阿武隈さんは懐かれる   作:タンポポ雲

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この話は以前、SS速報VIP様に投稿させて頂いた拙作のリメイクです。


電ちゃんは軽巡になりたい

 良く晴れた、気持ちの良い日のお昼前。

 提督として、執務室で仕事をこなす。

 淡々と書類を処理していたが、ふと空腹を感じ、集中力が途切れる。

 幸い、スケジュールには余裕がある。

 休憩代わりと、隣で座っていた(いなづま)に、私は他愛のない質問をした。

 

「電は将来の夢ってあるのかい?」

 

 電はきょとんとした顔をしたあと、元気に応えた。

 

「夢はあるのです! 電はとってもとっても大きな夢を持っているのです!」

 

 満面の笑顔でそう答える。

 普段は少し控えめな彼女が元気よく応える姿に、少し意外な気持ちを持ちつつも、それ以上に微笑ましく思った。

 

「そっか。ちなみにどんな夢なんだい?」

 

「司令官さんにお話するのは、少し恥ずかしいのです」

 

「恥ずかしがることはないだろう。夢を持つのは立派なことだ。私は興味あるな。電がどんな夢を持っているのか」

 

 電は少し迷ったあと、小さな声で答える。

 

「……笑わないでくれますか?」

 

「笑うわけないだろう。ああ、無理に聞くつもりはないが」

 

 私の声に、しかし電は普段の彼女からは想像できないような大きな声で宣言した。

 

 

 

「電は軽巡洋艦になりたいのです!」

 

 

 

「軽巡洋艦……になりたいのかい?」

 

「なのです!」

 

 目を輝かせて電は肯定する。

 

「理由はあるのかな?」

 

「正確には、目標を叶えるためには、まず軽巡洋艦にならなければならないのです! だから、大きくなるために毎日電は牛乳を飲んでいるのです!」

 

「目標?」

 

「電は、阿武隈さんの跡を継いで第一水雷戦隊旗艦になるのです!」

 

 電はいつになく高いテンションで自身の夢を語る。

 なんだか微笑ましいな。

 

「阿武隈の跡を継ぎたいのか」

 

「電は阿武隈さんみたいに立派な旗艦さんになりたいのです!」

 

 電は阿武隈に憧れているんだなあ。阿武隈がこれを聞いたら、照れてあたふたしそうだ。

 

「阿武隈さんはいつも電達に優しく指導してくれたり、フォローしてくれたりしてくれるのです!」

 

「ああ、そうだな。阿武隈は電達のことを本当に気にかけてくれてるよ」

 

「なのです! 電は阿武隈さん大好きなのです!」

 

「あはは、阿武隈も電のことが好きだと思うぞ」

 

「そうだと嬉しいのです。司令官さんも阿武隈さんのことが大好きなのです?」

 

 電はいきなりとんでもないことを言い出した。どうしてそうなる。

 

「い、電っ!? いきなりなに言い出すのかなっ!?」

 

「司令官は阿武隈さんにぞっこんなのよ! ……って(いかづち)ちゃんが言ってたのです」

 

「またあの子は適当に分かったようなことを」

 

 雷は時々おませさんだから困る。基本的にすごく良い子なのだが。

 

「でも、司令官さんは阿武隈さんに心と胃袋をがっちり捕まれているのです。司令官さんはもうイチコロなのです」

 

「そういう台詞どこから覚えて来たんだい?」

 

「これも雷ちゃんが言ってたのです」

 

「あのおませさんめ! 良い子だから許すけど!」

 

「でも阿武隈さんのご飯を、司令官さんはとても幸せそうに食べるのです!」

 

「まあ、おいしいからね」

 

 駆逐艦の子達に合わせて、小さい子が好みそうなレパートリーが多いけど。

 けれど、どれもおいしいし栄養バランスもしっかり考えられている。忙しい身なのに本当にすごいと思う。

 

「初めて阿武隈さんの手料理を食べたとき、女の子の手料理は初めてだってとても感動してたのを良く覚えているのです」

 

「今すぐ忘れて」

 

 あれは黒歴史だから。無かったことにしたい。というかした。

 

「話は聞かせてもらったわ!」

 

「霞ちゃん!?」

 

 いきなり執務室のドアを開け放ち現れたのは、駆逐艦の霞。

 ツンツンしててきつい印象があるかもしれないが、結構甘いところがあったりする子だ。

 

「おっと霞、いきなりドアを思いっきり開いたらだめだ。壊れたらどうする」

 

「あ、そ、そうね。ごめんなさい。気をつけるわ」

 

「いや、気をつけてくれるなら良いよ」

 

「ええ。それで電。あなたはなにバカなこと言ってるのよ」

 

「バカ!? 電はバカじゃないのですー!?」

 

