終末のワルキューレ Servant of Ragnarok 作:マイスイートザナディウム
はいどうも~皆様マイスイートザナディウムです!
前回から約一週間が経過して漸く書けました。
今回はポセイドンの過去がメインです。
オリジナル要素としていち速く人類代表サーヴァントを一騎登場させました!
本家と性格が違うかもですが悪しからず…
それではどうぞ!
人類に立ちはだかるは魑魅魍魎、悪鬼羅刹
否、神々さえも恐れる最恐神 ポセイドン
大海の暴君の呼び名で知られる最恐神に二天一流 宮本武蔵が挑む。
「さぁ~てっと…まずはどう出ますか…」
「……」
武蔵はポセイドンにどう仕掛けるか考えていた。
しかし対するポセイドンは無関心だった。
「……それじゃ…手始めに!」
「先手を取ったのは人類側宮本武蔵ーーー!対するポセイドン様は動こうとしない!?」
武蔵はポセイドン目掛けて走る。
(その澄まし顔…直ぐに変えてやる)
武蔵はポセイドンに刀を振る。
(どうよ!)
キィンッ
だがポセイドンは武蔵の刀をあっさりと受け流す。
(マズッ)
すかさずポセイドンの
キィンッ
「ッ…」
「と…止めたぁぁぁぁぁぁ!!ポセイドン様の
ググググググ
「くっ…ふっ」
武蔵は自身の体を捻り、
「だぁりゃああああああああああ!!」
武蔵は二振りの刀でポセイドンを攻める。
「は…速い!速すぎる!?この女本当に人間か!?」
その刀の速さは主神を除き、殆どの者が見えずにいた。
「な…何なんスかあれ…あの人…本当に人間だったんスか?」
「……」
ブリュンヒルデは興奮していた。
(あの規格外な戦闘力…勝てるッ あの英霊ならポセイドンに!)
「おぉ!ここがヴァルハラのコロセウムか?ローマ程では無いが美しいではないか」
そこにあどけなさを残した風貌に赤い
「え?…誰スか?」
「……何故ここに居るのです?…
この少女こそが、人類代表として召喚されたサーヴァントの一騎
暴君の異名を持つローマ帝国五代目皇帝 セイバー ネロ・クラウディウスである。
「……えっ!?暴君ネロ!?女だったんスか!?」
ゲルが驚くのも当然である。
人類の歴史では薔薇の皇帝 ネロ・クラウディウスは男性として伝わっている。
「むっ?何だ 余が女では悪いのか?」
「いや…そういう訳ではないんスけど」
「ネロ・クラウディウス 質問に答えて下さい 何故ここに?」
ブリュンヒルデが問い掛けるとネロは笑った。
「控え室で出番までじっとしてるのは飽きた 余も試合がみたいのだ!」
「……控え室でも映像は流れている筈ですが?」
「映像で見るより生で見た方が良いに決まっておろう!余は何がなんでもここで見るぞ!」
(わ…我が儘…これがあのネロ・クラウディウス…暴君の異名は伊達じゃないっス)
ネロは試合を観戦し始める。
「おぉ…これが
「……これに敗北すれば人類は終末を迎える…躍起になって当然です…貴女もこの闘いに身を投じて貰いますよ」
ブリュンヒルデは素っ気なく答えた。
「うむ 無論心得ているぞ 余はローマ皇帝だがそなたが召喚したサーヴァントの一騎だ…本来の聖杯戦争とだいぶ仕組みが違うが…人類の存亡が掛かった闘い
「お…面白い?」
ゲルはネロの言葉が理解できなかった。
「理解出来ぬという顔だな
ネロは笑いながら言った。
「英雄と言うのはそういう者だ そうでもなければ英霊の座なんぞに魂を売らん…そうであろう
「…えっ!?ヒルデお姉さまが…英霊の座に魂の登録!?」
「………
ブリュンヒルデの顔は怒りに満ちていた。
「……はっ…今はそういう事にしておこう…だが覚えておくと言いマスター…一度英霊の座に登録すれば最早その魂…朽ちるまで使われることになるぞ?」
ネロは不敵な笑みを浮かべながら言った。
「………」
ブリュンヒルデは無言だった。
(お姉さま…)
「…さて…話をし過ぎたな…観戦の続きと行こうではないか」
武蔵の斬撃は未だにポセイドンを捉えるまでに至らなかった。
(全然当たらない…この神様マジ強いなぁ…)
武蔵はそう思いながら刀を振るっていた。
それこそが間違いだった。
「………」
ザシュ
プシャア
「ッ!」
「ポ…ポセイドン様の
ヘイムダルが実況していると、武蔵の行動で絶句する。
「…なっ…何だこの女!?…脇腹を抉られてるのに…
武蔵は笑っていた。
