終末のワルキューレ Servant of Ragnarok 作:マイスイートザナディウム
と言う事で第三話になります!
今回でコミック一巻分が終了ですね!
この話で皆様も気になってたであろう人類代表である英霊が判明します!
神代表は原作通りなので分かっているかと思いますが…人類代表の英霊は完全に私の好みです。
申し訳ありません!
さてさてさ~て!
それでは第三話どうぞ!!
ビチャ…
ぬと…
オオオオオオオオオオオオ
神々は驚愕した。
「トール様が人間相手に傷を負った…!?嘘だ…嘘だ!!」
ドヨ ドヨ ドヨ
何て事だ…
最早戯れじゃ済まされんぞ…!!
人間ごときにトール様が…!?
誰しもが思っていたのだ
「一撃ですが…与えました!」
「貴様…人間なんぞにしておくには勿体無いな」ニイッ
トールは笑っていた。
そしてこう思っていた。
もし生まれた時と場所がーーー
いや、種族が同じならばーーーーーー
文献に拠ればジャンヌ・ダルクはユリウス暦1412年、15世紀のフランス王国の軍人とされている。
だが実際はそうではない。
フランスにある田舎村・ドンレミ村ーーーそんな小さな村で聖女ジャンヌは誕生した。
「お兄ちゃん!水汲み終わったよ!」
「ん?そうかぁ」
「ねぇお兄ちゃん…私遊びに行きたいんだけど」
「仕方ねえなぁ…父さんには内緒だぞ」
「やったぁ!!」
幼き頃のジャンヌは野原を駆け回り、干し草の山に飛び込んで昼寝をする様な活発な少女だった。
そんなジャンヌが12歳の時、ジャンヌの人生を大きく変える出来事が起きるのだ。
「今日の収穫は上々って所かな?」
一人で屋外を歩いていたジャンヌは、大天使ミカエル、アレクサンドリアのカタリナ、アンティオキアのマルガリタの姿を幻視し、イングランド軍を駆逐して王太子シャルルをランスへと連れていきフランス王位に就かしめよという「声」を聴いたという。
聖人たちの姿はこの上なく美しく、3名が消えたあとにジャンヌは泣き崩れたと語っている。
この時より普通の少女だったジャンヌ・ダルクの人生は
「行かないでおくれジャネット!」
「…ごめんなさい母さん…私は行きます…行かなければならないのです」
16歳になったジャンヌは家族の大反対を押しきり、一人でヴォクルールへと赴きロベール・ド・ボードリクール伯にシノンの仮王宮を訪れる許可を願い出た。
ボードリクールはジャンヌを嘲笑をもって追い返したが、ジャンヌの決心が揺らぐことはなかった。
翌1429年1月に再びヴォークルールを訪れたジャンヌは、ジャン・ド・メスとベルトラン・ド・プーランジという2人の貴族の知己を得た。
この2人の助けでボードリクールに再会したジャンヌは、オルレアン近郊でのニシンの戦いでフランス軍が敗北するという驚くべき結果を予言した。
「貴様!我等がフランス軍が敗北するだと!?ふざけるのもいい加減にしろ!」
「…私は主の導きを代弁したに過ぎません……フランス軍は必ず敗北するでしょう」
「貴様…!」
この場ではジャンヌの予言は世迷い言と思われた。
だがこの予言は的中した。
敗北すると予言されたニシンの戦いは、ジャンヌの予言通り敗北したのだ。
ボードリクールは、ジャンヌの予言が的中したことを前線からの報告で聞き、協力者を連れてのジャンヌのシノン訪問を許可した。
その後、ジャンヌはイングランドとフランスの長き戦いに身を投じた。
だがその三年後。
ジャンヌは
後の人類はジャンヌ・ダルクと言う少女は、フランスへの恨みが無かったのかと疑問に思った。
少なからず思うところはあるだろう。
祖国の為に立ち上がったにも関わらず、待っていたのは祖国からの裏切りと絶望。
普通なら恨んでも可笑しくない。
だがジャンヌは死して英霊と成っても尚、祖国を恨んだ事は無いと言う。
「主よ…この身を委ねます」
ワァァァァァァァァァ
ギャイン
ミョルニルと御旗がぶつかり合う。