「バカに決まってるでしょ! 阿武隈さんの後を継ぐ? 一水戦の旗艦? 電がなれるわけないでしょ!」

 

「やってみなくちゃ分からないのです!」

 

 なんかいきなり電と霞がケンカし始めた。

 いや、言うほど険悪なムードが感じられないからしばらく放っておこう。

 

「やらなくても分かるわよ!」

 

「そ、そんなことないのです!」

 

 とはいえちょっと言い過ぎなところはあるな。そろそろ止めるか。

 

「おい霞、その辺で――」

 

「だって一水戦の旗艦は霞がなるんだから! 電はなれないわね!」

 

 胸を張って宣言する霞。

 

「霞が一水戦旗艦になりたいのか!?」

 

「あによ、(やぶ)から棒に。これは霞と電の、夢と希望を掛けた一騎打ちよ! 司令官といえど邪魔させないわ!」

 

「やたら大げさなことになってる!?」

 

 先ほどの霞の紹介では言ってなかったが、こう見えて電並に阿武隈に懐いている。本人は否定するだろうけど。

 

「霞ちゃん、言い過ぎなのです」

 

「ごめんなさい。けどここは譲れないわ! 例え電が相手だって負けないわよ!」

 

「むっ、電だって霞ちゃん相手でも負けないのです!」

 

「ふん、良い度胸じゃない。かつての大戦を末期まで戦い抜いた霞に、簡単に勝てると思わない事ね」

 

「電だって簡単に負けるつもりはないのです。昔も――そしてこの鎮守府の初期艦として、伊達に戦歴は積んでないのです」

 

「面白いこと言ってくれるじゃない。それじゃあ、あなたの実力を見せてもらおうかしら」

 

「望むところなのです」

 

 かつての私なら、執務室でケンカするなと怒っただろう。

 しかし、なんだかんだウチの鎮守府の子達は、みんな良識的である。

 そして、妙なノリで生きている所もある。もう慣れた。

 

「……やるじゃないの。正直見直したわ」

 

「霞ちゃんも、とってもすごいのです!」

 

 そうして笑い合う電と霞。

 なんなのこの子達。

 

「霞ちゃんとは前以上に仲良くなれそうなのです!」

 

「そうね。私達、いい戦友になれるわよ。断言するわ」

 

「なのです!」

 

「なんで数秒間対峙してただけで分かり合ってるの君達」

 

「真の実力者なら、対峙しただけで相手の力量が大体分かるでしょうが。そんなことも知らないの?」

 

「理不尽だなあ」

 

「司令官、ご迷惑かけてごめんなさいなのです。電はお茶を淹れてくるのです」

 

「ああ、頼む。しかし……対峙しただけで力量が分かるなら、普段の訓練や出撃でとっくお互いの能力は知ってるんじゃないのか?」

 

「え!? そ、それはその……あれよ! 実際に対峙することによって、真の力量を見極めるとか、電の夢がどれぐらい本気なのか確かめるとか、そういう意味があったのよ!」

 

「な、なのです!」

 

「そういうものなのか?」

 

「そういうものなのです!」

 

「なのです!」

 

「なのですがうつってるぞ霞。しかし、二人とも本当に阿武隈に憧れているんだな」

 

「はわわ!?」

 

「はわわ!?」

 

 電と霞のはわわがハモる。電はともかく、霞は普段そんなこと言わないだろ。

 

「落ち着け二人とも。特に霞」

 

「司令官、お茶なのです!」

 

 突然、電が元気よくお茶を私の机に置いた。

 

「いつの間に淹れてきたんだ!? 数秒前、そこで霞と一緒に驚いてたよな!?」

 

「初期艦なら、これくらい当然なのです!」

 

 先ほどの霞と同じように胸を張る電。仲良いよね君達。

 

「初期艦は関係あるのか!?」

 

「霞と肩を並べるなら、その程度やってもらわないとね」

 

「そっちもそっちで妙な納得してるし……」

 

「あ、今のなしなのです」

 

「ん、どういうことだ?」

 

「未来の一水戦旗艦なら、これくらい当然なのです」

 

 なぜ一水戦旗艦にこだわった。

 

「まあ、お茶はありがとう……で、お互いの夢の本気度はどれくらいだったんだ?」

 

「霞ちゃん的には、とってもOKです!」

 

 電が阿武隈の真似をしながら言う。憧れのお姉さんの真似をする妹か。

 

「なんとなく凄そうなのは分かった」

 

「電なら良い水雷戦隊旗艦になれるわよ。霞さえいなければね」

 

「電も負けないのです!」

 

「あはは、頑張れよ二人とも」

 

「頑張るのです! そのためにまず軽巡洋艦になるのです!」

 

「しかし、どうやって軽巡洋艦になるつもりなんだ?」

 

「それは改二になって、コンバート改装という可能性があるのです!」

 

「鈴谷さんも、重巡洋艦から航空巡洋艦、そして攻撃型軽空母になったのです! 電だって駆逐艦から軽巡洋艦になるのも夢じゃないのです!」

 

「いやあ、船体の大きさ的に無理があるんじゃないかな……?」

 

「まっ、やる前から諦めてたらなにもできないわね。電も霞も改二になって、コンバート改装で軽巡洋艦になってみせるわ!」

 

「なのです! 電はまだ改二になってないから、これからなのです!」

 

「そうね……電と違って霞ってば既に改二なのに、ホントバカ……」

 

 いきなり落ち込みだしたぞこの子!?

