールの栄誉を語り継ぐ為ーーー…
バチバチバチバチ
ひえッ
わッ
「こりゃすげぇ!!会場中がビリビリしてるぜ」
『その一撃必殺の技』に称号を与えた
「遊びは終わりじゃな」
ゼウスが呟いた。
「…」
ブリュンヒルデは無言だった。
「見せよ」
オーディンが呟く。
グンッ
曰くーーー…
カッ
「…ッ」
ジャンヌが構えた。
ドゴンッ
「あ〰️〰️あ 一回戦終了〰️〰️ッと」
シヴァは興味無さそうに言う。
「ジャネットォォォ!!」
ジャックマンはジャンヌの安否を心配し叫ぶ。
「トールハンマーキターートール様やっぱ最高ーーッんべぇッ口に砂入った」
相変わらずフォルセティは興奮気味だった。
ゴロゴロゴロ
「ぐぇ」
あまりの威力にヘイムダルは転がった。
「フ…ッ」
オーディンは静かに笑う。
モワ…
(あれが…神の本気…?やっぱり…駄目っス…どう考えたって人が神に挑もうなんてデタラメな話だったんス…)
ゲルはほぼ諦めていた。
「…ゲル立ちなさい」
「お姉さま…ボク…もう無理っス…み…見たくないっス…」
「目を逸らしてはいけません…」
「お姉さま…!!」
ブリュンヒルデの顔は諦めていなかった。
「しっかりと見るのです 人類と神の歴史が変わる瞬間を!!」
フォォォォ
誰もがジャンヌが負けたと思った。
しかし!
ググ
「!」
ガインッ
「!?」
ブシュッ
ブシュゥゥ
トールの体に傷が出来た。
「一撃ですが…与えました!」
「な…な…!?」
「うおおおおお!!」
「うッそだろ…」
「ト…トール神の胸から鮮血〰️ーーーッ!!
オオオオオオオオオオオオオオオオ
「…」
「…」
神々は言葉を失っていた。
(見たか神共!我等が聖女ジャンヌを!これこそが救国の英雄ジャンヌ・ダルクなのです!!我等の聖女の一撃は
ジルは興奮していた。
はい今回はアースガルズの話が殆んどでした。
次はジャンヌの過去編ですが…自分のオリジナル展開が予想されますので悪しからず。
ジャンヌが如何にして救国の聖女に成っていくのか…私個人の設定で書いていきますので宜しくお願いいたします!
次回をお楽しみに!
それでは!