(ジャンヌ…神相手に互角…流石は我等が聖女…此度はフランスではなく人類の為に…貴女は何処まで…)
ジルは泣きながら思っていた。
ワァァァ
「ふぅむ…可笑しいのう…」
「……」
ヘルメス
「ゼウス様ッ何かッお気になることでもッありますか!?」
「あり得ぬ事が起きておる…」
「何故ッ人間ごときがッ神とッ互角に闘れるのかとッ言う事ですか?」
「あーうるさいッ耳元で大声を出すな!!ワシャまだ耳は遠くなっとりゃせんわい…
ギャイン
ガンッ
グゴゴゴ
ゼウスの言う通りジャンヌの御旗はミョルニルと打ち合っていても砕け散る様子がなかった。
「神器と打ち合える人器などがあるわけ……いや…まさか…」
ゼウスは人類観客席近くに居るブリュンヒルデを見た。
ブリュンヒルデは笑っていた。
「ふん
「ひいい…お姉さま何かゼウス様がこっち見て不気味な笑みを」
「気付かれた様ですね……」
「安心なさいゲル…シグルド…先鋒は既に決めています」
「いやいや無理っスよお姉さま!!いくら知名度補正が働くからってジャンヌ・ダルクって…旗なんか持って戦える訳無いっスよ!!それにジャンヌじゃなくともただの英霊が神との
「我が妹…心配なのは理解できる…無論不可能だ」
「だからボクは貴方の妹じゃ…ふかのう!?むろん!?」
「神々の
「いくら我等英霊の
ブリュンヒルデの説明にシグルドが補足を掛ける。
「ゲル たとえ英霊であっても神器を持った神に勝つなんて無理無理ですよ」
「むりむり…うわああん負け戦だ!」ガク
「フフフそうですねぇ負け戦負け戦♪ では逆に英霊が神器を持てば?」
「え?」
「そう…『神器』に対抗出来るのは『神器』のみです」
ヒュウ…
「…来たか」
「え?」
シグルドは感じ取った。
「御召しでしょうか…お姉さま…」
「我が妹達…」
「ンン…長姉ブリュンヒルデの命により我等
「お…ッ
「ランドグリーズ こちらへ」
「ハイ お姉さま」
ランドグリーズ
「グリーズお姉さま…」
「ランドグリーズ……トール様の神器は知っていますね」
「えぇ勿論…ありとあらゆる攻撃を受け止められる『
「そう…それらトール様が持つ2つは天界屈指の『
「…えぇお姉さま 喜んで…」
「? 身を…捧げる…?」
「……」
ゲルは言葉の意味が分からずにいたが、シグルドは察したのか苦い顔つきだった。
ワァァァァァァ
カッ
「!!」
「な…何だァ!?ジャンヌの旗が光を放ち始めた!?」
「ふむやはりな」
「あの武器は…!?」
ゼウスは気付いていた様子だが、ヘルメスは驚愕した。
(あれこそが我等姉妹
その能力とは…
「ランドグリーズ様…貴女様のおかげで我が旗は神の一撃にも耐えられます!」
ガゴン
「そして何より…」
ガギャン
「主と互角に戦える!!」
神器錬成された
ピシィ
「……」
バギイィィ
「神器が…!!砕けたァ!?」
「イッツアパーリィタイム」
しかれどもその強大なる力と溶岩の如き灼熱は遣う者をも滅ぼさんとすーーー
故にトール神
ビキッ
『
それは
「ジャ…ジャンヌの
それは…あってはならない光景であった!
「良しッ!!」
「よっしゃあ!!見たか神共!!
ジャックマンは誇らしく神々に言い退けた。
「別にジャックマン兄さんが威張ることじゃ…」
「まぁまぁピエール…ジャックマン兄さんの気持ちも分かるよ…だって僕らの妹が神の防具を砕いたんだよ…誇らしく思うに決まってるじゃないか!」
「…確かに!」
オオオオオオオオオオオオオオオオ
そして遂にこの男が壊れた。
「ジャンヌゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!見事ですぞぉぉぉぉ!このジル・ド・レェ感激のあまり昂っておりまするぞぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ジャンヌ様ーーーッ
いいぞ聖女様ーーー!!
やっちまえー
聖女様ーーー!!
すげぇなジャンヌ・ダルクってよ!