 

「霞ちゃーん!?」

 

「今まで忘れてたのか……?」

 

「どうして……どうして霞は改二乙で乙型駆逐艦じゃなくて、乙型軽巡洋艦にならなかったの……?」

 

 地面に両手をつきながら、青ざめた顔でつぶやく霞。

 

「知らんがな」

 

「司令官、いつもと口調が違うのです!?」

 

 そんな気分にもなるわ。霞が改二になったのは何年前だと思ってるんだ。

 そしてどうして乙型軽巡洋艦になれると思ったんだ。

 

「あー、なんだ霞。軽巡洋艦にならなくても、駆逐艦にしかできない役割はそれこそ沢山あるだろう」

 

「……分かってるわよそんなの。こんなの、ただ霞がわがままなだけ。そんなこと……」

 

「霞ちゃん……」

 

 なんでシリアスな空気になっているのか。この場合シリアス(笑)だが。

 

「いえ、霞! 諦めるのはまだ早いですよ!」

 

「初霜!?」

 

「初霜ちゃん!?」

 

 またまたいきなり現れた駆逐艦の初霜。電や霞と仲の良い、駆逐艦の一人だ。

 あと、この鎮守府で誰かが突然現れるのは日常茶飯事だ。もう慣れた。

 けどそのうち執務室のドアが壊れないか心配である。

 

「霞、あなたのそれはわがままじゃありません……目指すべき目標――夢です!」

 

「夢……! そう、夢……ね」

 

 初霜の言葉に、なにやら悩みが晴れたかのように霞はつぶやく。

 いやそれで納得するのか。

 

「でも一体どうすれば……?」

 

 そんな二人の横で、電が初霜に尋ねる。

 

「お二人は水雷戦隊旗艦になりたいのでしょう? 臨時旗艦ではなく、正式な旗艦に。それなら、実際に旗艦をやってる人に訊くのはどうかしら?」

 

「それだわ!」

 

「それなのです!」

 

「いやそんなこと訊かれても、阿武隈だって困ると思うが」

 

「きっと阿武隈さんなら道を示してくれるのです!」

 

「ええ、そうね!」

 

「はい、きっと大丈夫です!」

 

「君達の、阿武隈に対する無条件の信頼はどこから来てるんだ」

 

「着任からずっと、電は阿武隈さんにお世話になってるのです」

 

 私の質問に、電は即座に答える。

 阿武隈の面倒見が良すぎるのが悪いのか、頼み事を聞いてくれそうなオーラがそうさせるのか……

 

「そうね……前世から続く縁――かしら」

 

 胸元のリボンを触りながらそう述べる霞。

 霞は阿武隈と縁が深いからな。分かる気もする。

 

「一緒に輪形陣でお祝いしたときに思ったんです……阿武隈さんなら安心してついて行けると」

 

「輪形陣すごいな」

 

 初霜も澄んだ笑顔で答える。だがその笑顔と裏腹に回答は意味不明だった。

 

「なにはともあれ、第二小隊先行します! 阿武隈さんにアドバイスをもらいに行くのです!」

 

 電が霞と初霜を先導して、執務室の扉へと向かう。

 

「そうね! 善は急げよ!」

 

「ええ、行きましょう! 夢のその向こうへ!」

 

 初霜の言う夢のその向こうとはいったいどこなのだろう。

 そんなとき、またまた開かれる執務室の扉。

 駆逐艦達と違ってちゃんとノックしてくれる阿武隈は偉いと思う。

 駆逐艦達は阿武隈に憧れるなら、そういうところをぜひ見習って欲しい。

 

「提督、電ちゃん、お疲れ様! お茶とお菓子をお持ちしました――」

 

「阿武隈さん!」

 

「あのね、霞はねっ」

 

「阿武隈さんに訊きたいことがあるんです!」

 

 執務室に入ってくるなり、阿武隈は電と霞、初霜の三人に囲まれる。

 

「訊きたいこと? 電ちゃん、霞ちゃん、初霜ちゃん。良いですよ、なになに?」

 

「阿武隈さん、霞は……霞達は……軽巡洋艦になりたいの!」

 

「……ふえ?」

 

