終末のワルキューレ Servant of Ragnarok   作:マイスイートザナディウム

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はいどうも~皆様マイスイートザナディウムです!

今回でトールVSジャンヌの戦いが決着です。

前回より短めですので悪しからず

それではどうぞ!


雷神VS聖女 決着

ゴゴゴ

 

「こ…これが人類代表…神殺しの13騎(エインヘリャル)…!!」

 

 

 

ヴーッ ヴーッ ヴーッ ピッ

 

 

「……ゼウス様…人類(あちら)側の出場者が判明いたしました」

 

ヘルメスはゼウスに名簿を見せる。

 

「おッどれどれ~ ほう…これはこれは~グフフ 思ったよりもずっと…楽しめそうじゃわい グフ」

 

ゼウスは笑っていた。

 

「さぁッさぁさぁ!!人類存亡を賭けた神VS人類最終闘争(ラグナロク)第一回戦!!雷神トールVS聖女ジャンヌ・ダルクの戦いは遂に…全開モードのトールによって遂に…ッ 遂に最終局面を迎えようとしているぅぅぅ!!」

 

全開って…じゃあ今までのは何だったんだ

 

充分凄かったじゃねぇかよ~

 

ヘイムダルの実況に驚愕するフランス軍。

 

「へぇトールちゃんの本気かぁオレも初めて見るわ」

 

最初は興味すら無かったシヴァが興味津々だった。

 

ドクン ドクン

 

覚醒したミョルニルを全力のトールが振りかぶる

 

それは全知全能の神々さえもが初めて見る光景だった…!!

 

「死ぬなよ」

 

「!!」

 

ギリュア

 

ドン

 

投擲(なげ)た!!

 

『スノッリのエッダ』より

 

ーーートール神 ミョルニルを投擲し霧の巨人(ヨトゥン)達の頭部を破壊す

 

ゴオッ

 

「!」

 

ミョルニルその魔力故にーーー

 

百投して一度も外すことなし

 

 

ボッ…

 

ギュア バ ゴオ

 

ジャンヌはミョルニルを寸前で避けた。

 

シュウゥゥ…

 

バッ

 

(此処です!!)

 

ドンッ

 

ジャンヌが隙を突きトール目掛けて走り出す。

 

「実況が追いつかねーーーって 百発百中の一撃をかわしたジャンヌが…丸腰のトールに」

 

ビュオォォォォォ

 

「いや…ミョルニルが戻ってきたァー!!」

 

「!?」

 

「今度は背後からジャンヌを襲うかーーー!?」

 

バッ ガッ ガガンッ

 

「回転して迫るミョルニルを回転で往なしたーーー!!ミョルニルはトールの元へーーーッ!!」

 

伝説(エッダ)には記録されていない先がある

 

トールがミョルニルを投げる真の目的は…投擲そのものにあるのではない

 

ガッ バシィ

 

ガガ

 

ギュルアァ

 

全力で投げたミョルニルのその速度と遠心力をギリギリまで矯めて放つ究極の一撃の為…

 

「ッ!!」

 

「まさか…あれは…!?」

 

ブリュンヒルデは驚愕した。

 

『数千年前宿敵 大蛇ヨルムンガンドと闘った時の…あん時に一回だけ使った…あの技…!!』

 

鴉達も驚愕する。

 

 

 

その技の名はーーー

 

 

 

 

覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)!!

 

 

 

トールの必殺技がジャンヌを襲う

 

誰もがそう思った。

 

だがジャンヌは諦めていなかった!

 

 

「主よ、請い願います。私に、大切な人たちを守る力を!!」

 

 

サーヴァントが持つ絶対的な能力()

 

 

その英霊の伝承や武器が神秘と化し具現化されるサーヴァントの切り札

 

 

ジャンヌは自身の宝具を発動させる!

 

 

我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)!!

 

 

 

この試合でトールが見せた最高の人類礼賛(笑顔)にジャンヌは自身の奇跡(宝具)で返した。

 

 

ドゴキォン

 

土煙が上がり、やがて晴れていく。

 

 

「た……たッ」

 

ドン

 

「た…耐えた〰️ーーーッ!!ジャンヌ…ッこの女…トールの全てを受け止めてやがる〰️!!」

 

「ヨルムンガンドを葬った技だぞ…何なんだあの人間は…」

 

鴉はジャンヌの頑丈さに驚愕した。

 

「ジャンヌーーーッ あまり御旗(お姉さま)に無理させないでよーーー!!…ん?」

 

ズォォォォォォォ

 

「はぁ…はぁ…はぁ」

 

!!

