終末のワルキューレ Servant of Ragnarok 作:マイスイートザナディウム
はいどうも~マイスイートザナディウムです!
今回は第二回戦をお送りします!
尚、オリジナル設定を今回は盛り込みましたのでお楽しみに!
それではどうぞ!
「…良かったぁ…鏡になってたらどうしようかと…」
卑弥呼はメリケンサックをマジマジと見つめながら呟く。
「な…なんと!卑弥呼が
「ほっほほ」
「この女
オオオオオオオオオオオオオオオオ
「……」
卑弥呼はメリケンサックを見つめたまま無言だった。
「ねぇ」
「んん?何じゃ小娘」
卑弥呼はゼウスに話し掛ける。
「貴方が此処に居る神様達の
「んん?それがどうかしたかの?」
「そっかぁ…じゃあ…」
卑弥呼はメリケンサックを握りしめゼウスを睨む。
「
「……」
あの人間ゼウス様になんて口の聞き方…
卑弥呼はジャンヌの敵討ちをする気でこの
第一回戦入場前…『闘士入場通路』
「………」
ジャンヌは一回戦入場の為、闘技場に向かっていた。
「やっほー」
「?」
そこに卑弥呼がやって来た。
「貴女は…卑弥呼さん」
「え?名前教えたっけ?」
「お忘れですか?
「あぁ!そうだったそうだった!いやぁあたしルーラーとして召喚とかされたことないからさぁ つい忘れてた」
「ルーラーが召喚されること事態が異例なんですけどね…それで…私に何か?」
ジャンヌは卑弥呼の意図が分からなかった。
「あぁ御免ね!あたしと同じクラスの
「そうですか…では私はこれから出番ですので」
ジャンヌは歩きだす。
「…無理してない?」
ピタ…
「……無理?」
「正直同じクラスだから声掛けた訳じゃなくてさ…召喚された時…辛そうな顔してたからさ…気になっちゃって」
此処に召喚された英霊達はシグルドを除いて、12騎が同時に召喚されたのだ。
「…貴女には関係無い事です…私個人の問題ですので」
「関係無くないよ…同じ人類を背負った者同士なんだからさ」
「………」
「出陣まで時間あるでしょ? 少しあたしと話さない?」
「……貴女には人の心を読むスキルでもあるんですか?」
「ん?いや無いよ…まぁ何て言うかぁ…経験?あたしって昔からそういうの相談受けるからさぁ立場的に…で?何悩んでんの?この初代女王に話してみなさいな」
卑弥呼はジャンヌの肩に手を回し自分の所に引き寄せた。
「……女王と言う割にはフレンドリーな方なんですね」
「まぁプライベートみたいなもんだし?流石に職務の時は女王っぽくやるけどさぁ…さぁさぁ話してみなさいな」
「……私は…怖いんです」
ジャンヌは諦めたのか話し始めた。
「怖い?」
「これから行われる神と人類の戦いが怖い…私は生前主に支える立場でした…そんな私が人類の存亡を背負ってお慕いしていた神に刃を向ける…此処に召喚された時…頭の中が真っ白になりました…これが聖杯戦争ならどれ程気が楽だったか……聖杯戦争であれば如何なる神が召喚された所で死んでも座に帰るだけ…本当に魂が消滅する訳じゃない……正直…私はこの話を聞いた時…こう思ってしまったのです…
「………」
卑弥呼はジャンヌの話を黙って聞いていた。
「情けない話ですよね…サーヴァントである私が…闘う前から怯えて…でも…」
「情けない?何処が?」
卑弥呼はまるで意味が分かっていなかった。
「え?…何処がって…だって…私達はサーヴァントなんですよ?平たく言えばマスターに召喚された使い魔です…使い魔である
「戦いって怖い物じゃない?」
「え?」
「いや…サーヴァントとか使い魔とかそんなの関係無くない?怖い物は怖いし嫌な物は嫌でしょ?…
