尾丸ポルカ
「おまる座」というサーカス団の座長を務めるフェネックの獣人。
元々は父親のサーカス団に所属していたが、方針の違いから派閥が分かれ、自らが率いていた派閥の団員を連れて新たに自分のサーカス団を設立した。
気さくで、人々を笑顔にすることが大好き。
ただし、ピエロのロールプレイをするのは苦手なのか、たまにボロが出そうになることも。
また、幻術を得意としている彼女は、その幻術をサーカスで披露するだけではなく、戦術に転用することもある。
最近は、獅子族の文明を取り入れ、機械に頼った幻術、いわゆる「ホログラム」にも手を出してみたらしい。
「……銀獅子族、滅びたみたいだけど……大丈夫か?これ」
金髪に映えるリボンは、かつて「異世界から来た少女」より貰い受けたものらしいが……。
紫咲シオン
魔界学校の黒魔術科(一年生)に所属する少女であり、「ナキリ」による襲撃の中で、唯一生き延びた生徒。
容姿や言動は少し幼いが、得意としている黒魔術は一人前。
ついでに、実はクソガk……ではなく、「(自称)オトナのお姉さん」。
黒魔術の中でも、特に物理的な力や光など、エネルギーを操る魔術が得意であり、魔術の使用が適さない環境でも、自身にかかる重力を魔術に肩代わりさせ、軽量化した身体を活かして素早く立ち回る。
また、自身を強化したところで太刀打ちできない相手だと判断した場合は、逆に相手を重くして魔術を使うこともある。
いずれの魔術も射程距離は短く、最近は「一気に距離を詰めることができる魔術」と、「遠くの相手を撃ち抜く魔術」を研究中らしい。
癒月ちょこ
魔界学校の保険医を務めていた悪魔であり、「ナキリ」による襲撃の中で、唯一生き延びた職員。
とろけるような声と妖艶な容姿で、「(通称)オトナのお姉さん」として、男女問わず生徒達からの人気は高かったが、実は以外と幼いところがある。
麻酔針や毒メスなど、医療器具を転用した道具で戦うことはできるが、本人は勿体無く思っているらしい。
また、保険医であるだけに白魔術が得意。
バフや体力回復の魔術で、生徒達の健康な生活をサポートしていたが……今やその技術は、完全に戦闘にしか使わなくなってしまった。
務めている学校がもう無いのだから。
百鬼あやめ
かつて、魔界学校の初代生徒会長を務めた鬼の戦士であり、その力故に、いくつもの世界に蔓延る鬼に対しての抑止力となっていた少女。
二刀流ならではの戦闘スタイルを活かし、絶え間ない連撃を繰り出して相手を翻弄する。
柄が黒い方の刀が「大太刀・
剣術の腕前は達人級で、様々な世界の流派を取り入れては、自身の技や妖術と組み合わせたりしている。
1500年も生きているためか、いくつもの流派を齧っているにもかかわらず、その一つ一つが極みの域に達しており、その技量は剣豪さえも凌駕するほど。
また、学生時代に妖術を嗜んでいたため、鬼火を操って戦うこともできる。
鬼にしては珍しく穏和な性格だが、鬼特有の狂気を抑え込んでいたため、いつか自分が内なる狂気に呑み込まれてしまう日を恐れていた。
しかし、そんな日が来る前に、彼女は突然に命を落としてしまう。
なぜ、熟練の剣士である彼女は死んでしまったのか。
そして、彼女を殺すことにメリットを感じる者はいたのか。
彼女の死には、あまりにも謎が多すぎた。
亡者の王、「ウルハ 【名称喪失】」
「カバー」の地に突如として現れた亡者達の軍団、その長。
一度だけ、自身の名を名乗ったことがあるが、狂気に呑まれているためか、まともな会話は不可能。
また、その際に名乗った名というのも、「ウルハ」より後が、何らかの影響により聞き取り不明な言語として発音されたため、「【名称喪失】」と表記せざるを得なくなってしまった。
主に白骨化した人間を含む動物達の死骸を操りながら「カバー」を徘徊し、行く先々を蹂躙する。
ナキリ
「ウルハ 【名称喪失】」の「オトモダチ」であり、かつては心優しき鬼の戦士であった少女の未練そのもの。
狂気に呑まれているためか、会話は不可能。
彼女のオリジナルである「百鬼あやめ」と比べて技量は落ちているが、それでも、二刀流と妖術を組み合わせた独特な剣術で、比類なき強さを発揮する。
魔界学校
カバーの深淵、すなわち魔界に存在する唯一の学校
小学校、中学校などの区別が無く、14年、もしくはそれ以上に渡って様々な教育が為される
魔術や妖術、呪術などの研究が盛んであり、それぞれに専門の学科が設けられるほどだ
しかし、そんな学校の長きに渡る歴史は、突然に終わりを迎えた
彼らは、遺骨に目を向けていなかったのだ