 

「………ジャ…」

 

ビチャァ

 

ブシュウゥ

 

ジャンヌの左腕と右脚から夥しい量の鮮血が流れていた。

 

「!!」

 

ブリュンヒルデとゲルは唖然とした。

 

「な…何てこったー!!トール神の渾身の一撃が遂にジャンヌ・ダルクを血濡れにしたーーー」

 

「はぁ…はぁ…うっ」ガクッ

 

ジャンヌは膝を付いてしまう。

 

「ジャンヌゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」

 

ジルが叫んだ。

 

「ヘルメスよ…」

 

「はッ」

 

「やっぱりええのう…ガチンコは…しかしトールの()()を正面から受けるとは…面白いもんを見せてもらったわ…だがあの身体では今度こそ…ここまでじゃの」

 

 

「……」

 

トールは無言だった。

 

「…くっ」

 

ジャンヌは焦っていた。

 

(サーヴァントじゃなかったら今ので死んでたでしょう…ここから…どう切り返せば…)

 

トールがミョルニルを振り上げる。

 

「ああ~ッお姉さまジャンヌが…ジャンヌ動けっス逃げろっス~!!」

 

「……」

 

ミョルニルが振り下ろされそうになった時、ジャンヌは一か八かの賭けに出た。

 

「…主よ、この身を委ねます!」

 

ジャンヌがそう言い放つとジャンヌとトールの周りに炎が発生した。

 

「これは…」

 

トールは少なからず驚いていた。

 

「何だァ!?トール神とジャンヌの周りに炎が立ち上がったぁ!?」

 

「何なんスかあれ!?」

 

「…特攻宝具…紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)…!」

 

 

紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)

 

“主よ、この身を委ねます”という辞世の句を発動の呪文とし、炎を発現させる聖剣。

 

ジャンヌが迎えた最期を攻撃的に解釈した概念結晶武装。

 

固有結界の亜種で、自身の心象風景を剣として結晶化したものである。

 

 

「本来であればこれは自爆宝具…この宝具を使えば私は消滅する」

 

「ッ」

 

「ですが…一か八かの賭けです…私が消滅する前にあなたを倒します…雷神トール!!」

 

ジャンヌは御旗を杖の様にし立ち上がる。

 

「何とジャンヌ・ダルク…死ねば永遠の魂の消滅を意味する神VS人類最終闘争(ラグナロク)で捨て身の賭けに出たァ!!」

 

「おぉ…ジャンヌ…そこまでして貴女は…彼女が諦めていないのに何故我等は諦めた!?」

 

ジルは人類に言い放つ。

 

「我等を救わんとする少女は救国の聖女ジャンヌ・ダルクですぞ!!彼女は諦めていない!ならば…我等に出来ることはジャンヌを信じ声援を贈る事ですぞ!!」

 

オオオオオオオオオオオオオオオオ

 

そ…そうだ!

 

頑張れ聖女ジャンヌ!!

 

ジャンヌ様ぁぁ!!

 

「おッホ まだ()れってか 人間てのは酷いねー」

 

シヴァが言った。

 

「人類からの声援が鳴り止まない!果たしてこの声援に答えられるのか!?」

 

「ハハッ」ニヤリ

 

トールは笑っていた。

 

「浄化の炎よ!我が身と共に全てを!!」

 

 

 

紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)!!

 

 

「面白いな…人間と言う生物は…」

 

ドクン…ドクン…

 

「お前も…昂っているのか…ならば…往くぞ…全力だ」

 

 

 

紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)

 

 

VS

 

 

 

覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)

 

 

ジャンヌは確信していた

 

この一撃で全てが決まると!!

 

そして

 

(トール)は直感する

 

己が繰り出す次の一撃こそが…生涯最高の一撃になると!

 

ブォン

 

ギュアアア

 

ギャン

 

 

紅蓮の聖女

 

 

 

 

覚醒雷槌

 

 

最強の一撃と特攻宝具がぶつかり合い、光と共に突風を巻き起こした。

 

 

そして…御旗は耐えきれなくなり砕けランドグリーズに戻った。

 

 

ジャンヌ自身も右腕は千切れ欠けていた。

 

 

トールは無傷だった。

 

 

「お…お姉さま…グリーズお姉さま!!」

 

「……」

 

ブリュンヒルデは唇を噛んだ。

 

 

「……くっ…ううっ」

 

ジャンヌは自身の千切れ欠けた右腕を残った左腕でもぎ取った。

 

(……あぁ…務めを…果たせなかった)

 

ジャンヌは空を見つめる。

 

 

「……ランドグリーズ様…申し訳ありません」

 

ジャンヌは倒れたランドグリーズに謝罪した。

 

シャキン

 

ジャンヌは再び剣を構えた。

 

「せめて…消滅する前に…」

 

 

そしてトールに向けて走り出す。

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

トールがミョルニルを構える。

 

 

 

 

 

 

 

(主よ…これが……あなた様の…御導きなのですね…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グチャアッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャンヌの身体はーーー

 

 

 

 

 

 

 

ミョルニルによってーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

上半身と下半身に切断された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドチャ

 

 

クチャア

 

 

 

 

 

 

 

「ジャ……ッジャンヌゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

 

 

 

 

「……」

 

 

トールはミョルニルを肩に担ぐ。

 

「ラ…神VS人類最終闘争(ラグナロク)第一回戦は 神側ーーートール神の完全勝利にて」

 

ビチャ…

 

トールは胸の傷をなぞる。

 

決ッ着ぅぅぅ!!

 

 

 

 

 

トールVSジャンヌ・ダルク

試合時間:16分28秒

決まり手:覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)

勝者:トール




はいという事でトールVSジャンヌの戦いはトールの勝利で幕を閉じました!

自分にとってジャンヌは思い入れがあるサーヴァントなのですが…今回は敗北となります。

次回から第二回戦に移ります!

次回もお楽しみに!

それでは!
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