「当たり前…」
「まぁ…生き物って言うのは語弊があるかな?あたし達死人だしね…まぁ兎に角…怖いって思うのは情けない事じゃない…少なくともあたしはそう思う もしそれで情けないって言う奴が居るならあたしがそいつブッ飛ばすから!」
卑弥呼は笑いながら言った。
「…フフッ」
「あっ ようやく笑った」
「え?」
「いやぁ召喚されてからジャンヌちゃん一度も笑ってなかったからさぁ いやぁ良かった良かった」
「…ジャンヌちゃん?」
「あっごめんね!いきなり馴れ馴れしかったよね!」
「…いえ構いませんよ どうかそのままお呼びください」
「えっそう?じゃあさあたしに対して敬語とか要らないよ!普通に話してよ!もうあたしとジャンヌちゃんは友達なんだからさ!」
「友達…ですか」
「うん!仲間より友達の方が嬉しくない?」
ジャンヌは卑弥呼の言葉に救われた気がした。
「…えぇ…そうですね…確かに…仲間より友達の方が良いですね」
「あぁ敬語使ってる!敬語は良いってーーー」
「分かりました…善処しますね」
「ブゥゥ じゃあこの後また話そうね!あたし待ってるからさ!」
「…えぇ…楽しみにしてます」
「うん!じゃあジャンヌちゃん!
「…はい!
だが第一回戦でジャンヌは敗北ーーーそして魂の消滅が確認された。
「ジャンヌちゃんはあたしの友達…神様にそんな概念無いかもだけど…友達を殺られて怒らない訳無いでしょ?…あたしは
「ほっほ…なる程のぉ…で?お前さん良いのかのう
「…うん…今のあたしにはこれが良い…で?…
「!!」
お…おい今あの人間ゼウス様に〝アンタ〟って言った?
空耳だろ
ザワザワ
「あわわ」
ゲルを含めた全ての神々が絶句していた。
「ふむ…ワシか?」ニタァ…
ググ…
「
「ふーんそっか…あまり人間舐めてると後悔するよ」
「ほっほっほその意気や良し!!じゃ」
ゼウスは卑弥呼にサムズアップした。
「ではわしから行くぞ?手始めに~…」
フッ
ゼウスが一瞬で卑弥呼の目の前に来た。
「こんなのはどうじゃ」
ボッ
卑弥呼はゼウスのパンチを避けた。
「ほお…やるのお」
「ゼ…ゼウス様の凄まじい亜高速ジャブ!だが卑弥呼も楽々かわしたぁぁぁ!!」
「卑弥呼様ぁ!良いですよ!!」
壱与は卑弥呼がパンチを避けたことを誉める。
ワァァァァァァァァァ
「ふん はしゃいでいるな
〝軍神〟アレス
「ええ…そうですね…アレスお兄さま」
「ほっほっほええのう…では遠慮なく…どんどん行くぞい ほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほいほい」
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ
「ほぃあああああああ」
ゴッ
「ゼウス様がジャブを撃つ撃つ撃つ〰️〰️!!す…凄まじい連打連打連打ぁぁぁ!!しかし卑弥呼もかわすかわす涼しげにかわす!!どんどん速くなる…ーーーどんどんどんどんどんどんどんどん速くなる連打を…!卑弥呼が悉くかわすぅぅ!!」
「からの~」
「!」
「ふむ…下半身逝ったな…」
グン… トッ
「およッ!?」
「!?」
スタッ
ガアン
ひええ
ゼウスの蹴りは卑弥呼に易々とかわされ闘技場の地面を抉る。
「か…かわした!!ゼウス様の流れるようなコンビネーションを卑弥呼ジャンプ一番完璧にかわした!!」
「ええのうええのうお前さん本当にええのう……じゃが逃げるだけではどうしようもないぞい?」
「…分かってるよ…あたし
ボッ
ドスン!