 霞の言葉に、目を丸くする阿武隈。そりゃそうだ。

 なんとなく武蔵の気分を味わってるかもしれない。戦艦になりたい清霜的な意味で。

 

「正確には第一水雷戦隊の旗艦になりたいのです!」

 

「えっと、電ちゃんは前にも言ってたよね……? え? 霞ちゃんも?」

 

 電……以前から言っていたのか。あんまり阿武隈を困らせないようにな。

 

「電が阿武隈さんを目標に頑張る姿を見て気づいたの……霞も一水戦旗艦になりたいって!」

 

「そ、そうなんだ……」

 

「そして私はそんな二人を応援したいんです! もちろん輪形陣で!」

 

「なんで輪形陣!?」「なんで輪形陣!?」

 

 初霜の輪形陣応援発言に、思わず阿武隈とハモってしまった。なんで輪形陣なんだ。

 

「ふふっ、冗談です」

 

「や、やるわね初霜……霞もうっかりツッコんでしまったわ」

 

「なので、どうすれば軽巡洋艦になれるか教えて欲しいのです!」

 

「ええ!? でもあたしも、生まれながらの巡洋艦で、後から軽巡洋艦になったわけじゃないし……」

 

「そ、そうだよね……」

 

 阿武隈の言葉に、しょぼんとする電。

 

「そ、そうよね……いきなり無茶言って悪かったわ」

 

「つい先走ってしまったわ……いくら阿武隈さんでも、さすがに無茶苦茶でしたね」

 

 霞と初霜もどことなく気落ちしていた。

 

「ご、ごめんね電ちゃん、霞ちゃん……」

 

 そこに、またまたまた開かれる執務室のドア。

 勢いよく、二人の少女が執務室に飛び込んできた。

 

「それでも阿武隈なら……阿武隈ならきっとなんとかしてくれる!」

 

「そこにしびれる憧れる!」

 

 今回ダイナミックエントリーしてきたのは、白露型駆逐艦の一番艦白露、二番艦の時雨だ。

 なんだかんだ仲の良い姉妹二人である。

 もう突然現れるのは諦めたが、せめて優しく開けて欲しい。

 

「無理だからね!? 白露ちゃん、時雨ちゃん! 変な期待掛けられても困ります!」

 

 乱入するなり、阿武隈に無茶を言い出す白露と時雨に反論する阿武隈。

 だが、その言葉にまったくきつい印象が感じられない。

 

「えー?」

 

「えー?」

 

 白露と時雨は不満げな言葉を言いながらも、嬉しそうに阿武隈に駆け寄る。

 

「そんな風にしても無理なものは無理です」

 

「そっかー残念だけど仕方ないよね……」

 

「阿武隈さんには失望したよ」

 

「なんでそんなに辛辣(しんらつ)なの?」

 

 なお時雨は言い方こそきついが、100パー冗談である。

 白露と阿武隈には特にこんな感じだが、それだけ気を許しているのだろう。

 

「もー、悪い子な時雨ちゃんにはおしおきです。えいえい」

 

 びろーんと時雨のほおを引っ張る阿武隈。なんだそのかわいい仕返しは。

 

「ひゃめてひょ、ひゃびゅひゅまひゃん」

 

「時雨ちゃんのほっぺた柔らかいですねえ」

 

「あれくらいだとちっとも痛くなさそうだけど」

 

「阿武隈さんも時雨さんもただ遊んでいるだけなのよ」

 

 微笑ましく見つめる霞と初霜。

 なんでも駆逐艦達のノリに合わせてあげるから、いろいろ無茶振りされるんだぞ阿武隈。

 

「はっ!? 時雨がやられているということは、次はあたし!?」

 

「せーかいです! 白露ちゃん覚悟ー!」

 

「うわー!? にっげろー!?」

 

 白露は素早く、けれど楽しそうに執務室から逃げ去る。

 

「あっ、こら! 執務室で走っちゃ駄目です!」

 

「待ってよ白露。僕だけなんて不公平だよ」

 

 時雨も白露を追いかけて、執務室を早足で出て行く。

 

「なのです! 白露ちゃん止まるのです!」

 

「あっこら! 電こそ走っちゃ駄目じゃないの!」

 

「そういう霞も走っちゃいけません!」

 

 そうして、皆して執務室を出て行ってしまう。

 

「……三人分のお茶とお菓子どうしようか」

 

 おっ、これ阿武隈の手作りのクッキーか。阿武隈のお菓子おいしいからなあ。

 よーし、勝手に走って行っちゃった電のおしおきとして、食べちゃうぞ~!

 

 

 

 このあと滅茶苦茶怒られた。

 鎮守府は今日も平和です。




阿武隈さんが好きな提督がもっと増えますように。
阿武隈さんと駆逐艦の子達が仲良くする作品がもっと増えますように。

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