「いったぁぁぁぁ…やっば超痛いんだけどぉぉ…アハハ…怪我したのって…小次郎と殺った時以来だっけ?良いよ…超良いよ
武蔵の一言で神側の客席は凍り付いた。
おいあの人間ポセイドン様に…あんたって…
無礼にも程があるだろう…
「ひぇぇ…命知らずにも程があるっスよ!ポセイドン様にあんたって…」
「流石は最強と名高い剣豪よな 『オリュンポス12神』のポセイドンにあの態度とは」
武蔵の態度にゲルは怯え、ネロは称賛した。
「……〝12〟神ですか…良い機会ですゲル ついでにネロ」
「ついでとは何か!?」
「…貴女方に教えておきましょう」
ネロの言葉を無視しブリュンヒルデは語りだす。
「かつてオリュンポスの神々は我等
「…む?」
「え…13神だった!?どういう事スか?」
ブリュンヒルデの言葉にネロとゲルは首を傾げた。
「オリュンポス13神のうち…1神は…ポセイドン様に殺されたのです」
「は?」ゾワッ
「ほう…」
ゲルは背筋が凍り付き、ネロは興味津々だった。
「神が神を殺した…か」
「は…初耳っスよ一体誰を!?」
「その神の名は…
バッ
ブリュンヒルデが挙げた名に、周りの神々が一斉にブリュンヒルデを見た。
「え…何スかこの反応そんなに有名な神様?」
「アダマス?聞いたことない神だな」
周りの神々は汗をかき、無言を貫いた。
「今では誰も恐ろしくてその名を口に出来ない…かつて全宇宙を統べたクロノスの血を受け継ぐ神の
「ほう…アダマスか…」
グォォン… グォォン…
「あの
征服神
アダマス
ゼウスらオリュンポスの神々がティターン神族を打倒したギガントマキア後ーーー
末弟ゼウスが最高神位を継承する事に不満を抱き…
アダマスは叛逆!!
死と闇の奈落に封じ込めたティターン神族やギガンテスらを解放ーーー
天界最凶の怪物と言われたテュポンをも屈服させそれらを従え進軍した!!
ポセイドンの居城・大広間にて
「時は満ちた!!」
「……」
アダマスとポセイドンは向かい合っていた。
「…既に
「……」
ポセイドンは無言だった。
「弟の下に立つ兄など居ない…なぁそうだろ…
「……」
無言だったポセイドンが遂に口を開いた。
「これが我が兄とは情けない」
「……わりぃなちょっと遠いんだわ…ポセイドン…今なんつったぁ!?」
ガン!!
ゴバァン
アダマスはテーブルを吹き飛ばす。
「なんつったか……聞き違いかも知れねぇからな…もう一度…ハッキリ言ってみろ…」
「……」
ポセイドンは無言だった。
「……ッ ゼウスもゼウスだが…てめぇもだ…
カチャ…
「……神は群れぬ 神は謀らぬ 神は頼らぬ…それこそが神…始めから完璧な存在なのだ……だが
ポセイドンの言葉にアダマスはキレた。
「貴様 兄である俺を愚弄するか!!」
「ん~♪んん~♪」
ポセイドンは口笛を吹いていた。
「…な…舐めるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
アダマスは鎌を振るう。
(昔っからだ…昔っからてめぇはそうだった!)
ポセイドンは産まれてからずっとーーー
アダマスと目を合わせた事が無かった。
「俺を見ろぉ!!」
「……」
生涯で唯一ーーー
その日より神の歴史は改められた…
オリュンポスの神々はーーー
元より12神であったとーーー
「お…思い出した あの時たしか…我等12神の中にもガチの裏切り者がいたという噂…」
「あ それ私です」
アレスとヘルメスがコント的な会話をする。
そして思っていた。
ポセイドンの言葉に誰も異論を発せない
誰にも異論を許さない
だからこそポセイドンはーーー
「……」
「…ありゃ?もしかして神様にとってあたしって視界にすら入れて貰えない訳?」
「……」
「…無視ですか…はぁ」
武蔵は刀を降ろす。
「参ったなぁ~ 生まれて初めてかも…」
武蔵は笑いながら呟く。
「
はいという事でポセイドン&アダマス編終了です。
今回はオリジナル要素としてネロ陛下を登場させました!
ブリュンヒルデと英霊の座については後々語るとして…今回はここまでです!
次回は出来たら決着、無理なら武蔵過去編で止めます。
次回もお楽しみに!
それでは!
第五回戦シヴァと戦って欲しいサーヴァント
-
ベオウルフ
-
牛若丸
-
ネロ・クラウディウス
-
クー・フーリン