「な…に!?」
卑弥呼パンチがゼウスの腹部を捉えた。
「からの~」
回転体当たり卑弥呼タイフーンがゼウスを吹き飛ばす。
「んげッ」
「さ~ら~に~!」
ドスンッ
「ぐふぅッ」
吹き飛ばしたゼウスの顔面をジャンプした卑弥呼のスーパー卑弥呼パンチが捉える。
ドスッ
ゼウスが地面に叩きつけられた。
あッ!!
「……」
「あちゃ~痛そ…」
神々は絶句しヘルメスはニヤリと笑った。
ゼウスが起き上がる。
「や…やるじゃない」
「し…信じられねぇ
よっしゃあ!
流石は卑弥呼様!
邪馬台国民が興奮していた。
スゲェ!
卑弥呼強ぇ!
「スゴイですあの人 さっきまでお調子者みたいな感じで何か心配だったんスけど強い……!!でも…何で卑弥呼はゼウス様の攻撃をあんな簡単に」
「当然です 卑弥呼には
「未来が…見える?」
「魔術業界に未来視の魔眼と呼ばれる眼が存在します…それはゲルも知ってますね?」
「は…はい でもそれって想像力の延長上の予測と自分の行動から時間軸を固定する異能の測定だけっスよね?ゼウス様の攻撃を英霊とは言え見える訳…」
「卑弥呼は未来視の魔眼の上位互換とも呼べる特殊な眼を持っているのです 例え神の攻撃であろうとも視る事が出来る…ゼウス様が出てきたのは想定外ですが…ぴったりだったかも知れないですね…その眼の名はーーー」
「ホッホッホ ええのうええのう こんなに愉しいのは…数万年ぶりじゃて だがこれなら~…」
カタカタカタカタカタ
「あ…あの奇天烈な動き…予備動作の足踏み…!!
バッ
シュバババ
「どうじゃ!?」
グニャン
卑弥呼は意図も簡単に避けた。
「!?」
「はい残念でした」
卑弥呼は回転アッパー スーパー卑弥呼タイフーンを放った。
バキィ
ドッ ドッ ドッ
ズサァァ ゴンッ
「だ……ダウーーーーン!!全知全能の神ゼウス様がまさかのダウンーーーー!!」
「な…何だあの人間は!?」
「へえ…」
アレスは卑弥呼の強さに絶句した。
「あれではまるでーーー…未来が視えてるとしか…」
「〰️〰️……」
「あたし…争いはあまり好きじゃないんだよね…でもこれ負けられないからさ…ごめんね
ピクッ
「お…
プッ
ブリュンヒルデは吹いた。
「んッくっく…ひょおっほっほ!!嬉しいのう 嬉しくて嬉しくて…」ボコ ボコ
ビキビキ
「嬉しくてたまらんぞい!!」
卑弥呼より少し大きくなったゼウスは更に人一倍でかくなった。
「ひ〰️〰️ッ台詞と様子が一致してないっス やっぱりめっちゃキレてる~!!」
フシュウ…
グ…ッ
「ならば…これも避けられるか…試そう」グググ
「!! まさか人間相手に…
遥か昔ーーー…銀河の何処かで…かの
若きゼウスは
「はぁ はぁ」
当時宇宙最強と謳われた〝時空の番人〟父であるクロノス完勝ーーー…
だがーーー
ブウッ
(親父の最期の技…全く見えなかったな 気付いたら顎に喰らっていた…)
予選から一撃も受けずに勝ち進んだゼウスが唯一
「あんたは良い父親とは言えなかった…だが…最高の武人だったぜ」
グシャア
あの時
父から受けた最期の一撃をゼウスは自らも身につけそして名付けた。
父への敬意と憎悪を込めしその技の名は
曰くーーー
ズオ
「!!」
時間の全てを支配する
グシャア
「
ドンッ
はいという事でコミック第二巻分は書きました!
Fateの卑弥呼を魔改造しました!
後悔も反省もない!
第一回戦の直前の出来事をオリジナル展開で書かせて貰いました。
ジャンヌの気持ちを妄想で書きました。
お気に召しましたら幸いです。
さて次回、卑弥呼VSゼウス 決着です!
次回もお楽しみに!
それでは!