めちゃくちゃ強え〰️〰️ッ!!
人類の誰もが…ある予感に震えた
有史以来…ーーー…否
原始人類誕生以来 初の…
オオオオオオオオオオオオオオオオ
「成る程…そう言うこと…にございますか」
「ほう気付いたか?」
ヘルメスも気付いた。
スル…
人形を取り出しヘルメスは語る。
「ワルキューレ共の仕事はーーー…『魂の運び手』地上に降りこれはと目を付けた
「……」
グニィィィ
ヘルメスは人形をねじ曲げる。
「その力の名は…『
「
ゴゴゴ
ブルブル
「わ…
ゼウスは気味悪くブリュンヒルデ達を見つめた。
「……」
「〰️」
ゲルは完全に怯えていた。
「ブ~リュンヒ~ルデちゃあ~ん♪」
(いちいちこっち見んな
オオオオオオオオオオオオオオオオ
ブシュン ブシュン ズブブ…
ん…?
な…何だアリャ…
どうした?
ブシュシュシュ…
ボコボコ
シュウゥゥゥゥ…
「これは…一体」
ジャンヌは…否…観客全てが驚愕していた。
「ヒルデお姉さま あ…あれは…!!」
「!!」
ジュオォォォォォ
ミョルニルが崩れてる…!?
い…いやこれは…
ザワザワ
「
「こ…これはスゲェ〰️ッ!!伝説通りの灼熱っぷりだァ〰️!!何で急に…!?しかしともかくこれでは伝説通りに…
「てことはもう…トールハンマーが使えない!?」オワワワ…
フォルセティは焦った。
ドクン
「ん…?」キョロキョロ
「な…何の音っスか?」
「ふむ…」
「?」
ドクン
「これは鼓動!?何てこったこれは…ミョルニルの鼓動だァ〰️!!」
ドクン ドクン
「やっと…
ビキッ
ボグン
ドクン…ドクン…ドクン…
「みゃ…脈打ってるー!?何…てか…あれ生物なの!?変なのーッ」
ゲルはパニクっていた。
「ホッホッやっとミョルニルが目覚めたか」
「目覚め…ですか」
「ホッホッミョルニルとヤールングレイプルの伝説には一つ誤解があってな…あの
ス…パッ
トールがもうひとつのヤールングレイプルを外した。
ズシンッ
「!?」
ジャンヌは
「その内に抑え覚醒する前のミョルニルを握り壊さぬ為に存在するのじゃ」
フウ…
「寝坊助で困る」
ガシッ
ドジュウウ
キュオォォォォ
ズ!!
「ホッホッホッ」
「持ち上げた…ッ」
「何と」
「…人間…いや…ジャンヌと言ったな 一つだけ…頼みがある」
「…頼みとは?」
ジャンヌはトールに聞いた。
ドクン…
ドッ
「死ぬなよ」
「!!」
ジャンヌが構えた。
「
オオオオオオオオオオオオオオオオ
ピロピロリン
「?」
ピロピロリン
ピロピ
「あーッお姉さまルール違反~電源はお切り下さーいっス~」
「…!!!」
ブリュンヒルデが携帯らしき機械を見ると驚愕した。
「?…お…おねえ…」
「…分かりましたよ
「…え…こ…これが…?」
ゴゴゴゴゴゴ
「この13対13が全てを決める…人類滅亡を賭けたカウントダウン…この
シグルド
ネロ・クラウディウス
シャルルマーニュ
宮本武蔵
ジャック・ザ・リッパー
ベオウルフ
卑弥呼
沖田総司
クー・フーリン
牛若丸
ジャンヌ・ダルク
アルトリア・ペンドラゴン
ヤマトタケル
ゼウス
釈迦
ロキ
アポロン
ポセイドン
スサノヲノミコト
ヘラクレス
トール
毘沙門天
アヌビス
オーディン
ベルゼブブ
シヴァ
「最後の…?フフ…いいえゲル
はいという事でジャンヌのちょっとした過去と人類代表の発表…いかがでしたでしょうか?
自分なりには上手く書けたと思いますが如何せん文章を書くのが苦手で…なら何でこれやってんだって話になりますがそこは置いといて
次回、トール神VSジャンヌ完結です!
戦いの行方は如何に!
お楽しみに!
それでは!